戦姫絶唱シンフォギア レゾナンス   作:重石塚 竜胆

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注意:キャラクター紹介に関してレゾナンス最新話、並びにシンフォギア全編に関するネタバレが多数あります。


キャラクター紹介

キャラクター紹介

 

※基本的に原作、および関連コンテンツにおいて設定の存在する人物はそちらを前提としている。

 

天津共鳴(あまつともなり)→××××(以下の×印はシャトル事故の救助以降、旧二課に保管されていた情報の内読み取れなくなった物)

 

Personal Data

 

誕生日:2025年7月7日(七夕)→××××年×月×日(××)  18歳→××歳

性別:男性→××

血液型:AB型→××型

身長:174cm→×××cm

体重:74㎏→××㎏

好きな物:誰かの笑顔、ソネットさんとツヴァイウイングの音楽

嫌いな物:自分を棚上げして上から目線で他者をあざ嗤う人物(具体的にはウェル博士)

趣味:鍛錬、人助け

隠したい事:自室の棚の中に隠した竜子さんの遺言の入った音声データ、微妙に音痴な事

 

 

Profile

 

本作の主人公。原作に存在しない因子。ズタボロで、カッコつけた、我儘なヒーロー。

父祖より受け継いだ不完全聖遺物《天紡(アメノツムギ)》をRe:RN式回天特機装束……通称《レゾナンスギア》と改造して身に纏う青年。

風鳴とはまた異なる防人の家系《天津家》の跡取りとして産まれ、誰かを護る為に拳を握り続けて来た。

 

彼の身に流れる天津の血は、人々に畏敬され、後天的に天神となった菅原道真の直系であり、同時に菅原道真の母親である天女……かつて、どこかでムシュフシュ(或いはシルシュとも)と呼ばれた怪物の因子を擁する物である。

━━━━それ故か、彼は運命に導かれるよう先史文明に端を発する事件の数々に遭遇する事となる。

 

立花響、小日向未来、風鳴翼、天舟美坂(天逆美舟)と、幼少期から多くの少女達と知り合う機会を持ち、それ故に彼の周りには常に女の子の気配があるが、本人はそれには無自覚。

その原因は元々の性格が色恋沙汰に向いていない独占欲の薄い物であるという事もあるが、最も大きな理由は作中時系列で遡る事一年前に起きたとある少女の死にある。

《手の届く総てを救う》という荒唐無稽な理想を、摩訶不思議にも全く関わり合いの無い筈の二者から同時に受け取った彼は、手の届く総てに手を伸ばす為に、誰かを特別にする事を止めた。

━━━━その涯に待つ物が、絶対なる終わりである事から目を逸らしながら……

 

ルナアタック事件において雪音クリスと、フロンティア事変においては暁切歌、月読調、マリア・カデンツァヴナ・イヴと知り合い、彼女等の自暴自棄を食い止めた。

それ故、原作とは異なる形での事態収拾となり、天羽奏やセレナ・カデンツァヴナ・イヴ、ナスターシャ教授などの多くの尊い人命が救われる事となった。

……だが、その代償として左腕を喪い、同時に体内に刻まれたバラルの呪詛が解かれた事で、自らの遺伝子の裡に巣食う怪物因子(神の力)を食い止める物が無くなった彼は、とある神の遺した《十一の子》の先兵となるべく自らを蝕む《神の力(ディバインウェポン)》が齎す回帰衝動と戦う事となる。

 

━━━━そうして、迎えた運命の日。

回帰衝動に蝕まれ、二進(にっち)三進(さっち)も行かなくなった最後の最期で、彼はようやく自らの歪みに気づいた。

それは即ち、自分が抑え込んでいた独占欲の事。

なんてことはない。誰かの幸せである笑顔が大好きな少年は、自分も輪に入れて欲しかったのを我慢していただけだったのだ。

 

現在、彼の存在はほぼ総ての人々の記憶、或いは記録から消失している。忘却のルーンが情報構造の繋がりを阻害する事で、彼の事を思い出す事が出来なくなったのだ。

……それは奇しくも、近い将来に装者達と相対し、理想郷を構築せんとする為に少女の記憶を電気操作し、閃姫(ブリッツァー)に仕立て上げようとした、とある男のやり口と似通っている。

 

 

 

 

◆立花響

 

Profile

 

