寝台特急「北陸」金沢・能登殺意の旅   作:新庄雄太郎

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2か月にわたって制作しました、公安特捜班長編書き下ろし作品、本日をもって最終回となりました、ご声援ありがとうございました。


第12章 曽々木海岸

南は、犯人が特定したと高杉に報告した。

 

「えっ、犯人が分かった。」

 

「ええ、松本が調べたんです、奴は高杉に罪を着せて、殺すつもりだそうです。」

 

「班長、恐らく犯人は八木 真琴ではないかと。」

 

「うん。」

 

「で、南と高山はどうしてる。」

 

「今、輪島市内を捜査していますが、南と高山は高杉に会って話をしています。」

 

「おおそうか、じゃあ今高杉と一緒なんだな。」

 

「はい。」

 

「じゃあ、すぐに高杉を保護するんだよ。」

 

ピピピピッ、ピピピピッ、

 

と、その時、無線が鳴った。

 

「高杉だ。」

 

「班長、南です、今高山と一緒です。」

 

「そうか、高杉はいるのか。」

 

「ええ、保護しています。」

 

「そうか、今松本から連絡あったよ、犯人が割れたって。」

 

「何、本当。」

 

「犯人は八木 真琴、場所は曽々木海岸だ。」

 

「了解、高山曽々木海岸だ。」

 

「わかった。」

 

南と高山が乗ったR31スカイラインエクセルの覆面パトカーは曽々木海岸へ向かった。

 

「こちら高山、犯人が特定したと高杉班長から連絡があった、場所は曽々木海岸へ向かってくれ。」

 

「了解。」

 

香川と水野と小海が乗るC33ローレルの覆面パトカーで曽々木海岸へ向かった。

 

高杉と桜井達は、石川県警察本部から小沢警部と共に曽々木海岸へ向かった。

 

曽々木海岸

 

星児は海岸を歩いていると、湯和漢を感じた。

 

「おい、どこにいるんだ、でて来い。」

 

「待ってたぞ、高杉星児。」

 

「お前か、俺に罠をはめたのは。」

 

「よくわかったな、高杉。」

 

「お前、俺に罪を着せようとしてたのか。」

 

「お前も同罪だ、高杉。」

 

と、八木はブローニング32口径を持っていた。

 

「おい、これはどういう事だよ。」

 

「あんたは地獄へ送ってやるよ。」

 

「ええ、やめろっ、俺を殺す気か!。」

 

「死ねぇっ、高杉。」

 

バンッ、バンッ、バンッ、

 

八木は、ブローニングを3発撃った。

 

「うわっ。」

 

星児は、海岸を駆けまわった。

 

「くそっ。」

 

「八木、もう逃げられないぞ。」

 

「誰だ、てめぇ!。」

 

「鉄道公安隊だ、もう逃げられないぞ。」

 

「くそーっ、鉄道公安隊だと、打たないと思うのか、弾は人数分あるぜ。」

 

その時、桜井はコルトリボルバー4inを片手に握り、1発発砲した。

 

バンッ、

 

と八木も一発撃った。

 

バキューン、

 

桜井は八木を撃った。

 

「グハッ、野郎。」

 

桜井は、八木に銃を向けた。

 

「うわーッ、やめろっ、撃つなーっ。」

 

南と香川は八木に手錠をかけた。

 

「八木真琴、松岡雄介、桐谷速人、渡部慎介、二宮大輔殺害容疑でお前を逮捕する。」

 

高山と南は高杉に声を掛けた

 

「大丈夫ですか、高杉さん。」

 

「ああ、俺は大丈夫だよ。」

 

「そうか。」

 

こうして金沢と輪島で起きた連続殺人事件は解決した。

 

「能登はいいね、南主任。」

 

「ああ。」

 

「南主任、高山、そろそろ行くぞ。」

 

香川は、南と高山はパトカーに乗り、石川県警察本部へ向かった。




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劇中の寝台特急・北陸は平成元年のダイヤを使用しています、なお、寝台特急北陸は
2010年のダイヤ改正で廃止されました、
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