貞操逆転?えっ、何それは...   作:hjfck

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まだ貞操逆転はありません


1.釣りって絶対一回は地球釣るよね

 

 眩しい太陽、白い砂、セミの声。

 まさに夏っ!と言うような気候の中、海に向かって釣りをしている青年が居た。

 釣りをする姿はとても手馴れていて長く釣りをしていることが分かる。

 そして青年の竿がしなった。

 

 「んぎぃ!また根掛かり!地球しか釣れてねぇ!!」

 

 なお、魚は釣れない模様。

 

 

 

 

 

 おっす。俺の名前は根掛 祭(ねがかり まつり)。

 大学生ニートフリーター受験生をやっている。

 え?ただのニートだろうだって?うるせぇ!黙ってろ!!

 

 まあ、俺の身分については置いといて今は釣りに来ている。

 砂浜で釣りをするので海水浴客に気を付けないとと思っていたが何故か人が一人もいない。

 貸し切りひゃっほい!とか思っていたが魚が全く釣れないのでつまらない!

 

 

 

 

 

 もうやめるかなと祭が思っていると竿に何かが掛かった。

 

 「キタキタキタァ!!今度はちゃんと糸が巻ける!これは魚だ!!」

 

 大急ぎでリールを巻くがとても重くなかなか巻けない。

 

 「おもてぇ!もしかしてエイか!?申し訳ないがエイはNG 」

 

 そんなしょうもないことを言いながらもリールを巻くと大きな影が見えてきた。

 

 「んん!?なんだぁ?サメかぁ?」

 

 その大きな影は段々とこちらに近づいてきて砂浜の浅い部分まで来ると砂にひっかかって動かなくなった。

 せっかくここまで釣り上げたんだし取りに行こうと思い、祭は黒い影のところまで向かっていった。

 

 

 

 「...え?人?」

 

 そこにいたのは肌が病気的に白い女性だった。

 祭はその女性の白い肌を見て死体を釣り上げてしまったと思い顔が青くなった。

 すると女性がピクリと動いた。

 

 「ヒェッ!」

 

 死体が動いたと思い祭は軽く漏らした。

 すると女性がゆっくりと海から起き上がった。

 祭は大パニックである。

 

 「あばばっばb」

 

 すると女性が此方を見て眉間に皺を寄せた。

 しかし祭の姿を見て驚いた表情になり此方に歩いてきた。

 軽く漏らしたのを隠すため体を斜めにしてジョ〇ョ立ちのような体制にする。

 

 「ワタシヲタスケタノハ、アナタ?」

 

 「は、はい?釣りあげました?」

 

 女性に助けたのか、と聞かれたが助けたというより釣れたが正しいのでそう返す。

 

 「?ツリアゲタ?」

 

 釣り上げたと言われた女性は青年の恰好を見て理解した。

 

 「アア、アナタツリヲシテイタノネ。ソレデワタシハツラレタト」

 

 「ひぃ!すみません!まさか人が釣れるとは思ってなかったんです!」

 

 女性が怒っていると思い謝罪する祭。

 しかし女性は手を横に振り問題ないと言ってきた。

 

 「イヤ、タトエアナタガツリヲシテイタダケデモ、タスカッタコトニハカワリナイモノ」

 

 女性にそう言われ祭はほっとした。

 そして気になっていたことを聞くことにした。

 

 「あのー、なんで海に沈んでたんですか?溺れていたんですか?」

 

 祭にそう聞かれた女性は一瞬迷うそぶりをしてその通りだと答えた。

 一応救急車を呼ぶかと携帯を出したがあいにく圏外で電話が出来なかった。

 

 どうするかと祭が悩んでいると今度は女性が質問してきた。

 

 「アナタハナゼ、コンナトコロデツリヲシテイタノ?シカモオトコヒトリデ」

 

 「?」

 

 女性にそう聞かれたが釣りをするのに海にいるのは普通のことだし男一人でに関しては煽られてんのかな?と祭が思っていると女性が続けて言ってきた。

 

 「イマハセンジチュウデ、ウミベハキケンナノニ」

 

 「...え?戦時中?日本が?」

 

 女性にそう言われもしかしてこの女性は電波なのかと祭が思っていると。

 

 

 ドォオン!!と

 とても大きい音が鳴り水しぶきが上がった。

 

 「ファっ!?」

 

 急な轟音に祭がたまげていると女性が舌打ちをした。

 

 「チッアイツラ!!」

 

 女性が海の方を見ているので祭もそちらを見ると海の上に人が立っていた。人が立っていた。(大事なことなので二回言った)

 

 何だあれはと祭が畏怖していると女性に急に掴まれて関節をきめられ警察に取り押さえられる犯罪者のような状態になった。

 

 「イデデデデ!!すいません!やっぱり釣り上げられたの根に持ってます!?持ってますよね!?」

 

 祭が女性にそう言うと女性は小さい声で謝罪してきた。

 

 「ゴメンナサイ。スコシキョウリョクシテ」

 

 急にそんなことを言われ意味が分からず困惑するが取り敢えず動かなければいいのかなと思い腕の痛みに耐えることにした。

 すると女性が大きい声で海の上にいる人に向かって

 

 「ホウゲキヲヤメロ!コチラニハヒトジチガイル!!」

 

