美竹蘭は 兄の姿を一度も見たことがない 完結 作:セブンスランス
刀夜が父さんに打ち明け会…だったはず
どうぞです
これは俺が蘭にライブに行く前
全日の夜に起きたお話
夕方の時蘭は家から戻ってきて巴達に会い
そして泣いていた事を知っている
蘭は父さんにライブのチケットを渡し
父さんがライブに来てくれる事を約束した。
その日の夜
刀夜
「あ、そうだ父さん」
父さん
「ん…?どうした?刀夜」
将棋を終え、部屋に戻ろうとした時
俺は思い出したかと口が開く。
刀夜
「あ…その…な」
父さん
「はっきり言わんのか?」
刀夜
「急な話でごめん俺
明日あたり海外でバンド…関係をして来る」
父さん
「…そうか
しばらくは帰って来れないのだろ?」
刀夜
「そうかって…え?知ってたの?」
父さん
「いつか、蘭と同じ自分の思いを伝えると思えば分かるよ
それに前々から海外に行った友達に会いに行くのだろ?」
刀夜
「…!それじゃ!」
父さん
「…行ってこい、
自分の道は自分で切り開くと」
刀夜
「父さん…ありがとう…!」
父さん
「…蘭には報告しなくて良いのか?
刀夜が居なくなると…」
刀夜
「…蘭には内緒にしててくれ
自分でもわかってるから…だけど蘭はちゃんと向き合える仲間がいる
…父さんも明日のライブ、絶対に盛り上がるはずだ」
父さん
「…分かった。
とにかく今日はもう遅い、
明日に備えて寝る準備しないとな」
刀夜
「父さん、
おやすみなさい」
父さん
「あぁ、おやすみ」
俺はリビングを出て自分の部屋に戻る
明日は蘭のライブを見た後に空港に行く事になっている
もちろん、父さん母さんにはそれを伝えた
刀夜
「…ごめんな…蘭」
そう呟くと俺はふと、棚を調べた
そこには俺がバンドを始めた頃につけて居た刀アクセが置いてあった
刀夜
「これ、懐かしいな…
…そうだ」
俺は部屋を後にし蘭の部屋にこっそりと入って行く
蘭は寝ていた。
蘭
「zzz」
刀夜
「…蘭の寝顔を見るのもこれで最後になるのかな…」
蘭の寝顔を見た後
蘭が使っていたギターケースの中に刀のアクセを入れる
刀夜
「…お休み…蘭」
俺はそっと扉を閉め、自分の部屋に戻り
寝た。
次の日
朝から蘭が出かけて行くところを窓から見上げる
幼馴染の4人組と一緒に出かけていった。
刀夜
「蘭達のライブは昼頃
だといっても何時頃になるかわわからない。
夕方以降になると俺はライブを見ないでそのまま空港に向かう感じかな」
手持ちはベースを入れるケース
あとは自分用の荷物をまとめた。
プルルルルとスマホがなり
俺はスマホを手にとり電話をする
刀夜
「はい、刀夜です
…!彰?
久しぶりだな
うん、そうだが…
え?はぁ?…はぁ…わかったよ
ん…?とにかく着いたら連絡するから
わかったわかった
それじゃまたな、おん」
刀夜
「やれやれ、相変わらずの慌てぶりだな…まぁそこがあいつの良いところだけどな」
時刻と場所は変わり
俺は早めにcircleに着く
父さんは少し遅れてくると聞いたので蘭達のライブには間に合うのか
心配はいらなかった。
その後は時間を潰し
父さんと出会い
蘭たちのライブを見届けた。
楽屋にて
父さんと蘭がお互いに話して居た
俺はそれを見ていた。
父さんはそのまま家に帰っていく
俺も消えるように楽屋を出ていく
空港
刀夜
「…それじゃ、いってくるよ
…父さん、頑張って来るよ」
俺は父さんと通話を切り
飛行機に乗っていく
刀夜
「結局、蘭からメールは来ないか
…そりゃ黙って目の前から消えるのは俺の原因だ
…だからごめん蘭」
俺はそんな不安を抱えて海外に行った。
残り2話で終わります
それではまた