ポケットモンスターS   作:O江原K

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第64話 ブースター

 

突然の大爆発に観客席から大きなどよめきが起きた。全ての技と行動が最後のポケモンの

ためのサポートだと思われていたナッシーが、フーディンが迫ってきた瞬間を狙って

自らはじけ飛んだ。完全に出し抜いた、してやったりの一撃だった。

 

「油断させておいてからの絶妙なタイミングで大爆発、私がやられたのと同じだわ。

 エリカのような戦法の次はアンズ、あなたの十八番を彼はやってのけた」

 

「グリーンさんはあたいとジムリーダー歴も年齢も一番近くて、気軽に質問できる

 師匠のような人です。いろいろ教えてもらうことばかりですが自爆の極意に

 関してはコツを教えてくれと頼まれてあたいのほうが先生として・・・」

 

アンズが得意げにカリンにそのことを話そうとしたが、カツラの声に遮られた。

 

「な・・・何ということだ!見ろ、あの中にいる・・・あいつは軽傷だ!」

 

ナッシーの全力の攻撃も規格外の怪物には通用しなかったというのか。

やがて爆発による煙が晴れ、そこにはほんの少しだけダメージを受けた

フーディンが立っていた。バリアーやリフレクターのようなものはない。

 

 

『うわ―――――っ!フーディンは無事だ!まさに化け物――――――っ!!』

 

「ホッホッホ・・・直前でだいばくはつの発動を察知し直撃を回避しました。

 いろいろとやってくれますね。ですがこれがあなたたちの切り札であった

 ならば残念なことにわたしには全く・・・・・・」

 

奇襲攻撃は失敗した。しかしグリーンはいまだ笑みを浮かべたままだった。

 

「ハハッ・・・こいつは想定済みさ。おれたちの作戦は最初から変わっちゃいない!

 おれが最も信じ、愛している最強のポケモンがお前を討つ―――――っ!」

 

「何のことやら・・・・・・うぐっ!?」

 

フーディンの腹部に衝撃が走った。無防備だった腹に突進攻撃を受けていたのだ。

そこにはブースター、グリーンの三体目のポケモンが息を荒くして攻撃を決めていた。

激突の勢いでフーディンは空中に舞う。内臓を痛めたのか、口からの出血もあった。

 

「ゴホッ・・・な、なるほど・・・だいばくはつですらそのブースターを生かすため

 わたしの注意を逸らすことが最大の目的であったと・・・・・・」

 

「お―――っと!そう簡単には休ませね――――――っ!!」

 

「ブリャァ―――――――ッ!!」

 

グリーンの声と同時にブースターが駆け出す。フーディンの地面への落下を許さず、

まだ空中にいるうちに何度もすてみタックルで追撃した。拷問に近い地獄の鬼攻めだ。

 

『ブースターこれは速い――っ!素早い攻撃でフーディンを追い詰める―――――っ!』

 

「この速攻・・・!まるでマチスさんのバトルのようです!」

 

「そして好機と見るや攻めて攻めて攻めまくる!カスミくんの信念そのものだ!」

 

アンズとカツラはグリーン、そしてブースターの攻勢を見て思わずそう言ったのだ。

グリーンのバトルの進め方はもしや・・・と頭で微かに考えながら。

 

「結局はじめからこのブースターに全てを託していたってわけね。やるじゃない。

 寄り道したりせずに一直線、その固い意志・・・ニビジムのタケシみたいだわ」

 

カリンの言葉で皆確信した。グリーンの戦いはカントーのジムリーダーたちの

戦術、特徴、ポリシーを映し出したものだ。彼のジムリーダーとしての三年間の

集大成と言えた。チャンピオンであった時代の栄光を捨てて謙虚に学び続け、

地道にレベルアップを重ねていたのだ。非凡な素質を持つグリーンが真剣に

ポケモンバトルの研究に励んだことでカントーの現役最強の座を手にしていた。

 

「ヌヌゥ~~~~ッ」

 

ようやくフーディンが地面に落下しダウンした。それでもすぐに立ち上がり、

 

「なるほど・・・なかなかのものですね、あなたとブースターの力は。ですが

 この程度ですか?わたしを真に楽しませるためにはまだ足りない」

 

「フ・・・その期待に応えてやるぜ。おれは誇り高きカントージムリーダーの

 頂点に立つ男だ。みんなのためにも負けられねぇ。そしてお前を倒すのは

 ブースターの必殺技だ!お前を地獄に引き渡す・・・この燃え盛る炎でな!」

 

ブースターがだいもんじの構えに入ろうとする。炎のスペシャリスト、カツラが

最高の技と評するだいもんじ。カツラの指導によって威力は初めて習得した

ときとは比べ物にならないほどに増している。主人同様若くて伸びしろのある

ブースターだからこその吸収力の高さで技に磨きをかけ、確かな必殺技とした。

 

「・・・カントーのジムリーダーたちの模倣ですか?最後は炎のカツラを・・・。

 ですがグリーンさん、あなたは最も大事な方から学ぶことを忘れています。

 カントーどころではない、この国・・・いやこの世界の頂点に立つべきお方、

 わたしのトレーナーであるナツメさんこそあなたが教えを乞うべき存在です。

 ナツメさんに比べたら他の者たちなどクズ同然。あなたも含めてね」

 

「ナツメ?あいつから学ぶことなんてこれっぽっちもねーよ。何が世界の頂点だ!

