美竹蘭は 兄の姿を一度も見たことがない 完結   作:セブンスランス

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三話目です


美竹蘭は お兄ちゃんとお父さんにあたし達のバンドを聞かせたい

これは俺が家で寝てる時

リビングでお父さんと蘭の言い争いの声が聞こえた。

 

刀夜

「…蘭…?」

 

「…ないでしょ!」

 

蘭の父さん

「ーー自覚ないならもう一度言う」

 

などの争いが5分くらいは続いていた

その後リビングから出た蘭は自分の部屋に戻って行く所を見る。

 

刀夜

「父さん、どうした?」

 

父さん

「…刀夜か、聞いてたのか?」

 

刀夜

「聞いてたと言われても内容が分からん

どうせ、バンドを辞めて美竹流の華道を引き継ぐ気がないかの話だろ?」

 

父さん

「…お前はどうだ?刀夜?

華道の道に進むのは?」

 

刀夜

「悪いけど、俺は俺の道に進む

例え、険しい道でもな」

 

俺はそう言い残すとリビングから出て行き

蘭の部屋に行く。

 

刀夜

「…?誰かと連絡してるのかな?」

 

ドアに耳を当てると誰かと話しているようだ

おそらくモカが蘭の事を心配になり電話してきたのだろう。

 

「分かってる、うん、それじゃまた明日」

 

刀夜

「…そっとしておこう。蘭、頑張れ」

 

蘭と父さんの出来事が起きて1週間が経とうとしていた。

 

羽丘学園

 

「それじゃ、お兄ちゃん。

あたしはモカと一緒にスタジオ練してくるから」

 

刀夜

「了解、モカ

頼んだぜ?」

 

モカ

「りょーかーい、それでは〜行きますぞー蘭〜」

 

「はいはい」

 

二人は教室を出て行きスタジオ練に向かって行く。

巴はひまりと行動しており、つぐみは生徒会長の仕事を頑張っていた。

 

夕方

 

刀夜

「ふぅ…ん?

つぐみ?」

 

廊下の先にはつぐみがいた、だか、つぐみの様子がおかしかった

 

刀夜

「まさか…あいつ熱あるんじゃ?」

 

声をかける前に他の女子から仕事を頼まれた

勿論、断る事はできないため、その依頼を受けた。

 

終わった頃には少し廊下が慌ただしかった、生徒会長室に熱で倒れた子がいると聞いた時は俺はダッシュをし生徒会長室の前に立つ

倒れてるつぐみを巴が看病していた

その光景に驚いたのかひまりは固まっていた

 

「ひまりっ!」

 

巴が大きな声でひまりを呼ぶ

我に返ったひまりはすぐさまスマホを取り出し緊急車を呼んだ

 

刀夜

「巴!つぐみの様子は!」

 

俺はすぐさま巴の所に行きつぐみの看病をした。

 

 

その後、緊急車が来てつぐみは巴、ひまりが共に乗る

俺はスマホを取り出し巴に代わって蘭達に連絡をした。

すぐに蘭が電話をし、つぐみが倒れた事を説明した。

 

蘭と一緒に家に帰り

リビングで父さんが蘭の事を見る。

勿論、あの話だ

 

さらに父さんから蘭に「中途半端なバンドごっこはやめろ」と

はっきり言われ、蘭は何も言い返せない自分が嫌になり

自分の部屋に戻っていった。

 

つぐみが倒れて一日が経った。

 

蘭達と俺は共につぐみのお見舞いに行った。

勿論つぐみはベッドで元気にしていた。

三日くらい経てば治ると言う事だった。

 

その帰り道、蘭と巴が言い争いを始め

その場にいたモカとひまりが止めに行くが、全く収まらなかったので俺が二人の間に入り、止めた。

 

再び、つぐみのお見舞いに行くと

メンバーが揃っていた

巴と蘭は未だに気まずい空気だったが

お互いに謝りつつ話をした。

 

そして、巴がバンドを休止しようと話を切り出す

それを、辞めたくない蘭は涙目になり

病室から出て行く

 

「!蘭!」

 

とっさにモカが蘭の手を握りこちらに引き止める

巴と、ひまり、つぐみは驚いた表情で蘭達を見る

 

モカ

「…えっと…蘭の…腰抜け!」

 

モカの思いがけない一言が蘭に対して言う

それを聞いた蘭もモカに言い返す

 

その場にいた巴がその会話に入り。

言い争いになって行く

 

必死に止めようとつぐみが話をするが聞く耳持たず、

ひまりも止めようとしたその時

 

看護師

「こら!貴方達ここは病院です!

他の患者さんもいらっしゃいます!静かにしなさい!」

 

その一言で言い争いが終わり

そしてみんなが笑う。

 

「それで、なんの話してたっけ?」

 

「さぁなあどうでもよくなった気分だよ」

 

帰り道、

蘭は自分の気持ちを伝えるため蘭の父さんと話をつけると言い出した。

モカ達も頑張れと応援する

 

蘭の家

 

刀夜

「蘭、大丈夫だよな?」

 

「うん、ありがとうお兄ちゃん。

…それじゃみんな行ってくる」

 

「蘭、頑張れ!」

 

ひまり

「蘭なら出来るよ!」

 

モカ

「ガンバレー蘭!」

 

蘭は家に入って行った

 

刀夜

「…伝えろ…自分の気持ちを、な。」

 

しばらくすると中から蘭がやってきた

どうやら父さんと向き合い、ライブで自分達のバンドを伝えると、約束した。

 

