刀使の幕間   作:くろしお

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どうも、くろしおです。

今回は寿々花編 その5をお届け致します。
時系列は寿々花の親衛隊配属直後あたりになります。

それでは、どうぞ。

※2019/9/3 更新時のトラブルにより、前書きと後書きの文言が執筆当時とは異なります。


⑤ 衝突の初対面

 ー折神家・特別祭祀機動隊本部 控室ー

 

 コンコン

 

 茶パックを大量にプラ箱に入れ、ここにやってきた彼。

「邪魔するぞ~。」

「あら、貴方がここに来るなんて珍しいですわね。どうかしましたの?」

 応対したのは寿々花。ちょうど、真希達は出払っている時だったようだ。

「いやな、アウトレットモールまで買い物に行った時に紅茶の専門店で安値で買えたもんだから。そのついでに。」

「…キチンと種類別に分けてあるのですね。几帳面なことですわ。」

 箱の中を見ながら、そう呟く彼女。

「んじゃ、後で夜見に渡しておいてくれ。俺は仕事に戻る。」

「お気をつけて…。」

 在室僅か数分で離れる彼。

 扉が閉じられたら後、席に座る彼女。

「…昔から世話を焼く人ですわね。」

 そう言って、彼女は出会った頃のことを思い出す。

 

 

 

 

 ー一年前 東京都八王子市 高尾山ー

 

 標高の高い山の中で都心からも近く、近年では初日の出を見にやって来る登山者も多い、ここ高尾山。

 本日の任務は、高尾山周辺で荒魂が出現したとの報告を受けて、その情報の真偽の確認と、もし居た場合は討伐まで行うことであった。

 

 寿々花は、親衛隊配属に際して自身の在籍していた元綾小路の刀使達*1も率いてきていた。意気揚々としていた彼女にとっては、なぜ彼がここに居るのかがよく分かっていなかった。

「討伐任務を帯びた私はともかく、なぜ貴方も此方に?」

「紫様の方から、現場の特祭隊員のフォローに回れと言われてな。」

「不要だとは思いますが、まあよろしいですわ。せいぜい、私達の足を引っ張らないようにお願いいたしますわ。」

 ちょっとカチンときかけた彼ではあったが、親衛隊として配属されたばかりの彼女が、相手の力量を計ろうとしているのかもしれないとも考え、敢えて押し黙る。

「刀使達の指揮は、此花が執ることでいいんだよな?」

「はい。…鎌府の刀使も優秀だと聞いておりますので、大丈夫だと思いますわ。」

「そうか…。其方の邪魔にならない程度で、此方も探索に加わろう。」

「…まあ、期待はしていませんけれど。」

「ともかく、今回はよろしくお願いするよ。」

 彼は敢えて、彼女へ手を差し出した。

「…時間が惜しいので、行きますわ。」

 刀使達を率いて、山中へと消えていった彼女。

 残念ながら、二人の手は組み交わされなかった。

「…結構、プライドが高い娘なのかもな。親衛隊に配属されるだけの実力、垣間見る機会があるといいんだがな。」

 そう言いながら、彼も彼で荒魂の探索に移る。

 

 

 

 

 山中を捜索する二班の刀使。

 寿々花が隊長のA班では、彼女の親衛隊配属を機に共に鎌倉へとやってきた刀使もいる。

「寿々花様、流石でしたわ。あの得体の知れない男、簡単に寿々花様の手を握ろうとするなんて、百年早いですわ!全く、身の程知らずも甚だしいですわね。」

 苗場(なえば)和歌子(わかこ)。彼女もその一人だ。寿々花のことになると狂信的なまでの変貌を遂げるのだが、それ以外は至って普通の女子である。

 

 

