問題児が普通の人外とともに異世界から来るそうですよ?   作:賢者

8 / 13
オリキャラ2人投入する。

決してハーレムは作らない、これ皆とのお約束ってことで

あと一つ、彼女たち次のシリーズ、話次第じゃ結構重要な役回りになるかも


ギフトゲーム その後の様子

チュンチュンと小鳥のさえずる音で目が覚める。

 

ルイオスとのギフトゲームから3日が過ぎた。

 

今レティシアは元気いっぱいに”メイド”として働いている。

 

何故メイド?と思う方もいるかもしれないから少し説明をば

俺たちは帰っている間議論を続けそれの結果こうなったわけだ。

 

まぁ、極論俺と十六夜、春日部、久遠がしか活躍してねぇんだし俺たちで処遇を決めちゃって

いいんじゃね?みたいな感じで理解してくれてもいいかもしれない。

 

当然、黒ウサギとジン君は大慌て俺たちに説得を試みたがレティシアが快く快諾してくれた

おかげで今彼女は金髪ロリッ子メイドだ。(因みに合法ロリ、ここ重要)

 

因みにこの3日間何もしていなかった……と言う訳ではない。

 

俺は少し難易度の高いギフトゲームに2つほど挑み辛勝してきた。

 

十六夜はここら辺の区画整理のための土地の計測、それと事務計算などをやっている。

 

久遠と春日部は両名土地の肥しを得るため、自分のギフトに慣れるため低層のギフトゲームを

大量にクリアしてきた。

 

十六夜の方は何故ギフトゲームに参加しなかったのかと言うと水神の打倒、それに全力ではない

とはいえ星霊の打倒をやってのけたのだ。

 

そんな強敵を前に好き好んでギフトゲームを仕掛けるわけにもいかず出禁になっているのだ。

 

取り敢えずいえることは……ザマァwwwwwwwwwwwwと言うことぐらいだろうか?

 

決して十六夜に強敵が集中しているのを羨ましがっているのではない、決して(重要なので2回

言った)

 

おっと、そう言えば俺のギフトゲームの報酬をまだ紹介していなかった。

 

一回目のギフトゲームの報酬はバンシーと言われる妖精の隷属だ。

彼女……バンシーは イギリスのスコットランド地方やアイルランドの伝承に登場する妖精で

近い内に人死が出る家のそばに現れ、その死を想い、泣く妖精とされている。

 

ここで誤解の無いように言っておくがバンシーは死を予見するだけであって死を運んだり

害を与えたりはしない、ただ泣くだけの無害な妖精なのだ。

 

しかし、死のそばに現れることから、不吉な存在というイメージも定着しているのも事実であり

それと間違った伝承から恐れられここ箱庭に出現したらしい。

 

最初はとある女性に自分のゲームをクリアされたためその女性のコミュニティに隷属しようと

したのだがその女性が「このままギフトゲームをつづけ再びクリアしたもののコミュニティに隷属

なさい」と言われたためずっとクリアされるのを待っていたとかいないとか……

 

今、彼女は伝承通りの服装(緑色の服と灰色のマント)を身にまとい健康的な美肌、美脚を

露出している。

 

見た目的には20歳代と若く幼すぎず、かといって大人過ぎない不思議な魅力を持った妖精だ。

 

それともう一人、これが結構大物だったりする。

 

いきなりで悪いが皆さんは”北欧神話”と言うものをご存じだろうか?

 

「北欧神話」はキリスト教が伝わる前にゲルマン人が持っていた神話(ゲルマン神話)のうち、

ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドなど北欧に伝わっていたものの総称だ。

 

中身をざっくばらんに解説すると、『神は巨人と争い、神は戦力として人間同士を争わせ人もまた

神々の思惑に踊らされながら争っていく…』みたいな感じだ。

 

因みにコレは『ラグナロク(神々の黄昏)』が訪れ、すべてが滅び、また始まるという予言

によって締めくくられている。

 

その中に登場するイドゥン(又はイズン)が”ノーネーム”に参加したのだ。

 

因みに彼女に関係のある有名な神話の内容はこういったものだ。

 