原作における主人公。

天羽奏、そしてマリア・カデンツァヴナ・イヴから受け継いだ《ガングニール》をシンフォギアと纏う少女。

原作においては数多の苦難、そして人々の無自覚な悪意に晒されながらも手を繋ぐ事を諦めず、最後にはキミ(未来)だけのヒーローとなった少女。

だが、本作においては共に立ち続けてくれた幼馴染の青年のお陰で、家族と離れ離れになる事は無く、無自覚な悪意から手を取って救い挙げてくれる人は居るという確かな希望を胸に戦い続ける事が出来た。

それ故、融合症例としての自身の致死が回避された今でもシンフォギアを纏える奇跡に快哉の笑いを浮かべる少女の未来に、翳りなんて何一つ無い……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆風鳴翼

 

Profile

 

天羽々斬(アメノハバキリ)》をシンフォギアとして纏う少女。

原作においては戦いを宿命づけられた防人として立ち続ける事を諦めず、最後には真なる強さ(無刀の愛)を胸に防人った少女。

だが、本作においては防人としての二年間の孤独に共に立ち続けてくれた幼馴染の青年が居た事、また、彼のお陰で天羽奏が死亡しなかった事から頑なな態度が軟化しており、防人ッシュ度数が下がり気味。

それ故、歌女としての柔らかな自分を押し留める事無く、ノイズの災禍が終息しつつある世界に羽撃ける……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆雪音クリス

 

Profile

 

旧ナチスより譲渡されたイチイバルをシンフォギアと纏う少女。

原作においては戦いを終わらせる為に総ての戦争を力によって根絶しようとた罪の重さに藻掻いていたが、最後には亡き両親から受け継いだ歌で世界を平和にするという夢に胸を張って前に進んだ少女。

だが、本作においては罪の償いに向き合ってくれる青年が居た事、また、彼の後悔の一つが亡き両親に関係する物であった為に彼の忠告を受け入れ、罪の受け取り方が変わっていた。

それ故、胸を張って後輩を迎え入れ、彼女等に背中を見せて、世界の残酷から護ってやれる……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆天羽奏

 

Profile

 

ガングニールのシンフォギアを元々纏っていた少女。

原作においては元々無理を圧してギアを纏っていた中で起きたライブ会場の惨劇の際に総てを出し切り、その生を終えた。彼女の遺したガングニールと言葉の数々は、全編に渡って風鳴翼や立花響を助ける事となる。

だが、本作においてはその無理無茶無謀の渦中に飛び込んで来た大馬鹿者が居た為、致命となる筈の絶唱の反動が除去された事で四肢の崩壊という極大のハンディキャップを負いながらも生き残る事が出来た。

しかし、復讐の為に総てを燃やし尽くした代償ゆえ、心に握った歌を見失ってしまった事でギアを纏う事が出来なくなり、自らの内に燻ぶった想いを抱えていた。

 

ルナアタック事件の最終盤において、破壊衝動に呑み込まれた響を救い、歌に応えてくれる人の為に歌う事を思い出した彼女は再びギアへの適合を成し遂げ、喪った四肢をアームドギアの変形によって補うという特異形態でガングニールを運用する事での戦闘を可能とした。

また、この際に左腕のアームドギアのみを短槍と変える事で射程を補う運用も会得しており、装者の中で最も実戦経験の多い彼女の強みを現わしていると言える。

 

フロンティア事変にも二課の予備戦力として立ち会い、エクスドライブしたギアを纏って最後まで戦い抜いた。

そして、ナスターシャ教授の協力の元で喪った四肢を補う高機能な義肢の開発もスタートし、ノイズの災禍が終息に向かう中でツヴァイウイングとして世界へ羽撃く準備を進められる……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆マリア・カデンツァヴナ・イヴ

 

Profile

 

もう一振りのガングニールのシンフォギアを纏って居た少女。

原作においては握った正義に迷い、貫くべき悪を見失いながらもよろしくしようと藻掻き続けたが、最後には受け継いだ誇りに胸を張って弱さを背負って進む事を決めた。

だが、本作においてはお節介にも手を伸ばし続けた男が居た事、そして、彼の足掻きが齎した遠い過去からの祝福によって身内である二人を喪う事無く胸を張る事が出来た。

それ故、再び出会えた妹と、そして母と慕う女性とまた家族として暮らしていける……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆月読調

 

Profile

 

メソポタミア神話に名を残す女神ザババ(シンフォギア世界においては男神では無く女神として扱われる)が持つ双刃の片割れ、シュルシャガナのシンフォギアを纏う少女。

原作においては国家に所属しながらも人を救うと宣う二課を信じ切る事が出来ずに偽善と罵りながらも、最後には込められた本気を彼女の中に再誕したフィーネと共に感じ取った事で立花響の人助けの背を押した。

