問題児が普通の人外とともに異世界から来るそうですよ? 作:賢者
因みに家族団らんなのでクリボッチなんとか回避しますた。
彼女?何それおいしいの????????
黒が上から舞い降りてきた。
魔王の象徴である『黒い』ギアスロールは全てを飲み込まんとするような漆黒にその身を
染めていた。
しかし、彼―月城優馬―の視線は一切の躊躇もなく黒のギアスロールと言う視覚情報を
捨て去った。
「アンタ誰さ?少なくともここには観光目的出来たわけじゃあ無いよな」
見上げた場所には黒白のゴシックロリータ纏ったショタっ子が堂々とした様子で見降ろし
ていた。
「まぁね、一応このお祭りを台無しにしようっていう集団の外部協力者……所謂ゲスト
ってやつさ。そこまで気にしにでもいいよ人間」
成程、あの中々にキレ者の幼女の作った警備網を潜り抜けるなんざ中々に組織力のある
ところと見た。
「大方、魔王んとこのコミュニティだろ。違うか?」
「足元のギアスロール見れば誰だって気付くと思うんだけどね」
「おっとこりゃ失敬、全くもって気付いてなかった」
ニヤリと笑う月城、いやはや苦節16年中々に嫌な人生であったがここまで来ると流石に
笑えてくる。
箱庭の天災ともいわれる魔王のコミュニティのメンバーが今目の前にいる。
取り敢えず片っ端からすり潰したいことこの上ないのだがコイツ自体中々の実力者と
言うのが漂う王者の風格で分かる……と言うか
「アンタ魔王か?ショタっ子」
「んー、違うね」
即答、彼は自身の正体は魔王ではないただの構成員にすぎないと自身の口で告げた。
「まぁでも、実力の方は劣ることは無いとは自負しているよ」
勿論、自己評価だけどね。と付け加えた幼い姿をした男はどこか野心のようなモノを目
の端に浮かべた。
「そうか、一応この祭りのお守を任せられてるんでな。ちょいと顔貸してくれや」
「フム、そうだね。それじゃあこうしよう」
彼が宙に手をかざすと世界が反転、黒と青の入り乱れた世界が生まれた。
「成る程ね、魔王のゲームが開始されている今少々世界の移動に手間取っているようだ」
「そんなんで大丈夫かよ、魔王のコミュニティのゲストさんよ」
「僕もこういう事は初めてでね、勘弁してほしいかな」
そう言うと男と俺の目の前に一つの白いギアスロールが出現した。
『ギフトゲーム名 -わが名はどこへ?-
・プレイヤー 一覧
・月城優馬
・ゲームマスター
・????????
・クリア条件
・ホスト側のゲームマスターの真名の看破
・敗北条件
・プレイヤー側ゲームマスターによる降伏
・プレイヤー側がルールへ抵触した場合
・プレイヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなった場合
・舞台詳細 ルール
*プレイヤーは他者へ助けを求めてはならない
*プレイヤーはホストへ攻撃を仕掛けてはならない
*プレイヤーは曇天が晴れる前に謎を解かなければならない
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、〝月城優馬〟はギフトゲームに参加します。
〝????????〟印』
いやね、今年はさ、ポケ戦見ようと思ってたんだけどさ
無理だったよ、バーニィ