siri「siriません(激寒ギャグ)」
祭「」
「どこだココ...?」
祭は焦っていた。
浜辺での出来事もあり、今日は疲れているんだと思い帰宅しようとしたが全く道が分からない。
来るとき通った道が無い。どゆこと??
それどころか道もところどころ舗装が剥げている。
まるで本当に戦時中の様だ。
今は海辺を走っているが全く民家が見当たらない。
ここに来てタ級が言っていたことは本当なのでは、と思い始めた。
「どうすりゃいいんだ...あっ!g〇ogleがあったじゃあないか!!」
そう考えバイクを止め携帯を出しg〇ogleを開こうとするが
「圏外ィンンンン!!NOぉおおおおお!!!」
今だ携帯が圏外を示していて使用できなかった。
本格的にどうしようにも無くなってきたことに焦るが舗装は剥げているが道はあるのでそれをたどろうと再びバイクで走り出す。
暫く走っていたら漸く小さな集落を見つけた。
今は昼の2時。
人が居ると思い村へと向かった。
バイクを村の入り口に止めて人を探す。
すると一人の若い女性を見つけた。
道を教えて貰おうと思い女性に話しかけた。
「あのぉー、すみません。ちょっと道をお尋ねしたいんですが」
「はい、どうされ...男の方ですか?」
「?はい、そうですけど...」
「あっ、すみません。男の方はあまり沿岸部には来ないので珍しくて」
この女性も男が珍しいと言う。
やはりタ級の言っていた男女比が可笑しいのは本当だったのかと驚愕する。
しかし今はそんなことよりここの場所を知ることが優先なので女性に質問する。
「いえ、それで聞きたいことがあるんですけど、ここって○○県△△市××ですよね?」
「...?はい、そうですよ?」
女性に肯定され益々困惑する。
その地域は自分が来たところと全く同じだからだ。
なのに道は違うし、知っている場所がない。
自分が来た時には砂浜の近くに食事処やお土産屋があったのだが帰るときにはそれらも見つからなかった。
祭が考え込んでいると女性が聞いてきた。
「もしかして、何かトラブルですか?」
「あっ、はい」
「でしたら、この近くに鎮守府があるのでそちらに行かれてみてはいかがですか」
「鎮守府...?」
女性にそう言われたが鎮守府が何なのか分からない。
大きい建物なのか?
祭がイメージを膨らませていると女性が言ってきた。
「すみません。本当はこんなご時世に男性一人で行かせるのはダメなんですが...」
女性が困ったような顔で言う。
「何かあったんですか?」
「?今は戦時中なので危険なんですよ。特に沿岸部は」
「それって深海棲艦の事ですか?」
「ええ、そうです。深海棲艦に出会ったら生きては戻れません」
女性にそう言われ、もしかして俺って相当危険なことになっていたのかと改めて理解する。
戦時中、しかも深海棲艦という海からの敵が居る中で砂浜で釣り。
そりゃあタ級さんもドウシテコンナトコロデっていうわけだ。
しかしこのまま動かないわけにもいかないので鎮守府に向かうことにする。
「どうも、ありがとうございました。取り敢えず鎮守府に行ってみます」
「いえ、こちらこそあまりお役に立てずすみません」
「鎮守府はこの道を行けば着きますか?」
「はい、この道をまっすぐ道沿いに行けば左手にとても大きな建物が見えてきます。正面のところに門があるのでそこにいる憲兵さんに聞いてみてください」
「ありがとうございます、では失礼します」
「お気をつけて」
女性にそう言って見送られる。
入口に止めているバイクのところまで行きヘルメットをかぶって走り出す。
相変わらず道は凸凹で走りにくいが取り敢えずの方針が決まったので心軽くバイクを走らせる。
10分ほど走っていたら左手にとても大きな建物が見えてきた。
あれが鎮守府なのか?と疑問に思いながらも正面の門まで向かった。
正面に着いてエンジンを切りヘルメットを脱いだタイミングで声を掛けられた。
「貴様、こんなところで何をしている」
凄く低い女性の声がして振り向くと銃らしきものをこちらに向けている女性が居た。
銃を向けられることなんて人生で経験したこともなかった祭は焦りすぎて支離滅裂なことを言ってしまう。
「いっ、いや、ここに来ればここがどこか分かると聞いてっ」
「貴様、何を言っている?...ん?もしかして貴様男か?」
「はっ、はいっ、男でニートですっ」
焦ってどうでもいいことを言う祭。
「いや、貴様が無職なのはいい。男がここに何しに来た?」
バイトはしてるっ!と心は叫んでいるがそれを口に出すほど度胸が無いので素直に経緯を話した。
