その男が犯人なのか、さっそく南と高山は輪島朝市を見物する事にした。
金沢駅
ある男は、追われながら逃げ回っていた。
「違う、俺じゃねぇぞ。」
と、言いながら金沢駅で上野発の寝台特急「北陸」がホームに到着し、金沢へ下車した。
「俺は何でひかるを殺すことになるんだ、俺がひかるを殺した犯人を見つけてやる。」
彼の名前は、高杉星児、高坂ひかるの幼馴染で、去年七尾港で友人が乗った車が転落し、死亡したのだ。
警察では、事故死として捜査しましたが、実は誰かに車で激突して海に落ちて殺されたと言っていが、結果的に事故死と判断し、捜査は打ち切られたのだ。
星児は輪島行の列車に乗り、輪島へ行った。
「ひかる、必ず敵を撮ってやるからな。」
星児が乗った七尾線は津幡を過ぎ七尾へ入った、星児は和倉本線駅で下車した。
「輪島行はのと鉄道に乗り換えればいいのか、これに乗ればいいのか。」
星児は、のと鉄道の乗り、ひかるの実家輪島へ向かった。
輪島を歩いていると、朝市の活気でにぎわっていた。
「ひかるの母さんはどうしてるかな?。」
「あらっ、星ちゃん。」
「よぉ、おばさん。」
「いつ帰ってきたの。」
「うん、今日の夜行列車「北陸」で来たんだ。」
「そうか、今日はどうして輪島に。」
「今日は、ひかるの命日なんで。」
「さぁ、らっしゃい、らっしゃい。」
と、威勢のいい声がしていた。
「こんにちは、おじさん、おばさん。」
「おお星児君、今日はありがとう。」
「いいえ、今日は命日に呼んでありがとうございます。」
星児は仏壇でお参りし、ひかるの冥福を祈った。
チーン、
星児はひかるの写真を見ていると、青春の面影が見えてきた。
「ひかる、俺が犯人を見つけてやるからな。」
「おじさん、ひかるを殺した犯人は解ったんですか。」
「それがなぁ、犯人がまだ捕まらないんだよ。」
「そうですか。」
星児は輪島朝市を歩いていると、特捜班の南と高山に声を掛けた。
「にぎやかだね、輪島朝市。」と高山は言う。
「あれっ、ちょっとその似顔絵に似てないか。」
「うん、声を掛けてみよう。」
「すみません、ちょっと話したいのですがよろしいでしょうか。」
「あの、あなたは。」
「鉄道公安隊の高山です。」
「同じく捜査主任の南です。」
「鉄道公安隊。」
俺達は、名舟町を歩きながら寝台特急「北陸」の殺人事件の話をした。
「俺は小学校6年まで輪島へ住んでいました。」
「そうですか。」
「母さんは民法のアナウンサーだけど、中学2年まで東京で過ごしていました。」
「なるほど、じゃあ犯人は見てないんだな。」
「ええ、心当たりもありませんし、恨まれることは何にも。」
高山はおに面を被った太鼓の演奏をしている人たちを見ていた。
「あの鬼の面をが降った太鼓は何ですか。」
「ああ、あれは御陣乗太鼓ですよ、俺もこの太鼓を時々参加するんです。」
「そうだったんですか。」
星児は、高山と南に御陣乗太鼓の見物する事にしました。
いりゃーッ、うおぉーっ。
太鼓の演奏と共に鬼のお面を被った人が舞い踊る。
ドンドン、ドコドン、ドンドン、ドコドン。
そして華麗なる演技を見せる鬼のお面を被った人が舞い踊るのだ。
「とてもいい演奏だな。」
「本当だ。」
と、南と高山は御陣乗太鼓の演奏を見物した。
ご意見・ご感想をお待ちしています
登場人物
高杉 星児 (東京から来た輪島見物人、ひかるとは幼馴染。)