みなさん上手いですね、やったばかりの初心者にはあの指の動きは難しいです…………
それはそれとして友人からFGOのデスクトップアーミーを貰いました。
ジャンヌさん可愛いですね。
「ねぇねぇ!玉藻ちゃん♪玉藻ちゃんはロボットアニメとか興味ない?」
ギルド"アインズ・ウール・ゴウン"に入ることになった私は、リアルでのコンサートのリハーサルが早く終わった為、ユグドラシルにログインして誰か来ないか待っていた。
するとギルドメンバーのログイン状態を現す白抜き文字で表記されたのは、るし★ふぁー様だった。
メッセージの魔法で居場所を聞かれた私は、昨日ログアウト前にブループラネットさんに紹介された第6階層の光景を満喫しつつ散歩をしている所だと答えると、
「ちょっと話があるんだけど時間いいかな?」
と、誘われて断る理由も無かったので闘技場で待ち合わせをして闘技場内の談話施設で話をすることにした。
そして、会って早々最初の言葉に戻る。
ロボットアニメ?ロボットとアニメというのは同じジャンルだったであろうか?
などと考えていると返事を待たずにるし★ふぁー様が言葉を続ける。
「見たこと無いなら今から大図書館行ってスクロール観ない?版権切れた良作ガーネットさん達と集めてあるんだ♪」
楽しそうな様子のるし★ふぁー様について大図書館に行った私は、初めて観るロボットアニメに感激した。
私が最初にハマった無双ゲームの世界に通じる様な熱さ、そして変形・合体する巨大なロボットのロマン、更には複雑な人間ドラマという観るものを引きつける要素しか無い夢の世界が広がっていたのだから……。
5時間後
同大図書館
「玉〜〜藻ちゃん!あそびましょー!…って……………えっ、………。」
と、大図書館で大好きな中国史の所謂三国志を読んでいることも多い玉藻を迎えに、ペロロンチーノが驚かそうと騒がしくも扉を開けるとそこには……
「しかしながら、るし★ふぁー博士、その変形には実際のところ質量保存の原則から外れてしまい変形時に余分な部品又は必要な部品が発生してしまうので無理が生じるかと存じます。」
「うむ、玉藻君の意見も分かる…………しかしこれは月田エネルギーを用いた機体なので現状の質量保存の法則どころか量子力学でも証明出来ない超理論が適応されるとしたらどうだい?」
「確かに先程見たマシン皇帝も神死力エネルギーを使い神をも凌駕する力を発揮していましたね……だとすれば現在のエネルギー力学とは全く違う法則が成り立つことも視野に入れなければいけないですね!」
うむ、さすが我が助手だ♪、などと言い大声で笑う、るし★ふぁーと、その通りです博士!と、これまたノリノリの玉藻を見たペロロンチーノは目の前の光景に絶句した。
なぜかと言えば図書館のプロジェクターに映っているのは100年位前に人気を博した某有名ロボットアニメであり、白衣を着てそれを観ている2人は誰がどう観ても異常だった……何故かと問われれば足下や図書館のテーブルの上には古今東西のロボットアニメや現実のロボットの資料や3D立体データが散乱していたのだから……
「あっ?あれ?俺って入る扉間違えたかな?なんか……るし★ふぁーさんと玉藻ちゃんが意気投合している様に見えるんだけど?!」
ペロロンチーノは目に見える信じられない光景に呆然としていると、いつのまにか眼と鼻の先に来ていた玉藻に笑顔で両手を前に組んで潤んだ瞳…所謂願いのポーズをされて、
「ペロロンチーノさん!マプラブとデーモンペイン詳しいのですよね?博士から伺いました!!宜しければ私にご教授願えますか?」
と、言われたペロロンチーノに断る理由は存在しなかった。
「ゴーレムクラフターも良いですね!職業レベル多めに取ってしまいましょうか……しかしながら無双ゲームの再現という夢が遠ざかってしまうし………うーん………。」
ロボットアニメを満喫(ペロロンチーノは疲労困憊)し、るし★ふぁーと玉藻はキャラクタービルドに関して話し合っていると玉藻がゴーレムクラフターを取ろうか悩み出す。
頭を抱えて耳がぺたんと折れ、しっぽは忙しなくゆらゆら揺れているところを見るとかなり真剣に考えている事が分かる。
