問題児が普通の人外とともに異世界から来るそうですよ? 作:賢者
っていう設定をいま思いついた
唐突ではあるが皆さんは料理と言うものをご存じだろうか?
Wikiによれば食品や食材、調味料などを組み合わせて加工を行うこと、およびそれを行ったもの
の総称である……つまりはどんなに料理が下手な人間でも食材に加工を行えば料理として
成立するのだ。
と言うのは料理が下手な人の決死の反論だ、許してほしい。
俺が何を言いたいのか、くらいここまでのを聞けばわかるだろう?
「だから言わんこっちゃない……俺はやりたくないって言ったんだよ」
俺は料理が下手だ、それも凄まじく壊滅的に下手だ。
一人暮らしを始めたての頃、俺はある程度の家事をこなしていたが唯一料理だけはコンビニや
スーパーなどで売られている出来合いのものを買っていた。
俺が作るものは総じて炭、謎の物質、液体へと変貌する。
昔、俺の知り合いの人外たちと料理下手コンテストなるものをやったが俺の料理を口にした途端
皆がバタバタと倒れ伏した。
何のせいで?とは聞かないでほしい……主に俺の精神衛生の為に
「これは……酷いですね」
俺の癒しのリリちゃんもこんなものを目の前にしてはキャラも何もあって無いような物だろう。
実質ここまでひどくなっているなんて思いもしなかった。
目の前にあるのは物質としての原形すらとどめていない謎の液体A
俺はオムライスを作るつもりでやったはずなんだが……と思う間もなく火もかけていないのに
ぐつぐつと言い始める始末
まさに暗黒物質(ダークマター)である。
「なぁ、リリちゃん……俺書斎にこもっとくわ」
「あの……落ち込まないでくださいね?失敗なんて誰にでもありますから‼」
励まそうとするリリちゃん……なんてけなげなのだろう。
しかし、そのやさしさが俺の心を深くえぐる。
「ほらこれ、″創作態勢″(バイオハザード)でよく切れる包丁を作っといたよ。
これも他のと同じで使用回数制限があるから折れたらまた言ってね」
お詫びのしるしと言っては何だが俺のギフトの派生形の一つである″創作態勢″(バイオハザード)
で包丁を作った。
このギフトは何でも作れるが、作ったものに使用回数制限がありいつ壊れるかわからないのだ。
だが、俺が仮にフライパンを作ったとしても日から話さなければ1回だけの使用となる。
融通が利くんだか利かないんだかわからないギフトだ。
俺は料理の失敗の傷をいやすために書斎へと向かう。
十六夜も結構博学なのだがどうやって学んだろうか?
俺の場合、こうやって何かに失敗したときそれを発散するために本を読んでいたらいつの間にか
こうなっていた。
「黒ウサギ!」
俺は書斎へ行く前に少しリリちゃんにプレゼントを置いて行こうと思い立ち黒ウサギに声をかける
「何でございましょう?」
「いや、リリちゃんが新作のデザートを作ったみたいだったから厨房に行って感想を聞かせて
あげてよ」
「何故あなたがやらなかったのでございますか?」
「俺は今からジン君にお勉強を教えに行くんだよ、だからちょーっと無理なんだよね」
これであの危険物はリリちゃんではなく黒ウサギに処理させることが出来る。
よく歌や格言にもあるが『騙される方が悪い』『正直者は馬鹿を見る』本当の事なんだろうな
言に黒ウサギがスキップをしながら俺の作った暗黒物質(ダークマター)をリリちゃん特製の
スイーツとして食べに行くんだもん。
本当黒ウサギは弄ってなんぼ、イタズラしてなんぼだ。
これだからアイツの隣にいるのはやめられない。
活動報告を書いときました
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