刀使の幕間   作:くろしお

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どうも、くろしおです。

こちらは主人公編その1 後編になります。
長めになりますが、ご容赦ください。

それでは、どうぞ。


② 死線を越えて 後編

 ー埼玉県立秩父高等学校 仮設避難所ー

 

 正門付近に集まる、現在この場に居る全特祭隊員。

 皆、緊張した面持ちで前を見る。視線の先には彼の姿があった。

「指揮所と連絡がつかないため、俺が現場指揮を執ることになった。…こんな若輩者が、先輩である貴方達の命を握ることになってしまい、本当に申し訳ない。」

 彼は、作戦指揮をするにあたり、まず頭を全隊員に向けて下ろし、謝罪から入る。

 彼の指揮いかんに依っては、特祭隊員の犠牲を増やす可能性が高かったからだ。

 

 

 しかし、その謝罪に待ったをかけた人物がいた。彩矢である。

「顔を上げて。皆、その覚悟は出来ているから。…貴方一人が気負う必要なんてない。ここの皆で、また笑って帰ってくればいいだけだから。」

「…ありがとう、小池さん。」

 すると、他の特祭隊員からも声が上がる。

「そうだぞ。お前一人に責任おっ被せるなんざ、男が廃る。出来る限りのサポートをさせてもらおう!」

「私も!」

「俺も!」

 続々と上がる手。いつしか、それはその場に居る全員が上げていた。

 

 

「ありがとう。…本当にありがとう。」

 彼は、自身を応援する仲間からの声援に、嬉しさで一杯いっぱいになった。思わず、涙がこぼれる。

 

 

 そして気持ちを切り替え、特祭隊員に作戦を伝える。

 荒魂の襲撃からギリギリで逃れることの出来た人々の情報を精査した結果、現在三体の荒魂が居ることが分かった。

 スペクトラムファインダーでは、三体は固まるように行動していたことも掴めたので、戦術は立てられた。

 

 それは、電撃的強襲である。幹線道路に向けて動き続ける荒魂が、秩父鉄道の線路を横断する際に、線路から三体の荒魂の側面に向けて刀使達が挟撃するものだった。

 

 

 

 

 この作戦の不安要素は、荒魂がこちらの意図通りに動くかどうかであった。

 だが、それは一人が囮になって、荒魂の意識をそちらに向けることで解決するはずだった。

 

 

「俺が囮になる。」

「待ってくれ!それだと本末転倒だ!」

 彼の提案に反対する特祭隊員。

「アンタが指揮しなきゃ、皆死んじまう!」

「…発砲開始時に、タイマー代わりのメールを送る。それが突入の合図だ。それなら、荒魂に気づかれずに挟撃できる。」

「アンタ自身はどうする!誰がアンタを守るんだ!?」

「…俺のことは構わな「私が守ります!」…小池さん。」

 彩矢が、彼を見据えて言う。

「言った筈ですよ。ここの皆で笑って帰るって。その『皆』の中に、貴方も入っているんですよ。」

「…そうですね…。…小池さん、護衛をお願いしてもよろしいですか?」

「勿論!」

「…よし、これより荒魂討伐戦を開始する!」

「「「おおーっ!!」」」

 士気高く、秩父の住民達を救うべく彼等は動き出す。

 

 

 

 

 囮となるべく、周囲より少し高いビルに陣取った彼。

「各員、配置に付いたか?」

『A班、配置完了。』

『B班、配置完了。』

「了解。指示あるまで待機せよ。」

『『了解。』』

 AB班合わせて、刀使は五人。

 六人目の刀使である彩矢は、一般人である彼を守るため、一緒に隣に居る。

 

 