「ふむ、少々待ってくれ。確認を取る」
そういって憲兵の女性は銃を下げその場を離れていった。
突き詰められた緊張が一気に抜ける。
撃たれなくて良かったと心の底から思う祭。
暫く待っていると先ほどの女性がやってきてこちらに言ってきた。
「許可が下りた。君が鎮守府に入っている間は監視が付くが構わないか?」
「は、はい!大丈夫です!」
「よし、ならもう少しまってくれ。艦娘が来るのでその子に案内してもらう」
無事許可が下りたようでほっとする。
もしここで許可が下りなければそこで詰みである。
さすがに知らない土地でサバイバルできるほど祭は勇ましくない。
そして5分後。
セーラー服を着た中学生ぐらいの女の子が此方に向かってきた。
「吹雪ですっ!報告を聞いてきました!」
「お疲れ様です。こちらの男性が報告に合った方です」
そう言って憲兵さんに紹介される。
「根掛 祭といいます。お願いします」
「祭さんですねっ!よろしくお願いします!」
吹雪さんの元気パワーに押されそうになるが何とか耐える。
そして憲兵さんにお礼を述べて鎮守府に入っていく。
「はえ~、鎮守府っておっきいんですね~」
鎮守府の大きさにたまげながら吹雪さんと会話をする。
「鎮守府に来たのは初めてですか?」
「はい、こんな経験はなかなか出来なさそうですね」
「男性の方が鎮守府に来るのは珍しいですからね」
吹雪さんもやはり男性が珍しい発言だ。
そんなに珍しいのだろうか?
「吹雪さん」
「はい?」
「男性ってやっぱり珍しいんですか?」
「ええ、でも全くいないってわけではないので街とかに行くとたまに見かけますよ」
どうやらとんでもなく珍しいというわけではない模様。
7:3がどのような感じなのかいまだつかめない。
けど今のところあっている人は全員女性だ。
「吹雪さんは彼氏さんとか居るんですか」
「ブッ!?急に何を聞いているんですか!?」
「いや、男性が少ないのにどうやって種の保存をしているのかと」
「ほんとに急ですね...と言うか授業で習いませんでした?」
吹雪さんにそう言われるが自分の世界では男女比に偏りなど無かったのでそんな授業は聞いていない。
「すみません、ちょっと忘れてしまって」
「んー、なら説明しますね」
ちょっと苦しい言い訳だったが説明してもらえることになった。
説明をまとめるとこういうことらしい。
基本的に男性には精液提供の義務があるらしく結婚可能な18歳になるとこの義務が発生するらしい。
また結婚は重複結婚も許可されているらしく子供が生まれたら多額の資金援助が受けられるらしい。
もちろん結婚するもしないも自由だが結婚した方が圧倒的にメリットがあるらしく結婚する男性は案外多いらしい。
説明してもらった後に思ったがこれって中学生に言わせていい内容ではないよね。
教えて貰って後悔したのは初めてだ...
しかしこの国の状況が分かったのはいいことだったので割り切る。
「ありがとう吹雪さん」
「いいえ!ところで祭さんは彼女とかいないんですか?」
「ぶっ!?」
思わぬカウンターをくらい思わずむせる。
彼女いない歴=年齢の俺にその質問はキツイぜ!
ぶっちゃけ高校の時に一回彼女が出来たが3日で別れたのでいなかったようなものだ。
取り敢えず冷静に返そう。そうcoolにだ。
「ど、ど、童貞ちゃうわ!!(いないよ)」
死んだ。
「えっ!」
驚いたような表情で顔を赤くする吹雪さん。
中学生にセクハラとか死にたい。
軽蔑のまなざしを受けると思っていたら何故か顔の赤い吹雪さん。
そしてとんでもないことを言ってきた。
「そのー、もし、もしですよ!祭さんがいいなら、付き合いませんか?」
そういって顔を真っ赤にする吹雪さん。
え?
中学生の女の子に童貞を告白したら告白されたでござる。
意味が分からない。
いや意味が分かったらそれはそれで問題だけど。
今はそんなことよりこの状況だ。
え?どうすりゃいいの??
正直吹雪さんすんごい可愛いから付き合いたいけど急すぎるよね?
というか中学生とはまずいよね??
何か相手を傷つけずに優しく断る方法は無いのか!?
祭の無い脳みそを使って必死に考え思いついた案がこれだ。
「自分ホモなんで」
死にたい。
なんだこれは(恐怖)
はぁあい!!主人公はホモになりました(錯乱)
何も考えずに書いているからこんな落ちになるってハッキリわかんだね。
次回!主人公ノンケになる!こうご期待!
追記:誤字報告ありがとうございます!
毎度書いた話を見直さず投稿しているので本当に助かります