「ふふふ……あのもりくぼは森久保の中でも最弱なんですけど……」 作:べれしーと
夜も深い頃合い、事務所にて二人の男女が酌みを交わしていました。
P「森久保さん?大丈夫ですか?」
のの「ぷりょでゅーしゃーさん……もう一杯……」
P「ダメですね(諦観)」
乃々が酔っぱらいました。
×
のの「あれ~?コップの中が空だー?」
P「空っぽなのは君の頭だねぇ。」
違う。断じて違う。俺はこんなアイドルを見たかった訳ではない。ただ、乃々が最初に呑むなら俺と、とか言い寄ってきたから一緒に二人きりで飲酒してただけなのだ。邪な気持ちは一切無い。うわ、プロデューサーの俺、役得じゃん。もしかしたら森久保と……ふふふとか無かったから。マジで。
のの「お酒くーださい?」
P「何杯目?」
のの「ろく!」
P「僕の右手には何本の指がある?」
のの「ろく!」
P「送るよ。家帰ろう今すぐに。」
のの「宅飲みー!」
P「は?(恐怖)」
なるほど理解した。乃々はアルコールを与えてはいけない人種だ。
のの「りんりんりりんりんりんりりんりん」
P「水飲んで。お願い。元に戻って。」
のの「いっぱいの酒を飲みたーい!因みに私の胸のサイズは」
P「戻れーッ!モンスターボールに戻るんだーッ!」
のの「プロデューサーさんのポケットモンスターカワイイですね!」ジーッ
P「下腹部を見ながらそんな事を言うなッ!あなたアイドルなのよッ!?」
溜まっていたフラストレーションが酔狂に放出されていく。俺は酒に強い。高垣の姉御(畏怖)やらに育てられたし。でも乃々はマジで弱いみたいだ。回る速度が速すぎる。
P「服!服はだけてる!」
のの「なおして~」
P「あなたアイドル!俺プロデューサー!オーケー!?」
NoNo「It doesn’t make sense.」
P「You're an idol!I'm a producer!okay!?」
NoNo「Please explain in detail.」
P「えっ……えと……That is so nasty that……you talk about it……?」
乃々「itは何を指していますか?それは正当な指示代名詞ですか?」
P「は……へ……え……?」
乃々「答えられないなら黙っていて下さい。」
P「ご、ごめんなさい。」
のの「わーい!おさけー!」トポポポ
P「…………」
のの「おいしー!」ゴクゴクゴク!
P「…………」
のの「あはー!たのしー!」ワイワイ
P「…………」
のの「アンデス呼ぼー♪」
P「それは待てーッ!」
のの「?」
P「ダメ。ここに人を呼ぶのはダメ。しかもアンデス?俺を殺す気か?」
NoNo「yeah」
P「黙れ星条旗の奴隷が。」
乃々「はい。」
P「罪の重さ自覚して?」
乃々「何もしてませんけど。」
P「おっ、調子戻ってきたね?」
乃々「そのノリ、むーりー……」
P「鏡見た事無いんかお前。」
乃々「プロデューサーさんが怖いぃ……ひぃ……」
P「女殴る趣味はないんだけどな。」パキポキッ
のの「嘘つきました。」
P「うむ。そのまま大人しくね?」
のの「罪滅ぼしとして体売ります。」
P「あんたホントに何抱え込んで生きてんの?セラピスト呼ぶ?」
のの「枕ですか?」
P「夢枕に立つ皆々様も驚きになられるレベルの突拍子の無さ。」
のの「乃々だってお酒呑みたいよぉ(涙)」
P「著しいキャラ崩壊。」
乃々「プロデューサーさんとお酒呑んだ後あわよくばとか全然考えてませんから。」
P「そういうの暴露って言うんだよ、知ってる?」
のの「乃々大好きです?うれしい!」
P「めでてぇ耳してんなお前。」
のの「えへへっ。」
P「褒めてねぇよ頭冷やせ。」
のの「ごめんなさい……まゆさん呼んで叱ってもらいます。」
P「肝冷えるわ。止めろ。」
のの「さっきから注文ばっかり!するならお酒の御代わりして下さい!」
P「巧くねぇよ帰れよマジで。」
のの「…………」
P「え……何で黙んの……」
乃々「森久保の事、嫌いなんですか?」
P「は?」
乃々「辛辣だし、素っ気ないし……」
P「好きだから構ってんだよ。」
乃々「……ホント?」
P「うん。」
乃々「……分かりました。まゆさん呼びます。」
P「なんでッ!?なんか分かんないけどごめんなさい!」
乃々「車の運転、出来ますし。」
P「あー……なるほど。」
乃々「はい。」
P「そ、それじゃあ……」
乃々「またあした。」
P(唐突だなぁ。)
P「台風は去ったか……ふう……」ゴクッ
P「あ、ヤベ!これ乃々の酒だ!」
P「違う!俺は変態なんかじゃ……」
P「……」ゴクッゴクッ
P「……」
P「これ麦茶だ。」
多分ですが俺の方が酔ってますね(レイプ目)