オーバーロードともふもふしっぽ   作:kaenn

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おつかれ様です

書けるときに書く!

コレですね?と、いった境地に達した作者です。

某バンドリズムゲームのハードは難しいですよ……

ん?エキスパート?そんなの知らん!


初めての……

GGフレームに乗って第6、7、8階層を駆け抜けて、モモンガ様とお姉ちゃんが実験している部屋へと向かう途中にナザリックの副料理長であるピッキーに出会った。

 

「これは玉藻様お疲れ様です、ご帰還後に御挨拶が遅れて申し訳ございません。」

 

と、キノコ頭を下げてそう言ってきたピッキーに玉藻は

 

「いえいえ、此方こそ…以前はあれだけ厨房をお借りしていたのに……良かったらまた後日使ってもいいでしょうか?あのアイテムの効果がまだ残っているか確かめたいので……」

 

「おお…なんと畏れ多い…そんな許可など取らなくともナザリックの全てが至高の御方々の物、ご自由にお使いください……後…出来れば新しい料理を教えていただけますか?玉藻様の御料理は私の未熟な腕では理解出来ないかもしれませんが、ナザリックの為、是非ご教授願いたいですので……」

 

ユグドラシル時代にバフ料理研究の為、ナザリックの厨房に篭もって何時間もひたすらに料理を作っていた記憶があり、私の持っている非戦闘向けの神話級アイテム"美食神 海原夕斬の前掛け"の効果がこの世界でも機能するかを確かめたいと思っていた私は厨房の使用許可を求めるとピッキーは自由に使っていいと言ってくれた。

畏まっているピッキーに、それでは時間が出来たら伺いますね?と、言い

 

「そうだ!もし効果がそのままだったらみんなで一緒にお食事会をしましょう!私が作りますから…えぇと、ピッキーさん達NPCもご飯は食べられるのですよね?」

 

良いことを思いついた!と、提案すると

 

「おお…………まさか至高の御方が御手から作って頂いた料理を頂けるとは……このピッキー……感無量で言葉が出ません……」

 

急に涙ぐむピッキーに驚きながら「効果がちゃんと発揮した場合の話ですよ?」と念を押すと

 

「いいえ玉藻様、我ら僕にはそのお気持ちだけでも十分な褒美となります。」

 

などという会話をしてピッキーと別れた玉藻は、とりあえずモモンガとぶくぶく茶釜が居るであろう部屋に入ると部屋の空気が張り詰めていた。

 

「助けには行かない…この世界の騎士達がどれほどの強さかもわからない現状ではわざわざ助けるメリットがない……故に見捨てる。」

 

「そうですね…もしこの騎士とかが150レベルで私達よりも強いとかだったらヤバイですもんね?」

 

モモンガ様とお姉ちゃんは私が部屋に入った事に気付かず遠見の鏡を見ながら会話している。

2人の後ろにいるセバスが苦しそうな顔をしているような気がして私は近づいて話し掛ける。

 

「セバスさん?どうしましたか…何処か具合でも悪いのですか?」

 

「…!?玉藻様…お帰りに気が付かず申し訳ありません…ですが体調などは問題ありません、御心配をお掛け致しました。」

 

セバスは一瞬驚くと佇まいと表情を整えてなんでもないかのように振る舞う。

セバスの視線の先はモモンガ様とお姉ちゃんの前にある遠見の鏡に向けられている様なので、未だに私に気がつかない2人の間に割って入り鏡を覗く、すると其処には祭りが映っていた……楽しい祭りではなく……阿鼻叫喚の血祭りが……あれ?……なんで私……目の前で人が殺される光景を見ているのに……"こんなに心が安らぐのだろう"……

 

ぼーっと、その光景を見ているとお姉ちゃんに「お帰り玉ちゃん、大丈夫だった?」と、聞かれる。

お姉ちゃんもこの光景を見て何も感じない様だ…普通に話しかけてきた

 

「えぇ、恐怖公は快諾してくれたので明日にも出発出来るそうです……それでこれは?」

 

私も普通に返事をして鏡を指差して質問する

 

「うむ…使用方法が分かって色々見ていたのだが……先程この村が襲われているのを見つけてな?観察していたところだ。」

 

モモンガ様が答えてくれるが、モモンガ様もとくに何も感じていない様だった。

言い様のない微妙な空気が流れる中、モモンガ様がセバスさんの方を見て……「なっ…たっちさん……」

と呟く、そして鏡の鏡面に映し出される映像が変わり幼い姉妹が騎士に斬り殺されようとしている様だった…姉妹が引き剥がされ姉の方は服の前側を掴まれ破り捨てられた……妹だろう小さい方も身体を触られている様だ……流石に不快感を感じていると

 