だが、本作においては致命の一撃を見過ごせない青年の介入によってイガリマの絶唱の一撃を受ける事は無く、代わりに忘却のルーンによってフィーネの情報構造を封印された事で彼女から解き放たれる。

天逆美舟とは深い関わりがあり、今はまだ目覚めずとも彼女と共に歩める日々を待ち望みながら、改善された食事事情に舌鼓を打つ……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆暁切歌

 

Profile

 

女神ザババが持つ双刃の片割れ、イガリマのシンフォギアを纏う少女。

原作においてはひょんな事から再誕したフィーネは自分に宿ったと思いこみ、総ての責を自分が担う事で自分以外の全員を救おうとして空回りしていた。

だが、本作においては何故かその思い込みを後押しする青年が居た事で共に悩み、答えを出す為に藻掻こうと決意した事で、破り捨てたい黒歴史は人知れず葬られる運びとなっていた。

多大なる責任から解放され、新たなうまいもんマップを作って皆を待とうと思い立つような、そんな微笑ましい日々を送る……

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆小日向未来

 

Profile

 

響の親友の少女。

原作においてはすれ違いや衝突の果てに歪められた響への想いを神獣鏡(シェンショウジェン)のシンフォギアやファウストローブと纏い激突するも、最後には陽だまりとして共に立つ事を決意した。

だが、本作においては響と同じように自らを省みないで走り抜ける青年が居る事で任せられる気持ちも不安な気持ちも乗倍となっている。

ルナアタック事件の最中、共鳴としたある一つの約束は彼女にとっての大切な物となっており、片腕を失くした共鳴に責任を感じつつも響と三人で歩いて行きたいと思っていた。

━━━━その、筈だったのに。

 

余談だが、幼馴染である少女達の中のヒエラルキー構造のトップは彼女であり、他のメンバーは普段は気質穏やかな彼女の無言の圧力に頭が上がらない。

━━━━で、あるが故に。約束を書き換えてしまった誰かさんに待ち受ける結末は確定していると言える……

 

 

◆セレナ・カデンツァヴナ・イヴ

 

Profile

 

かつて、詳細不明であった白銀のシンフォギアを纏った少女。

原作においては類まれなる才能を持った第一種適合者(XD内ギャラルホルン編において明言有り)であったが、歌を介さぬネフィリムの起動実験(レゾナンス作中では《天の堕とし子事件》と称されている)において、暴走したネフィリムからマリアやナスターシャ教授を護る為に絶唱を歌い、制御しきれなかった爆発の余波で崩落した瓦礫によって死亡した。

だが、本作においては巡り巡ったとある因果によって『七つの音階が揃うかも知れない』という情報を掴んでいたキャロルによって起動実験への介入が画策され、FIS側のイヤガラセで連絡こそされなかったものの実験後に傷ついたセレナが回収され、イノセントシスター世界のようにコールドスリープにて傷を癒す事となった。なお、このコールドスリープ装置はFIS経由でフィーネが売り捌いた物であった。

現在は存在しない事になっていた戸籍を天津家の養子となる事で取得し、ただの中学生としてリディアンの中等部に通う予定。

敬愛する姉やレセプターチルドレンの仲間たち、そしてなによりも厳しくもちょっぴり優しいマムともう一度、今度は陽の下で暮らせる希望に胸を高鳴らせていた。

━━━━その、筈だったのに。

 

 

◆キャロル・マールス・ディーンハイム

 

Profile

 

四大元素(アリストテレス)等の様々な錬金術を使いこなす大錬金術師。

ギリシャに端を発する欧州の超規模経済破綻、並びにその影に暗躍したパヴァリア光明結社。それ等と互角に渡り合い、フリーランスを貫く異端の中の異端の錬金術師として名を馳せている。

原作においては父の努力を奇跡と切り捨てられた事への復讐心をバネに研究を進め、ウタノチカラと錬金術の相似に辿り着き、神にさえも届く知啓を見せつけた人の可能性の体現者の一人。

だが、本作においては父であるイザーク・マールス・ディーンハイムの死のその日、三百年の時を越えてソラから降って来た《前の世界の天津共鳴》を保護した事で大きく運命が変わる事となる。

