雪の音   作:UN・Scarlet

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こんな拙作でも見てくれる人がいるなんて、感謝感激雨あられです
妄想の産物であるこの作品を少しでも面白いと感じていただけるよう精進していきますのでこれからも宜しくお願いします!

フゥ…堅苦しいのはここら辺までにして、本編の方へどうぞ!


episode 4

 

 

あの事件が起きてから1ヶ月が経つ頃クリスは響達に半ば強引に街に連れ出されていた。

 

「お、おい!アタシは行かないって言ってるだろ…」

「いいからいいから!兎に角行くよ!」

「偶には肩の力を抜かないと駄目だぞ?雪音」

「先輩まで…たく、なんでこんな事に」

「皆心配なんだよクリス。あんなに根を詰めちゃってるといつか倒れちゃうーって」

「アタシは平気だっての」

「今にも倒れちゃいそうな感じなのに平気じゃないよ」

「…そうかよ」

「うん、だから今日はいっぱい遊んで楽しも!」

 

◇◇◇

 

「あー!もうちょっとだったのに〜!」

何時ぞやのぬいぐるみを取ろうと奮闘する響だが一向に取れずにいると

 

「ったく、なーにやってんだよ。アタシが取ってやるよ」

「えー?クリスちゃん出来るの!?」

「はぁ?それどう言う意味だよ?」

「え!?いやいや、クリスちゃんってこういうのはやらないと思ってたから!」

「響…幾ら何でもそれは無いと思うよ?」

「え、えへへ…ごめんなさい」

「はぁ〜…まぁいい見とけよ」

 

「ほいっと」

そんな軽い掛け声と共に目当ての物を取るクリス。

 

「え、えぇ〜!?凄い!」

「こんなの簡単だよ。ほらよ」

「いいの?」

「良いも何も、お前の為に取ったようなもんだしな」

「ありがと〜!クリスちゃん!」

「ちょっお前、抱きつくな!」

「良いじゃ〜ん」

「良くねぇ!」

「ふふ、やはり立花はいつも通りだな」

「もう、響ったら…」

「おい!見てないでコイツ剥がすの手伝ってくれよ!」

「もうちょっとだけ!良いでしょクリスちゃん!」

「だから良くねぇっての!」

「私達もそろそろ行くか」

「ふふ、そうですね」

 

それから響達はクリスを元気付ける為にいろんな場所に行った

デパートで買い物をしたり、服屋で服を選びあってみたり。その度に響はクリスに抱きつきクリスから怒られる事が当たり前になっていた

 

「全くどうしようもない奴だな」

ーーでも、それがアイツの良いところなんだよなーー

「クリスちゃん!次は何処に行く?」

「アタシは何処でも良いよ」

「そんな事言わずにさー何処が良いか言ってよ!」

「んな事言われてもな…」

「なら私が連れて行ってもらったあの場所はどうだ?」

「あ!良いですねそれ!じゃあ行きましょう!」

「え?おい!あの場所って何処だよ!って、聞こえてねぇ…」

「着いてくれば分かるよクリス、だから行こ?」

「はぁ…分かったよ」

「おーい!早くしないと置いて行っちゃうよ!」

「そんな急がなくてもちゃんとついて行くから落ち着け!」

「いやぁ、だってクリスちゃんと遊ぶの久し振りだから!」

「はいはい、そうだな」

「うん!兎に角行こ!」

「だから落ち着けっての…」

 

◇◇◇

 

「此処が…」

目の前に広がる景色にクリスは言葉が出てこない。

夕焼けに染まる街並みが一望できるこの場所は、かつて翼と響、未来の3人でデートした時に訪れた場所であった

 

「すっごい綺麗でしょ?」

「此処は私達が前に3人で来た場所なんだ。雪音も連れて行きたいと思っていてな」

「私達が此処にクリスを連れて来たのは何でか分かる?」

「何でって…」

「クリスが、響が、翼さんが、S.O.N.G.の皆が守ってくれてるこの街並みを見て欲しかったんだよ」

「雪音は1人で何でも背負うきらいがあるからな。防人である私や立花を頼ってくれ」

「クリスちゃん。私達、友達なんだから困った事があったら何でも言ってよ!1人で抱え込まないでさ!」

「お前ら…どうして」

「だって、友達で仲間だからね!」

「ああ」

「うん!」

「そっか…少し…楽になった」

「それなら良かった!藤宮さんも順調に回復してるって師匠も言ってたし、これからも藤宮さんが帰って来る場所を一緒に守ろう!」

「うん…そうだな」

ーーそうだ、アタシがくよくよしてちゃダメなんだ。コイツが言う様に翔一の帰る場所を守らないとーー

「今日は…その、ありがとな。色々気づけた」

「うん!それじゃそろそろ帰ろっか!」

「そうだね。明日も早いし、響はレポート終わってないもんね」

「うへぇ…そうだった…」

「全く、しっかりやっておかないとダメだぞ?立花」

「翼さん…確かにそうですけど〜」

「はは、しっかりやっておけよ?」

「あ!クリスちゃん笑うなんて酷いよ〜。そんな酷いクリスちゃんにはこうだ!」

「うわ!?何すんだよ!だから抱きつくのは止めろって!?ちょ、くすぐるな!あははは!や、やめ!」

「うりうり〜!ここか!ここが良いのか!」

「あっははは!くそっ、やめろって言ってんだろ!」

「あ痛!クリスちゃん殴るのは卑怯だよ〜」

「はぁはぁ…お前がやめないからだろ!」

「ほら2人とも、そろそろ帰るぞ」

「あ、待ってくださいよ翼さーん!」

「ったく、ホント元気な奴だなアイツ」

 

そう言いつつもクリスの顔には、何時の間にか笑顔が浮かんでいた。

 

◇◇◇

 

時は流れ更に1ヶ月経った頃、新たな脅威が迫っていた。

錬金術師を名乗るキャロル達との戦いに追い詰められる響達

それでも希望を見出し、分かり合う為に手を伸ばし続ける響。過去を乗り越え防人、人として生きていく事を決めた翼、翔一や新しく出来た後輩を守る為決意したクリス。一度はぶつかり合ったが、手を取り合い協力した切歌、調、マリアの6人でキャロルと戦ってる中、遂に翔一は目を覚ます………




はい、如何だったでしょうか?
取り敢えず今日はここまでと言う事で!
S.O.N.G.なのにマリアとか出てないのおかしいなぁって思ったんで、翔一が寝てる間にGX編をやっちまいました。これでマリアとか出せるしネ!

まぁ出せると言ってもクリスとの恋愛?小説だからあんま意味無いけど……
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