刀使の幕間   作:くろしお

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どうも、くろしおです。
少し間が空きました。

今回は夜見編その4 後編です。
『試される北の大地』の続きになります。

それでは、どうぞ。


⑥ 吹雪を掻き分けて

 函館駅を出発した特急スーパー北斗は、遠征要員を乗せて、一路札幌へ向け北進していた。

 天候の悪化が天気予報で予測されるなか、雪煙を上げて函館本線を爆走する。

 

 

 吹雪が窓に当たり始めるなか、変わりゆく車窓を眺める彼。今回も、夜見と席が隣である。

「…よくよく考えると、北海道をこうして移動するのは久し振りだな。」

「…何度も来られたことがあるのですか?」

「まあ、だいたい任務だけどな。…じっくり観光できりゃいいが、生憎そうはいかないのが世の常だ。」

「北海道観光ですか…。」

「幸い、免許は取っているから、車で回ろうと思えば可能だろうが…。少なくとも、こんな天候の中で運転はしたくないな。」

「…一面、見渡す限りの雪景色ですね。」

 こうした悪天候下においても、あまり遅延せずに進み往く鉄道の強みを改めて感じさせられる。

 

 

 車窓を眺めていた彼が、視線を彼女の方へと差し向ける。

「…なあ夜見。今度仕事が一息ついたら、茶葉をいつも仕入れるお茶屋さんなり、夜見のお薦めのスポットに連れて行ってもらえたらと思うんだが、どうだろうか?」

「私の…ですか?」

「あ、いや。…あくまで提案しただけだから、夜見が嫌ならこの話は忘れてくれ。」

 

 なるべくなら、関係を深める機会は多い方が良いに越したことはない。無論、親衛隊の面々の先約があるなら、其方の方を優先してもらうのが筋だろうと、彼は考えていた。

 …舞草の諜報員として行動を起こす側面も、否定はできなかったが。

 

「……私でよろしければ、ですが。」

「ホントか!?」

「…その代わりですが、仕事のお手伝いをお願いしてもよろしいでしょうか?」

「…勿論、構わない。」

 交渉は上手くいった…のだが、この後日の仕事の手伝いが、かなりの重労働になるとは、この時の彼は知る由もない。

 

 

 

 

 長万部を過ぎ、室蘭本線へと移った列車は、進行方向を東に変えて突き進む。右側の車窓からは、太平洋の荒浪が岸へと打ち付ける。

「夜見、札幌に着くまでにはまだ時間がかかるから、仮眠を取ってくれ。」

「…分かりました。貴方はどうされますか?」

「俺のことは気にするな。他の奴も寝ているみたいだし、不審な人物が来ないか見張っておくさ。」

「…はい。」

 夜見は、休んでいないのは貴方もでしょうに、とは言い返せなかった。

 刀使が幾ら御刀を持っているとはいえ、眠る時は無防備な少女であることに変わりはない。まして、停車駅の少ない特急列車ならば、邪な感情を抱いた人間が彼女達を襲うには、十分すぎる空間でもある。危険を避けるには、一人男として同行する彼が適任とも言えた。加えて、民間人相手なら彼の方が迷いなく制圧可能だ。

 

「ブランケット代わりになるかは分からないが、これを掛けておくぞ。」

 そう言って、先程函館駅で夜見に羽織らせた自身のコートを、再び彼女に掛ける。

「おやすみ、夜見。」

「…お言葉に甘え、休まさせていただきます。」

 そのまま、目を閉じて数分も経たないうちに彼女の寝息が漏れる。

「……少し、メールを打ち返しておくか。」

 十数名の刀使達の様子を見守りながら、札幌に着くまでになるべく車内でやれることを進める彼。

 

(…なぜそこまで、貴方は…。)