「ねえ、小池さん。」

「彩矢でいいよ。…今は君が隊長でしょ。それに、今この場には君と私しかいないし。」

 呼び方を変えろと暗に言われた彼は、下の名前で彼女を呼ぼうとする。それと、彼は気づかなかったが、彩矢から彼に対する呼び方も変わっていた。

「…彩矢。俺は馬鹿なんだろうか。」

「そうじゃない?一般人が明確な意図を持って、荒魂目掛けて銃を乱射するなんて時点で、特祭隊でも前代未聞のことよ。」

「だよな…。」

「……でも、人のために自分の身すら削る姿勢、カッコイイと思うな。私は。」

「彩矢は、俺が死に急いでいると思うか?」

「それを防ぐために、私はここに居る。…帰って、お土産物屋さんのおじさんたちのとこで、沢山買い物して帰ろ?」

「…そうだな。こんな年上の美人と買い物が出来るとは、俺もまだあの世に逝くわけにはいかないな。」

「び、美人って!……うぇぇ///」

 戦闘前だと言うのに、顔を真っ赤にする彩矢。主原因は彼なのだが。

 ちなみに、彼は二人の死亡フラグも、この時気付かずにへし折っていたようである。

 

 

 

 

 そして、決戦の時は近づく。

『荒魂回頭!隊長の方に向かいます!』

 スマホから、高校で残って支援を行う特祭隊のオペレーターが冷静に呼びかける。

「おいでなさったか…。」

 それと同時に、スマホの画面をタッチする。

 攻撃開始の合図だ。

「奴さんに、どれほど力があるかね…?」

 やってくる荒魂を睨みながら、彼は89式小銃と自動拳銃の準備を万全にしながら、その時を待つ。

 隣では、彩矢が御刀を抜いて荒魂の来襲に備える。

 

 

「よし、動くわよ!」

 その頃のA班。荒魂の転回を確認した後、目標ポイントまで急ぐ。

 秩父鉄道の線路内に入る、両班。

 会社の方にも許可を取り、写シを張って合図を待つ。

 

 

『荒魂、誘導ポイントまであと150m!』

「よし、やるか!…彩矢、すまないけど迎撃を頼む。」

「大丈夫です。…やりましょう!」

 二人は、荒魂の攻撃に備える。

 

 先に戦端を開いたのは、彼である。

 自身の持つ89式を、荒魂の頭目掛けて乱れ撃つ。

 

 ドバババババッ

 

 全自動(フルオート)射撃モードなので、発射時の銃の反動さえ抑えられれば、後は勝手に弾丸が荒魂に叩き込まれる。

 負けじと荒魂も攻撃してくるが、彩矢が彼を守るように迎撃するのでなかなか当たらない。

 

 カチカチッ

 

「…!弾切れかよ!彩矢、10秒時間をくれ!弾倉(マガジン)を直ぐ取り替える!」

「了解!でも、そろそろ…。」

 

 ドゴーン!

 

「何の音だ!?」

「現場の娘達が、電柱を斬ったみたい!」

「御刀でか!?」

 これは彼の作戦には無かったことだったが、むしろ此方にとっては好都合だった。

「荒魂が電線に引っかかってる!これならいける!」

「よし!彩矢は行ってくれ!このまま俺は、奴らを引き付ける!」

「…大丈夫なの?」

「急げ!あの状態が続いている間に!」

「…!分かった!また後で!」

 八幡力を使い、荒魂が転倒した場所に彩矢は向かう。

「…うおぉぉぉっ!!」

 一人ビルに残った彼は、荒魂へ5.56㎜弾を撃ちまくる。

 

 

「よし。小池彩矢!いざ、尋常に!」

 もう少しで荒魂の一体の真上に到達する彼女。

 突然、荒魂の腕らしきものが彼女の横をすり抜け、跳んできた方向目掛けて突き進む。

「…はっ、マズい!隊長!!逃げてぇー!!」

 荒魂の狙いに気づいた彼女は、ビルに居る彼へ声を届かせようとする。だが、その声が届くことは無かった。

 

 

 

 

 荒魂の腕は、彼の居るビルを瞬時に粉々にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、鎌倉から来た応援部隊も駆けつけ、三体の荒魂は討伐された。

