何とか1話書けたので投稿しました。
某バンドリズムゲームのイベントで回線不安定な方と3連続で当たりまさかのポイント0……くっ…。
玉藻ガチャ……ギルメン全員課金の時以外に月に一度だけ課金して10連ガチャを回す事をアインズ・ウール・ゴウンではそう呼ばれていた…………それは何故か?、理由は玉藻の異常とも言えるほどの運と引きの強さにあった。
「新人10連でそんだけ当たるなら次のイベントガチャの時にでもガチャ引いてみなよ!」
と、玉藻が気持ちよさそうな声を出しながら、やまいこ、ぶくぶく茶釜と、いつのまにか恒例となったナザリック女子しっぽもふもふ会を開催中に、いつのまにか来ていたペロロンチーノが「きっと良いの当たるって!」と、笑顔のアイコンと共に発言した。
その発言に対してぶくぶく茶釜が玉藻のしっぽの1つをもふもふしている手を止めて一言
「そうだね、玉ちゃんほど運良ければ何かしら当たるかもしれないし…要らないのでたらギルメンとアイテム交換すればいいよ!」
「うん、ぼくも興味あるな、だって前回ハズレなしどころか全て大当りだったでしょ?もし玉藻ちゃんが欲しいアイテムあればぼくも交換してあげる。」
そこに同じく玉藻のしっぽを5本ほど纏めてもふるやまいこものっかると、玉藻は少し考えながら
「……そうですね、それで皆様の助力になるのなら一回くらい引いてみましょうか…そうだ!ユグドラシルって楽器のアイテムも相当な数が有るのですよね?出来れば演奏できるアイテムがあればそれが欲しいです!リアルでも役に立ちますので!」
欲しいアイテム?と考えていると、叔父から聞いた演奏系(主にバフ、デバフ用他にもネタアイテムなど)アイテムの事を思い出し、それが当たらなくても交換してくれるという事で、来週から始まるコラボガチャにて早速初回10連ガチャを引く事を宣言した。
翌日、ナザリックにてようやく完成した第9階層でビリヤード大会を開催していた。
ビリヤード初体験のメンバーも多く最初の方はビリヤード講習の様になっていたが、ウルベルトやたっち・みーなどが上手く大会として参加したのは6人ほどだった。
そこには先程まで初体験の講習を受けていた玉藻も混ざっていた、それは何故か?
それは2時間前に遡る…………
「取り敢えず、この手球ってのをこのキューって言う棒で、突いて弾いて四隅の穴に入れるゲームなんだ!」
経験者のペロロンチーノが初体験のメンバーに良く見えるよう台に立って説明する。
ひと通り講習が終わると未経験者は一つの台で遊びながらやる事にして、経験者は勝負形式で遊ぶ事になった為、何か景品を出す事にして第一回ナザリックビリヤード大会の開催となった訳だ。
「じゃあ、俺の曲打ち見せてやるぜ!」
と、ペロロンチーノが手球を上に飛ばす打ち方を披露すれば、
「では私は……こう!」
負けじとたっち・みーがほぼ直角に曲がる様な打ち方で球を落としていく。
勝負はこの2人のどちらかが優勝か?と思っていると未経験者台の方で歓声が上がり経験者台のメンバーが視線を向けると、玉藻が先程ペロロンチーノがやっていた飛ばす打ち方をやろうとしている様で皆が盛り上がっていた。
「玉藻さん、さっきの"曲がる球"も凄かったですが、それも出来るんですか?」
あるギルメンが玉藻に向かってそう言っているのを聞いたたっち・みーは、あれ?初心者じゃ?と思いながら玉藻の動きを見ていると、明らかに上級者しかやらない曲打ちの体勢に入っていた。
「……ええ、先程ペロロンチーノ様が打っているのを見て"覚えました"多分大丈夫…ですっ!」
カッ!とキューを突くと球は綺麗に浮かび上がり目当ての球はそのまま穴に入っていった。
「あー……あれ?、玉藻ちゃん初めてじゃなかったっけ?」
と、ペロロンチーノが発言すると人型をとったぷにっと萌えが顎に手をあてながら考察を開始した。
「…………そういえば玉藻ちゃんは武器の扱いもいつのまにか出来るようになっていたと………魔法の使い方もいつのまにか上級者の様になっていたし……もしかして…………いや、まさか……でもそれならば納得できるが………良し!ちょっと良いだろうか?」
考察が終わったぷにっと萌えは、初心者台に声を掛けると、玉藻とペロロンチーノ、たっち・みーで勝負してみないか?と提案する。
玉藻は遠慮していたが玉藻と勝負をしてみたくなったたっち・みーは二つ返事で了承して、ペロロンチーノは特に断る理由もなく同じく了承した。
結果としては1つ差で辛くもペロロンチーノが優勝したが、玉藻のあまりの上手さに2人は試合中リアルならば手に汗握る経験が出来たと思うほどだった。
「玉藻さん、カードマジックを披露しても宜しいですか?まだ練習している段階なのですが…"見て"見ませんか?」
