寝台特急「北陸」金沢・能登殺意の旅   作:新庄雄太郎

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今日は、南と高山が輪島見物していると、犯人らしき人が発見した。
その男が犯人なのか、さっそく南と高山は輪島朝市を見物する事にした。


第11章 風に乗る御陣乗太鼓

金沢駅

 

ある男は、追われながら逃げ回っていた。

 

「違う、俺じゃねぇぞ。」

 

と、言いながら金沢駅で上野発の寝台特急「北陸」がホームに到着し、金沢へ下車した。

 

「俺は何でひかるを殺すことになるんだ、俺がひかるを殺した犯人を見つけてやる。」

 

彼の名前は、高杉星児、高坂ひかるの幼馴染で、去年七尾港で友人が乗った車が転落し、死亡したのだ。

 

警察では、事故死として捜査しましたが、実は誰かに車で激突して海に落ちて殺されたと言っていが、結果的に事故死と判断し、捜査は打ち切られたのだ。

 

星児は輪島行の列車に乗り、輪島へ行った。

 

「ひかる、必ず敵を撮ってやるからな。」

 

星児が乗った七尾線は津幡を過ぎ七尾へ入った、星児は和倉本線駅で下車した。

 

「輪島行はのと鉄道に乗り換えればいいのか、これに乗ればいいのか。」

 

星児は、のと鉄道の乗り、ひかるの実家輪島へ向かった。

 

輪島を歩いていると、朝市の活気でにぎわっていた。

 

「ひかるの母さんはどうしてるかな?。」

 

「あらっ、星ちゃん。」

 

「よぉ、おばさん。」

 

「いつ帰ってきたの。」

 

「うん、今日の夜行列車「北陸」で来たんだ。」

 

「そうか、今日はどうして輪島に。」

 

「今日は、ひかるの命日なんで。」

 

「さぁ、らっしゃい、らっしゃい。」

 

と、威勢のいい声がしていた。

 

「こんにちは、おじさん、おばさん。」

 

「おお星児君、今日はありがとう。」

 

「いいえ、今日は命日に呼んでありがとうございます。」

 

星児は仏壇でお参りし、ひかるの冥福を祈った。

 

チーン、

 

星児はひかるの写真を見ていると、青春の面影が見えてきた。

 

「ひかる、俺が犯人を見つけてやるからな。」

 

「おじさん、ひかるを殺した犯人は解ったんですか。」

 

「それがなぁ、犯人がまだ捕まらないんだよ。」

 

「そうですか。」

 

星児は輪島朝市を歩いていると、特捜班の南と高山に声を掛けた。

 

「にぎやかだね、輪島朝市。」と高山は言う。

 

「あれっ、ちょっとその似顔絵に似てないか。」

 

「うん、声を掛けてみよう。」

 

「すみません、ちょっと話したいのですがよろしいでしょうか。」

 

「あの、あなたは。」

 

「鉄道公安隊の高山です。」

 

「同じく捜査主任の南です。」

 

「鉄道公安隊。」

 

俺達は、名舟町を歩きながら寝台特急「北陸」の殺人事件の話をした。

 

「俺は小学校6年まで輪島へ住んでいました。」

 

「そうですか。」

 

「母さんは民法のアナウンサーだけど、中学2年まで東京で過ごしていました。」

 

「なるほど、じゃあ犯人は見てないんだな。」

 

「ええ、心当たりもありませんし、恨まれることは何にも。」

 

高山はおに面を被った太鼓の演奏をしている人たちを見ていた。

 

「あの鬼の面をが降った太鼓は何ですか。」

 

「ああ、あれは御陣乗太鼓ですよ、俺もこの太鼓を時々参加するんです。」

 

「そうだったんですか。」

 

星児は、高山と南に御陣乗太鼓の見物する事にしました。

 

いりゃーッ、うおぉーっ。

 

太鼓の演奏と共に鬼のお面を被った人が舞い踊る。

 

ドンドン、ドコドン、ドンドン、ドコドン。

 

そして華麗なる演技を見せる鬼のお面を被った人が舞い踊るのだ。

 

「とてもいい演奏だな。」

 

「本当だ。」

 

と、南と高山は御陣乗太鼓の演奏を見物した。

 

 




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登場人物

高杉 星児 (東京から来た輪島見物人、ひかるとは幼馴染。)

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