 後に奇策とまで評されたこの作戦では、直接討伐に当たることになった刀使や特祭隊員は、負傷者四名を出しながらも、無事に鎌倉に帰還することが出来た。

 

 数多くの民間人が犠牲になり、秩父市街の一部を瓦礫の山に変えた今回の災厄では、特祭隊の臨時指揮所付近(秩父市役所周辺)も、不意打ちの如く真っ先に被害を受けたため、刀使数名、特祭隊員二十名近くが殉職・行方不明となった。(行方不明者は殉職扱い)

 彼が先輩と呼び慕っていた隊員も、この中に含まれていた。

 

 彼が、発災直後に再編した部隊がほぼ損害ゼロであったことは、刀剣類管理局にとってはまだ救いがあった。

 だが、この出来事はサポートにあたる人間や刀使達を、このような不測の事態からどうやって守るのかという大きな課題を残していった。

 

 

 

 

 

 

 ー埼玉県秩父市 某病院ー

 

「あれから、一月か…。まだ、目を覚まさないんですね…。」

 個人病室の椅子に座り、ベッド上で眠る彼に語りかける彩矢。

 

 荒魂の攻撃により破壊されたビルから彼が見つかったのは、荒魂討伐が終わって少し経過してからだった。

 ビルの瓦礫に埋もれていた彼を彩矢が見つけ出し、その後この病院に運ばれた。

 十数時間に及ぶ大手術の末、一命は取り留めた。

 ちなみに、直接の荒魂討伐での部隊損害は、彼の重体が最も重いものだった。“ほぼ”損害ゼロというのは、そういう意味である。

 

「皆、貴方の帰りを待ってます…。…一緒にご主人のところで、買い物して帰りましょうよ…。」

 

 彼が避難を促した土産物屋の夫婦は、店共々無事だったと、刀剣類管理局を介して連絡があった。

 後の局内での再発防止対策での調査から、もしあの店に二人が立ち寄らなければ、時間的には指揮所にたどり着き、荒魂の襲撃に巻き込まれていた可能性が非常に高いことが判明した。

 そういう意味で、あの店は二人を救ったのである。

 

 彼の手を握り、言葉を続ける彼女。

「…美人って言って褒めた責任、とってよね…。お願いだから、目を開けて…。」

 思わず、目に涙が溜まる。

 

 

(あの時、自分が離れなければ…。彼が生死をさまようことは、無かったかもしれない。)

 そう、自分を責めることもあった。

 だが、彼は絶対に彼女を責めないだろう。むしろ謝るであろうことは、容易に想像できた。

『指示を下したのは、俺だから。彩矢は何も悪くない。』

 きっとこう返すだろう、と。

 

 

 そんな時だった。

 彼女の手を、握り返す力が伝わる。

 

 

「…ん…。天井…?」

 

 

 約一月振りに目を開く彼。

「…もう、君って人はっ!」

 彩矢は、悲嘆から感涙の涙に変わって、寝ている彼に抱きつく。

「…さ、あや?…無事だったのか…。」

「ずっと目を覚まさないから心配だったんだよ!本当に、本当に良かった…。」

 ギリギリで耐えていた彼女の涙が、堰を切って溢れ出る。

 病室に響く、彼女の泣き声。

「…すまない。迷惑かけ過ぎたみたいだな…。」

 彼は無意識に、泣く彼女に腕を回す。

 彩矢が落ち着くまで、彼は意識を取り戻してもなお、その場で固まったままだった。

 

 

 

 