 しかし寿々花は、彼女の言葉を聞きながらもずっと考えにふけっていた。

「……。」

「…?寿々花様、どうかされましたか?」

「…いえ、あれだけ分かりやすく罵られていたのなら、普通去り際に手まで出してくるものなのか、と。流石に不自然過ぎますわ。」

「単に寿々花様の肌に触れたかっただけの、根暗人間なのではないですか?あ~、考えるだけで恐ろしいですわ。」

「そうですよ。寿々花様は高潔な方なのですから!あのような輩とは、なるべく関わりを無くすべきです!」

 班員が揃って寿々花支持に回っていた。だが、当の寿々花は胸のうちの引っかかりが解けなかった。

(出立前に獅童さんにお聞きするべきでしたわ。彼が一体どういった人間なのかを。)

 握手を交わす必要はなかったとは思ったものの、あの塩対応が正解だったのかまでは、ここにきて自信が無くなってきたのである。

(…ひょっとしたら、あの時に何かミスをしていたのでは。)

 

 

 そんなことを考え出した頃でもあった。

「寿々花様、B班より連絡。荒魂らしき姿を見つけたとのことですわ。」

「分かりましたわ。すぐ合流いたしましょう。」

 頭にはびこった雑念を吹き飛ばし、すぐに荒魂が出現したとされる現場へと向かう。

 

 

 

 

 B班が荒魂を発見する少し前。

 高尾山の麓付近で陣を敷いていた彼は、航空課のドローン部隊に協力を仰ぎ、高尾山を十六のエリアに分けて上空から監視していた。

 明眼や透覚、八幡力などの特殊能力が使える刀使達とは異なり、こちらは文明の利器と人の目を組み合わせて荒魂の有無を調査する。

「ドローン部隊は1~4班に分かれてくれ。東西南北それぞれに回って、スペクトラムファインダーも積んだ地形反射型探知レーダーで荒魂を追う。見つけ次第、本部に連絡を。」

 といった感じで指示を出していた。

 彼もそんなすんなりと見つかるとは思っていなかったため、腰は浮かせていた。

「ちなみに、ドローンからコレ、投下できるか?」

 コレというのは、刀使達向けの補給物資。医療キットと水、食糧、遭難対策用の簡易寝袋といった四~五キロ程度の重さがある代物だった。

「うちの機材の輸送量(ペイロード)は十キロ程度ですから、これくらいは余裕ですよ。」

「それなら助かる。後でパラシュートで下ろすか。」

 一々休憩の度に本部に戻っていては大変であるため、なるべく彼女達の肉体的負担を避けたかった彼。

 

 

 ビービービービービー!!

 

 

 突如、本部にあるスペクトラムファインダーの位置を表示するためのディスプレイが、警報音と共に赤く反応する。

「荒魂、出ました!」

「場所は!」

「本部より北西方向3km地点、現在B班が交戦中!」

「…マズいな。あの辺りはケーブルカーや高速道路がある。画面をみる限り、現場は統制が取れていないようだな。」

 山という地形が、彼女達の動き難さに影響を及ぼしていることは明らかだった。

「A班、間もなくB班と合流。会敵します!」

「無線機は二班の班長に向けて使えるんだな?」

「はい。」

「指示するまで待機。恐らくもうすぐ動くぞ。…3班は、ドローンからスモークグレネードを投下できる準備を。」

『了解。お嬢さん方の撤退支援ですね!』

「頼んだぞ、3班。航空課の技量を信じる。」

 一旦通信を切る彼。

「…俺の読みが正しけりゃ、ここに居るのは恐らく一体ではないだろうな。」

 それとほぼ同時にオペレーターから声が上がる。

「スペクトラムファインダーに、新たな荒魂の反応を確認!A班の麓側左側面に向けて進行中。」

「他に荒魂の反応は?」

「現状はありません。」

「…よし。」

 無線機を再度掴む彼。

 

 

「本部よりA班へ。山頂側より荒魂一体が接近中、麓側に下りつつ一時撤退せよ。B班は荒魂に隙ができ次第、スペクトラムファインダー上に表示されたエリアへ向かえ。」

『こちらA班、撤退は支持できません。迎撃の許可を求めますわ。』

 簡単には引き下がりたくない寿々花。だが彼は、刀使達の被損害率を考慮した場合、一度ここは退くべきと判断する。

(仕方ない、簡単な現状説明だな。)

