オーバーロードともふもふしっぽ   作:kaenn

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おつかれ様です

本日も無事に投稿できました。

おかげさまで週間ランキングに載ってました!

ちょっとだけ嬉しかったですね。

楽しみにしている方が居ると考えて続ける励みになります


そして今日も怒られる……

玉藻が扉を開けるとそこは一面の暗闇だった…………ん?ガサガサ……?

 

私に続いてアークダッシュとディレルビートルが入室すると黒一色で統一されていた部屋の壁面と天井そして床の黒が音を立てて、部屋の中央に移動して行く。

 

「……アークダッシュさんにディレルビートルさん…どうしました?侵入者が来た…という話でしたが………!?た、玉藻様!?おおっ!これはこれは、この様な場所までご足労いただくとは、誠にありがとうございます。」

 

して、何か要件ですかな?、と眷属の殆どを下がらせ、先程とは一変して一面の白い部屋と化した黒棺の領域守護者である恐怖公は、突然現れた玉藻に対して驚きながらも気を取り直して恭しく礼をした。

 

「えぇ…察しが良くて助かります。…実はナザリック大墳墓に異変が発生しておりまして、是非恐怖公のお力を借りたいと思い来てしまいました。……本来なら事前に連絡をするべきだったのでしょうが……恐怖公もダッシュもディレルもごめんなさい。」

 

「な、なんと!玉藻様!お顔を上げて下さい!我々領域守護者は言わば玉藻様の僕、何なりとお申し付けくださいませ。」

 

事前に確認してから来ればこんな迷惑にはならなかったかもしれない、と思った玉藻は、恐怖公とダッシュ、ディレルの3人?に頭を下げると3人?は驚いた様に顔を上げて下さい!と、急いで玉藻の手を取り立ち上がらせる。

 

恐怖公に偵察の為、眷属達を貸してくれるように頼むと「至高の御方々の役に立つのであれば喜んで御協力させて頂きます。」と快諾してくれた為、その後も結構な時間雑談をしてしまったので、準備の邪魔をしては悪いと考え、「そろそろお暇します」と告げる。

 

「……おおっ、それでは玉藻様折角ですので造って戴いた"彼"に乗って帰られてはいかがでしょう?"彼"でしたら他の至高の御方々にも受け入れていただけると思いますので……彼もそう望んでいるはずですのでよろしければ…ですが?」

 

恐怖公の提案された博士、Dr.、私の力作であるあの子に乗れる喜びに玉藻はしっぽをちぎれんばかりにぶんぶん振ると恐怖公は苦笑を漏らし、

 

「ふふっ、そこまで至高の御方…しかも創造主に喜んでもらえれば彼も本望でしょう、今喚びますので少々お待ちを……」

 

と、言うと恐怖公の足もとに金色に輝く魔法陣が描き出される。

魔法陣が完成すると一際強い輝きを放って中から身体の殆どを金色と黒に染められた4足の脚を持つ機械が現れる。

 

「彼こそが!そう、彼こそが!…3博士の御力で強化されたシルバーコックローチ(通称SC)改め、GG(ゴブキリーゴールド)フレームです!」

 

其処には……前脚は鉤爪のような金色で鋼鉄の爪を生やし、後脚は人間で言う爪先部分が鋭く尖り、巨大な一対の羽は獲物逃さぬとも言いたげに大きく開いている……全体的に大きく、5メートルはあろうかという巨体が……GGフレームが現れた。

 

るし★ふぁー博士が造りし秘密のロボシリーズ第8弾だったか?100年以上前のロボットアニメを元に四足歩行形態を作ったと、言っていた気がするが……GGフレームを見た瞬間から私の心はわくわくドキドキが止まらなかった……あれ?いつの間に白衣を着たのだろう?…まぁいいや、取り敢えずこの子に乗って第9階層まで観光しながら帰ろう、モモンガ様とお姉ちゃんの邪魔はしたくないしね?

などと言い訳を自分の中でしながら、夢にまで見た……自分が乗れる程大きなロボットに興奮を隠しきれず、頬は興奮でほんのり薄紅色に染まりしっぽはこの子の話を聞いた時から自分からは見えないがうっとおしくなるほど振られているのを感じる。

 

「それでは良い旅を玉藻様。」

 

恐怖公とアークダッシュ、ディレルビートル、それと恐怖公の夥しい数の眷属に見送られて四足歩行の機獣に乗って黒棺を後にする。

あっ、人?文字…………またのお越しをお待ちしております!……

 

「うんっ!また来ますね!」

 

白衣に袖を通し、GGフレームに乗った私は見送りをしてくれている人?達に、いつもより少しだけテンション高く別れの挨拶をした。

 

 