「落ち着いたかい…。」

「うん。…さっきはゴメンね。起きたて早々に、あんなことをして。」

「いや、心配してくれていたんだろ。礼を言うのはこちらの方だ。…見たところ、花瓶の花は頻度に変えられては居るみたいだし。」

「…定期的に来ていた甲斐があったみたい。他の皆も、君が意識不明の間、ここに来てくれていたのよ。」

「皆にも、後でお礼を言わなくちゃな…。…荒魂と部隊は?」

「君の作戦のおかげで、誰も欠けることなく倒すことが出来たよ。……ただ、指揮所に居た人はほぼ…。」

「駄目、だったのか。…そうか…。」

「それと、君のスマートフォンに何か入っているみたい。」

「俺のスマホに?」

 彼女から、自分のスマホを受け取る。

「奇跡的に無事だったの。拾った時のままだよ。」

 彼はロックを解除すると、通知のあるメールアプリを開き、とあるメールに同封されていたファイルを開く。

 送り主は、慕っていた先輩だった。

「一体、何が…?」

 その中身を、彩矢と共に見る。

 

 

 ファイルの中身は文書データだった。だが、書かれていたのは遺書同然のものだった。

『拝啓○○(彼の名前)様、なんて堅っ苦しい書き方は俺には似合わないな。このファイルが見られているということは、もう俺はこの世には居ないんだろうな。短い人生だったかもしれないが、この仕事に就けたことに後悔は無い。むしろ、誇りに思う。』

「先輩…。」

『俺の心残りがあるとすれば、もっと刀使の娘達と仲良く…あわよくば、付き合いたかったな。無茶なことを言っているのは、俺自身承知の上だけれどな。刀使でなくても構わないが、『この人を本気で好きだ、命を賭して守りたい』という時が来たら、自分の一番苦しい、あるいは辛い時のことを思い出せ。その思いがきっとお前を強くする。…彼女すらいない人間が何を言っているんだ、というお節介な話だけどな。』

「あの人…色々考えていたのね…。」

『お前は、俺以上に頭が切れるし、何より現場のことを必死に知ろうとしていた。そこで、一つ頼みがある。お前が将来、刀剣類管理局の中でも力の持てる部署で、刀使や特祭隊員を生きて帰す為に、その頭と力を振るってもらいたい。』

「ん?…どういうことだ?」

『今の上層部が無能ばかりだとは思わない。ただ、若者が力を振るって必死に頑張っているのに、報われない状況は幾らでもある。荒魂討伐にせよ、局内にせよだ。俺も、その状況を変えたいと思った。だが、俺にそんな力は無かった。…お前が現れた時、このことを託せるのはコイツしかいないと、俺は勝手に思った。本当は、生きている間に言うべきだったんだろうが、それは叶わなかったようだ。』

「そんなことを考えていたなんて…。」

『最後に付け加えることがあるなら、お前は生き抜け。若いうちに絶対にこっち側に来るなよ。…俺が生きられなかった分も、お前には生き抜いてもらいたい。彼女を見つけて、幸せに生きろよ。じゃあな。□□(先輩の名前)』

 

 手紙の内容は、そこで終わっていた。

 

 

 

 

「彩矢、すまない。少し見苦しい姿を見せてもいいか?」

「えっ、…うん。」

「ズルいですよ、先輩……。うっ、…ぐずっ。」

 そして、大きく男泣きをする彼。

 彩矢も、目を閉じてうっすらと涙を流す。

 二人が泣き止んだのは、それからしばらくしてからだった。

 

 

 

 

 流すもの全てを流しきり、二人とも目を赤くしていた。

「彩矢。」

「…何かな?」

「…俺、先輩の頼みを成し遂げようと思う。もう、先輩のような人を任務中に失いたくないから。」

「そっか…。…微力だけど、私も力になっていいかな?」

「いいのか?」

「君よりも少し長く、特祭隊には居るから。その経験を君に助言できるかもしれないし。…それに…。」

「ん?」

「…いや、何でもないよ。」

 

(この思いは、まだ心の内に仕舞ったままにしておこう。)

 自身の思いを奥に秘め、彼と向き合う。

(自分に何が出来るかは分からないけれど、君を支えてあげたいな…。)

 彩矢も、先輩の遺言を聞いて、改めて刀使として何が出来るかを考えようとも思った。

 

(もう、自分の居るところで誰も死なせたくない。…先輩の思いも無駄にしたくないから。)