「……茶釜さん…もしもの時の為、ナザリックをお願いします…セバス!アルベドに完全武装で私の下に来るように伝えろ!」

と、モモンガ様はセバスさんに指示を出し、「私は先に行く」と、行ってゲートを開いて転移していった。

私とお姉ちゃんがあっけにとられていると先に正気に戻った私は、

 

「私のスキルなら1日8回まで致死ダメージを受けても大丈夫です!私も行きます!」

 

と、お姉ちゃんに告げて消えかけているゲートに飛び込んだ。

 

⦅心臓掌握⦆

ゲートを通過した瞬間に、モモンガ様が得意な死霊系魔法が唱えられると

襲われていた姉妹の姉の方に跨っていた騎士は、上半身裸で下も鎧は脱いだ姿のまま剣だけを取って距離を置く

しかし、モモンガ様の魔法を受けて呆気なく崩れ落ちる……どうやら死んでしまったようだ……

その直後モモンガ様の背後にいた騎士が斬りかかろうとするのを、私が取り出した方天戟で弾こうとする

すると私の振るった方天戟は、熱したナイフがバターを切るようにスッと剣を切り裂き、そのまま鎧ごと騎士を真っ二つにしてしまった……私はこの時初めて人を殺したのに嫌悪感を感じなかった…………むしろ……今迄がオカシカッタノダ、と思えるくらい心が震えて私の意識外で、もふもふのしっぽが嬉しそうにはためいていた。

 

その後モモンガ様が騎士の死体からデスナイトを作成し、私は援護として召喚用の符を1枚取り出し、2メートルくらいで人型の50レベルNPCオーガロードを召喚した。

ユグドラシルの時は符を使うと目の前にポンッと現れたがこの世界では違うらしく、五芒星が描かれるとその中から浅黒い肌をした何処かの映画俳優の様な筋骨隆々な男性が立っていた……角は2本生えていたが……

このオーガロードは「主人よどう致しますか?」と、聞いてくれたので

 

「デスナイトと一緒に村を襲っている騎士を殺して……そうだ…何人か残しといて下さい…情報が欲しいので。」

 

と、言うとオーガロードは「畏まりました。」と言って走って行った。

 

後ろで声が聞こえたので振り向くと、いつのまにかアルベドが到着していた様だ……見た目が黒い重騎士なので姉妹には先程の騎士より怖そうだが……

アルベドは怯える姉妹を他所にモモンガ様と話をしている。

私は姉妹の姉の方の服がぼろぼろなのに気が付きアイテムボックスから伝説級のちょっと綺麗な服を取り出し姉の方に差し出す。

 

 

 

 

「……えっ?えぇと、これを着ていいって言う事です……か?」

 

エンリは混乱していた、何故ならこのまま辱められてから殺されると諦めていたところを、豪華なローブを身に纏ったアンデットが助けて?くれ、その後に現れた綺麗な……この世で1番美しいと言われても疑えない容姿と綺麗な毛並みの狐耳としっぽを持った、自分とそう歳の変わらなそうな女性が現れて、女性の2倍はありそうな斧の様なものを振ると騎士を真っ二つに斬り殺した。

助かったのか?と思った私に身も凍る様な寒気が襲う……あぁ、これで終わりか……と諦めようとした、その時に私の方に振り返った女性が「どうぞ?」と言いながら綺麗な服を差し出してきた…先程まで感じていた寒気が無くなり安堵した私はぼろぼろにされた服を脱いで差し出された服を着る……何故か身体の奥が暖かい……

 

 

 

幸いにも大きな怪我をしていなかった姉妹……エンリとネムと言うそうだ、から話を聞いて状況を整理する。

どうやら襲われる理由は分からないそうだが金目当てでも無さそうだし……なにかがおかしい気がする……

考えていても仕方ないと思った私達はエンリ達に防御魔法とアイテムを施して村に向かった。

 

 

 

 

その頃…………とある城塞都市上空

 

「……ん?!」

 

「どうしたんでありんすか?ペロロンチーノ様?」

 

偵察を行っていたペロロンチーノが何かに気付いた様に言葉を漏らすのを同行していたシャルティアが聞き、どうしたのか聞くと

 

「……何か…………そう、何かまた重要なイベントを逃した気がする…………例えば少女の聖水の薫りを嗅ぐ機会とか……脱衣イベントとか…………」

 

…………ペロロンチーノは今日も自分好みのイベントにスルーされるのであった。

 




転移後初の対人戦を経験した玉藻ちゃん

異形種なのと九尾狐さんの特性で快感を感じる様です。

友好的に接した相手には優しい様ですが……

次回の話で玉藻の取る作戦は……

  • わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
  • 野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
  • まさかのメタルヒーロー?投入
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