オーバーロードともふもふしっぽ   作:kaenn

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ストックがなくなり毎日更新は不可能になりましたので不定期連載にさせていただきます。

某リズムゲームで元ネタの娘にガチャを引いて貰ったら10連で2枚星4・更に星3を1枚、の強引きを見せて貰いました……ただ……出来れば全員同じキャラはやめて下さい。

双子の妹ばかりだと!!


ようこそナザリック……うぇるかむ!トゥ!なざりっく!!

転移をした先は凄く豪華な通路だった。

紅い絨毯が敷き詰められた先が見えない程長い長い廊下を少し歩くとこの廊下に相応しい他でも言うべき荘厳な雰囲気の扉が現れた。

 

「此処ここ!さぁ、入って入って、みんな待ってるから!」

 

と、ぶくぶく茶釜さんが扉をあけて中に入るように促される。

促されるまま部屋の中に入った私は、目の前の光景を見て絶句した。

何故なら…………

 

「やぁ、君が朱雀さんの姪御さんだね?私がギルド、アインズ・ウール・ゴウンのギルド長で、モモンガと言います、宜しくお願いします。」

 

今、喋っている骸骨改めモモンガ様とその他にも忍者、黒い塊、蟹さん?、騎士様、などなど多種多様な方々が部屋の円卓に座っていた。

あれ?私場違いじゃ無いですか?…初心者が居てはいけない場所のような気がします。

などと考えていると、横から伯父様が全員が見える場所まで進み出て、

 

「皆、久し振り、恥ずかしながら帰って来てしまったが……まだ私の席は残っているだろうか?」

 

と、心から申し訳なさそうに言うとモモンガ様が席を立ち私たちの方へ歩いて来る。

ゆっくりと歩いて来るモモンガ様を見ていると何処かのファンタジー映画の最終ボスに見えてくる。

叔父様の前まで来るとモモンガ様は骨しか無い手を叔父様の肩に置くと一言

 

「何言っているんですか朱雀さん、席なら残してあるに決まっているじゃ無いですか、そんな悲しい事は言わないで下さい。」

 

私達は仲間じゃ無いですか、と言う、モモンガ様の顔のアイコンは笑顔で、他の円卓に座る方々も次々に笑顔のアイコンを浮かべた。

 

「……うん、……みんな…ありがとう。」

 

ゲームなので表情は見えなかったが恐らく伯父様は泣いていたのだろう、私はなんとなくそう感じた。

 

 

 

 

「……では、気を取り直して本日の緊急議題を…ペロロンチーノさん、お願いします。」

 

「応よ!皆んな突然だけど今日来た朱雀さんの姪っ子ちゃんの玉藻ちゃんをギルドに入れたいんだけどどうかな?」

 

あれから伯父様を中心に雑談をしていると、少し離れたところで話していたモモンガ様とペロロンチーノさんが他の皆さんに円卓に座るようお願いした。

他の方々が疑問のアイコンを出しつつも席に座ると唐突にモモンガ様かとペロロンチーノさんからとんでも無いことが提案された。

 

「えっ?……あの?……。」

 

「なんだか急な話だけど議題にあげるくらいだから何か理由が、と言うか此方側に何かしらのメリットがあるんですね?」

 

私が混乱していると確か…ぷにっと萌え様が私がギルドに加入した場合の良い所を確認する。

 

「まずその話を始める前に本人に一度確認をしたいのですが…玉藻さん朱雀さんやペロロンチーノさんに言っていたアイテムを譲渡してもいいと言うのは本当ですか?…例えそれがユグドラシルで凄い価値があるとしても躊躇せず渡せるのでしょうか?。」

 

モモンガ様の問いに迷わず、

 

「価値が有るか無いか、ではなく、その物を本当に欲している方が居れば…それはその方に差し上げた方がきっとそれは幸せな事だと思います…現状では私に価値が分からないとしても叔父様の御友人に悪い方など居ないと私は断言出来ます…なので私は迷わず渡せると申し上げます。」

 

と、モモンガ様の目を真っ直ぐに見て告げると、緊迫していた空気が一変して和やかな雰囲気に変わった。

 

「だから言ったじゃんモモンガさん!玉藻ちゃん良い娘だから絶対大丈夫だって!」

 

「ふむ、それではメリット、という点ですが…まずは一つ目としてのメリットは彼女の種族が初心者なのに"金毛白面九尾"だという点」

 