イドゥンは、ロキの手引きにより、巨人スィアチ(スカジの父)にリンゴともども

アースガルズの外、巨人たちの国ヨトゥンヘイムへとさらわれてしまう。

 

そのリンゴは黄金のリンゴと言われており神々の若さなどの秘訣であり、それを失った神々は

年老いていってしまう。

 

神々からイドゥンを探すよう命じられたロキは、無事イドゥンを救い出し、スィアチは

アース神族が用意した鉋屑の火により焼死した……と言うような顛末である。

 

補足として彼女は古代北欧において崇拝された女神ではなく、比較的新しい時代に付け加えられた

存在とのこと

 

そんな北欧神話の重要なファクターである彼女が”ノーネーム”に参加してくれたのだ。

 

これほど頼もしいものは無いだろう。

 

今彼女は外にいる子供たちと共に無邪気に歌を歌ったりと自由気ままに遊んでいる。

 

かといって遊んでいるばかりではなくノーネームの救護班班長としても働いておりその裁量は

黒ウサギを越えるほどだとか……

 

まぁ何にせよ頼もしい仲間が増えたことには変わりない。

 

バンシーとの命がけのギフトゲーム、イズンとの知恵比べ……今となってはいい思い出である。

 

そんなこんなで3日間を過ごした俺は今貯水池の近くでとある準備をしている。

 

何でも新たな同志を迎えたノーネームの歓迎会を行うらしい。

 

前までならあまりごちそうなんかは用意できなかっただろうが今はイズンとバンシー、それと

久遠と春日部のおかげで手に入った纏まったお金のおかげで少し贅沢できるとのことだ。

 

俺はテーブルクロスを広げながら隣の黒ウサギを見る。

 

鮮やかな青色の髪が空に舞い日光を反射して蠱惑的な色を放つ。

 

そしてその髪にうずめられている顔は聖母のような優しい雰囲気をしていた。

 

顔が熱くなるのを感じ思わずそらす。

 

そらしたところにはメイド服姿のレティシアがいた。

 

彼女は清楚な色合いをしたスカートを揺らしながら一生懸命テーブルの間を行き来していた。

 

何故屋外での歓迎会なのかは気になったがそこは追及しない方がいいだろう。

 

「なぁ、黒ウサギ、レティシア」

 

「何ですか、月城さん?」

 

「何だ……じゃなくて何でございましょうか、主?」

 

「いや、この話……ボケが全くなかったなぁって」

 

「そこは平和だな~とか言うのが定例では?」

 

「それ地球の常識、ここは箱庭OK?」

 

何か納得していないようだがまぁそこはスルーしていこう。

 

俺的にはこの日常には満足している。

 

こんな平穏な日々は俺の住んでいた世界では存在しなかった。

 

これは自分で勝ち取った平和なのだと思うと目頭が熱くなっていく。

 

父さん、母さん、奏……申し訳ないがまだそっちにはいかない。

 

そこで親子3人よろしくやっといてくれ、俺はコイツらノーネームと

 

「月城さん!私のお昼ご飯のサンドイッチ盗らないでください‼」

 

「黒ウサギ……持ってくるのが悪い」

 

「持ってくるだけで貴方は人の食べ物を盗るのですか!」

 

「だってなぁ、レティシア?」

 

「ウム、そうだな……じゃなくてそうですね主」

 

「「お前が黒ウサギだからやっている」」

 

「存在自体問題ですか!」

 

バカやりながらゆっくりのんびりそっちに行くわ

 

「レティシアもっと言いやすいしゃべり方でもいいんだぜ?」

 

「わかったぞ主、其処のを取ってくれ」

 

「あんまり変わってねぇからリアクションしずらい……ッ‼」

 

「そこまで悔しがることでもないと思いますけど……」

 

俺らは最後は締まらない方がちょうどいいや




二つだけ説明

・奏とは月城の妹の名前である

・インターネットでイズンと打って調べるとファイアーエムブレム 封印の剣に出てくる奴が
 出るのでイドゥンで調べるのをお勧めする



それと一つだけお知らせ
活動報告にこの小説に関しての番外編のアンケートを書くので投票ヨロシク‼
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。