今回は主に、千里の過去と彼女がなぜ綾小路に入ったのかという理由に触れていく話となります。
先日のとじらじ生でOVA版の新キャラが紹介されましたが、まさか御刀が日本刀版レイピア(誤字にあらず)とは…。どういう剣術を使うのか、ふと気になった筆者でございます。
(葉菜が戦うシーン、見られなさそうな可能性が高いのはショックなところではありますが…。)
それでは、どうぞ。
ー??? 某建造物地下ー
誘拐から四日目。突然降りかかった災難ではあったものの、ここでの一日にようやく身体も慣れてきた。
一日一回、朝方に食料品や衣料品、医薬品や新聞などが投下されてくる。投下されてくる物品は日によって様々だが、二人はその物資をもとに料理や日々の生活に近い状況を作り出していた。幸いにも置かれている環境が悪いわけでもなかったことから、この空間での生活に慣れてき始めている。
この日も、加熱したものを中心とした料理を作り、二人は胃を休めていた。
「早いもので、もう三日か…。紙と鉛筆でもあれば、色々なアイデアやら考えとかを纏められると思ったんだが、まだそうしたものは届いてこないな。」
「それより◯◯さん、あの段ボールの山、どうしましょうか。」
リビングのように広い空間には、補給物資のなれの果てのように堆く積まれた段ボールの数々が、二人の導線の邪魔にならないよう隅に置かれていた。
「冬場なら、断熱材として利用できるんだが、…あ、そうだ。」
「何か、妙案でも?」
「パーテーションでも作るか。」
「パーテーションって、部屋とかを区切るあの?」
「そうそう。どうせ、やれることもないし、人間、視覚変化の乏しい状況が長く続けば続くほど、精神的にもおかしくなっていくからな。それなら、頭も身体も動かした方がなんぼかマシだろうし。」
「確かに、そうですね。」
「ついでに、寝るときの間仕切りも造るか。寝ている間だけ、手が出せるタイプの。」
「ええ~、それはちょっと…。」
「言いたいことはあるだろうが、それもお互いのためだと思って納得してくれ。別に、一緒に寝るのが嫌だとは言ってないんだからなあ。」
「分かりましたよ…。はあ。」
千里は相変わらずな彼の言動に対して、ついついため息を漏らした。
確かにこの堅物を前にして、簡単に落とせる女子がいれば知りたいものだが、彼女を気遣うことそれ自体は彼なりの優しさでもあるので、図々しく非難などできるわけがなかった。
(三日接してきて、分かったことが幾つか。一個目は、……私への扱い方が年下向けのそれ!いや、確かに私は○○さんからすれば年下ですけれど…。)
千里は、彼からあまり異性として見られていない、というか見ないようにしている感覚を機敏に感じ取っていた。最初の理由はまあ、直ぐに彼によって語られるのだが。
「そういや、四条は高等部一年だったよな。」
「はい、そうですけれど…。」
「ウチの妹と同い年か。今度、生きて帰れたら会わせてやりたいな。きっと、会話も弾むだろうし。」
「○○さんの妹さんて、どんな人なんですか?」
「う~ん。そうだな…。今年の春から美濃関学院に入ったんだよ、ウチの妹は。しかも、御刀を引っ提げてな。」
「御刀……、御刀ぁ!?―ってことは、妹さんって刀使さんですか!?」
「う、うんまあ。そうなるな。…最も、勝手に荒魂を斬り祓っていたことを俺にぶちまけたもんだから、一時は大変だったぞ。実際にアイツと、御刀を打ち合わせるような喧嘩にまでなったし。まさか、身内から犯罪者を出すことになるんじゃないかと不安になってな。」
「勝手にって、ノロを回収せずにですか?」
(あとしれっと御刀持ちの刀使と喧嘩したって聞こえたような…。)
「まあ、俺も直近数ヶ月間の妹が関わった討伐現場の映像とかを確認してきたから、結局は問題なかったっていう結論に落ち着いたけどな。幸い、ノロの再結合による被害とかもなかったし*1。…そういう意味じゃ、兄妹でのコミュニケーションが取れていなかったっていう誹りを受けることも、あながち間違っていなかったことなのかもな。今じゃあ、アイツのやりたいようにさせてやれているのは、向こうにとっても幸せなことなのかもな。」
「…何というかこう、意外ですね。○○さんって、家族まで巻き込んで荒魂と戦う覚悟でも作っているのかと思っていましたので。今の妹さんの話を聞くと、案外そういうことに対して否定的な発想なのが、私からしてみればちょっと新鮮です。」
