「御迷惑、御心配をおかけしてしまいどうもすみませんでした!」
「ああ」
葉安己さんを助け出した隼翔は彼女と一緒に顔を出しにきた。
「それでさ隼翔も」
俺は隼翔に巨大インベス退治作戦の話を持ちかける。
が
「フン、俺にはやる事がある。貴様等で勝手にやってろ」
この通り断られてしまう。
「隼翔・・お前まさかオーバーロードを?」
「・・」
隼翔はそれからは無言で去って行ってしまった。
「隼翔さん・・」
「アニキ・・」
そんな隼翔の対応に葉安己さんと烈太の二人も残念そうにしていた。
ピピ!
「!」
来た!俺は急いで送信されてきたメールを見た。
「これは・・」
黒崎からではなくマキからの情報だった。
彼女からの情報が先に入るとは予想していなかった。
それにはこう書かれていた。
「「ヘルヘイムの海に多数のサメのインベスが現れたわ。
恐らく手配書の巨大インベスにも関係しているはずよ」」
「皆行こう!」
マキからの情報を見た俺は黒崎達にも連絡を入れ、他の皆と一緒に向かう準備をした。
その頃、ヘルヘイムの樹海
「やっ!」
エンプレスはある提案を遂行する為に突如出現した多数のサメインベス、シュモクザメインベス、ノコギリザメインベスの軍勢との戦闘に入り、苦戦を強いられていた。
「もう!数が多過ぎるわ」
エンプレスは段々と嫌気が差してきていた。
「ガー!」
「しまった!?」
エンプレスは隙を与えてしまいノコギリザメインベスがその牙を向けてくる。
「危ない!」
俺達が海に着くとマキが一人で戦っていた。
見るとノコギリザメインベスが隙を突いて彼女に攻撃を加えようとしているではないか。
「ロックオン!はっ!」
俺はゲネシスドライバーで変身し矢を放つ。
「錬!」
「マキ!無事か?!」
俺はマキをインベス達から距離をとらせた。
「ええ大丈夫よ」
「よかった・・って言っている暇じゃないか」
「そうね」
サメインベス軍勢は優実達が抑えてくれているがこれでもかといいたげにドンドン湧いてくる。
「お兄ちゃん!早く!」
「分かってる!マキいくぞ!」
「ええ!」
俺とマキも突撃する。
「やあっ!」
「うらあ!」
確実に矢を当て数を減らしていく。
「弘司、頼む!」
「OK!」 [ネイキッド・アームズ!ジェフテイーイズアウェイクニングスタートアップ!]
ジェフテイーはネイキッドアームズになりスペルロックシードを取出し、マイクカリバーに装填、唱える。
「「ファイア」!」
火球が作り出され飛び出してきたサメインベス達を燃やす。
「まだだよ!「ブリザード」!」
更にスペルを唱えサメインベスを氷漬けにした。
「おっしゃ!マキ!」
「良いわ!」
俺とエンプレスはハンドルを捻る。
[ナシエナジー・スカッシュ!]
[ゴボウエナジー・スパーキング!]
「さーあーいーやーあー!!」
「やああああ!!」
同時に放ったエンプレスインパクトと俺の強化無頼キックで氷漬けになったサメインベスは跡形も無く爆散し、ようやく全部を倒す事に成功した。
「さてと・・」
「さっきの続きを話すわね」
マキが情報の詳細を話す。
内容はさっきのサメインベス軍勢を率いた巨大なインベスの事だった。
「そのインベスの名は「海凶の死神鮫」タナトス!」