それを見たペロロンチーノはこう思った…………
「ヤベェ…このままじゃ腐れゴーレムクラフターが2人になって巨大ロボ量産するイメージしか湧かない、しかも熱素石のメインの使用権持ってるの玉藻ちゃんだからタチが悪りぃ……モモンガさんに怒られる………何より朱雀さんにどう言えば良いんだろう…………御宅の姪っ子さんは立派なロボットアニメオタクになりましたよ!…………って言えねぇよ!!」
と、いつもはナザリックの迷惑かける担当だと思っていたバードマンは、大図書館で熱く語る2人のロボットアニメオタクを頭を抱えながら見ていた。
後日、ペロロンチーノは死獣天朱雀には苦笑いされただけで済んだが、案の定モモンガには「1日で何故あんな事になったんだ!」とブチ切れられ、更には偶々一緒に居た、姉のぶくぶく茶釜に泣きが入るまで延々とPVPをさせられるのだった。
更に後日、白衣を着た玉藻と奇声をあげながらギターを掻き鳴らす同じく白衣を着た人間種に見えないこともないサイボーグがガルガンチュアを湖から出していじくりまわして居た。
気になったあるギルドメンバーが何をしているのか聞くと2人の背後からるし★ふぁーが現れる、嫌な予感のしたそのギルドメンバーは急ぎモモンガにメッセージを送ると、すぐさまゲートで現れた。
「あなた達はいったいここで何をやっているんですか?わざわざガルガンチュアを外に出して………ん?ってコレ!ガルガンチュアのマスターデータじゃないですか!アンタ達入って間もない新人巻き込んで何やったんですか!!」
骸骨が怒りを露わにするが、るし★ふぁー・ガーネットの両名は悪びれもせずそっぽを向いて下手な口笛を吹く
ワガママな子供か!、と更に怒ろうとするがもう1人の狐耳を生やした女性が良い笑顔を浮かべ一言
「建造許可を頂いていた攻城戦及び拠点防衛戦用ゴーレムを博士とDr.と作成する事に致しました、このガルガンチュアさん凄いですね!マスターデータ拝見した限り何処にも穴が見つかりませんでした、強いて言えば個人的には外装デザインはもう少しメカメカしい方が好みですがナザリックの第4層階層守護者としてはガルガンチュアさんは最高だと思います。」
最初に会った時とはかなり違いハキハキと喋る玉藻の笑顔に謎の迫力を感じ若干後ずさるモモンガ、しかしナザリックメンバーで作り上げたガルガンチュアと第4階層を褒められて悪い気はしなかった為辛うじて、
「そ、そうですか…ですがその大切な階層守護者のマスターデータのコピーを取ってあなた達はいったい何をするつもりなのでしょうか?」
と、本来ここに来た理由の確認をする事に成功する。
「それはぁーーー!!簡単な事である!!この天才!Dr.ァーーガーネットがぁーーー!!博士とぉ〜!助手のぉ〜!!協力でぇ〜〜!!第2の巨大ロボを造るぅ〜〜〜!!計画なのであーーる〜〜〜〜〜〜!!!」
ギターで雑音を響かせながらそう叫ぶガーネットを見てモモンガは、また何かのアニメに感化されたのだろうギターを持てている事からまた新しい職業レベルでも取ったのだろう、と考えた。
そんな2人の異常者を見て「あらあら、博士もDr.もはしゃいでしまって、まぁ………私もあの"こ"が再現できるなら助力は惜しみませんが。」
と、微笑んでいた。
まだ異世界には行けませんでした…
新たな世界に目覚めた玉藻さんの明日はどっちでしょう……
ではまた次回に。
次回の話で玉藻の取る作戦は……
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わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
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野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
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まさかのメタルヒーロー?投入