裏切り者と終焉禁忌   作:紅樹 緋雪

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初投稿となります。紅樹 緋雪と申します。よろしくお願いします。


第一章  開幕

人類の脅威となる【裏人】(りじん)によって地上を奪われた人類が住まう世界。人類は魔力という力を持って【裏人】から浮遊都市を護る【戦闘人】(ウィザード)を生み出していた。

 

【戦闘人】(ウィザード)を育成する都市に通う主人公ゼロは【神の剣聖】(クロノス)の称号を得た特務小隊のエリートでありエースだったが、今では裏切り者と蔑まれている、その彼は何故裏切り者になりこれからの逆転劇についての話である……

 

「さてと、どうしたものか…」ゼロは今日も一人で空を飛び人を護る。そんな彼はついこの間までは街中を歩くだけでキャーキャーされていたのが夢のようだ、彼を見る目線は冷たく、彼の陰口は後を立たない。それでも彼は気にせずに空を飛ぶ。襲ってくる【裏人】を切り裂く。彼は誰にも言ってないが彼はこの間の哨戒任務にて本来人間が使えない戦技、通称、禁忌戦技。その力が目覚めたのだ。彼は禁忌戦技の使用に躊躇しない。冷酷に人類の敵たる【裏人】を殺す。

ーーー第一禁忌 零殲滅剣(ゼロ・デリート)ーーー

「さてと、あと、10体か。これなら余裕か」

袈裟斬り、返し斬り、神突、様々な技能を駆使し意図も簡単に葬り去った。彼の戦闘眼は素晴らしいの一言に尽きる。もし彼が裏切り者と揶揄されていなかったら、彼に教えを乞う者はたくさんいただろう、いや過去には沢山いた、だがもういない。彼は少し寂しく思いながらも支えてくれる同じ小隊の仲間に日々感謝している。

その小隊の仲間は言われなくても彼が禁忌戦技の使い手になったという事を察していた。

今日も一人で戦うゼロを見ながら小隊の仲間はブレないな〜ゼロは、と関心していた。

普通の人ならどうだろう、全ての人から裏切り者と蔑まれていながら自分を保つという事は不可能に近い、ゼロは折れない、彼は決して諦めない。彼曰く人を護るのに妥協なんか許されねぇだろ?だそうだ。彼の不屈の闘志は素晴らしい。そして、その不屈の闘志が【裏人】との空戦において、奇跡を起こした事は何度もある。そうこうしているうちに哨戒任務は終わりのゼロはそそくさと自分の家に帰る。彼も裏切り者と揶揄されるのは嫌いだ。毎日の様に苛立っている。しかし勘違いしないで欲しい。彼は彼が裏切り者と呼ばれる事に対して苛立っているのではなく、小隊の仲間にも影響を与えていることに対して苛立っているのだ、しかし一度たった噂や陰口はなかなか消えない。しかしそんな人であっても護るのが【戦闘人】の仕事である。その為に彼は今日も剣を振るう…………




この様に短いながらも投稿を続けるのでよろしければ、このシリーズをよろしくお願いします。それではまた次回お会いしましょう。
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