私の返事をある程度予想していたのかペロロンチーノさんがモモンガ様の肩をバシバシと叩きながら笑顔のアイコンを浮かべる。

それを気にせずメリットをあげる。

 

「それって、お隣さんのサブマスターと同じ種族だよな?どういう事だ?確かに本当ならかなりすげぇけど…」

 

「ほう、あの種族はユニーク種族だと思っていたが違ったのか、どんな条件なんだ?」

 

「まあ…他の利点にも絡んで来るが、私の姪はリアルでも運が天元突破していてね、ビギナー応援10連ガチャで当てたんだよ。」

 

山羊の頭をした…ウルベルト様と、昔に映画で見た忍者?の様な弐式炎雷様が疑問を述べると、即座に伯父様が回答する。

 

「次に拠点NPCの上限レベル計500解放権を持っています、コレの利点は理由は…言わなくても大丈夫そうですね。」

 

「拠点NPCの上限解放?まじか!」

 

「てか500って!それガチャの都市伝説じゃなかったのか……」

 

「あと150レベルあれば皆の理想のNPCが作れると思っていたけど……500…この間のNPC案件会議の内容が吹っ飛ぶ様な話だよなぁ…」

 

モモンガ様から告げられる更なる利点に、ざわざわと騒ぎ始める仲間を他所にモモンガ様は更なる利点をあげる。

 

「最後に、熱素石10個……我々が泣く泣く使用したアレが10個有り、それもギルドに加入する場合はギルド預かりにして頂けるそうです。」

 

その発言を最後に円卓の間は余りの騒ぎに会議の程をなさなくなった。

 

かくして会議が多数で可決され、新人さん歓迎会に突入して2時間ほど経った頃

玉藻は女性陣にしっぽをもふもふされていた。

女性同士でしっぽをもふもふするだけなら運営も見逃してくれる様だった。

 

「わー!凄い!凄いよこのしっぽ!NPCのペット達なんか目じゃないよ〜〜〜……僕ハマりそう。」

 

「ほんとほんと、さっきまでもふってたけどこんなに手触りの良い感触始めてだよね………うーん……?!そうだ!お持ち帰りぃーーー!」

 

「お隣さんのもふもふは男だし、気難しいので有名だからしっぽもふらせて!って言ったら狐火がバシバシ飛んで来そうですもんねー。」

 

女性メンバーは和気藹々の雰囲気を醸し出して玉藻の9本のしっぽをもふもふし続け、玉藻も擽ったいだけなので甘んじて受け入れてる光景を他所に、男達は部屋の隅っこに集まり、額を寄せ合ってギルド預かりになったアイテムの相談をしていた。

 

「まずは、NPC案件の会議をもう一度設けたいのですが…その時玉藻さんにどれくらいのNPCレベルを割り振れば良いと思いますか?」

 

「うむ…おそらく…あの娘が作りたいNPCは多くて2人、まぁ200レベルが妥当なところじゃないかな?」

 

「200レベルを割り振ったとしてもまだ300レベルもあるんですよ!もし、それを課金で補おうとしたらいったいいくらかかるのか…………想像するだけで恐ろしい。」

 

「プレアデスのレベルもうちょい上げたいですね!戦闘メイドって言うくらいだから、メイド全員に取らせましょうよ!!」

 

「熱素石でもう一つ攻城戦用のゴーレム作っていい☆?もちろん玉藻ちゃんの意見を聞いて作るからさ♡!」

 

「ナーベラルにくノ一取らせようかな、あっ…もちろんレベルが余ったら貰えれば良いなぁくらいだからさ?」

 

「一般メイドにもメイドを数レベル割り振りたいですね……3から5位の範囲で…しかしそうすると各自に割り振るレベルが…………。」

 

取り敢えず各自の希望を取り後日改めて会議を開催した結果、満場一致で玉藻に200レベルが与えられ.

その他のレベルについても、プレアデスを含むメイド全員にメイド職業レベル(1から3レベル)の付与

ガルガンチュアに続く巨大ロボ……もといゴーレムの作成

が、暫定的に、ではあったが決定した。

 

 




タイトルは円卓の間にかけてあった垂れ幕の字を表しています。

ではまた次回に

9月25日
メイドのレベルを少し変更しました

次回の話で玉藻の取る作戦は……

  • わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
  • 野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
  • まさかのメタルヒーロー?投入
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