問題児が普通の人外とともに異世界から来るそうですよ? 作:賢者
面白そうだからやった、反省はしていない
「フォ…フォレスガロとゲームをする~!?」
余程意外だったのか黒ウサギが大きな声を上げる
「なぜそんな急展開が…」
「「「腹が立ったから後先考えず喧嘩を売った、反省はしていない」」」
「このおバカ様~‼」
どこからか取り出してきたハリセンで殴られた、だけどあまりいたくないだって人外だし
「でもこうしてこんなことに?」
「ごめん僕もアイツがどうしても許せなくて…」
そらそうだ君が落ち込む必要はないのだよ、ジン君
「まぁ―いいです、フォレスガロ相手なら十六夜さんでも「俺はでねぇぞ?」ハッ?」
ハッ?じゃねぇハッ?じゃそんなの当り前だ
「コイツは俺たちが売った喧嘩だ、コイツに手を出す権利なんざねぇよ」
「まっ、そういう事だ」
「もぉ好きにしてくだざい~」
アイツ結構苦労するタイプだなこれからは苦労サギとでも呼ぼうかな?」
「そんな名前で呼ばないでください‼」
声に出ていたらしいしかし、しかしだ
「それはフリか?」
「そんなものではありません‼」
「で、どこにいくんだよ?」
それは俺も気になるな
「ゲームは明日ですからね、サウザンドアイズに皆さんのギフト鑑定をしてもらおうかと」
「サウザンドアイズ?」
どこかのマンガにそんな感じの船の名前が出てたっけ?
「YES!箱庭の東西南北上層下層の全てに精通する超巨大商業コミュニティです!」
俺たちの世界で言うイオOみたいなものか…
「ん?桜?」
どゆこと?今の季節は…あれ?
「この世界は今は春なのね」
あぁ、そういやここパラレルワールドだったけ?ん?何か忘れてるような~?ん~まぁいいか
「私の世界では真夏だったけど…」
what?いやいやいや、それはおかしい
「私のところは秋だったよ?」
「いやいや、今は冬じゃねぇのか?少なくとも俺の世界では冬だったぜ?」
クスリと笑う苦労サギ何がおかしい?
「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのですよ」
成る程だから季節の認識にも食い違いが出ていたわけだな、あっちからすれば俺も
パラレルワールドの住人となるわけだ
と考え事をしている間に
「ねぇ、あそこがそうかな?」
着いたらしいな、あそこがサウザンドアイズ…
「イヤッホォーーー‼」
奇声を上げて幼女が出てきた、幼女は一目散に苦労サギに飛びつく
「イギャアアァァァァァァァァァ!?」
うん、あれだなご愁傷様
しかもあれは相当な変態らしく苦労サギの胸に頬を擦り付けながら涎を垂らしている
典型的な変態だな、ああいう友達がいなくて本当に良かった…そんなことを考えていると
幼女がいきなり俺の目の前に飛んできた
危ないのでここは取り敢えず…
「レシーブ」
しまった、春日部さんのとこに飛んで行っちゃった
「トス」
良かった、合わせてくれた…そうと決まればお決まりのアレで決めないと男がすたるぜ十六夜君?
「アターーーーーック‼」
ナイス!俺は親指を立ててみんなと健闘をたたえあう、いやいい仕事したなぁ
なにか幼女が言っているけどここはスルーしていこうか?
「さてと…」
ところ変わってここは幼女の部屋だ
純和風なので木本がとても落ち着くなぁ
「私はサウザンドアイズ幹部の白夜叉だ」
幹部って結構偉いんだな、ジン君も若いしここって年が若いやつが上なのか?
「4桁の門、3345外門に居を構えておる、そこの黒ウサギとは少々縁があってな
ちょくちょく手を貸してやっている器の大きな美少女である!」
オイオイ幼女、自分で言ってて悲しくないのかよ?それは他人から言われないと少々自意識過剰
に思われるぞ?実際美少女だけども
「外門って何?」
それは俺も気になる
「箱庭の階層を示す外壁にある門ですよ、数字が若いほど都市の中心部に近く同時に強大な
力を持つ者たちが住んでいるのです」
と言うことは俺たちは一番端の方か?ノーネームだし
「そして私がいる四桁以上が上層と呼ばれる階層だ、その水樹を持っていた白蛇の神格も
私の与えた恩恵なのだぞ?」
凄い幼女…なんだろうな、俺その白蛇とやらにあってねぇし
その話を聞いて目を細める十六夜多分勝負を吹っ掛けるつもりだろうな
おれ?俺はそんなことしねぇよ、だってめんどくさいし
まぁ挑戦ならするけどな
最強のホストその言葉を聞いた途端女性二人も目を細めた
何ですかこの人たち?あれですかバトルジャンキーかなんかですか!?