「此花、現在B班は足を取られた状態で荒魂に応戦している。正直、このままではA班も纏めて荒魂に挟撃されかねない。…一度退いてくれ。」

『こちらB班!二人が写シを貼れなくなった!撤退支援を要請する!』

 遂に状況が悪い方向に転がり始める。

「…了解。負傷した刀使を連れて、ファインダー上の地点αまで移動せよ。三十秒後に、上空からスモークグレネードを投下する。…急げ!」

『りょ、了解!』

 気休めだが、撤退を容易にすべく荒魂の視界を奪う目的で投下する。

 

 周囲に強力な白煙が立ち込め始める。

 

「A班はどうする?」

『…我々も、一時撤退いたしますわ。』

「ならば、そのまま本部に向かってくれ。」

『…了解ですわ。』

「通信終了。」

 短時間で冷静な判断を下す彼や寿々花。

(…絶対怒ってるだろうな。此花は。)

 刀使達を死なせるよりはマシ、とはいえ荒魂を見逃すのも正直悩ましかった。実際は人命優先となったわけだが。

 

 

 

 

 3班に上空からの荒魂監視を託し、1,2,4班の担当するエリアの安全が確認でき次第、3班の応援に回すこととなった。

 B班の刀使達は退避が無事に完了し、負傷した刀使は寝かせて現地本部まで搬送した。彼女らもそろそろ此方に到着するであろう。

「取り敢えず、全員無事なんだな?」

「聞く限り、全員無事です。写シを剥がされた刀使も、外傷は無いそうです。」

「…まず一安心だな。」

 A班も戻ってきたようで、寿々花が現地本部の作戦指揮テントに入ってきた。

 若干、苛立ちを隠せなかった彼女は彼を問い詰める。

「あのまま、現地で留まっていれば荒魂を討てたというのに、なぜ撤退指示を出したのですか?」

「…全貌が分からない時に、闇雲に動くのは危険だ。加えて、あの時は山頂から麓側に向かって風速15m/sの強風と逆光だ。慣れない山間部で迂闊に手を出したら、それこそ消耗戦になる。…それが分からない人ではないと、俺は思うんだが。」

「……少し、頭を冷やしますわ。」

 一度、テントを出る彼女。

「予想通り、理知的な娘だったか。今は感情的になっているが、間違いなく思考は冷静だ。…フォローに向かえと言ったのは、これを見越してだったのか?」

 相変わらず紫の考えはよく分からないと思った、彼であった。

 

 

 

 

「寿々花様!」

 気遣いたいのか、和歌子は寿々花に声を掛ける。

 だが、彼女はそれを遮る。

「…申し訳ありません、少し一人にさせてもらいますわ。」

 一旦、テント内の簡易ベッドで横になる彼女。

(情けないですわ。もっと、私がしっかりしていれば速やかに荒魂を討てていたというのに。)

 後に親衛隊の参謀として、可奈美達を追い詰めていく彼女ではあるが、脆さが全くないというのは人間的にありえない。退くという判断に後悔は無かったが、やはりあの時討つべきだったのかと思ってしまう。

 一時間ほど横になっていた時、携帯の通知音が彼女の耳に届く。

 

 ピコン

 

「…メッセージ?一体どなたから…。」

 携帯の画面を見ると、送り主は彼であった。

 

from:彼

『休憩中失礼。少し話が出来ないだろうか。』

 

「…丁度いいですわ。向かいましょうか。」

 ウジウジ考えるのも性に合わないと思い、彼が居るであろうテントに向かう。

 

 

 

 

「失礼いたしますわ。◯◯(彼の苗字)さんはどちらに…。」

「此花か。休み中悪いな。」

 丁度作業終わりだった彼が、応対する。

「いえ。」

「こっちに掛けてくれ。今お茶を出そう。…緑茶は飲めるか?」

「はあ。…ここでよろしいですか?」

「もうすぐ出来るから待っててくれ。」

 湯気を立てながら、二つのプラ製コップが運ばれる。

「お待ちどおさま。」

「ありがとうございます。」

 

