仮面ライダー鎧武~異質な戦種   作:カオスサイン

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EP七十五「異界の神殿Ⅷ 隼翔の新たなる決意」

ミドガルズオムインベスから脱出しユグドラシルへ一時報告をしに戻ったマキと瑠峰。

「ほう・・中世代の巨大インベス、その体内に別の種類の多数のインベス、それに財宝とはね・・」

「はい」

瑠峰からの報告を聞いて凌馬はまた新たな謎に対し興味津々であった。

「では、引き続き残りの五体の捜索調査をお願いするよ

「了解です」

「・・・」

マキは錬からの薦めで持ち帰った髪飾りをマナにバレないように握りしめていた。

その頃

「そういや、烈太の奴一体どこにいるんだ?葉安己さんさえもいないし・・」

ゲイルガイのベースがもぬけの空な事に俺は不審に思った。

だがすぐに

「烈太!?・・それに隼翔!?・・一体その傷はどうしたんだ?!」

「錬さん!それが・・」

二人が酷い怪我を負い、隼翔が烈太を背負いながらベースに帰ってきた。

「・・奴め・・あんな力を隠し持っていたとはな・・」

「もしや・・」

俺の予想はどうやら正しかったようだ。

烈太の話によると葉安己さんが桐生業斗に人質にとられてしまったようなのだ。

どこまでも下種な奴め・・

葉安己さんを取り戻そうと隼翔と烈太は協力し奴に立ち向かったが奴はどうやらゲネシスドライバーを隠し持っていたようで返り討ちにされてしまったようだ。

「クッ!?・・なんてことだ・・」

「隼翔さんのせいじゃねえ・・俺がもっとしっかりしていれば・・」

二人は嘆く。

「あの野郎・・」

俺も本気で怒る。

だが

「貴様に手を借りる程俺は弱くない!・・」

隼翔は俺の差し伸べた手を振り解く。

「烈太・・奏獄寺・・迷惑かけたな・・お前等はこの街とビートライダーズの品位を守ってやれ!

安心しろ葉安己は俺が必ず業斗の魔の手から取り戻す!

二度と奴に敗北させられる訳にはいかん!」

「隼翔さん・・」

「隼翔・・アイツ・・」

隼翔はそう言い残しベースを出て行った。

そして、その直後彼に転機が訪れる事となる。

「力をご所望ですか?」

「貴様は・・ユグドラシルの連中がこんな所で何をしている?」

烈太達の前で恰好の良い事を言った反面、今のままの自分ではコルテスに勝てる見込みは見当たらなかった。

街をふらついていた隼翔は戒斗への勧誘を済ませた耀子と遭遇した。

「駆紋戒斗、彼からヘルヘイムの未知の存在、オーバーロードの事は聴いているはずよね」

「ああ・・それがどうした?」

「あなたにコレを渡す様にプロフェッサー凌馬から」

「なんだと?」

耀子は持ち運んでいたジェラルミンケースの中身を隼翔に見せる。

その中には、ゲネシスドライバーとロックシードが入っていた。

「こいつは!・・何のつもりだ?・・桐生業斗は貴様等の仲間のはずだ。

敵対する俺に力を与えて一体何を企んでいる?」

隼翔はより一層不審に思い警戒を外さない。

「蚊嶋隼翔、あなた何か勘違いしているようだけど桐生業斗、彼はユグドラシルの正式な社員ではないわ。

彼の性格はあなたも存じているでしょ?

いざという時には平気な顔をして好き勝手な事をやりかねないわ。

それでは我々にも影響を及ぼしかねない」

「だから、俺が奴の抑止力になれとそういう事か?」

「ええ、流石話が早くて助かります。

余談と言ってはなんですが桐生業斗にまつわる話を一つ・・」

「何?」

耀子は業斗のトップシークレットを隼翔に話す。

「ほう・・そうかそうか・・尚更奴に負ける訳にはいかなくなったな!」

「光栄ですわ。それとオーバーロードの調査もお願いします」

「いいだろう!」

耀子からゲネシスセットを受け取り隼翔は歩き出した。

 

 

 

 

 

 




次回!
最愛の人に再会した弘司だったが・・
彼を苦しめようと武富と橙成の手により誘拐されてしまう。
怒り狂った弘司は変身しエツィオと鎧武・烈に挑む!
だが・・彼等の非道な策略にはまり不意をつかれ・・
「異界の神殿Ⅸ 血を受け継ぎし者 前編」

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