俺が内心焦っている間に話がまとまったらしい
「それで、おんしはどうする?」
「もち俺は挑戦で、俺の新しい力の調整のためにもな?」
これまでの話で霞んではいたが俺もギフトとやらを持っていたらしい
らしいと言うのはそんな事を今まで全然知らなかったのだ
「おんしは挑戦じゃな?ではこの者たちが終わった後でよいな?」
「あぁいいよ、んじゃ頑張ってな?三人とも」
「言われずとも」
「うん」
「わかってるわよ」
三者三様の受け答えをして彼らは白夜叉に試されに行った
勝負の結果はこちらの勝ちだ
飛ばしすぎじゃないかって?そんなもん気にしたら負けだそんな事より…
「俺の試練とやらはまだかな?」
俺は手っ取り早く終わらせて寝たいんだよな…
「そうじゃな…ほぉあれでいいじゃろう」
それで呼び出してきたのは完全無欠の雑魚キャラ
「なぜにスライム?」
そうスライムである、一応言っておく気色悪いと
あんな姿生理的に受け付けない、と言うか触りたくもない
「これはただのスライムではないぞ?」
「コイツは闇写しと言ってな…コイツは戦うものの一番思い出したくもないことを記憶から読み取り
それの姿を映しとって自身に投影するのじゃ」
そう言いながら白夜叉は俺の前にギアスロールを持ってくる
『ギフトゲーム名 "悪夢再び"
・プレイヤー一覧 月城優馬
・クリア条件 闇写しに勝利する
・クリア方法 闇写しを降参又は殺害する
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開始します。
"サウザンドアイズ" 印』
「OK、さぁやろうか」
「ふむ、では始め‼」
そう言うと同時に闇写しは姿を変える
俺はその姿に驚いた、周りはどう思うだろうか?
俺が思い出したくないのがこんな優男だとは思いもしなかったろうが、
「久しぶりだね、優馬」
「久しぶりだな、筑紫」
コイツの名前は村野筑紫コイツが普通の奴であれば俺もただの人間として過ごせていただろうな…
「おい、白夜叉」
俺は白夜叉に声をかける
「そこの奴ら全員外に出してくれ」
「なぜじゃ?」
「これから始まるスプラッタな死合いにはついていけそうにない奴ばっかだからな」
皆文句を言おうとするが俺の言葉で封じられる
「昔話はいくらでもする、だから頼むここはひいてくれ」
俺の懇願に折れた五人は俺に「勝てよ」と言っていなくなった
「白夜叉お前はいかなくていいのか?」
「あぁ、黒ウサギがいなくなったのでな、あやつの代わりにわしが審判をする」
「だとよ、筑紫」
「うん、そんなことはどうでもいいさ」
と彼の顔には似つかわしくない肉が避けるような笑みを浮かべて筑紫は言い放つ
「そんな事より早く殺し合おうよ?優馬」
「OK、昔見たく顔だけ残してあとは全部すり潰してやる」
何故顔を残すのか?理由は簡単顔には五感の全てが集まっている
それを傷つけず他の場所を丁寧にすり潰す
良い方法だろう?恨みを晴らすときは特にスッキリする
俺のセリフを皮切りに一方的な虐殺…ではなく拷問が始まった
ズチャ、ズチャそんな音が俺の拳の先から聞こえる
何分立ったのだろうか?多分余りたっていないはずだ
「なぁ筑紫、テメェ何で死なないんだ?とっくに心臓はつぶしてるぜ?」
「何でだろうね?僕もわからないよ早く死んで楽になりたいや…」
「簡単に殺すわけないだろうが、仇の分際でほざくんじゃねぇよ」
そうして俺はまた殴り始める
俺の拳には自分の血なのか、はたまたコイツの血なのかわからないものの大量についていた
俺の体にも血がべっとりついている
「スッキリした~まぁここらへんで死んどけ」
「また僕の負けか~悔しいけどやっぱり君は人g「グジョッ」
俺は仇の口を封じた後白夜叉に声をかける
「終わったぜ、帰らせてくれ」
「うむ分かった、それでさっきの男はいったい何者じゃ?」
「俺の仇だよ、ついでに言っておくと俺の人外になったきっかけ」
