今日気がついたので上げておきます。
待っていた方居たらごめんなさい!
ではどうぞ。
厳戒態勢の続くマクロスクォーター艦内に新たな転移者が2人…
「おぉ……この間と違ってアニメの戦闘シーンに迷い込んだみたいだ!」
「あー…俺もいつもならモモンガさんと同じくらい興奮するんだけど……たまちゃんの方が心配だなぁ……」
悪の帝王ロールを忘れ、興奮した様子で館内の様子をキョロキョロ見回す骸骨ことアインズ・ウール・ゴウンもといモモンガ
その様子を見て呆れながら、普段なら自分もこんな感じなんだろうなぁ…と、他人事の様に考える鳥頭ことペロロンチーノ
「ん?……ちょうどよかっ……わぷ……」
ペロロンチーノが部屋の外へ出ようとドアに近づくと、待っていたかの様にドアが開き、青い軍服姿の玉藻が飛び込んできた。
飛び込んできた玉藻の豊満な双丘に、クチバシごと突っ込む形になったペロロンチーノは、咄嗟の出来事に何が起こったのか分からず呼吸をする。
「……ぁ……あぅ…………ふぁ…ぁぁ…………ひんっ!……お、おにい……ちゃん…………」
「すはすは……なんかいい匂い……って!違っ!……違う!違うよ姉ちゃん!こ、コレは…………すいません…」
玉藻の胸の中に収まった頭部をグリグリ動かしたペロロンチーノは、匂いを嗅ぎ両手で頭を挟んだそれをグニグニと揉みしだく、感情と感度が高まっていた玉藻は一層強くペロロンチーノの頭部を抱き寄せて悶えていると、背後から死従天朱雀とペロロンチーノの実の姉…ぶくぶく茶釜が歩いてきて「こんなサービス滅多にしないんだからねっ!」な人と同じ顔でにっこり笑う
「愚弟……今すぐそこから離れて土下座をし……自らの黒歴史を懺悔するのなら……許してやろう…」
某銀河の歌姫姿の姉はペロロンチーノに向かってそんな死刑宣告をした。
モモンガは玉藻の青い制服を見てトラウマ…いや、厨二病気の影がちらついたのか……部屋の隅で「……だって……あの当時はドイツ語カッコいいと思ったんだよ……あぁ俺の馬鹿……」と、呟きながら体育座りをしていた。
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「……ロゲーの画像をロボの画像だからと言ってたまちゃんにみせて…変な言葉を覚えさせて……誠に申し訳ございませんでした……」
「ご、ごめんなさい!お兄ちゃんが来たって聞いて嬉しくって…あぁ…モモンガ様とお兄ちゃんがフェイズシフトダウンして……」
ペロロンチーノが姉に説教をくらっている背後のすみっこに体育座りしているモモンガは陰気な雰囲気を漂わせながら……ドイツ語……軍服……怖い……でも……好き………いや!違う!違うんだ‼️……などと言い、時折緑色の光に包まれてはまた自問自答を繰り返していた。
「んー♪ふふーん♪……ん?御主人様!準備完了ですって!どうしますか?」
モモンガとペロロンチーノが灰色になっていくのをオロオロしながら見ていた玉藻のしっぽの上で、もふもふしながら鼻歌を歌っていた小さい"玉藻"はブリッジから作戦準備完了の報告を受けて自身のピンク色の狐耳をピーンと立てて大きい玉藻に報告する。
「…あら?……じゃあ、行きましょうか…可愛いシャルティアの怨み……しっかりと晴らさせて頂きましょうか…………」
報告を聞いた玉藻の表情から感情が抜け落ち、いつもの柔和な笑顔から冷酷な殺人鬼の様な表情に豹変する。
それを横目で見たぶくぶく茶釜と死従天朱雀は、ヤバイ!と思い、燃え尽きているモモンガとペロロンチーノを引き摺りながら玉藻の跡を追った。
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「第1から第18までの戦闘部隊!いつでも出撃可能です!御命令を!」
ブリッジに入ると玉藻の主要なしもべが配置につき、ドアから入って来た玉藻をはじめとした至高の存在を敬礼で迎える。
艦長席の横に立っている、カジノのディーラーの様な服を着たアークビートルの人化した女性が報告すると、玉藻はそれを手で制する。
そして青い軍服の襟を直し、帽子を少し斜めにかぶると乗組員全員を見渡しながら宣言する。
「我々は現時刻をもって、兵隊から海賊へ鞍替えする……最初の獲物はこの街だ‼️いくぞ野郎ども❗️錨をあげろぉぉ❗️」
玉藻の気合の入った号令にブリッジのクルーが慌ただしく、しかし的確に動き…街1つゆうに飲み込む巨大な戦艦が徐々にその速度を上げ、眼下に迫る青い星へと吸い込まれていく
「総員!念の為、対ショック・対閃光防御!」
矢継ぎ早に玉藻の号令が掛かると、ブリッジのモニターがフィールドの様な光る膜に覆われ、眩しさがあまり感じられなくなる
「ウオオオオオオ!俺!今、戦艦に乗ってるーーー!!…………あっ…………だがっ!沈静化ごときでこの興奮が…………あっ…………止められると思うなよっ!」
「モモンガさん!分かる!分かるぜその気分!俺!こっちに来て最大に感動してるっ!」
「……おぉ…年甲斐もなく……心が…魂が沸き立っている…コレが…ロマンか!」
モモンガは興奮のあまり、精神が落ち着くが落ち着いた側からまたボルテージが上がっていき、落ちて上がってを繰り返す。
ペロロンチーノはブリッジで管制しているクルーの手際の良さに感動して歓喜の涙を流している。
死従天朱雀は静かに見ていたが、感動のあまり目には薄らと涙が浮かんでいた。
「……バカばっかり……」
玉藻の背後からそれを見たぶくぶく茶釜は、男3人に対して呆れた顔でそう呟いた。
