ストック連投中です、いつのまにか日間ランキング40位台に載っていました!
これも読んでいただいた皆様のおかげです。
後書きに前回感想でいただいたカルマ値のみですが、掲載しておきますので興味がある方はご覧下さい
村に向かう途中、所々に村人らしい死体が横たわっているのを散見するが道にゴミが落ちている様な感じしかしない……どうやら本格的に人間を辞めてしまったらしい…………
話しながら歩いていると私の召喚したオーガロードからメッセージが飛んでくる。
……どうやら5人ほどの騎士を残して他は全滅させた様でデスナイトはどうしたか聞くと、騎士を皆殺しにしようとしたから現在進行形で取り押さえているそうだ。
モモンガ様に伝えるとデスナイトにメッセージを送ったのか直ぐに大人しくなったそうだ。
「お待ちしておりました女将様、ご要望通り数名生かしてありますがいかが致しますか?」
オーガロードと私達の事を遠巻きに眺める村人達の表情には助かった安堵よりも先程の騎士より得体の知れない者達に今度は何をされるのだろうという未知の恐怖が浮かんでいた。
「ありがとうオーガロードさん…どうぞ、モモンガ様……」
右から順にオーガロード、私、モモンガ様、アルベド、デスナイトの順に並ぶと小声でモモンガ様を促して挨拶してもらう
「…………初めまして………私は、…………私はアインズ・ウール・ゴウン諸君の主人に伝えるがいい、この辺りで騒ぎを起こすな、同じ事が起きれば今度は貴様らの国で同じ事が起こるぞ?……と」
「……行け」と、モモンガ様が言い放つと蜘蛛の子を散らすように一目散に同じ方向に逃げる騎士達を眺めながら横にいるアルベドさんにお願いをする。
「……アルベドさん、少し良いでしょうか?」
「はい、何でしょうか玉藻様?」
「……恐らくですが騎士達が逃げた方向に彼らの本隊があると思うのですが…偵察に向かえる方はいらっしゃいますか?」
「勿論でございます、エイトエッジアサシンをこの村の周りに配置しておりますので3体ほど向かわせます。」
「お願いします……そうだ、オーガロードさんの話だと、1人だけ虐殺に参加していなかった騎士さんがいらしたそうなのでその人は生かしてあげてください、ちょっとだけお話をしてみたいので……」
「……畏まりました、エイトエッジアサシン達にそう伝えておきます。」
「よろしくお願いしますね。」
そう小声で話をしているとアルベドさんから質問される
「恐れながら玉藻様?モモンガ様はいつからアインズ・ウール・ゴウン様と改名されたのでしょうか?私共僕には伝えるまでもない……という事なのでしょうか?それともモモンガ様の本名を名乗る事が何かの不利益に繋がるのでしょうか?私のような無知な僕では到底理解仕切れないのですが……同じ至高の存在の玉藻様ならば理由をご存知かと……」
不安そうに、何か至らない点が……それとも知らずに不敬な真似を…それとも何かお考えが……と思案を巡らすアルベドを不憫に思った玉藻は村長を呼んできます、と立ち去った村人を見送るモモンガにメッセージを送る。
「モモンガ様…いえ、アインズ様とお呼びすれば良いのですか?アルベドさんが困惑していますので宜しければギルド名を名乗った理由を教えていただけませんか?」
「あぁ…すいません、もしもこの世界に他のギルメンが居た時に分かりやすいかな?程度の感覚だったんですが……いきなり神様の名前が変わればそれは混乱しますよね……軽率でした…反省してます。」
「いいえ、そんな理由があるとは気づきませんでした…すると今後はアインズ様とお呼びすれば宜しいでしょうか?」
「対外的な時はアインズでお願いします、ギルメンだけの時はモモンガで結構ですよ?」
村長らしき男性が来たのでメッセージを切ると、絶賛困惑中のアルベドにアインズ様の理由を説明する「くふーっ!かっけぇ!アインズ様さすが…かっけぇ!」と黒い重そうな鎧を物ともせずに飛び跳ねるアルベドさん
飛び跳ねるアルベドさんを微笑ましく見ていると、騎士の内3人が敵本隊に戻った事がエイトエッジアサシンからのメッセージで伝わった。
敵本隊は50人程で先ほどの騎士とは違う鎧を着ているそうだ…………何かの偽装工作か…………と、考えているとエイトエッジアサシンから追加報告があるとの事でそのまま聞く。
「先ほどご所望の人間ですが……名を呼ばれていたものが2名いた為両方捕らえております、いかが致しますか?」
取り敢えず会ってみれば分かるだろうと思い、私はアルベドさんに一言告げてその場を離れる
村から森の外れに到着すると2人の騎士が木に蜘蛛糸で絡め取られていた。
「御機嫌よう…騎士様……私は玉藻、ただの狐です。」
私がゆったりと挨拶をすると2人の内1人は「お金!お金あげましゅから!たしゅけて!たしゅけてくだしゃい!!」と、涙をはじめとした顔から出る液体が全て出ているのではないか?というような醜い顔で懇願して来たので
「……貴方ではありませんね?第一に職業騎士じゃなくて商人…………しかも悪徳商人じゃないですか…」
「さようなら…」と言うと同時に斧で首を跳ね飛ばし黙らせる。
返り血で少し汚れた薄緑色の着物の少し乱れた裾を直し、気を取り直して目当ての人物に話し掛ける。
