9/5追記
人物の内心を表現する時に()からーー会話形式文ーーという風に変更しました。
俺達の幸せを奪う事件は余りにも呆気なく訪れた。
「クリス。寒くないか?」
「ん、大丈夫だぜ」
「そっか。もう少しで家に着くし何かあったらなんでも言えよ?」
ピピピピッ!ピピピピッ!
2人の携帯に通信が入る。画面には風鳴弦十郎の文字
「もしもし、翔一です」
「藤宮君か!ノイズが出現した!」
「ッ!マジかよ」
「おっさん!何処に出たんだ!?アタシが行くから場所を教えてくれ!」
「クリス君か、分かった。今座標を送らせるから直ちに急行してくれ。無茶はするなよ」
「分かってるって!アタシに任せとけ!」
「翔一君は避難誘導と取り残された人達の救出を頼む。直ぐに響君と翼を向かわせる」
「りょーかいっす!」
「頼んだぞ」
「よし、そんじゃちゃっちゃと終わらせて帰ろうぜ翔一!」
「クリス」
「なんだよ?」
「無茶だけはしないでくれ。心配なんだ」
「っんだよ?アタシが信用できないって言うのか?」
「違う!そうじゃないんだ。ただ胸騒ぎがして不安なんだ…」
「分かった…翔一の感は結構当たるからな。」
「ありがとう。それじゃ又後でな!」
◇◇◇
クリスがイチイバルを纏い現場に着いた頃俺は避難し遅れた人を誘導していた。
「落ち着いて下さい!シェルターはこの先にあります!」
粗方避難し終わり俺も退却しようかと思ったが。遠くから微かに子供の声が聞こえ…その瞬間俺は走り出していた
「おーい!何処に居るんだー!返事をしてくれー!」
「くそッ!一体何処に居るんだ!?」
ガラッ…
「ッ!?」
振り返ったそこには
「痛いよ…ママ…パパ。何処に居るの?」
「良かった…お嬢ちゃん、此処は危ないから避難しよう」
「うん…パパとママは?」
「大丈夫、シェルターに避難してる筈だよ。さ、行こう」
ピョコッピョコッ
「おいおい…嘘だろ?」
居るはずのないノイズの大群がそこには居た。
「まずいな…逃げるぞお嬢ちゃん!!」
子供を抱きかかえ走り出す翔一。それに気づき追いかけてくるノイズ
援軍などに期待は出来ない。翔一のデスレースが今始まった
「クッソ!しつこい奴らだ!」
「お兄ちゃん…私達死んじゃうの?」
「はぁ…はぁ…絶対に死なない!死なせるもんか!」
幾ら男であろうとも子供を抱きかかえ走り続ければいつかは限界がくる。
現に今翔一は限界を迎えそうになっていた…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ーーマズイぞ…これ以上は俺が持たない。一旦何処かに隠れてやり過ごさないとッ!ーー
翔一は目の前にあったビルに滑り込む。だが此処で神に見放されたのか、ビルに入り潜り込んだ所は床が抜けていた。
「なっ!?」
「嫌ぁぁぁぁ!!?」
「大丈夫!俺がなんとしてでも守るからッ!」
2階ほどの高さから落ち背中を強打する翔一。更に運が悪い事に、飛び出ていた鉄筋によって着地した時に左腕が大きく切れてしまった。
「ガッハァ!」
「グッ…はぁ…はぁ…チクショウ」
「絶対に死んでたまるか…ッ!大、丈夫か?…お嬢ちゃん」
「う、うん…お兄ちゃん。腕が」
「大丈夫…ッ 兎に角早く移動しないと又見つかっちまう。行こう」
◇◇◇
時間は少し戻りクリスはと言うと。
「オラオラオラァッ!アタシと翔一の時間を邪魔したんだ!吹っ飛んじまえ!!」
ご覧の通り大荒れである。
「クリスちゃん…すっごい荒れてるね」
「ああ、私達も見てるだけでは行かないぞ立花」
「そうですね翼さん!行くぞー!」
10分もしないうちに殲滅し終えたクリス達はS.O.N.G.に連絡をすると、とんでもない事態が起きてることを知る
「おっさん、ノイズの殲滅終わったぞ」
「大変だクリス君!!」
「な、なんだよいきなり?」
「藤宮君がノイズに襲われている!!」
「なんだと!?どう言うことだおっさん!」
「詳細は追って話す!現場に急行してくれ!」
「チッ!くそッ待ってろよ翔一ッ!」
「あっ!クリスちゃん!!」
「私達もこうしては居られん!行くぞ立花!」
◇◇◇
廃ビル内
「はぁ…ッ!くそったれ…左腕が動かねぇ」
「お兄ちゃん…大丈夫?」
「あ、ああ…大丈夫だよ。今助けが向かって来てるからもう少し我慢してな?」
「うん!」
ーーそうだ…なんとしてでも生きるんだ。生きるのを諦めちゃダメだーー
ピョコッピョコッピョコッ
「ッ!?しーっ」
ピョコッピョコッピョコッピョコッ
1秒が何分何時間にも感じる恐怖の中、翔一の精神はドンドンと磨り減っていく…
◇◇◇
その時全速力で駆け付けたクリス、響、翼の3人が到着した。
「アタシの翔一を返しやがれッ!」
ガチャコンッ!
