湊さんに「カスッ!」って言われるんですねw
死神くん面白いな!しにバラとのクロスやってみようかな?
・・妖怪ウォッチとブラブレがやりたい・・
錬達が、ミドガルズオルムインベスの胃の中にいる頃
「どうすりゃいいんだあ!?」
海の海岸では、勇希が何とかミドガルズオルムインベスを探していた。
しかしかなり広い海のため捜索が困難だった。
その時、海面からミドガルズオルムインベスが現れた。
「ぬお!?」
勇希は変身して戦う体勢を取っていた。
「グ!?・・」
「!?」
だが、ミドガルズオルムインベスはいきなりもがき苦しみ始めた。
ドラグーンはそれが何故なのか分からなかった。
「おおりゃああ!」
ミドガルズオルムインベスの胃の中では、俺達が変身して暴れていた。
一体何故かは、これが海崎の案だったのだ。
このインベスの中で暴れれば、ミドガルズオルムインベスは苦しみ始め、吐き出し、脱出出来るはずだと考えたのだった。
「まあ、予想の範疇だよなこの案って」
俺達は、極力胃に攻撃するようにしている。
しかもインベスを交えての大暴れをしていた。
「?なんでしょうこれ?」
そんな中、オルヴェアが何かを見つけた。
それは皮膚から突起のような物だった。
オルヴェアはミョウガタケブラスターxブレードでそれを突ついていた。
その時、後ろからサンヨウチュウインベスが声を上げて現れた。
「ぴ!?」
オルヴェアは驚いたが、驚いた拍子にブレードがその突起に深く刺していた。
その瞬間、胃の中が強く揺れ始めた。
それはミドガルズオルムインベスが苦しみ始めたからだ。
「わお一体全体どうなった?!」
俺は桐沢に何をしたかを聞いてきた。
オルヴェアは、この突起を刺した瞬間暴れ始めたと言った。オルヴェアが刺した物は、口蓋垂だった。
口蓋垂とは、喉にある突起のような器官である。
そしていきなり、ドドドド!・・大量の水が押し寄せてきた。
「ふぬお!?皆!」
「分かってますわ!」
「計画通りてとこだな」
「マキ!俺の手にしっかり捕まれ!」
「ええ!」
皆は木材や沈没船に捕まって流されないようにした。
海岸では、もがき苦しむミドガルズオルムインベスを見ていたドラグーンはとりあえず様子見した。
「む!?」
「グアー!?」
ミドガルズオルムインベスはいきなり口を大きく開けて、大きなくしゃみをした。その瞬間、口から大量の海水を吐き出す。
他にも、木材や沈没船の破片、インベスが出てきて、その中に錬達の姿があった。
「お前等無事だったか!」
「ああ、なんとかな。って見てないでこのインベス達をどうにかしてくれ!」
「あ、ああ」
ドラグーンが皆が無事に脱出出来たことを確認し、ついでに出てきてしまった残りのインベスを一掃し安堵していた。
ヒュー・・
「ん?なんだ?」
安心したその瞬間はるか頭上から、何かが降ってきて・・
「げごふ!?」
その何かが俺の頭に激突して目を回し気絶してしまった。
「ちょっと錬!?」
「お兄ちゃん大丈夫!?」
優実とマキはいきなりのことで驚き、俺を心配し始めた。
「ほう?コイツァは・・」
降ってきた物を黒崎が確認するとどうやら宝箱のようなものだった。
「不味い!」
「!」
ミドガルズオルムインベスが落ち着いた瞬間、黒崎達は臨戦体勢を執ったが、ミドガルズオルムインベスはそのまま海に還って行った。
「あれ?・・まあいいか・・」
「うーん・・痛ってえー・・」
「危機一髪だったな」
俺はやっと目を覚ました。
「コイツ開けてみようぜ」
「宝箱だったのか」
降ってきた宝箱の中から、中世時代の金銀財宝が入っていた。
「うわお!・・」
多分、あのインベスの中に宝物船があったみたいだった。
これをどうしようか?と考えていると、海崎が
「持ち主無き財宝を取っても別に罰は当たらないだろう」
と言うことを言い出した。
「・・まあそうなるわな」
とりあえず折角だからという事で全員が一つずつ貰う事に。
海崎は青色のブレスレット、青村は黒崎が選んだであろう藍色のネックレスを、優実がルビーのペンダント、桐沢がダイヤのブローチ、花村は海崎が選んだ緑と赤の混じった模様とサファイアが装飾されているリボン、黒崎が黒い不思議な模様のチョーカー、荘乃院はエメラルド装飾のペンを選び取り掴んだ。
「お?マキ、これを」
「これ・・」
「お前に絶対似合うと思ってな!」
「錬・・」
マキは俺が彼女の為に選んだ鮮やかな虹色の花の髪留を貰う事になった。
「でも今は付けないわ」
「そうか」
で俺はというと
「なんだこりゃ?」
俺が目に止めた宝物はチェーンが繋がった虹色のキューブだ。
でも意図は分からない。
残りの財宝は荘乃院の案でユグドラシルに持ち帰り調査するという事になった。
マキと瑠峰は、一旦ユグドラシルに戻り今回の報告をすることに。
マキは錬と優実にある約束をした。
この任務が終わったら、ユグドラシルを抜けて必ず皆に会いにいくという約束を。
そして、俺と優実、桐沢、マキはお互いのメアドと電話番号を交換した。
そしてしばらくしてマキと瑠峰は皆と別れた。
マキは前とは違う清々しくてまるで胸のモヤモヤが消えたような表情だった。
戻る途中に瑠峰から
「行く時とは、全然表情が違いますね」
と言われ、マキは、
「フフ、そうかしら?」
と返した。
マキは清々しい表情の中にある決意があった。
(錬との約束は絶対に果たす。たとえマナお姉様が邪魔をしてこようとしても必ず!)
彼女はそう心の中でつぶやきながらユグドラシルに戻っていった。