 ズッ

 

「…心が安らぎますわ。」

「それは良かった。此方はもうすぐ、討伐の下準備が終わりそうだ。」

「…頭を冷やして考えていましたが、あの状況では確かに撤退が最善でした。あの無線が無ければ、愚かしい判断をしているところでしたわ。」

「プライドが先行するのは、誰だってそうだ。むしろ、冷静にあそこで撤退の判断が取れた君は、親衛隊に選ばれるに足る人材だと思ったよ。」

「…朝方のあの対応に、何も思わなかったのですか?」

「俺は試されているかもしれないと考えたら、冷静にいるのが正解だろうとな。罵られて良い気分ではなかったが、私情を仕事に持ち込むのは明らかな筋違いだし。」

「なるほど…。どうやら、私は初見で貴方を見誤ったわけでしたのね。」

「…あながち、男が混ざるのは好ましくないという意見も分かるけれどな。」

「とはいえ、お聞きしたいこともありますわ。なぜ、荒魂が出現した時あまり慌てなかったのですか?」

「ん?だってそりゃ、荒魂だって生き物とも見れるしな。ゴキブリじゃないが、一体居るなら複数居ると思って警戒するのは鉄則だろうし。」

「…一体、今までどんな現場を経験してきたのか、非常に気になりますわ。」

「一言で言えば、修羅場ばっかりだったなぁ…。平穏な任務は指折って数えた方が早いぞ。」

 少し沈み込むような雰囲気を出す彼。

「荒魂討伐に苦も楽もありませんわ。討つべきものを討つ、紫様に仇なす者からあの方を守ることも我々の任務のうちなのですから。」

「まっ、任務も体を壊さん程度にな。…じゃ、そろそろ準備するか。」

 席を立つ彼。コップのお茶は既に飲み干されていた。

「私達も準備した方が良さそうですわね?」

「荒魂の数はあの二体で確定、仕掛けも整った。あとは此花達刀使の出番だ。」

「親衛隊の力、見せてあげますわ。」

「期待しているよ。邪魔にならないよう、現場の指揮は此花に一存する。」

「当然ですわ。」

 寿々花は先ほどまでの不安げな顔から、不敵な笑みを彼に向けた。

(よし、やるか。)

 高尾山での任務は、いよいよ佳境を向かえることとなる。

 

 

 

 

 日もすっかり落ち、周囲が暗闇に包まれ始めていた。

『各員、配置に着いたか?』

「いつでも討ちに向かえますわ。…A班は私と共に山頂方向から、B班は麓側南東方向から荒魂を討伐いたしましょう。行きますわよ!」

「「はっ!」」

 刀使達は一斉に荒魂へ突撃する。

 

 

 ツーマンセルを基本に、取り囲むような攻撃を行う。

「やはり大きいですわね…。はあっ!」

 荒魂からの反撃を凌ぎつつ、少しずつ力を削いでいく。

「荒魂ぁ!!寿々花様に、手を、出すなぁー!!」

 和歌子が、荒魂の足による寿々花を狙った攻撃を弾く。その際、金属同士が小擦れ合うような金切り音と火花が散る。

「苗場さん、助かりましたわ!」

 そのまま八幡力を使い、寿々花は上段の構えから大きく《九字兼定》を振り下ろすと、荒魂を一刀両断する。

 

 ドドーン

 

 一体目の荒魂が、ノロに戻り始める。

「皆さん、急ぎB班の援護に向かいますわ!」

「「はっ!」」

 中堅以下の実力である、B班の刀使達の救援に急ぐ彼女達。

 

 

 一方のB班。此方は非常にマズい状況であった。

 刀使達が一人ずつ各個撃破され、六人居たはずの隊員は戦闘可能な状況な刀使が二人だけという状態に陥っていた。

「写シはまだ張れるか!?」

「かなり厳しい。撤退も視野に入れてくれないか。」

 あまりに状況は芳しくなかった。

 そこへ、

「待たせましたわ!B班の方々!」

 寿々花らA班も合流する。

「此花隊長!我々は限界です!」

「ダメ…。もう写シは張れない…。」

 写シが自動解除されたB班の一人。もう一人も限界そうであった。

 

 

(マズいですわ!まだ此方は展開が終わっていないというのに!)