 一瞬、眠りが浅くなった夜見は、隣の彼の姿を気付かれない程度に細目でチラ見した。

 だが、自身の思っていた以上に眠気があったらしく、再度夢見心地に引きずり込まれていった。

 そこから札幌に着くまで、彼女の目が覚めることは無かった。

 

 

 

 札幌駅に到着後、札幌市営地下鉄を使い美濃関と鎌府の刀使、そして夜見をホテルまで送り届けた彼は、札幌丘珠空港近くの刀剣類管理局施設へと赴く。

 気怠さこそあれ、自身の今回の仕事はここからが本番と考え、吹雪くなかでもなお身を引き締めていった。

 

 

 

 

 ―北海道札幌市 刀剣類管理局 北海道支部―

 

 北海道中のノロや荒魂の情報が統括される、この北海道支部では常時、特別祭祀機動隊員やヘリを動かすための航空課職員などが詰めている。昨今の人手不足の波はここでも表れていたが、北海道警や陸上自衛隊、離島部では海上保安庁の協力を得るべく、これら組織との統合作戦本部を置いたことにより、本州以上に効率的にかつ安全な荒魂討伐が行われている。半ば業務委託しているようにも見えるが、そこは持ちつ持たれつである。

 

「失礼いたします。本部から来ました○○(彼の苗字)ですが。」

「ああ、貴方が。…少々お待ちください。支部長室へご案内します。」

 受付の男性に促されるように、支部長室へと誘導される彼。

 

 

 コンコン

 

 

『支部長、本部の方がお見えになりました。』

「通して頂戴。」

『はっ。』

 扉が開かれると、二十代後半位の女性が待ち構えていた。

 

「では、私はこれにて失礼させていただきます。」

 受付の男性は、部屋を去っていった。

 中に残るは、支部長と彼の二人だけだ。

 

 

「ようこそ、北海道支部へ。ここの支部長をしています、原田と言います。」

「本部の方から派遣されてきました○○です。本日はよろしくお願いいたします。」

 お互いに名刺交換を行う。

 

 原田と名乗った女性は、彼の名刺を見て少し眉をひそめる。

「…聞きなれない部署のようですが、本部の方でお間違いないですよね?」

「うちの部署は他の本部内の部署とは変わっていまして…。人数も少ないですから、そう思われても仕方ないですね。」

 彼の言ったことは正しく、所属している彼の同僚らを含めても十数人程度しか居ない、小さな部署である。

 それ故に多目的用途(マルチロール)性を持たされているのは、そうした側面もあるのだが。

「そうでしたか…。…そういえば、○○さんって何処かで聞き覚えがあると思うんですが、何か実戦に加われていましたか?」

「少なくとも、手の指の数だけでは足らないほどには実戦に加わっていますので…。官報か何かでお見掛けしたのでは?」

「…そう言う意味ではなく、何かの重大な荒魂討伐の案件に際して、貴方と同じ名前の方を見掛けたような気がしたものですから。」

「はあ…。さて、どうでしょうかね。」

 

 自分にとって思い当たる節のあるのは、真っ先に秩父での出来事だが、その際昇進を蹴った経緯もあるため、相手が思い出した場合のみ、色々話そうと思った。…今のところはのらりくらりと躱すつもりだが。

 

「…う~ん。ダメだ、思い出せない。…ごめんなさい、話の方を先に進めましょうか。」

「分かりました。先に、今回の件についての書類をお渡しします。」

 持って来ていたビジネスバッグから、本部で作成された装備確認表と、特別祭祀機動隊員の実戦部隊練度確認用紙が、彼から原田へと手渡される。

「上が装備の横流しが無いかの確認用紙、下は北海道部隊の練度確認用紙です。」

「少し前に渡されたものに比べて、厚い?のでしょうか?」

「今回は抜き打ちで確認するものもありますから。…では、早速点検確認に入らせてもらいます。」

「あっ、はい。」

 とまあ、相手のペースを崩して、手早く仕事に取りかかる。

 

 

 