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そんな茶番が行われているとは知らず地上ではシャルティアを襲撃した教会所属の騎士達が宴を催していた。
「はっ!吸血鬼なんか俺様の"雪霞狼"で1突きだったぜ!」
「反撃されて死にそうじゃなかったですか!……ま、まぁ…私の"第七聖典"で、事なきを得たのですから……その手に持っているカレーを私に…」
随分とアレな…女学生の様な服を無理やり着る筋骨隆々の男が、銀色に光る機構槍を掲げ酔っ払った赤ら顔のまま大声で喋ると、青い髪のカソック姿の女性が割り込み、男が手に持つカレーライスを奪おうと手を伸ばす。
「あ?俺様が痛めつけたからトドメをさせたんだろう?……最後の一皿だったんだ、やれねぇなっ!」
「!?あーーー!私のカレーライスがっ!?」
「テメェのじゃねぇ、俺様のだよ」と言って見せつける様に胃袋にカレーライスを突っ込む男を前にカソック姿の女性は、膝から崩れ落ち血涙を流しながらただ男を睨みつける。
教会からモンスターを討伐する際に送られてくるメンバーの中では比較的付き合いやすい人物達であったので、街に駐留する法国兵士もお祭りムードで討伐成功のお祝いをしていた。
「………は、……ん?…あれは…流星?」
カレーの怨み!と男を追い回すカソック姿の女性を見ていた兵士の1人が空を見ると、夕焼けに染まる空の彼方で光を放つモノを見た気がして、顔の前に掌をかざして空を仰ぎ見る。
遥か彼方から迫り来る巨大戦艦が到達するまで……後3分……
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「野郎どもォォ!波に乗るぞぉ!!!」
大気圏突入中のマクロスクォーターのブリッジで玉藻が右腕を前に突き出して号令を発すると、ブリッジクルーは「トランスフォーメーション発動開始!」と一斉に動き出す。
するとブリッジが動き出し、目の前の光景も徐々に変わっていく…3分もすると、戦艦モードから巨大人型兵器へと変形したマクロスクォーターが飛行甲板をサーフボードの様に使って進行方向の微調整を行う。
「艦長!マクロスキャノン、原因不明の故障の為、使用出来ません!」
管制を行っていたメイド服の赤い髪の少女…炎那が艦長席で右手を突き出したままの玉藻に悲痛な表情で呼び掛けるが、
「構わん!突っ込め!我々の恐ろしさを…奴らにも味合わせてやる!!」
そして巨大な質量のマクロスクォーターはライディングしながら街の正面に、大地震を起こしながら着陸した。
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「ってぇ……何だったんだ?今の地震……」
「くっ……わたしの……カレー…」
「御二方!他の方はもう外の巨大な物体に向けて出られました!御二方も御早く!」
酒に酔っていて周りを見ていなかった男が頭を押さえながら瓦礫の中から起き上がると、男の手から離れ…地面に落ちたカレーライスを涙を流して凝視するシスター
無事だった兵士が瓦礫に埋まった宴会場で生きている2人に声を掛ける。
2人がその時に倒壊した建物から見たのは……
「おいおい……何だこりゃ……」
「凄い……総本山より……大きくて、硬くて…長そうです……」
大地を抉り、街の半数を瓦礫に変えた超巨大戦艦……マクロスクォーターだった。
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「少し出ます……アーク、指揮を…」
「了解です艦長!」
シュイン!と玉藻は一声掛けるとブリッジから出て行ってしまう。
アークビートルが了承するのを最後まで聞かず…
「……だいぶお怒りが収まったと思ったのですが……恐らくこの街は見せしめに全滅でしょうね…」
玉藻の様子を見たアークビートルがそう呟くと、ペロロンチーノとぶくぶく茶釜が顔を見合わせて玉藻の跡を追いかける。
「さて……どれで蹂躙してあげましょうか……」
ブリッジを出て格納庫に向かう玉藻の瞳孔は完全に開き、全身から赤黒いオーラを漂わせていた
それを感じ取り、足早に離れていく乗組員達、玉藻の胸ポケットに収まっている小さな"玉藻"も空気を読んで大人しくしている。
格納庫に着いた玉藻は静かにその金色に輝くボディを見上げて、
「着きました……さぁ……行きましょうか……"神の声"…」
と、言って誰にも邪魔をされずに黄金の機体と向き合った。
次に出るロボは……何DEEN何だ?
と、言うわけで次回こそ明日中に仕上げて投稿いたします
m(_ _)m
予約の確認ミス防ぐ為、とりあえず新規投稿しときます。
ではまた次回。
次回の話で玉藻の取る作戦は……
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わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
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野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
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まさかのメタルヒーロー?投入