第4階層を飛んでいるとガルガンチュアさんの沈んでいる地底湖、その先にある岩山に偽装した格納庫内のナザリックガーディアンの様子を外から見て目立った損傷は無かったので中には入らずに立ち去った。

 

途中にあった岩山に、博士やDr.のエンブレムが薄っすらと描かれていたような気がしたが、この時はそこまで気にしなかった。

 

 

第5階層に入るとすぐにコキュートスと雪女郎達……後は何故か呂玲鬼が待っておりGGフレームに指示を出して地面に降りる。

 

「オオ、玉藻サマ恐怖公カラ連絡ヲ頂キオ出迎エニ参リマシタ。」

 

恐怖公から連絡を受けて来てくれたらしいコキュートスに礼を言うと畏まられた。

 

「それで母上?彼はいったい?」

 

何故か居る呂玲鬼の質問に、恐怖公の所に配備されている、るし★ふぁー博士の力作です!と、自慢げに答えると

 

「…恐怖公の?…どことなく昆虫に近い気がするが……いや、やはり濡れないから別物か…………」

 

それを聞いた呂玲鬼は、何か考え込む表情で顎に手を当てて何やら呟いていた。

 

「それでコキュートスさん?何か急ぎの用事でしょうか?」

 

呂玲鬼と雪女郎達相手にGGフレームの良さを力説していた玉藻はふと、コキュートスがわざわざ入り口で出迎えてくれた事に疑問を持ち少し離れた場所で此方を伺うように見ている、蒼白に輝く外骨格の偉丈夫に問い掛ける。

すると本気のお兄ちゃんも真っ青な速度で私の前に走って来たコキュートスは

 

「ア、アノデスネ?……エ…エエト……ソノ……呂玲鬼殿ト…ワ、ワタシノ……」

 

「ん?レイキとコキュートスさんと……どうしたのですか?」

 

いつもの自信に満ち溢れた男らしいコキュートスの態度とは打って変わって、しどろもどろ…辿々しいコキュートスの言葉を聴き返すと

 

「イツモ手合セヲサセテ頂キ……誠ニアリガトウゴサイマス…………。」

 

「?いいえ、此方こそレイキがご迷惑をお掛けしてごめんなさい…迷惑だったら言ってくださいね?」

 

さすが建御雷様の作ったNPC……戦うのが好きなんだな…わざわざ御礼を言って来るなんて…と、感心していると

 

「「ああ…」」

 

「…………ちっ!……ヘタレがっ…………」

 

と、後ろの方で雪女郎達と呂玲鬼が何かを小声で言っていた。

 

 

その後何故か呂玲鬼と雪女郎達に怒られている?コキュートスにそろそろ戻らないとモモンガ様達にご迷惑がかかるので…と言ってGGフレームに跨る……呂玲鬼はどうするのか聞くと、

 

「母上、すまないがこの後……少しだけ……本当に少しだけ…コキュートス殿とO・HA・NA・SI…があるのでもう少ししたら緑都に戻って居るよ。…………さぁコキュートス殿?行こうか……」

 

「マ、待テ、レイキ……玉藻サマヲ御見送リシナイノハ不敬ニ辺ル「少し黙ろうか?」………ハイ……」

 

と、コキュートスさんとまた試合でもしたいのか外見では分からない鬼の怪力でコキュートスさんの首?を掴んで引きずって行く、途中コキュートスさんが何かを言おうとしたが笑顔で振り向いた呂玲鬼に何かを言われると大人しくなりそのまま雪原に消えて行った。

 

雪女郎達に、お土産としてカキ氷とアイスクリームを貰ったので無限の背負い袋に入れてGGフレームに指示を出すと急上昇して第9階層まで行ってもらった。

 

 

 

 

 

 

 

その頃………………大白球にて

 

「ヘタレ、ヘタレヘタレヘタレヘタレ…………」

 

「ス、スマン……玉藻サマヲ前ニスルトドウシテモ緊張シテ……」

 

「私の初めてを奪っておいてそのヘタレ具合はナンダ?……アッ?」

 

「……イ、イヤ…アレハ…レイキガオレノ寝テイル所ヲイキナリ襲ッテ…………」

 

「その後で責任取るって言ったな?後は母上の許可だけなんだが?そこの所理解しているのかな?カナ?カナ?」

 

全てが氷で出来た大白球の奥、コキュートスの部屋にて完全に目の座った鬼の女性が数少ない氷以外で出来た椅子に座って、立派な体躯に反して土下座しながら弱々しく言い訳を続ける蟲の王が居た。

 

その部屋の扉の外では雪女郎達が……またやってる…と、思ったかは定かではない。

 

 




コキュートス……もう手を出していた模様……

呂玲鬼…ぱないの!

っていう感じですかね?

次回の話で玉藻の取る作戦は……

  • わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
  • 野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
  • まさかのメタルヒーロー?投入
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