「ふむ、詳しいことは聞かないでおくとしよう」
ありがてぇ、と俺が言い終った時にはもう前にいた純和風の部屋についていた
白夜叉が気を聞かせてくれたのか服が完璧に綺麗になっている
「ういーっす、今帰ったぜ?」
「お帰りなさい、でどうだったの?」
「楽勝」
「ふーん、で昔話は聞かせてくれるのかしら?」
「それはまたあとでそれより白夜叉が何かくれるらしいぜ?」
「ふむ、そうじゃの。では何にしようかの」
白夜叉はそう言いながら四人を見る
「どれどれ………ふむふむ………うむ、四人とも
素質が高いのは分かる。ではあれにしようかの。
ところでおんしらは自分のギフトの力をどの程度
把握している?」
「企業秘密」
「右に同じ」
「以下同文」
「以後よろしく」
「うおおおおい?いやまあ、仮にも対戦相手だったものにギフトを教えるのが怖いのは分かるが、
それじゃ話が進まんだろうに!しかも最後は全然ギフトの事とは関係ないではないか‼」
「別に鑑定なんていらねえよ。人に値札張られるのは趣味じゃない」
ハッキリと拒絶するような声音の十六夜と同意するように頷く飛鳥と耀。
「ねぇ以後よろしくってば」
「おんしはかまってちゃんではなかろう‼」
「てへ♪ばれた!?」
「てへ♪ではないわ!」
「ホントだよ、まったく」
「これはおんしのせいじゃろうが‼」
はぁはぁ、と息が荒くなった白夜叉だが気を取り直しわざとらしい口上を述べる
「うむ、"主催者"として、星霊のはしくれとして、試練をクリアしたおんしらには
"恩恵"を与えねばならん。ちょいと高価だが、コミュニティ復興の前祝いには丁度よかろう」
白夜叉がパンパンと拍手を打つ。
すると四人の眼前に光り輝くカードが現れた。
カードを見てみるとそれぞれの名前と体に宿るギフトを表すネームが記されていた
コバルトブルーのカードに逆廻 十六夜・ギフトネーム“正体不明”(コード・アンノウン)
ワインレッドのカードに久遠 飛鳥・ギフトネーム“威光”
パールエメラルドのカードに春日部 耀・ギフトネーム“生命の目録”(ゲノム・ツリー)“ノーフォーマー”
ダークグリーンのカードに月城優馬・ギフトネーム“未知の領域”(ダークテリトリー)
「ほぉ…」
何か納得したような感じの白夜叉
「どうかしたか?白夜叉」
「ふむ、このギフト…相当の物じゃよ、いいものに来てもらったのぉ黒ウサギ」
「本当ですか‼」
そこでこのギフトについて説明されたことは三つ
曰く、自分の性格などが能力に反映されるということ
曰く、少なくとも一つは自傷しないと使えないギフトだということ
曰く、このギフトは複数に分裂すると言うこと
「ふ~ん、最後はともかく二つ目はヤバそうだね」
「そう言えば…何でこのギフトの事知ってんだ?」
「いやなに、書物で読んだんじゃよもしや目の前で見れる日が来るとわのぉ」
「まぁいいや、じゃぁな白夜叉また来るかもだからお茶菓子用意しとけよ」
「客のくせに慇懃無礼なやつじゃのぉ、気が向いたら用意しておくゆえまた来い」
俺たちは白夜叉の自室を離れてノーネームへと向かう
「そう言えば…」
久遠さんが何かを思い出したようにつぶやく
「あなたの昔話聞かせてくれるっていう約束だったわよね?」
「そういやそうだったな…あんまり褒められたような話じゃないとう言うか最低な部類な話だぞ?」
「そんなことでは私たちは軽蔑なんてしないわ、あの優男も気になるし…話してくれれば助かる
のだけれど」
完全に強制だなコレ…
しかも他の奴らも興味津々だな…仕方ない
「話してやるよ…俺が人外になる前の愉快で不愉快な話を‼」
テンションあげてかないと話せない内容だから余りしゃべりたくないんだよな…
第二話目どうでせうか?
次回はあれですね、彼の過去がメインですね
~追記~
活動報告にヒロインの決定について書きましたので投票のほどをお願いします