みんなが蘭に抱きつき

そして、巴が泣いている蘭を抱きしめる。

となりにいたモカは笑顔で蘭を優しく包み

ひまりは涙目になり、蘭を見守る

 

数日後

つぐみが復帰した。

ガルジャムの本番まであと1週間後

 

その夜

俺は父さんと久し振りに将棋をしていた。

 

刀夜

「…なんか、久し振りにやるな、父さんと将棋やるなんて」

 

父さん

「そうだな…お前が引きこもる前に一回やったくらいか?」

 

刀夜

「…昔は自分で蘭の距離を置いたからな…

今じゃ、あいつの事をしっかり見守るお兄ちゃんとして目標かな?」

 

父さん

「そうか、

そろそろ寝なさい、明日は速いだからな?」

 

刀夜

「分かってるよ、

…お休み」

 

刀夜

「…あ、父さん。

言い忘れた事がーー」

 

 

俺は部屋に戻る。

ベッドの上に置き手紙が置いてあった

 

刀夜

「…!蘭、

口で伝えれば良いのに。」

 

書かれていた内容は

 

明日、頑張る。

だからお兄ちゃん、私達のバンドを目に、焼き尽くして

 

と書かれていた。

 

 

ライブ本番の日

蘭は朝早くから出かけた

勿論circleでの練習をするため

この日をどれだけ待ち望んでいたか。

 

父さん

「刀夜、私は少し遅れてくる

お昼頃には着くと思う」

 

刀夜

「わかった、遅れないようにな」

 

一言言って家を出た

ライブが始まるのはお昼頃の1時からだ

 

circle

 

ライブハウスはかなりの人が居た。

勿論他のバンドの人もたくさん居た

 

中に入るとカウンターでまりなさんが居た

色々と話してるうちに本番10分前になった

 

刀夜

「父さんは…?」

 

蘭父さん

「おぉ、ここに居たか」

 

刀夜

「間に合ったか良かった。

何処行ってたの?」

 

蘭父さん

「色々な、そろそろかい?」

 

刀夜

「この先だから行こうか?」

 

ライブハウスに入る人がたくさん居た。

その中に俺達は一番後ろに行き

蘭達の姿が見える場所に居る。

 

そして

 

スポットライトが点灯しステージが明るくなる

その前にいる5人の幼馴染ガールズバンド Afterglow

 

その瞬間会場が盛り上がってゆく

マイクの前に蘭が立つ

 

蘭サイド

 

あたしはこの日のために一生懸命に頑張ってきた

色んなことがあって、仲間達が居たこと。

それを前を見て、伝えなければ伝わらないことだってある事を学んだ。

そして、今、幼馴染のメンバーであたし達の音を響かせる

そして、伝える父さんに!

 

「ふぅ…はぁ…それでは聞いてください

まずは一曲目…!」

 

蘭の掛け声によりメンバーはそれに応える

音が会場に響く

 

曲の中盤あたりになり

観客の熱が高まってきた

 

蘭父さん

「…!これが…ライブ…

蘭…!」

 

刀夜

「凄いだろ?父さん。」

 

蘭父さん

「あぁ、これ程凄いとはいや、本当に凄い。」

 

そして、曲が終盤になり

再び蘭がマイクの前に立つ

 

「次でラストの曲です

聞いてください!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ライブが終わり、お客さん達が帰っていく

楽屋では蘭達がライブの事を熱く語って居た

 

刀夜

「おつかれ蘭、モカ、巴、ひまり、つぐみ」

 

「!お兄ちゃん見ててくれた?

あたし達のライブ?」

 

刀夜

「あぁ、最高の音だったよ

そして「いつも通り」の音をな」

 

「ありがとう…お兄ちゃん」

 

話してるうちに

蘭の父さんが楽屋に入ってきた。

 

蘭の父

「…蘭」

 

「…!父さん」

 

モカ

「わぁ〜蘭のお父さんだぁ。

こんにちわ〜」

 

蘭のお父さん

「やぁ、こんにちわ。

いつも蘭と刀夜がお世話になってます。」

 

「…どうだった?あたしたちのライブは」

 

蘭のお父さん

「非常に感動したよ、しかも情熱的で

大変素晴らしい演奏でしたよ、私が忘れて居た頃を思い出すよ

…蘭」

 

蘭父さん

「お前の情熱や、想いがしっかりと伝わったよ

これ程までに真剣に、バンドを打ち込んで居たのだな?」

 

蘭のお父さん

「そして、一緒に作り上げてきた仲間を大切にしなさい」

 

「…!それじゃあ…」

 

蘭のお父さん

「…バンドを認めよう、お前はいい仲間に恵まれてたな。」

 

「!…ありがとう…ございます!」

 

蘭の父さんは楽屋を出て行く

 

ひまり

「蘭、良かったね」

 

「あぁ、本当に良かった…!

最高にいい日だよ!蘭!」

 

つぐみ

「よ、良かったぁ…うっ…うっ…」

 

モカ

「これからも頑張ろうねぇー蘭」

 

「うん…うん…!」

 

「みんな、ほんとに…本当にみんな、ありがとう!」

 

刀夜

「…良かったな…蘭」

 

俺はそっと楽屋を出た

 

刀夜

「さてとそろそろ行くかな。」

 

俺は走って行く

向かう場所は…




ごめんなさい四話目に続きます。これが最後です

話の内容ほどんどかっ飛ばしてます
ごめんなさい。
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