 

 実戦部隊の特祭隊員の練度確認まで終わったのは、夜も深くなった午後九時頃。昼過ぎにここに着いた筈だが、外はもう真っ暗であった。

「滞在先のホテルまで送りましょうか?」

「いえ、歩いてもそこまで距離はありませんし、地下鉄もまだ動いていますから、大丈夫ですよ。」

 原田の提案を丁重に断る彼。

「また北海道に来られる際には、是非また立ち寄られてください。」

「そうさせてもらいます。…では、これにて失礼させて頂きます。」

 入口で別れる二人。

 

「…◯◯××(彼の名前)さん、……!思い出した!」

 彼が去ってしばらく、管理局内のデータベースに検索をかけた原田は、ようやくその名前に気がついた。

「…秩父会戦の指揮官、寡兵の刀使と練度不足な後方要員のみで多数の荒魂を撃破することに成功した少年…。」

 折神家や刀剣類管理局の詳細な情報には、当然ながら彼のことも載っている。

「…って、この経歴で今の地位って、色々おかしいでしょ!階級とかも無い刀使ならともかく、後方担当でこれは…。」

 曲がりなりにも刀使をやってきて、刀剣類管理局に残って後進の指導に励んできた原田にとってみれば、自分が居た時よりも遥かに戦果を挙げていた彼の立ち位置に、疑問を持つ。

「本当なら、作戦本部とかもっと上の地位が順当なはずなのに…。なんで、あの子は…。」

 先の仕事中も気遣いを忘れずに接してきた彼。出世街道を爆走していてもおかしくない筈なのに、今のよく分からない閑職に何故留まっているのかは、彼女からすれば謎であった。

 その理由は、結局のところ彼にしか分からないのだが。

 

 

 

 

「はっ、くしょん!…誰か噂でもしているんかね…。」

 ホテルへの帰路についていた彼は、ホテル最寄り駅のコンコース内でくしゃみを反響させる。

「…もう、21時半を過ぎているのか…。何か買って入るか。」

 北海道支部を出た時には、雪もだいぶ収まっていたのだが、再び地上に出ると一面が真っ白であった。

「…GPSは一応機能しているのか。…コンビニでさっさと買い済ませて、ホテルに入ろう…。」

 近くにあったセイコーマートの店舗に入り、諸々の食料を確保する。

 

 

 ビュゥゥーッ

 

 

 僅か数分のうちに、セイコーマート前の道路は激しい吹雪に包まれる。

 それに気付かず、買い物を終えて扉を開く彼。

「うわっ、嘘だろ!」

 20m先さえ見えないくらいの、暴風雪が視界を遮る。

「お客さん、吹雪が落ち着くまで中に居たらどうだい?」

 彼に向けて、店員がそう声を掛けてきてくれたが、

「心配して待っている人がいるから、急ぎます。お気遣い、ありがとうございます。」

 と言って、退店してしまった。

 ここからホテルまでの距離も近いことから、店に迷惑をかけたくなかったのもあれば、夜見の方に遅くなるとメールを打つことさえ、仕事の疲れから忘れてしまっていたのもあった。

 普段ならしない判断であるはずなのに、吹雪の中へ、一人繰り出して行ってしまったのである。

 

 

 

 

 ー北海道札幌市 某ホテルー

 

 長めの休息を取っていた夜見は、テレビニュースで大雪警報が発令されたことを知る。

「…彼は大丈夫でしょうか。」

 普段任務で同行する際は、仕事に一区切りついたと連絡を寄越しそうなものである。だが、未だに彼女の携帯には、彼からの着信は入っていない。

 窓には、吹雪による雪と風が打ちつけてくる。

「……。」

 ふと彼女は、自身の御刀である《水神切兼光》を持って、宿泊部屋を後にする。

 

 