 お前らがこれから行くのは地の底だ!這いつくばらせてやるぜ―――――っ!!」

 

ブースターの火力が溜まり、敵を焼き尽くすべく全身を震わせた。

 

「ブッバァ――――――!!」

 

「いけ――――っ!!これがおれの・・・おれたちの全力だ―――――っ!!

 カントーの七人のジムリーダーの思いを乗せたとどめの一撃だ―――――!」

 

「ホーホッホッホ!炎ですか!ならばわたしも―――――っ」

 

フーディンの意味がありそうな言葉を無視してブースターはだいもんじを放つ。

何を企んでいようが先に倒してしまえばいいだけだ。こちらのほうが速かった。

 

「シャ――――――ッ!!」

 

「この程度の炎なら・・・ほのおのパンチ―――――っ!」

 

ブースターの炎に怯むどころか自ら駆けていき、右の拳を突き入れた。それだけでも

異常な行動であるが、その結果は更に人々を騒然とさせるものとなった。

 

 

「ブ・・・ブイ―――――ッ・・・・・・」

 

『な、な、なんと――――――っ!!ほのおのパンチで炎を完全に相殺した!

 これは信じられない!炎の本職であるブースター、しかも最大の火力を誇る

 だいもんじの技を・・・フーディンはパンチ一発で打ち消してしまったのです!』

 

フーディンを飲み込むはずの炎が完全に止められた。それほど力の入っていない

パンチで全身全霊の必殺技が無効化された。グリーンとブースターに衝撃が走る。

 

「そんな・・・!今おれたちの持つ全てを出し尽くしただいもんじが・・・」

 

「あなたたちの全てがその程度だったにすぎません。わたしはこのだいもんじを

 避けようと思えば簡単に身をかわすことだってできました。それでもこうして

 付き合ってあげているのはあなたたちの非力を明らかにし、どう戦っても

 我々には勝てないと知らしめ絶望を与えるためなのです!ハァッ!!」

 

ショックを隠せないブースターに近づき、フーディンはもう一度ほのおのパンチを

放った。炎を操り敵の炎を苦としない相手をあえてこの技で痛めつけることで

肉体だけでなく心までも削りに行くフーディンの残酷さが出たシーンだった。

 

「・・・ギャガァッ・・・・・・!!」

 

想像を超えたダメージを受け、ブースターはうつ伏せにダウンした。このまま

起き上がらなければ戦闘不能とみなされ、グリーンの負けが決まってしまう。

気力を奮い立たせ執念で再び立ったとしてもフーディンには余力がたっぷりと

残っている。観客たちから失望の溜め息が聞こえてきた。

 

「・・・やっぱりダメかぁ。まあブースターじゃ仕方ないか・・・」

 

「レッドのピカチュウかサカキのスピアーならいい勝負ができただろうに。

 あれだけお膳立てしてもらってこの程度ってのがなァ」

 

グリーンは腹立たしい気持ちを堪えてそれらの言葉を無視した。しかし

フーディンが反応しないはずがない。愉快そうに彼らの声を拾った。

 

「この大観衆のがっかりとした様子・・・あなたたちにもおわかりでしょう。

 ブースターさん、あなたの貧弱ぶりは多くの人々の期待を裏切りました。

 イーブイとして生まれ幅広い未来が待っていたのによりにもよって『ハズレ』、

 『期待外れ』であるブースターに進化した時点でそもそも敗北者であったのです。

 そうなるように導いたグリーンさんの責任もなかなかに大きいと言えますね」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「これではレッドさんのピカチュウに勝てないのもわかります。前のお二人が

 必死になって道を備えてくれた結果がコレなのですから・・・ホッホッホ、

 長引かせる価値のあるバトルでもなし・・・もう終わらせましょうかね」

 

フーディンの一言がブースターの引き金を引いていたことにこの時点ではまだ誰も

気がついていない。グリーンがレッドと比較されるのを嫌うように、ブースターに

ピカチュウの話は禁句だった。倒れながらも両目に活力が戻ってきていた。

 

 

 

 

『今日はお前たち二人の旅立ちの日!それぞれにわしからポケモンを授けよう。

 まずはレッド、お前にはこのポケモンじゃ。イーブイという・・・』

 

