鉄のラインバレル 『エヴァ』と『ヴァングネクス』。   作:耀翔

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はい、2話目です。アニメの方を参考にしております。
アニメの方だったらまだ1話目すら始まってません。今回の視点は…チトセ達のみです。
そして、ちょっとだけ早い加藤機関のアルマとのちょっとした「争い」ですね。



『ヴァングネクス』、暴れる。

チトセ「んー……」

 

 

おはようございます、チトセです。

知らない地球に来て2日目。私達はまだ、山に居るのですが…

1つだけ問題があります。

食料不足っ!

物凄くやばい。シンジ君とカヲル君は成長期(?)なので流石になんにも食べないのは身体に悪い。私、キノコとかの知識ないし…ナインに頼るのも…だってナインはこの世界のことについて情報を集めている最中だから……それにしてもヴァングネクスの燃料どうなってるんだろう?ものすごく気になっている。

そんな中、少しの揺れを感じ取れた。

 

 

チトセ「揺れ……?地震かな?」

 

ナイン「いえ、これは…所属不明機ですね。約1300の辺りに。」

 

チトセ「……すぐじゃない?」

 

ナイン「そうですね。どうしますか?姉さん。」

 

チトセ「んー」

 

 

上手くやればその所属不明機パイロットを捕まえられてこの世界のことについて知れるかもしれない。でも、それはリスクがある。

一般人とかに見られると少しどころじゃないけど騒ぎになって面倒くさくなる。それにその所属不明機からの映像で私達の事を探られ鹵獲。有り得そうだから迷ってる…でもこの世界の情報欲しいよなぁ……

 

 

チトセ「こっちに向かってくる様子があったら攻撃を仕掛けるよ。シンジ君達は?」

 

ナイン「既にエヴァ13号機に乗って待機中です。ですが、まだ起動はさせてないとのこと。」

 

チトセ「わかった。ところでナイン……その所属不明機のパイロットを捕まえたら喜ぶ?」

 

ナイン「……まぁ、確かに嬉しいですよ。この世界の情報が手に入るので……でも、あまりオススメしませんよ。」

 

 

そりゃそうだよね……でも、やっぱり欲しいよね、情報……

なら私のやることは決まった。

私はヴァングネクスのコックピットに。

ナインも続いて入ってくる。

 

 

ナイン「姉さん?何故ヴァングネクスに?」

 

チトセ「所属不明機のパイロットを捕まえるよ、ナイン。」

 

ナイン「いや、確かにこちらに来ては……まったく……仕方ないですね、サポートします。」

 

見つかりに行くかのようにヴァングネクスを起動。

私はシンジ君に通信を短いながら入れる。

『所属不明機が近くにいる。そのパイロットを捕まえてくるね』と。

さ、ヴァングネクス。この世界での初戦闘だよ…気合い入れていくよ!

ヴァングネクスのツインアイがそれに答えるように光る。

今、この世界に…伝説に片足を入れている2機が動き出そうとしている。

 

ーーーー

 

カヲル「チトセは何を考えているのやら。これじゃあ捕まりに行くようなものじゃないか。」

 

シンジ「何か案があるんだと思うよ。何もなしに動く人じゃないし……まぁ、これ以上戦闘が起こらなければいいって祈ってるばかりじゃないかな。」

 

 

おはようございます、シンジです。

さっきチトセさんからの通信がきたとおもったらヴァングネクスを起動させ、飛んで行った。まぁ、チトセさんとナイン、それにヴァングネクスなら簡単に落ちはしないとは思うけどね。少し不安だったりします。一応、なにか起こったらすぐ動けるようにエヴァには乗っているままです。LCL…どう補充されてるんだろうって、毎回思ってる。

 

 

シンジ「こっちはこっちで新手が来たらチトセさんの邪魔にならないようにこっちで相手しておこう。そのためにいつでも起動出来るようにしておこうよ、カヲル君」

 

カヲル「……そうだね。それよりも、1つ。いや2つ不安と言うか不思議なことがある。」

 

シンジ「不思議なこと?」

 

 

不思議なことってなんだろう?

槍の事とか?

でもまぁたしかに槍の事なら僕も不思議に思っている。

それに、初号機の事もあったり……僕の不思議に思っていることで……カヲル君の不思議なことってなんだろう?

 

 

カヲル「まず1つ目は槍。この世界にやってきてから1度も戦闘になっていない。そのため使えるかどうか。」

 

シンジ「……試そうともしてなかったもんね。」

 

カヲル「うん。だから不思議なのさ。2つ目。初号機の事。」

 

 

どうやらカヲル君と思っている事は同じだったようだ……

ちょっとだけ嬉しかったりする。

 

 

シンジ「今乗っているのは13号機、初号機の単体火力も欲しくなるよね。でも、パレットライフルとかどうなるんだろう。」

 

カヲル「……不思議なことがまた増えた…だけどその前に、呼び出せるかどうかになってくるよ。」

 

シンジ「あー…こんどやってみようか。」

 

カヲル「だね。」

 

 

こんなゆったりと話していたけど、チトセさんの方は大丈夫なのかな?

まぁ……大丈夫だろうけど……

 

ーーーー

 

 

「な、なんだアイツ…!こっちは4機でやってんだぞ!?」

 

チトセ「……んー、これならガーディムの方がまだ戦いやすかったかな?」

 

ナイン「仕方ありませんよ、1機捕獲の為余計な事が出来ない状況下ですし。」

 

 

 

私は今、所属不明機との戦闘中なのです。

今は4機目をどう捕獲しようか迷いながらも破壊しない程度に不明機を攻撃しています。正直辛いです……

 

チトセ「こんな時に拘束できればなぁ……いいんだけど……」

 

ナイン「そんな武装、私達の機体にはないですよ。」

 

チトセ「ですよね。ナイン…不明機の四肢を破壊して行動不能にできないかな?」

 

ナイン「え?出来ますけど……」

 

チトセ「お願い。ナイン。」

 

ナイン「分かりました。」

 

 

 

ヴァングネクスには独立可変速粒子砲「征嵐」と言うものがあって……簡単に言えば無線誘導兵器です。「征嵐」で不明機の四肢を撃ち抜き、破壊して行動不能にする。ナインに頼まずに私のみでやりたいなぁ…あまり、迷惑かけたくないし……

 

チトセ「よしっ、所属不明機鹵獲〜」

 

ナイン「おつかれさまです、姉さん。」

 

チトセ「じゃ、持ち帰ろー!」

 

四肢を破壊した所属不明機を持ち、シンジ君がいる所へ戻っていく。

戻るとそこには何も無い…いや、いた形跡しかない森の中だった。そこに1つの通信が入る。この通信チャンネルを知ってるのはシンジ君達だ。

 

チトセ「シンジ君ー?いないってどーゆう」

 

シンジ『すいません……ジュダって所に捕まってしまいました……』

 

チトセ・ナイン「「え、ええええええええええええ!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

ヴァングネクスは所属不明機に大口径陽電子収束砲「瞬雷」と九十九式誘導弾「村雨」を使い、敵を封殺していったらしい

その時の所属不明機のパイロットはこう語る。

『黒色の鬼が訳の分からん出力でビームみたいなのを撃ちながら空を飛んでいた。もう会いたくない、と。』

 

「……黒い鬼か。フッ。」

 

「……」

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