「貴方はあの村で1人だけ虐殺行為に参加しなかった……理由を教えていただけますか?」
顔に付いた返り血を笑顔でぺろっと舐めながら未だ口を開かない騎士様に問い掛けると
「……殺してくれ…………俺には……俺にはもう生きている価値が無い……貴方の手で葬って頂きたい。」
泣きそうな顔で殺してくれ、と言う騎士様に興味が湧いた私は続けて理由を聞く
何度か同じ問答を続けると、諦めたかのように騎士様が話し出す。
「……初めは神の為だと……法国の民の為になるのだと言い聞かせて殺していたが…1つ前の村で……俺が斬り殺した男が居た……その後に少女が飛び出して来てその男に縋って泣き叫んだ……そのただ泣き叫ぶ少女を俺の仲間は斬り殺した……そいつの顔は悪意に満ち満ちていたがふと水溜りに映る自分の顔を見た時に気がついてしまった…………俺も同じ顔をしている……と…それからは……今貴女が殺したベリュース隊長に罵られながらも誰も殺せなかった……」
心の底から後悔しているのだろう、私に懺悔をするように語ると再度殺してくれと言われた…………
正直に言って……そんな話を聞いても何の共感も同情もできない自分は"もう完全に異形種になってしまった"んだなぁ……と考えながらこの真面目な騎士様の処遇を考える。
「…………そうだ!本隊を止めてくれ!アイツらは王国の勇者ガゼフ・ストロノーフを確実に殺す為に陽光聖典のアークエンジェルフレイムの魔法による攻撃と砲撃と火薬による"爆撃"をしようとしているんだ!!頼む!貴女程のっ……ーザシュッ!ー………………」
名も知らぬ騎士様が言った言葉を理解した瞬間……私の中のスイッチが…………
……………………カチッ………………と、入り………………いつの間に取り出したのだろう無双方天戟を振り抜き何かを言おうとしていた騎士様の首ごと、括り付けられていた1メートルはあろうかと思われる大木を両断した。
「……………………フ……フフフ……フハハハハハァッ!!…………いいですねぇ?……私の前でェ…"敵対者"がァァ?…………"爆弾"ォ?…………ハハハハハハハハハハ!!…………ありがとう騎士様……イイコトを教えてくれた御礼に…………貴方のお仲間はぁ…………皆殺しにしてあげますよぉ!!!!」
少しの間無双方天戟を振り抜いたまま俯き黙り込むと、肩を震わせて急に気が触れたように笑い出す。
言葉では表せない高揚感とどうやって殺してやろうかと考える暗い思考に私の意識は飲み込まれた……
そうだ……後悔させてやらなければいけない…………そう………私の前で…………私の両親を殺した様な……殺し方をしようと思い立った者達に…………一生消えることのない絶望を与え……二度と味わえないだろうが……最大限の恐怖を与えなくては…………
「さぁ……そうと決まれば準備をしましょう…………場所は……緑都の外れの島にしましょう……フフフ…………アハ……ハハ…………」
そう小声で呟きながら歩く私のしっぽは、それぞれが意識があるかの様に自由に動き私の目からは光が消えてどこまでも深い闇のような色を写していて唇は三日月のように弧を描いていた。
最終ステータス暫定的ですが作ってみました。
character
玉藻 異形種
ナザリックの申し子・ナザリックの良心・一騎当千
役職ーーーナザリック地下大墳墓至高の42人目
住居ーーー第六階層"古の緑都"
属性ーーー善[カルマ値:300]
種族レベルー"金毛白面九尾"ーーーー15lv
母なる大鬼ーーーーー∞lv(ガチャ限定1名のユニーク種族の為)1Lv扱い
職業レベルー 武神ーーーーーーーー10lv
音楽家ーーーーーーー5lv
符術士ーーーーーーー7lv
陰陽師ーーーーーーー10lv
一騎当千ーーーーーー10lv
など
New
スキル
狂気の目覚め
効果
九尾の狐にある真の力を目覚めさせる鍵になるスキル
其の者が人間を怨む理由になった物や出来事と対峙すると自動的に発動する
発動すると能力が2倍になるが狂気と破壊衝動に侵される為バーサーク状態に近くなる上に気分が常に最高状態になる為言動まで変わる。
スキルの効果時間は1戦闘が終わるまでの短い時間だったが転移後は対象の殲滅までに延長されている…
(金毛白面九尾の固有スキル)
種族レベル➕職業レベル=計100lv
30 70
参考値
カルマ値のみ
モモンガ⦅−500⦆
ペロロンチーノ⦅−500⦆
ぶくぶく茶釜⦅−350⦆
死獣天朱雀⦅−300⦆
王元鬼⦅+100⦆
呂玲鬼⦅±0⦆
次回の話で玉藻の取る作戦は……
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わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
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野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
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まさかのメタルヒーロー?投入