 と言った。

 すると先ほどまで鳴っていた轟音が止まり海の上に居た人たちが此方に来た。

 海の上に居た人たちは全員女性でなんか変なでっかい筒やら戦艦の砲台のミニチュアみたいなものを持っていた。また服装も個性的でなんかのアニメキャラみたいだなと祭は思った。

 

 するとその女性たちの中から一人の女性が出てきてこちらに言ってきた。

 

 「戦艦タ級、今すぐ人質を離せ。そうすれば見逃してやる」

 

 「ソレハムリネ、ダッテアナタタチハ、ゼッタイニワタシヲコウゲキスルモノ」

 

 二人が何か交渉をしているがこんな時でも関節はきめられているので顔を上げれない。

 取り敢えず自分の助けた女性の名前がせんかんたきゅうと言うのは分かった。

 どっから苗字でどっから名前だ?とそんなしょうもないことを考えているとタ級に抱きしめられるような形で女性たちの方を向かされた。

 すると女性たちは驚いたような顔をしてこちらを見てきた。

 

 「男だと!?なんでこんなところに来てるんだ!!」

 

 

 

 

 えっ、何この男が来てはいけないみたいな感じ。

 もしかしてここの砂浜女性専用とか?電車なんかも専用車両があるらしいし。

 そう考えるとなんかすべてがつながった気がする。

 人が一人もいなかったのもそのためか!そしてタ級の言ってたナゼコンナトコロニも女性専用のところに俺が居たからか!!

 えっ、やばくね。俺訴えられないよね。

 

 

 

 

 とかそんなのことを祭が考えているとタ級が女性に言った。

 

 「アナタタチモ、コノヒトヲシナセタクナイデショ?」

 

 「くっ...」

 

 「サア、ドオスルノ?」

 

 「...分かった。貴様の要求を呑もう」

 

 そう女性が言うと女性たちはどこかへと向かっていった。

 何だったんだ?と祭が思っているとタ級が謝罪してきた。

 

 「ゴメンナサイ。タスケテクレタオンジンニ、コンナコトシテシマッテ」

 

 「いえ、何にもありませんでしたし気にしないでください。というかさっきの人たちは何だったんですか?」

 

 祭がそう聞くとタ級は暗い顔になり語り出した。

 内容は日本が深海棲艦と言う奴らと戦っておりさっきの人たちは日本の最後の希望の艦娘とかいう人たちらしい。彼女たちが深海棲艦と戦っているそうだ。

 そしてタ級は日本の敵の深海棲艦らしい。自分にそのことを黙っていた理由はタ級の姿を見ても恐れない人間に興味を持ったからと自分が男だったかららしい。

 

 「え?何それ」

 

 「ゴメンナサイ...」

 

 「あ、いや別にタ級さんに怒っているわけじゃないんです。ちょっと自分の記憶とずれていることが多くて」

 

 いろいろ疑問があるが取り敢えず気になるところを聞くことにした。

 

 「あのタ級さん、なんで自分が男なのに興味を持ったんですか?」

 

 「?オトコハカズガスクナイカラ、ナカナカデアエナイ。ダカラキョウミヲモッタノヨ」

 

 「男が少ない?どの位ですか?」

 

 「セイカクニハワカラナイケド、ヤクナナタイサングライ」

 

 7:3

 女7に対して男3

 

 これなんで人間絶滅してないの?と疑問になるレベルの比率。

 意味が分からない。益々困惑する祭。

 

 自分はいつからこんなアニメのような世界に来てしまったんだ。

 考えれば考えるほど謎である。

 

 そして祭が導き出した答えは

 

 「知らん!!」

 

 思考放棄である。

 取り敢えずタ級にこれからどうするのかを聞く

 

 「タ級さんはこれからどうするんです?」

 

 「ワタシハモトイタトコロニモドルワ」

 

 「それって...海の中?」

 

 「マァ、ソンナカンジネ」

 

 それって釣り上げた意味あったのかと思ってしまうが気にしたら負けだと思い流す。

 

 「それじゃあ、自分も家に帰るんでお別れですね」

 

 そういってタ級に別れを告げる。

 

 「エエ、キョウハホントニアリガトウ、タスカッタワ」

 

 そういって笑顔を浮かべるタ級。可愛い。

 

 「ソウイエバ、アナタノナマエハ?」

 

 そういえば名乗ってなかったと思い自己紹介する。

 

 「根掛 祭。大学生ニートフリーター受験生やってます」

 

 「フフ、ソレッテタダノニートデショ?」

 

 「うるせぇ!!だまっt」

 

 彼女にニートと言われ言い返そうとするとタ級は祭にキスをしてきた。

 突然のことに頭がショートする。

 そんな祭を見てタ級は微笑み

 

 「マタアイマショウ、マツリ」

 

 そういって海へと帰って行った。

 

 祭は突然のことで対応できずしばらくの間フリーズしていた。

 

 「ハッ!?なんだったんだ、アレは...」

 

 タ級の突然の行動が理解できず止まっていたがそもそも男女比がーとか深海棲艦がーとかありえないのでこれは夢だと決めつけて考えることを止めた。

 取り敢えず放置していた釣り道具をかたずけて家に帰ることにした祭。

 荷物をバイクに積んで砂浜を後にした。

 

 

 

 

 

 「やばい。家どころか知ってる場所もない」

 

 まだまだ、祭の受難は終わっていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




深夜のテンション&寝ぼけで悲惨な文章です。
すみまセントジョーンズ
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