 彼は、亡き先輩に託されたことを強く心に刻み込んだ。あらゆる手段を講じてでも、自身の前から亡くす人をもう二度と出したくないと。

 

 

 

 

 

 ー現在 鎌府女学院 食堂兼レストプレースー

 

 こうして、『秩父会戦』での出来事を語り終えた彼。聞いていた一同は、真剣な表情で聞き終えた。

「…そんな戦闘だったなんてね…。」

「貴方も、案外大変な目に遭ってたのね…。」

「今振り返ってもPTSD*1を負わなかったのは、ある意味良かったのかもしれないな…。」

 葉菜と奈緒の言葉に応える彼。

 ふと、思いだしたように口を開く陽菜。

「…そういえば、オトンからたまにお話を聞きますけど、刀匠の交流会も定期的に開いて貰っているんですよね。あれも、発起人は…。」

「いや。それは別の人だが、俺の考えに賛成している人だな。たまにお邪魔させてもらうこともあるぞ。」

「そうなんですか。じゃあ今度、私も混ぜさせてもらいます!」

 

 陽菜の会話が一段落した後、葉菜も彼に話かける。

「ちなみに、その戦闘の時に一緒だった人、…確か小池さんだったっけ?彼女は、今どうしているんだい?」

「ああ、今は平城に戻って、警邏課の方で元気にやっているそうだ。ただ、こっちも人手が足らないから、近々こっちに来るみたいだな。」

「ふ~ん。…それで、貴方はその人のことをどう思っているわけ?」

 先程までの追想に対し、奈緒が切り込む。

 

「未だに俺の認識の中では、いい先輩で良き友人だな。あとは命の恩人か。彼女も、今は各都道府県警の就職も考えている最中だしな。あまり、俺と会わない方がいいだろう。」

「そっ、そうね…。」

(((ホントに相変わらずだなぁ。)))

 三人が三人、揃って同じ思いを抱く。

 

「ちなみに、吊り橋効果って知っているかい?そんなことは、君には無かったのかい?」

 遠回しに、彩矢からアプローチ等があったのか尋ねる葉菜。

「ん?…いや。特には全く。精々バレンタインデーや年賀状とか、普通のやり取りしか無かったと思うぞ。…彩矢も、俺のことは仕事仲間兼同志といった感じで接している気がするけどな。」

「うん…。そうなのかい…。」

(小池さん、僕も敵に塩を贈るようなことは考えたくはないけど、これは早く動くべきだ!鈍すぎる!)

 内心、彩矢を気の毒に思う葉菜。かく言う自分も、どうしたもんかと悩まずにはいられなかった。

 

 

 

 

 ー平城学館 学生寮ー

 

 彼や葉菜達が話していた、同じ頃。

「っクシュン!…誰か噂でもしているのかしら?」

 話の槍玉に上げられていた彩矢は、鎌倉行きの荷物を纏め終え、酢昆布を口に含んでいた時だった。

「…風邪をひかないように、早めに寝ようかな…。」

 机から立ち上がり、ベッドに寝転ぶ。

「…元気、しているかな?君は。」

 そう言った、彼女の目線の先にある、写真立ての中の写真。

 そこには、笑顔で並んで立っている彼と彩矢が写っていた。

 

「おやすみなさい。」

 部屋の照明が落とされる。

 

 

 彼に会えることを期待しながらも、行くことは任務だと割り切る心が、彼女の中で突き刺さる。

(…気付いてくれているかな…。私の気持ちに…。)

 そうして、彼女は深い眠りに沈んでいった。

*1
Post Traumatic Stress Disorderの頭文字より:心的外傷後ストレス障害のこと。




ご拝読頂きありがとうございました。

私事ですが、コンセプトワークスが無事に届きました!
これからじっくり読もうと思っています。中身がすんごく気になる。

感想等ございましたら、感想欄・活動報告の方で対応させて頂きます。

追記
刀使ノ巫女の実質2期のショートアニメ、来ましたね。
どんな感じになるのかな?年明けが楽しみです。

それでは、また。

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