『おいじいさん!おれにもくれよぉ!』

 

『そう焦るな、グリーン。お前にもちゃんと用意しておるから待っとれ!』

 

あの日、イーブイはレッドの手に渡るはずだったのだ。大人しいレッドのために

オーキドは気性の穏やかなポケモンを与えようと考えたからだ。草むらに入り

危うくピカチュウの電撃を食らいそうになったレッドもこのイーブイであれば

安心だと思いながらモンスターボールに手を伸ばした。ところが、イーブイが

いままさしくゲットされようかという寸前になってグリーンに閃きが走った。

あれは自分が手にするべきポケモンだと。気がついたらレッドを突き飛ばしていた。

 

『お、おいグリーン!何をしておるんじゃ!それはレッドの・・・』

 

『ヘヘッ!やっぱりこいつはおれのモンだ!おれがもらった――――――っ!!』

 

力ずくで奪い取り、自分のものだと言って聞かなかった。もともとわがままなところが

あるグリーンだがこれほどまでに己を押し通そうとするのは稀で、仕方がないので

オーキドのほうが折れてグリーンにイーブイを渡すことにした。

 

『まったく呆れたものじゃ、すまんのうレッド。レッドにぴったりなポケモンだと

 思ったのじゃが・・・グリーンに渡す予定だったポケモンを持っていくがいい』

 

『・・・・・・・・・』

 

グリーンだけでなく、実はイーブイにとってもこれは『運命の出会い』だった。

はじめレッドのポケモンとなろうとしていたときには感じなかった何かを

グリーンからは強く感じ取り、彼が自分の主人となり、彼と共に成長することが

できるのならば必ず未来は明るいという確信をこの僅かな時間で抱いたのだ。

 

『・・・ピカ~~~~ッ・・・』

 

『む、こいつはさっき草むらでお前を守るために捕まえたピカチュウじゃないか。

 なに、レッド!こいつを連れていきたいというのか!?かなり扱いが難しそうな

 ポケモンじゃが大丈夫か?まあ駄目とは言わないが・・・』

 

このときグリーンたちの裏でもう一組、後の黄金コンビが誕生していた。ちなみに

オーキドが本来グリーンに与えるはずだったポケモンは何だったのか、いまだに

明らかになっていない。こっちにしておけばよかったと言わせないためだった。

後々になってそんなことになってはそれを耳にしたポケモンは傷つき、絆が

失われることだろう。三番目のポケモンに触れることなく二人を旅立たせた。

 

 

『待てよレッド、せっかくポケモンをもらったんだ、ちょっとおれの相手しろ!』

 

『ピッカァ―――――!!』 『ブイ―――――!!』

 

最初の勝負。結果はグリーンとイーブイの勝利だった。その後もレッドとピカチュウ

には連勝を重ね、他のトレーナーたちにも負けなかった。実力と自信が増し加わり、

グリーンがイーブイとなら頂点に立てると思い始めたころ、イーブイもまた同じく

グリーンとなら自分は最強のポケモンになれると胸を躍らせていた。

 

 

『・・・これがお前を進化させる石・・・さあ、どれを選ぶ?』

 

『・・・・・・ブイ――――ッ!』

 

水の石、雷の石、炎の石・・・三つの石のなかから自ら炎の石を選び、イーブイは

ブースターとなった。体内に炎袋を持つ炎ポケモンの姿にグリーンは激しく興奮した。

 

『おおお・・・見違えるようにカッコよくなったじゃねーか、オイ!これはもう

 チビだなんて呼んでたら失礼だよな、今日からお前の名前は・・・・・・

 スターオーだ!ポケモンバトルの王様になる、スターオーが新しい名前だ!』

 

『ブハッ!ブハッ!』

 

『これでもうレッドに負けることはないな。この間のポケモンタワーでの負けは

 考えなくていい。あれはまぐれだった・・・二度とあいつには勝たせね――――っ!』

 

 

ところがこれ以降レッドとのバトルに勝てなくなる。接戦にはなるもののピカチュウと

ブースターの一騎打ちに持ち込まれて競り負ける。バッジを八個集めてこれから

チャンピオンロードに向かおうというところでもグリーンたちは敗れ、ポケモンタワー

での戦いから数えると屈辱の三連敗だ。ラッタが事故で命を落とし戦える精神状態で

なかった最初の敗北はまだ言い訳ができるが今回は明らかな力負けだった。

 

『ちっ・・・今回はお前にツキがあったみたいだな。ところでお前のピカチュウ・・・

 まだライチュウにしないのか?なかなかの強さなのは認めるがそのままじゃあ

 とてもポケモンリーグでは通用しないぜ?』

 

『・・・・・・これはピカチュウ・・・マックイーンの希望だ。雷の石を

 あげてはみたけどとても嫌がるんだ。だから進化はさせない』

 