 エレベーターホールへ向かう際、真梨江とすれ違う。

「皐月さん、御刀をお持ちですが、外出ですか?」

「…少し、やらなければならないことを思い出しまして。」

「でしたら、私も同行させて頂いてもよろしいですか?どのみち、今は吹雪いていますから、親衛隊の方と言えども遭難する可能性はありますので。」

「…私のことは構いません。……外へ連れていくことはできませんが、貴女に一つ頼みがあります。」

 彼の捜索で、今から自身がやろうとしていることを考えると、事情を知らない者に見られると困るものであるため、敢えて頼み事をする夜見。

「?何でしょうか?」

「…私の部屋の浴槽に、ぬるま湯を張ってください。40℃より低い位の温度でお願いします。…これは私の部屋の鍵です。」

 部屋番号入りのキーホルダーがついた鍵を、真梨江に手渡す夜見。

「…それでは、よろしくお願いします。」

 そう言って少し小走りになると、やってきたエレベーターに乗り込んでいった彼女。

「……どうしよう、これ。」

 あまりに手際よい流れだったこともあり、呆気にとられた様子で一人廊下に立ち尽くした真梨江だった。

 

 

 

 

 一方、観測史上稀に見る大雪の中へと、無謀にも突き進んでしまった彼。

 ホテルまでは500m程だが、幾ら東京都心と同様に都市部である札幌の市街地でも、ホワイトアウトに出くわしたら一溜まりもなく遭難する。これほど酷い吹雪では、携帯に積まれたGPS信号も、あっさり電波攪乱の憂き目にあった。

「…地下鉄の入口に入るか。一応ビルを伝って進んできたから、近くに地下コンコースの案内くらいあるはずなんだが…。」

 しかし、彼にも誤算があった。午後十時近くにもなると飲食店も閉まり始めるうえ、大雪警報下に外出するような人間はまず皆無であった。そのため、多くのビルは早々に地下鉄駅に隣接する地下街の入口を閉鎖してしまっていた。

 

 

 少しずつ足には、雪が積もり始めていた。一分あたりに進む速度は落ちるなか、体力も少しずつ削がれていった。

「わぶっ!」

 

 

 ガンッ!

 

 

 靴底の溝に押し込められた雪が一杯になり、歩道と靴の間の摩擦が無くなって後ろ向きに転倒する。

「…クッソ、痛え…。」

 背中を強打した彼だったが、辛うじて意識はあった。もし、この状況で意識を失くそうものなら、そのままあの世行きの片道切符である。

「せめて、目印になりそうなものがあればな…。」

 何とか立ち上がったものの、体力と精神も既に限界がきていた。

「あの時、店員さんの厚意を受け取っておくべきだったか…。」

 死の瀬戸際に立たされて、後悔も過ぎるが既に時遅し。

 

 

「……全くもって、笑えない最期になったな。」

 ビルの柱に寄りかかり、丸くなる。

「……夜見、こんな無様な男のことを、笑ってくれ…。」

 段々と、瞼が重くなる彼。

(出来ることなら、誰かに看取られたかったな…。)

 

 

 

 

 

 

 そして、彼の意識はそこで途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 ホテルを飛び出した夜見は、近くの雑居ビルの階段に上り、踊り場で止まる。

「…任務以外では、あまり使いたく無かったのですが…。」

 外に面しているこの階段に、人の気配はない。

 誰もいないことを確認すると、《水神切兼光》を左前腕にあて、自身の皮膚を切る。

 すると、血管内に宿っていた蝶型の荒魂が、一斉に噴き出す。

「……彼を見つけてきなさい。」

 荒魂たちにそう指示を出す。

 この際、自身の秘密がばれるよりも、彼の安否の方を取ったのである。

 

(なぜ、私はこんなことをしているのでしょうか…。)

 彼女自身も、こんな行動を起こした理由は分からなかった。

 仕えている紫のためなのか、高津学長の責任問題を躱すためなのか、そこも分からない。

 ただ、何故だか、彼を失うことだけは避けたいと思ったのである。

 

