まだ読んでくれる人いたんだな…(^_^;)
新八Side
ボクと神楽ちゃんは気絶した銀さんを銀さんの知人でボク等が偵察に来た探偵事務所の所長、真田秋久さんに事務所に案内された。
「まぁ、気絶してる馬鹿はその辺に寝かせとけばいいとして…君等は彼処で何をしてたんじゃ?」
「えーと…実は…」
事の顛末を真田さんに話すと真田さんは溜息を吐いた。
「まったく…大の大人が何してるんじゃか…君等も大変じゃったの。」
「「いや、いつものこと(です/ネ)」」
「そ、そうかい…(慣れとるなァ…どんだけ迷惑かけとっていたんじゃあの馬鹿は…)」
ぐぅううう!
突然の音にボクは音の鳴った方へ振り向く。
「お腹空いたネェ…」
「神楽ちゃん、人様の家で…【ぐぅううう】…あっ。」
神楽ちゃんの腹の音に吊られてボクのお腹まで鳴ってしまった。
「なんじゃ?オマエさんら腹減ってんのか?」
「えぇ…その…「仕方ない。少し待ってろ。」えっ!?さ、真田さん!」
そう言って真田さんは席を外した。
〜数時間後〜
「ほれ、できたぞ。残さず食え。」
「「うわー!!」」
ボクと神楽ちゃんの前に久々に見る料理の数々だった。
「これ食べていいアルか!?」
「当たり前じゃろ。好きなだけ食べな。」
「キャッホー!」
すると神楽ちゃんは遠慮なく料理を口へと頬張っていく。
「す、すいません。押し掛けたのはボクらなのに…」
すると真田さんはボクの頭に手を置き乱暴に撫でだした。
「何を言ってんじゃ、子供が腹空かせてるなら食わせてやるのは大人の義務じゃよ。オマエさんもこの娘みたいに遠慮せず食えや…なッ!」
「オォォォッ!カッケーアルな!秋久!」
「ちょ、神楽ちゃん!?呼び捨ては駄目だよ!」
「構わんよ。儂もオマエさんらのことは名前で呼ばせて貰うかるのォ、“神楽”に“新八”。」
真田さん…いや、”秋久“さんは笑顔でボク達に言う姿に何処か懐かしい姿を思い出した。
「おーい、そろそろオレのことも思い出してよねー!」
「「アッ」」
銀さんのこと忘れてた…
新八side 終
「それにしてもよ~久々に会った奴にジャーマンは酷くない?秋久くんよォー!」
「じゃかましい。人様の家の前で騒いで情けないわ。この天パ。」
「なんだゴラァァァ!天パを馬鹿にするんのかァ!?全国の天パに謝れやァァァッ!!」
「天パを馬鹿にしておらんわ。いまも馬鹿にしてるのはオマエだけじゃ!」
「なんだとこの野郎ォォォ!?」
食事を終えたあとから秋久と銀時はずーっと口喧嘩を繰り返していた。そんな二人に思わず新八が間に入る。
「そ、それにしても綺麗な事務所ですよねー!掃除も行き届いているし…」
「あ、あーそうじゃのォ…」
すると秋久の表情が少し暗くなる。
「なんだ?いきなり暗い顔しやがって…」
「うーむ、実はの…掃除は儂がしとる訳ではないんじゃよ。」
「え?家政婦とかですか?」
「いや、前に変態に追われてる娘を助けたんじゃがその娘がわざわざ朝早くに来て掃除してくれとるんじゃが…最近、頻繁に来るようになってて仕舞いには事務作業まで手伝うようになってて申し訳ない有様でな…」
「オイオイ、それってストーカーじゃねぇーのか?」
「ちょっと銀さん、失礼ですよ。」
ピンポーン
「おっ、多分その娘じゃ、紹介するから待ってろ。」
そういうと秋久は玄関へと席を外したのであった。
「ほーう、どれ秋久なんかに付き纏うストーカー女がどんな奴か拝ませてもらおうじゃねーか。」
「だから銀さんは失礼ですよ。もしかしたら優しい人かもしれないじゃないですか。」
ガラッ!
「はじめまして、“志村妙”といいま…すってあら?」
現れたのは二人のよく知る人物だった。
「「(あ、姉上かよォォォッ!!?)」」
ストーカーなんてみんな愛の狩人なんだよォ!!
完