 更に、負傷し行動不能になった刀使達の退避も出来ておらず、このままでは殉職者が出かねない。

(流石に、彼女達を庇いながら戦闘継続は不可能ですわ。…退くべき、なのでしょうか。)

 そう思いかけた時だった。

『此花、聞こえるか!』

「無線?…はい、聞こえていますわ。」

『今から照明弾の発射と欺瞞工作用に仕掛けておいたダイナマイトを起爆させる!刀使達からは離れた位置に設置してあるから、荒魂が其方に意識を向けた時に、負傷した刀使の退避と討伐を頼む!』

「かなり滅茶苦茶ですわね…。ですが、突破口を作って頂き、感謝いたしますわ!」

 無線が切れるとほぼ同時に、寿々花達の居るエリア上空に橙色の煌々とした光弾が放たれ、彼女達の視界を広げる。

「負傷した刀使は直ちに撤退、残りの刀使は私と共に荒魂を討ちますわよ!」

「「はっ!」」

 それと同時に、欺瞞工作用のダイナマイトが起爆。荒魂が一瞬其方に気取られている隙に、寿々花達は荒魂に反撃の隙を与えない速さで斬撃を繰り出していった。

 

 

 

 

 それから二分ほどして、二体目の荒魂もその動きを止めることとなった。一昼夜かけた戦いに、ようやく終止符が打たれた。

 

 

 

 

 現地本部のテントに戻ってきた寿々花。

「お疲れ様ですわ。」

「此花、お疲れ様。君の指揮のおかげで、上手く事が運んだようだ。」

「…いいえ、私も勉強になりましたわ。刀使だけが優秀なのではないと、改めて思い知らされましたから。」

「そうか。」

「…そうそう。貴方、私のことを下の名前で呼んでくださってもよろしいですわよ。」

「…確か、下の名前って…。」

「寿々花、ですわ。というか、電話番号などを交換した際に、名前は携帯の電話帳に記録されているでしょうに。」

「あ~。そうだったな。…今後ともよろしくな、寿々花。」

 朝方、彼女に無言で断られた握手を再び交わそうと、右手を差し出す彼。

「…こちらこそ、今後もよろしくお願いしますわ。」

 今度は、寿々花もその手を握り返した。

 

 

 なお後日、和歌子達が謝罪に訪れたらしいが、ここでは触れないこととする。

 

 

 

 

 ー現在 刀剣類管理局本部 控室ー

 

「あれから、色々なことがありましたわ…。ノロの投与もそう…。」

 ここ一年の変化も振り返りながら、それでも彼と最初に会ったあの出来事は忘れていなかった。

「彼は、私達がもし道を外れた時にはどう動くのかしら。」

 

 だが、彼女は彼について一つ確信していることがあった。

(例え彼が折神家や鎌府の後ろ暗いことを知らずとも、その暴走が始まる時には必ず止めに回るでしょうね。)

 その確信は、数ヶ月後に現実のものとなって彼女達をも巻き込むことになるが、それはまだ知る由もない。

 

 

 

 

 春風が吹き抜けるなか、彼女の選択の時は静かに迫ろうとしていた。

*1
彼女達の現在の所属は鎌府である。




ご拝読いただき、ありがとうございました。

寿々花と最初に会った頃はこんな感じになるのかな、など思いながら執筆させていただきました。

感想等ございましたら、感想欄・活動報告にて対応させて頂きます。

次回は紫編になります。
それでは、また。
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