千里から見れば、彼は今の立場でも刀使や後方支援の生徒などへの、負担軽減策やより実効的な装備・設備提案などを進めている。であるならば、家族にも手伝ってもらいたいと考えてそうだ、という発想に至るのは自然であるとも言える。だが、彼はそうではなかった。
「生憎、俺は綺麗ごとだけで特別祭祀機動隊、いや刀使の仕事に携わらせるわけにはいかないと考えている性質でな。舞草でのことは勿論、実際に戦闘を経験したり、現場の苦しみを見てくれば、安易にこっちの世界に来てくれなんて言えるわけがないさ。……ま、最もウチの妹は、そんなこっちの悩みを実力を持って打ち砕いてくれたからな。ホント、あの時は根負けしたさ。」
「…そんな経緯があったんですか。」
「ま、そんなこんなで、今は俺の一応の在籍校にして、信頼のおける人達が多い美濃関で色々学びを得ているみたいだ。」
「ちなみに、妹さんのお名前って…?」
「ああ。
「……○○さんの妹さんって、結構凄い人なんじゃ…。」
「もしかしたら、そうなのかもな。俺には分からないけれど。」
「…会ってみたいですね、麻美さんに。」
「そうだな…。…あ、そういや。」
盗み聞きするつもりなんて無かったんだがな、という前置きをしつつ、彼は昨晩耳にしたことを尋ねてみる。
「四条がうわ言か寝言かで発したのかは分からんが、『ゆうすけ』って単語が出てきたんだが、その人は弟か知り合いのことか?」
「あっ、……そうです。裕介は、私のたった一人残された、掛け替えのない家族なんです。」
そうして、今度は千里自身が身の上話を始める。彼は後に、この時もう少し覚悟を持って聞くべきだったと後悔するも、それはもう遅い話であった。彼女は、静かに語り始めた。
「私の家族、元々は四人家族だったんです。父と母、私と裕介。裕介は今年で小学六年生になりますが、少なくとも、小学二年生の冬までは健やかに過ごしていたんです。父も母も裕介も、喧嘩の少ない、今となっては優しい家庭環境のもとで暮らしていたんだと思います。」
でも、と少し声のトーンを暗くなりはじめながらも続ける。
「今から四年前の冬、裕介がスイミングスクールからの帰り途中に、裕介の乗る送迎バスに中型トラックが突っ込んできたんです。事故を起こした運転手のてんかん発作による、予見不可能なものでした。」
「…それで、裕介君は。」
「一命はとりとめました。ですが、事故の際に頭と胸部、両手足を強く打ってしまい、以前のように活発に動き回ることはできなくなってしまいました。…そこから、私の家族や親族の不幸が始まりました。」
「……不幸、か。」
「はい。…まず、裕介が事故に遭った翌月、父方の祖父母が結核とインフルエンザで立て続けに逝ってしまいまして。その悲しみが冷めやらぬうちに、その二月後で母方の祖母も老衰でこの世を去りました。母は祖母に女手一つで育ててもらったそうですから、今まで見せたことのない悲しげな表情を浮かべていました。…流石に、これ以上の不幸事はもう嫌だと、私自身が思いはじめていた時でした。」
「……まさかだが。」
彼は千里の言葉の端々から推測した結果、あまり考えたくない可能性を導き出してしまった。
「はい。両親が、……両親が突然いなくなってしまったんです。」
その事実を言い出すことは、彼女にとって、どれほどの重さであったのだろうか。
「裕介がようやく、辛いリハビリの甲斐あって日常生活を送るには問題のないくらいまで、回復を遂げた頃でした。パート帰りの母を迎えに向かった父が運転する車が、裕介を見舞いに行く途中で事故に巻き込まれました。警察の方からの説明では、即死でした。」
「そんなことが…。」
「流石にすぐには私も信じられませんでした。搬送された病院の霊安室では、今にも起き上がりそうなほど生前と変わらない姿で横たわっていましたから。……それでも、二人の手に温かさはもうありませんでした。それを現実として受け入れるのに、時間はそう掛りませんでした。もう、この頃には周囲で人が亡くなり過ぎて、私の心が折れてしまっていたからなのかもしれません。」
淡々と、だが、あまりにも生々しい彼女の記憶の道に、その場面を想像できるだけの思考を持つ彼は、自身とはまた違った途轍もない心労が、彼女の身にもあったことを静かに理解していく。
「事故の状況は、当時両親の車に取り付けていたドライブレコーダーが全てを語ってくれました。同時に、その後の社会の理不尽さも。」
「えっ。」
「両親の車はほぼ正面から、時速120㎞以上の速度で交差点に侵入してきた車に、激しく弾き飛ばされるようにして横転しました。衝突時に脳に致命的な衝撃を加えられたことが、直接の亡くなった原因だったそうです。…両親を殺してぶつかった車は、そのまま逃走しました。」
