戦姫絶唱シンフォギア〜歌姫とライダーのベストマッチ〜【凍結】   作:OSTO文明

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寒くなってきました。
体調管理を怠らずに!
どうぞ!


第4話 日常 前編

二課に入ってからの日々、ほぼ2日に一回、ノイズが出現した。2回に一回はマスカレイドも。

ある日、司令が。

 

「鈴大君、暇じゃないかね?」

 

と言ってきた。

 

「はい、実は少し。日頃の訓練にも飽きてきましたし。」

「では、学校に行って見ないかね?」

「へ?何処のですか?」

 

鈴大はきょとんとした顔で弦十郎を見ると弦十郎は笑顔で言ってきた。

 

「響君達が通っている、リディアンにだよ。」

「え、でもあそこって女子校じゃないですか?」

「うん、共学に出来るかなと思って。君には、実験体として行ってもらおうと思ってね。どうだろう?」

「構いません。しかし学校かぁ…懐かしいな。」

「君は学校に行けていなかったのだものな。」

「はい!久しぶりの学校が女子校ってのも何ですけどね。」

「それもそうだな。」

 

はっはっはと司令は笑って、「こちらで手配はしておく」と言って部屋を出てった。明日が楽しみだ。

 

〜翌日〜

 

朝起きて部屋を出ると、箱が置いてあった。取ってみると、いろんなん物が入ってた。制服にカバン、教科書etc …学校の道具がはいってた。制服に着替え終わると、司令が部屋に入って来た。

 

「おお、起きてるな。すごく似合ってるじゃないか!」

「こういう服着るのは久しぶりですけどね。」

「朝ごはんは食べたのか?」

「いいえこれからです。」

「じゃ、一緒に食べるか!」

「はい!」

 

支度を整えて、廊下に出ると奏にあった。

 

「よ、おっさん、鈴大。おはよ。」

「おはよう、奏君。」

「おはようございます。奏さん。」

「そんな頑なんなって、気楽にいこうや。と、それよりそれリディアンの制服だろ?」

「はい今日からテストで行くことになったんです。」

「頑張れよ。懐かしいな〜制服。あたしもいこうかな〜。」

「奏君は卒業しただろう。それより飯食いに行こう。」

「さーんせーい!」

 

そして、食堂に向かって、複数人で朝食をとった。そして学校に行った。流石に学校の中から出たらまずいので少し離れたところから。すると2人が走ってきた。片方は響ちゃんで、もう片方は響ちゃんの友達と思われる。

 

「おはようございます。鈴大さん!」

「おはよう響ちゃん。そちらは?」

「響の友達の小日向未来と言います。」

「よろしく、未来ちゃん。」

 

自己紹介を終えると未来は会釈をしてきたので、鈴大も会釈を返した。

 

「響、この人は?」

「え、えーと…この人は知り合いで………」

「光司鈴大と言います。下の名前で構わないよ。」

「よろしくお願いします、鈴大さん。どんな縁があって響と知り合いなんですか?」

 

未来が謎のオーラを放ちながら問いを投げかけてくる姿に、鈴大は驚きながらもきちんと返した。

 

「最近旅をしてたんだ。その時に響ちゃんが助けてくれたんだ」

「へー、そういうことだったんですか。

「これからよろしくね。」

 

響が二課のことを隠して話そうとすると状況を察した鈴大がうまくフォローに入った。

 

「ところで鈴大さん、その制服は?」

「ああ、僕もこれからリディアンに通うことになったんだ。」

「女子校ですよ!?」

「共学に出来るかのテストのような形でね。学校でもよろしくね。」

 

しばらく話しながら歩いていると、悲鳴が聞こえてきた。

 

「引ったくりよ!」

「止めなきゃ!」

 

そう言って、響は走り出そうとしたが、鈴大がそれを止めた。

 

「響ちゃん、落ち着いて。全く久しぶりの学校生活初日に、なんてことが。」

 

すると、犯人らしき人がこっちに、ナイフを持って走ってくる。

 

「オラオラ、そこをどけ!」

「鈴大さん危ない!」

「響ちゃん達は下がってて。」

 

すると鈴大はカバンを落とし、犯人に向かって戦闘態勢をとった。次の瞬間、鈴大が見えなくなって、数秒後、犯人が倒れていた。

 

「何が起きたの?」

 

未来ちゃんが驚いた声で言ってくる。

 

「はあ、全く、こんなことした君の罰だよ?ってあそうか、一瞬だったから見えなかったね。」

 

そんなことを言いながら、鈴大は犯人のナイフと引ったくった物を回収した。※引ったくった物は返却しました。

 

「えーとね、やったことは三つあってね、

1、戦闘態勢を取った後に目標に高速接近。

2、近づいたら、お腹にDON☆

3、ナイフを叩き落として捕獲。

って感じかな。」

「あの一瞬でそんなことしたんですか!?」

「まぁね☆良い子のみんなはやっちゃダメだゾ!」

「いやいや、できませんよ!」

「あ、だれか警察呼んでいただけませんか?手柄にして構いませんので!」

 

交番が近かったため、警察が来るのは早かった。

 

「だれがこれを?」

「あの子です、ってあれ?どっか行っちゃった?」

 

警察に聞かれた人が指を指していた時には鈴大たちは消えていた。一方その時鈴大達は走ってた。

 

「なんで走るんですか?」

「なんでか?学校に遅れるからだよ!」

「ホントだ!?急ご、未来!?って、未来はやっ!?」

「お、負けてられない!」

 

響を残して2人は早くに着いた。響は…

 

「2人とも早すぎだよ〜」

 

と、へばったお陰で遅くについてしまった




次回予告
響「次回は今回の続き!」
未「放課後までのお話だよ。」
響・未「次回 日常 後編」
響「次回も〜」
作「とまるんじゃねぇぞ…」

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