詳細は今もってなお不明だが、《万象追想曲(バベル・カノン)》なる計画を進めており、その準備過程の中で天津家の先祖やセレナを救うなどして暗躍していた。

 

天津共鳴の事を《我が契約者》と呼び、自らを《ヴァールハイト(真作)》と名乗って居たのは、万が一にも共鳴がキャロルの事を大々的に調べ始めて結社に感付かれる事を阻止する為の念押しであり、

同時に、今を生きる彼とかつて自分を蛇の齎した二度目の迫害から護って死んだ《隻腕の遺骸》とを明確に区別する為の誓いでもある。

 

イザークの願いである《世界を知り、人と人との繋がる道を探る》目標を忘れていない為に原作GXよりも気持ちの余裕があり、大きな姿で行動する事もよくある。

 

 

◆天津鳴弥

 

Personal Data

 

誕生日:2003年11月23日 41歳

性別:女性

血液型:B型

身長:171cm

体重:65㎏

好きな物:考古学的発見

嫌いな物:科学の為に犠牲を厭わぬ人

趣味:バイオリン

隠したい事:料理の腕前が壊滅的な事

 

 

Profile

 

本作のオリジナルキャラ。天津共鳴の母親。旧姓は尾谷。

天津家に嫁入りした元異端技術研究者であり、FISの前身となる米国の聖遺物研究機関に誘拐されそうになった所を共行さんに救われた事で惹かれ合い、結ばれた。

ある意味革新的な理論を提唱しては失敗する……という若気の至りを溢れんばかりの才能で補っていた天才的な落ちこぼれであり、実は了子さんの台頭が無ければ二課に召集されていた可能性が高かったとも言われている才女。

結婚後は派閥争いの影響で風鳴機関への参加は不可能となったものの、個人の趣味の範疇で考古学研究を進めていた。その際に天紡の固有振動数などについての様々な発見をしており、これらのデータが後のレゾナンスギアに繋がっている。

ライブ会場の惨劇後、共鳴が二課に協力する事を決めた事で彼女も研究者として二課に編入される事となり、同じ革新的過ぎる仲間である了子さんの助手として研究を続ける事となる。

この為、原作よりも櫻井理論、並びにFG式の解析が一部進んでおり、ギアそのものの新造は出来ずともコンバーター自体の一部修復は可能な状況となっている。

 

ルナアタック事件終盤においては、了子さん(フィーネ)の裏切りを確信した司令や緒川さんと共にアビス内部に保管されていたRN式回天特機装束を回収する事で希望を繋げ、更には天紡の共振現象を応用して残留したフォニックゲインを再動させる事でエクスドライブの奇跡の一助となった。

 

 

◆天津共行

 

Personal Data

 

誕生日:1999年10月19日 享年44歳

性別:男性

血液型:A型

身長:184cm

体重:93㎏

好きな物:家族、平和

嫌いな物:私利私欲の為に戦火を撒き散らす人

趣味:鍛錬

隠したい事:共鳴の結婚資金にと秘密裏に積み立てている貯金

 

Profile

 

本作のオリジナルキャラ。天津共鳴の父親。

天津家嫡子として産まれ、防人としての責務を果たす為に戦い続けた漢。

前大戦の後、風鳴家が支配し続けた日本の護国組織の改革を進め、十年前のイチイバル紛失の際に風鳴訃堂の権力を削ぐ事に成功するが、その代償として天津家は護国機関からの追放という憂き目に遭う。

そして、ライブ会場の惨劇から更に遡る事一年前(ルナアタック事件の三年前)、欧州全土を錬成陣とする計画《大いなる業(マグヌム・オプス)》を食い止める為、旧チフォージュ城に潜入し、左腕以外の総てをラピスの輝きへと昇華され、死亡。

彼の言葉は今もサンジェルマンに消えない棘として刺さっている。

 

 

◆アゲート・ガウラード

 

Personal Data

 

機密事項につき詳細不明

 

Profile

 

本作のオリジナルキャラ。米国の特務組織《七彩騎士(セブンカラード)》の一人。

双装銃士(ザ・デュアル・ドラグナイト)》の異名を持つ戦士。

かつて国連直轄の特務組織《ザ・フォースデトネイター》に所属しており、その際に共行さんと轡を並べていた事もある。

咥え煙草と巻き舌と、無茶無謀が特徴なナイスガイ。

 

 

 

◆天ヶ瀬天音

 

Personal Data

 

