オーバーロードともふもふしっぽ   作:kaenn

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おつかれ様です

皆様の所は台風の影響凄いですか?

私の家の方ではトンネル?が水没して車が立ち往生しているようです。

くれぐれも気をつけてください。


動き出す世界、溢れ出る……何か?

「…………はぁっ、……はっ…はっ……ぁ……ぅ…んっ……」

 

玉座の間にペロロンチーノが今まで観てきたどんなエロゲや本より艶めかしい顔で浅い呼吸を繰り返す玉藻

その声は玉座の間に響き、なんとも言えない空気を漂わせていた。

 

「…………あー、あの玉ちゃん?大丈…夫?」

 

そのシチュエーションに慣れていたぶくぶく茶釜が、いち早く正気に戻り玉藻の状態を確認する為、玉藻に声をかけ、右肩に手?をかけた。

 

「……はぅ!…………はぁ……はぁ…ぁ…ぁ…………」

 

玉藻はぶくぶく茶釜の手?が触れた瞬間にビクッ!と身体を震わせるとしっぽと耳をくたっとして、浅い呼吸のまま気を失ってしまった。

さすがにここまでくるとぶくぶく茶釜も焦ってしまいどうしようかモモンガに確認しようとすると

 

「だ、大丈夫でございますか?玉藻様!?」

 

と、聞き慣れないが何処かしっくりくる女性の声が聞こえた。

 

「「「「?!??」」」」

 

自分達以外のプレイヤーは居なかった筈で、背後から聞こえる声に驚いて振り向くと其処には

 

「も、申し訳ありません!至高の御方々の会話を妨げてしまいました!このアルベド、どのような処分でもお受けいたします!!」

 

と、モモンガ達が振り向いた先には、ナザリック大墳墓の守護者統括者アルベドが絶望したような表情で土下座していた。

 

「えっ?…アルベドが動いてる?」

 

「と、言うか……愚弟が玉ちゃんのしっぽを揉みしだいたのに垢BANされてないじゃないか!…………あれ?」

 

「いや、そういう問題ですか?これ明らかにおかしいですよ?……な、GMコールも効かない!?」

 

死獣天朱雀がアルベドが動いてる事に驚き、ぶくぶく茶釜はペロロンチーノが運営に垢BANされていないことに腹を立て、運営に通報しようと、コンソールが開かない事に気がつき疑問を浮かべ、モモンガはGMコールを試すが一向に繋がらない…モモンガは其処で異常を確信する。

 

「モモンガ様……申し訳ございません…わたくしは、じーえむこーるなる言葉は存じません、差し支えなければ教えていただきたいのですが?」

 

アルベドは心の底から困ったような顔でモモンガに質問をする。

 

「……むっ…構わんが……それよりも…セバス!お前はプレアデスから1人を連れてナザリックの外がどうなっているか?後はこの世界の生物で交渉可能な者が居るかを確認して来るのだ!範囲はナザリック大墳墓の現在地から半径10キロ以内とする!行け!!」

 

アルベドへの返事もそこそこにモモンガは、支配者ロールで感覚的に指示を出す。

するとセバスは、「畏まりましたモモンガ様、では…私めが調査をしてまいりますので、皆様は暫しお待ち下さいませ。」

と、言いながら優雅に一礼して探知に長けていて且つ戦闘もそれなりに出来るルプスレギナを連れて玉座の間を出て行った。

 

その他のプレアデスに第9階層の警戒指示を出し玉座の間にはモモンガ、ぶくぶく茶釜、ペロロンチーノ、死獣天朱雀、玉藻、アルベドのみになると何を思いついたか、モモンガはアルベドを自分の前まで来させて一言二言会話すると急に胸を揉んだ。

 

「…はぅ!…あぁモモンガ様ぁ……どうぞ…お好きにしてくださいまし……」

 

と、満面の笑みと期待に満ちた潤んだ瞳を向けてくるアルベド

 

「………………おい…そこの変態骸骨、オモテ行こうか?」

 

と、表情は判らないが声と雰囲気……後は身体の周りから発生しているピンク色のオーラで怒っていると思われるぶくぶく茶釜、対照的な2人にモモンガは詰め寄られていた。

 

その後、何とかぶくぶく茶釜を宥めてアルベドを他の階層守護者を呼びに行かせた頃、床から死獣天朱雀の手でリビングアイテムのソファーに移動させられていた玉藻の耳がぴくっ!と動き、ゆっくりとした動作で玉藻が体を起こす。

 

「………………あれ…?私……寝て?……あっ!お姉ちゃん、まだ時間あるんですか?」

 