ぷにっと萌えが人型のままカードを取り出すと玉藻をはじめとしたギルメンの前で唐突にトランプマジックをやり始めた。
マジックなどテレビでやっているのを観た事があるだけだった玉藻は期待しながら"見て"いた。
「………………と…はい、ありがとうございました。」
ぷにっと萌えのトランプマジックはなかなか本格的なものでカードの柄が一瞬で変わるものなどで練習中と言っても一朝一夕でできる様なレベルではなかった。
見ていたメンバーが驚きの声を上げているとぷにっと萌えは玉藻にカードを差し出して、
「じゃあ次、玉藻さんやってみませんか?」
と、トランプを玉藻に渡した。
やまいこがまさか玉藻が出来ると思っていなかった為、驚きと期待を込めて
「えっ?玉藻ちゃん出来るの?凄ーい!」
と、言うと玉藻はぷにっと萌えからトランプを受け取りながら、
「いいえ?やった事は有りませんが、今"見ましたから"恐らく大丈夫かと思います。」
と、自信なさげに言いながらも見事な手つきでカードをきり出す。
「へっ?」と、やまいこが言うが早いか玉藻が先程ぷにっと萌えのやったカードの図柄を一瞬で変えるマジックを成功させた。
それを見たぷにっと萌えは「やはりこれは…」と言って玉藻のマジックの続きを見ていた。
「……こんな感じで宜しかったでしょうか?」
と、言いながら玉藻はカードをぷにっと萌えに返すと、ぷにっと萌えは、
「そう言えば玉藻さん?一昨日ギターを弾きたいと言っていましたが、弾ける様になりましたか?」
と、言う。
楽器を演奏できるギルメンが、2日で弾ける様になるか!と、考えていると、玉藻が嬉しそうに笑顔のアイコンを出しながら言った言葉に驚いた。
「ええ!博士とDr.に見せて頂いたロボットアニメの曲は友人のギタリストに弾いて"見せて"もらったのでひと通り弾ける様になりました!
今までピアノ以外興味ありませんでしたが他の楽器も楽しいですね!」
自らの発言の異常さに気付いていない玉藻は周りでシーンと、静まりかえるギルメンに?と、疑問の顔アイコンを浮かべている。
そこに沈黙を破るようにぷにっと萌えが発言する。
「玉藻さん?貴女はもしかしたら今まで出来なかった事ってあんまり無いんじゃないですか?……例えば、最初は出来なかったとしても動きを直接"見た"後は出来るようになったんじゃないでしょうか?」
「え?当たり前じゃないですか?だって…直接"見て"いるんですよ?」
ぷにっと萌えの発言に何を当たり前の事を?と、考えて返事を返すと山羊の頭をしたウルベルトが思い出すように、
「おい?それって確かだいぶ前のアニメの主人公の能力じゃなかったっけか?……名前は確か……ラー、ラー…なんだっけか?」
「そう、ラーニング……多分ウルベルトさんの言っているアニメの主人公は攻撃を受けるとその技が使えるようになる、だった筈ですが玉藻さんは話を聞く限り"直接見る"だけで技…と言うよりは技術そのものを習得出来るのではないかと考えました。」
ウルベルトが言い淀んでいるとぷにっと萌えが説明の補足をする。
「まさか……そんな能力、現実にある訳が……」
どよめきが起こる中、ペロロンチーノが玉藻の前に立ち、
「スゲェじゃん!確かに玉藻ちゃん!もっと強くなりたいって言ってたし丁度良いじゃない!」
両手を握り上下に動かしながら我が事のように喜ぶ
「…よっと!愚弟邪魔!よーし、玉ちゃんがもっと強くなれるようにお姉さんも協力してあげよう!取り敢えず防御系は私が教える!」
「プレイヤーの技術によって左右されるスキル覚えて貰って最強のプレイヤーになって貰おうぜ!」
「強者が増える事はいい事だ、俺自身の強化にも繋がるからな!」
ペロロンチーノの一言で変わった空気の中でぶくぶく茶釜や建御雷など、玉藻と縁のあるギルメンが盛り上がる中、玉藻は戸惑いながら自らのしっぽをもふもふしていた。
何故皆様こんなに楽しそうになったのでしょう?などと考えながら……。
遂にベールを脱いだ第2のチート、ワールドチャンピオンとサシで勝負出来るくらいの戦力にしようかと考えていましたが、呂布に二体の高レベルNPC…その他にも……まだいる予定なのですが、戦力過多かな?
次回の話で玉藻の取る作戦は……
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わたしの歌を……キケ……の音響兵器作戦
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野郎ども!波に乗るぞぉ!……の物理突攻
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まさかのメタルヒーロー?投入