 

 

 

 吹雪に紛れて移動する夜見の荒魂たち。

 人があまり居なかったこともあり、荒魂が出現したと連絡を受けることは終ぞなかったが、わらわらと動いているのは、やはり見慣れない光景であった。

 ふと、彼らはとあるビルの一角で丸まって動かない人間を見つける。

 

 

「…見つかりましたか。…ですが。」

 荒魂が彼らしき人間を見つけたと教えてきた。だが、荒魂が目前に居るにも関わらず、身動き一つしないという。

「……急ぎましょうか。」

 荒魂が見つけた場所まで、迅移を用いて身を飛ばす。

 

 

 

 

 ―北海道札幌市 某ホテル―

 

「皐月さん、遅いですね…。」

 言われたことは済ませておいた真梨江。

 

 

 ドンドン

 

 

 部屋の扉が叩かれる。

「…?お帰りになられたのでしょうか?」

 特に疑問も持たず、扉のシリンダー錠を開く。

 

 

 そこには、雪が一部被さった夜見と、気を失ったまま彼女に背負われた彼の姿があった。

「!?…皐月さん、後ろの方はまさか!」

「…彼を早く浴槽の中に。お願いします。」

 

 両脇で抱えながら、彼の冷え切った体をぬるま湯に入れる二人。

 お湯にしなかったのは、ヒートショック対策もあるが、心肺機能を戻すには体温と同等な温度の方が良かったりするためであった。

「なぜ、この人が雪まみれに…。他の娘達も呼んできましょうか?」

 彼の腕に手をあて、心拍数を計る。

「……脈はあるようなので、大丈夫でしょう。」

 幸い、死の淵からは脱出できたようであった。

「…玉城さんも、お休みになられてください。」

「いえ、私もお手伝いします。」

「…明日に響いては大変です。彼が意識を取り戻したら、私も眠ります。」

「…わ、分かりました。」

 選択に承服しかなかった彼女は、トボトボと夜見の部屋をあとにする。

 

 

 

 

「うっ…。ここ…は……。」

 数時間後、ベッド上で意識を取り戻した彼。

 外に居たはずの彼の身体は、清掃の行き届いた屋内にあった。

「確か、俺は吹雪で身動きが取れなくなっていたんじゃ…。」

 その疑問の答えは、隣で膝を付いて、ベッドにもたれかかる夜見の姿があった。視線を伸ばすと、鍔にまだ雪の残る《水神切兼光》を捉える。黒色の鞘にも、雪の着いたであろう白い筋が見える。

「……そうか、夜見が助けてくれたのか。」

 断片的な情報から、そう結論付ける彼。

 彼自身の防寒対策や適切な処置のお陰で、凍傷の心配はなさそうだった。体中はヒリヒリするが。

 

 

「……んっ。」

 目を覚ます夜見。目頭を抑えて体を起こすと、上体を起こしていた彼と目が合う。

「おはよう、夜見。…助けてくれて、ありがとな。」

「…おはようございます。…礼には及びません。」

 やはり普段の無表情は変わらなかったが、彼は彼女が目線を外した際に一瞬見せた、口元の笑みを見逃さなかった。

 

 

 

 

 その後、起きてきた真梨江以外の刀使達と一悶着あったのだが、夜見と真梨江のフォローもあり、誤解も解けたようであった。

 鎌倉への帰路に着くため、新千歳空港へ向けて札幌駅を発つ頃には、外はすっかり天晴れであった。




ご拝読いただき、ありがとうございました。

とじともの夜見がどうなっていくのか気になりますが、少しずつ筆を進める筆者でございます。

感想等ございましたら、感想欄・活動報告にて対応させて頂きます。

この先しばらくは番外編を投稿させて頂きますので、可奈美達の話は少し後になります。ご容赦ください。

それでは、また。
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