誕生日:2026年1月15日 17歳

性別:女性

血液型:B型

身長:164cm

体重:ヒミツ

好きな物:アニメ・マンガ、クリスちゃん

嫌いな物:ノイズ、人の悪意

趣味:コスプレ

隠したい事:曾祖父の正体

 

Profile

 

本作のオリジナルキャラ。桃色(ピンクブロンド)の髪の少女。

鎌倉で生まれ育ち、ライブ会場の惨劇とその後のバッシングによって生まれ故郷を去る事となった少女。

現在はリディアン音楽院の女子寮に暮らしており、其処で知り合った板場弓美と意気投合、アニメ研究会を設立せんと暗躍するようになる。

また、転校して来たクリスに最もアプローチを掛けている同級生でもある。

家族構成はシングルマザーなのだが、昔から男の影がちらほら見えるな、と彼女は思っている。

 

彼女の物語は未だ始まっていない。因子は未だ揃わず、水底に眠り続ける。

その眠りを破るのは、はたして。

 

━━━━本編には絡まない余談ではあるが、彼女の曽祖父は前大戦の折に秘密裏に亡命、風鳴機関へと合流した旧ナチスドイツの高官である。

その男を指して人が言うには、《黄金の獣》。彼の冷徹なる殺戮者その人。

……それ故、彼女の血筋が明かされる日が来たならば、間違いなく歴史的大スクープとなるだろう。

 

 

◆蒼月竜子

 

Personal Data

 

誕生日:2025年1月2日 享年17歳

性別:女性

血液型:O型

身長:168cm

体重:62㎏

好きな物:ツヴァイウイングの曲

嫌いな物:雪

隠したい事:恋心

 

Profile

 

本作のオリジナルキャラ。雪の日に消えた黒髪の少女。

父方にバロン・オメガという名のインド系アメリカ人の祖父を持つ少女。

今だ運命に出逢う事の無かった筈の彼女だったが、ひょんなことからツヴァイウイングのライブチケットを手に入れた事でライブ会場の惨劇に巻き込まれてしまった事でその人生は一変する。

順風満帆だった筈の父は職を喪い酒に溺れ、自らも凄惨な虐めを受ける日々。

天津共鳴と出逢った事で彼女自身の心は救われていたが、彼女の家庭環境が救われる事は終ぞなかった。

 

ライブ会場の惨劇から約一年後の冬のある日、逆上した父親に頭を酒瓶で殴られ、酔っていた父が錯乱して自殺した事で処置が遅れた事で死亡。

彼女の死と、死を予測して残していた遺言は天津共鳴の傍観者めいた在り方を殴り倒し、手を伸ばす事を諦めない事を誓わせた。

なお、彼女の遺した呪いをヴァールハイトが知っていたのは《隻腕の遺骸》から聞いていた為。彼もまた、同じ呪い(祝福)を受けた青年であったが故の運命的な一致であった。

 

━━━━余談ではあるが、彼女はリディアン音楽院への入学試験の際に会場を間違えるという凡ミスをしている。

成績的にも合格は出来るだろうと思われていた彼女の不幸が、大きく運命の流れを変えていた事を知る者は、今だになっても、一人も居ない。

 

 

◆ボルヴェルグ

 

Profile

 

フロンティア事変の最中、ウェル博士の奸計に陥り死に瀕した事で強制転移させられた共鳴が《高き玉座(フリズスキャルヴ)》にて出逢った存在。

その名は《禍を引き起こす者》を現わし、神話においては《オーディン》の異名の一つであるとも言う。

 

その正体は、かつての時代に北欧神話となる戦いに参加した先史文明研究者……その、有り得ざる可能性の欠片。

ミーナのマスターとしてギャラルホルン編に登場したオーディンと思われる存在の並行世界の同位体ではあるが、

未来に希望を見出してミーナを作り出した(彼女)と違い、未来を視ながらも希望を見出しきれなかった彼は漂着した世界蛇の装甲片から世界が滅んだとしても消える事の無いシェルター……フリズスキャルヴを製作する事となる。

その後ろ向きさから《オーディン界の面汚し》《もう一万回くらいシミュって出直せ》などと言われかねない存在であるという自覚は当人にもあるのだが、彼が逃げ出した事で世界との縁が切れかけていた天津共鳴の強制転移先が確定した(本来であれば母であるシェムハの基に跳ぶのだが、その時点ではまだシェムハ復活の因果が成立していなかった為に直前にガングニールを投げ飛ばした事の照応からボルヴェルグの基へ転送される事となった)為に本人は満足してバトンを渡せたと思っている。

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