『ハッ・・・相変わらず甘い野郎だぜ。次はおれが勝つのは決まったな、こりゃ』

 

ブースターは考えた。あのとき自分は大きな過ちを犯したのではないかと。

まだ幼いころから将来はブースターになりたいと願い、それは果たされたのだが

別の選択をしていればピカチュウに後れを取ることなどありえなかったのではないか。

実際はブースターに落ち度があったのではなくピカチュウが急成長しているだけで

あったのだが、どうしても敗戦を自分のせいにしてしまった。

 

旅立ちの時から関係が良好だったグリーンたちとは違い、ピカチュウがなかなか

心を許さず懐かなかったレッドたちが力を出し切れていなかったのだ。旅を続け、

ロケット団相手の負けたら命はないという文字通りの死闘や野生ポケモンの群れに

囲まれ逃げ場がないといった多くの困難を力を合わせ乗り越えたことでついにレッドと

ピカチュウも真の友情で結ばれた。そしてエリカとの修業によってレッドの

才能が開花し、ピカチュウへの指示が常に完璧なものとなり、ピカチュウ自身の

能力もレベルアップしたことで以前とは比較にならない強さを物にしていた。

 

『・・・・・・ブイィ・・・・・・』

 

『何落ち込んでやがる。次勝てばいいだけの話だろ!さ、ポケモンセンターに行くぜ。

 のんびり休んでうまいモン食ってとっとと忘れようぜ』

 

グリーンはレッドに敗れても一度も自分たちを責めたことがない。トレーナーとして

レッドよりもずっとグリーンのほうが上なのだから負けたのは自分たち、いや自分の

力不足が原因であることは確かだ。それなのにグリーンはただの一回も、『おれが

ピカチュウをもらっていたら』とか『シャワーズかサンダースにしていたら』などと

言わないのだ。ブースターは申し訳ない気持ちを脇へ押しやり、発奮のための

材料とした。グリーンが言う通り、次勝てばいいだけだ。今度レッドたちと戦うと

したならばそれはポケモンリーグの最高峰でのバトルだ。何らかの大会か、または

グリーンがチャンピオンでレッドがその座を奪おうとする挑戦者という戦いか。

ブースターは熱く燃えた。必ずグリーンを世界で最強のトレーナーにするんだと。

 

 

『ブースター・・・戦闘不能!バトル終了、挑戦者レッドの勝利!』

 

最後はピカチュウのかみなりにブースターもだいもんじで応じ、どちらの大技が

命中するかという勝負だったが、炸裂したのはピカチュウの一撃のほうだった。

ブースターは倒れ、同時にグリーンの王権は終わりとなった。

 

『いい勝負だったな。会社休んで見に来たかいがあったぜ。手に汗握る好勝負だった』

 

『そうだな、でも勝敗を分けたのは互いのエース、ピカチュウとブースターの

 力の差だろ?この差がそのまま勝ち負けに響いちまったよな』

 

屈辱の敗北だった。そしてリベンジの機会がないままピカチュウはレッドと共に

いなくなってしまった。それから今に至るまでブースターはトキワジムで

ジムリーダーとなったグリーンがジムに挑みに来た上級者の中でも本気で戦う

必要を感じるほどのトレーナー相手の切り札として果敢な挑戦を退けてきた。

しかしいつも思っている。自分はグリーンに恩返しができているのか。彼が

自分を選んでほんとうによかったと喜ばせるためにまだまだ足りていないと。

グリーンがもう一度頂点に立つ夢を捨てていないのなら、今度こそ勝利を

もたらすことで愛する主人や仲間たちと最高の瞬間を味わいたいと願っていた。

常識離れした強敵フーディンを倒せばそれは叶えられることだろう。

 

 

 

 

「ブ・・・ブイ――――――ッ」

 

とどめをさされるのを待つばかりかと思われたブースターが立ち上がり、

再びフーディンに向かってだいもんじを放とうと体内の熱を集め、一気に

解放しようと口を開いた。だがそこにフーディンの魔手が迫った。

 

「ホッホッホ・・・大人しくしていれば楽に戦闘不能となれたのに・・・。

 あなたの最大奥義なんてわたしが片手間に繰り出すパンチ以下であると

 まだわかりませんか?ならば何度でも教えなければなりませんね――――っ!」

 

「ガブァッ・・・・・・!」

 

フーディンのほのおのパンチがブースターの吐き出した炎を跳ね返し、その左頬を

殴り抜けた。ブースターの顔面を流血で染めただけでなく、炎が全身に燃え広がり

炎上した。己の最大の武器が己の体を焼き尽くそうとしている。なのにどうしたわけか

ブースターは笑っているように見えた。こうなることを望んでいたかのようだった。


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