少しばかり寝ぼけていた玉藻は何処か遠くを見つめていた、だんだんと意識がハッキリしてきたのかキョロキョロと辺りを見回してぶくぶく茶釜を見つけると時間はまだ大丈夫?と、質問する。

先程の行為は憶えていないようだ。

 

「時間は……どうなんだろう?……たぶんまだまだ大丈夫だと思うんだけど?」

 

ぶくぶく茶釜もまだ現状を把握しきれていないため、曖昧な返事を返すと玉藻は、リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンのついた手を出して、

 

「それではちょっとだけあの子達に会ってきますね?」

 

と、言って転移して行ってしまった。

 

どうしようか焦っているとモモンガが、リアルラックがカンストしている玉藻なら悪い事にはならないだろう…と言い、取り敢えず集合場所に指定した第6階層の闘技場へと転移して行った。

 

………………気絶するペロロンチーノを残して…………

 

 

 

古の緑都…………先程来たばかりだが何故だろう?花の匂い?風が金色の髪としっぽを撫でていく……あれ?こんなに五感が再現されていたっけ?疑問に思いながらも異変が起きたと気付いていない玉藻は意気揚々と宮殿目指して歩いて行く。

 

「……おかえりなさいませ…プロフェッサー玉藻。」

 

其処には、恐怖公に贈ったコのプロトタイプであるアークビートルが恭しく一礼してくれた。

あまりにも玉藻の想像通りだったので、玉藻は脳内補完して声が聞こえたのと勘違いして、

 

「…プロフェッサー?……良い響きですね!それでは今度からはプロフェッサー玉藻と名乗りましょうか、ありがとうアーク。」

 

アークビートルに礼を言うと、返事を聞く前に娘達が待っているだろう部屋へと歩を進める玉藻……その背後には無数の昆虫型ロボットがアークビートルの後ろに整列して最敬礼を贈っていた。

 

「さっきは時間がなくてあまり触れ合えませんでしたし、最後だから3人で写真でもとっておきましょう。」

 

部屋の扉の前に到着した玉藻はそんな事を呟き、しっぽを左右に振りながら扉を開ける。

 

「おがぁさまーー!私達ぼぉずでないでーー!!」

 

扉を開けた瞬間、玉藻は誰かに抱きつかれ、そこそこのボリュームを誇る自身の胸に誰かが飛び込んで来た。

 

「えっ?…えぇ…?」

 

混乱していると飛び込んで来た人物が顔を上げ、玉藻と目が合う……其処には、綺麗な顔を涙と鼻から溢れ出す悲しみで濡らした娘の1人王元鬼が居た。

どういう事?何で動いてるの?と、思っていると王元鬼は涙声で言葉にならない言葉をひたすらに繰り返している。

 

「ん?母上様、最後では無かったのか?……あぁ、もしや最後だからコキュートス殿とエニシを結ぶ許可を頂けるのか?それならば今すぐにでも参りますぞ?」

 

泣き続ける王元鬼を他所に背後からひょっこりと顔を出した次女は真顔で玉藻にそう告げると、玉藻の腕を取って「さぁ行きましょう!直ぐにでも、さぁさぁ!…………あ…想像しただけで下着が……」などと言う、後半は聞こえなかったが……

 

泣き続ける王元鬼を宥めているとモモンガ様からメッセージが来た、何やらNPCが動き出していて自分達もアバターの姿になってしまったらしい…………ゲンキとレイキが目の前で動いて喋っている光景を現在進行形で体験している事を伝えると2人も闘技場に連れてくるように言われた。

 

「あ、あのっ!ゲンキ?レイキ?モモンガ様が闘技場にお呼びなのだけど一緒に行く?」

 

そう聞くと

 

「いぐっ!」

 

「おお…そこまで手筈を整えて頂いているとは……流石母上様、もちろん参ります。」

 

泣きながら元気に返事をする王元鬼と、いつのまにかメイン武器の1つである方天戟を取り出して素振りをしながら微笑む呂玲鬼を連れて行くため、

 

「…じゃあゲンキ?お願いして良い?」

 

と、聞くとコクッとうなづき、王元鬼はゲートの魔法を唱え闘技場へと続く道を開いた。

そしてやる気満々の呂玲鬼、玉藻、最後に泣き腫らした王元鬼の順番でゲートに入って行った。

 




王元鬼と呂玲鬼からは忠誠心以外のものも溢れ出た様です?

そしてしれっとメダルロボット達を追加

次回の話で玉藻の取る作戦は……

  • わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
  • 野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
  • まさかのメタルヒーロー?投入
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