「ダメだよクリスちゃん!今此処で撃ったらビルが崩れちゃう!」
「チッ!じゃあどうしろって言うんだよ!」
「私と立花がノイズを引き受ける!雪音は藤宮さんを探しに行け!くれぐれもミサイルを撃ったりするなよ?」
「ああ、悪い!頼んだ!」
「翔一!何処だ翔一ー!」
「邪魔なんだよッ!そこを退け!ノイズどもッ!」
迫り来るノイズを蹴散らしながらクリスは翔一を探す…
◇◇◇
「……?ノイズが減ってる?それにこの銃撃音は…そうか」
「来てくれたんだな…クリス」
「お兄ちゃん?どうしたの?」
「ん、助けが来たみたいだ。ノイズも居ないし今の内に移動しよう」
翔一と子供は落下した所に向かって歩き出した
「はぁ…はぁ…もう少し、もう少しで助かるからな」
「うん…」
「翔一ッ!」
「クリス…ありがとう」
「良かった…ってその傷ッ!大丈夫か!?」
「ああ、俺は大丈夫だから…先にこの子供を頼む」
「分かったっ!直ぐに戻るから少しだけ我慢しててくれ!」
そう言いクリスは子供を抱いて響たちのもとえ向かった。
見送った後翔一は柱に背中を預け座り込む。
「くそッ…結局俺は何にも出来やしねぇ…グッ!」
「頭が…痛え…俺此処で死んじまうのかな…?もう手足の感覚がねえや」
「翔一!」
「ああ?クリスか…何処に居るんだ?」
「な、何言ってんだよ!目の前に居るじゃねーか!」
「ん、そっか。ごめんな、目が…見えなくてよ」
「お、おい!死ぬんじゃねーぞ!?大丈夫だよ!今アタシが助けてやるから!」
クリスは直ぐに翔一を傷つかないよう立ち上がらせると肩を貸しながら歩き出す
だが、此処に来てビルが崩壊を始める。ノイズとの戦闘によりビルが持たなかったのだろう。
崩壊が進む中、一生懸命逃げる2人だが残酷な運命は2人を見逃さなかった。
入り口に差し掛かった時、上から瓦礫が降って来たのだ。
「クリスちゃん!危ない!」
「避けろ雪音ッ!」
「え?」
その声を聞いた翔一は動かなかった筈の左腕までも動かしクリスを庇い瓦礫に吹き飛ばされる
「翔一ーーーーーーッ!!!」
「なんでだよ…なんでアタシなんか庇ったんだよ…翔一……」
「そりゃ…男が女…を守るのはッ!…当たり…前だろ?ガハッ!」
ビチャビチャ!そう言えるほど血を吐きながらも答える翔一
「ッ!待ってろよ翔一!絶対に助けてやるからな!!死ぬんじゃねーぞ!死んだら許さねーからな!」
「あ…あ……頼…む」
この後直ぐにS.O.N.G.のOTONAでもありNINJAでもある緒川によって速やかにS.O.N.G.管轄の病院に運ばれる事になる
うーん…思いのまま書き殴ったから変なとこありそう…
一応見直しはして居るんですけどね。あったらユルシテ…ユルシテ…
と言うか気づいたら2000文字超えてんのやべぇな