「…捕まったのか、そいつは。」
「捕まりはしました。…ですが、相手は私より少し上くらいの未成年、しかも捕まった時には大量に飲酒していたそうです。……それを聞いた時は、流石に怒り狂いました。どうしたらそんな行動を取れるのか、と。あの時に対応してくださった刑事さん達には、ご迷惑をおかけしましたけれど。」
「…もし同じ立場だったなら、俺も同じような反応をしただろうな。至って普通な行動だったと思うぞ。」
こんな風に柔和な性格の娘が鬼のように暴れ回る姿を想像したくはないが、彼女自身がそう話すということは事実あったことなのだろう。身内を亡くすということがどれほどのことか、その命を落とした理由があまりに理不尽なものであれば、彼女の感情は自然なものであったはずだ。
「起こした事故が悪質極まるものでしたから、刑事裁判の一審は地方裁判所での審理が行われました。…ですが、どう考えても危険運転だったはずなのに、その裁判結果は無罪判決でした。」
「…それ、おかしくないか?相手は未成年、無免許、飲酒運転のスリーアウトじゃないか。まして死亡事故だぞ。そんなことが…。」
「事故を起こした相手は、地元の県議会議員、しかもかなりの有力者の息子でした。警察と検察の方は頑張ってくださいましたが、特にドライブレコーダーという決定的な証拠があったにも関わらず、弁護側の屁理屈ともとれる誘導によって、裁判官が弁護側の主張をほぼ認める結果になりました。公判前整理手続きの段階では有罪確実とも言われていたのに、です。……私は生きてきて、あの日ほど悔しいと思った日はありません。それに、死んだ両親を馬鹿にされたようで非常に腹立たしく思いました。あの時の勝ち誇ったような弁護士と被告人の表情、それこそ御刀でもあればめった斬りにしてでも殺してやりたかったですよ。」
「……控訴はしたんだよな?そこまで酷い判決なら尚更。いや、できるはずだろ?―世間が見てもおかしな判決だろうし。」
流石に、あまりにも酷い判決となれば、普通は控訴して逆転有罪に持ち込むことだってできたはずだ。仮にその地裁の裁判官の忖度や贈収賄があったとしても、そんな呆れた判決が出るようなほど、この国の高裁・最高裁の審理は一筋縄ではいかないはずだ。
しかし、驚きの一言が千里からこぼれ落ちた。
「……できませんでした。」
「え、……なんで?」
「…裁判が終わった直後、証拠を保管していた警察署が荒魂の被害を受けて、燃えてしまったんです。当然、証拠であったドライブレコーダーの映像も、消えてしまいました。」
「いや、でも、検察は多少なりとも保管しているんじゃ」
「なぜかその地裁の裁判が終わった翌日に、証拠を保全していた担当検察官の部屋が火に包まれたそうです。…事故の証拠は、全て灰に消えていきました。物証がなければ、立証もできません。残念ながら、一審の判決が覆ることはありませんでした。」
「…………そんな。」
それを聞いて彼も絶句した。そんな宝くじが当選するよりも低い確率での出来事が乱発するような不運が、最も起きてほしくないタイミングで起こることこそ、どれほど悲劇的で最悪なものであるか。考えたくもない。
「では民事裁判はどうだったのか、と聞かれれば、刑事事件とは別の裁判官が担当しましたから、そこまで酷い結果にはなりませんでした。…ですが、あのクソ狸…もとい県議会議員がマスコミを上手く利用して、私達姉弟を悲劇の家族とでも晒して、支援金という名目で賠償金を支払いましたよ。……たったの100万円ですよ。……私の両親一人ひとりの価値は、50万ってことですか。そんなわけない。あんな毒親子の100倍、いや1000倍の価値はあったはずです。……残念ながら、NPOと学校の先生方を除いて、私達の近くに詳しく聞いてこようとする人間はいませんでした。中学一年生の時の話です。」
補足として、ここまでの交通死亡事故であるにも関わらず、その判決内容に疑問を持つ者も当然居た。だが、現代の特徴として話題に対して一度流れが固まってしまうと、その流れに疑問を持つ者が減る傾向にある。そして、その疑問を持った者たちへの攻撃が凶暴さを増していく。それこそ空気という雰囲気だけでやってきたお気持ち批評家達の、排他的意見を全方向に振り撒ける傍若無人な暴れ回りようだ。
本来、被害者であるはずの千里達の声に目を向けられるべきところが、息子の起こした事故を否定しながらも県議会議員が“善意”で交通遺児へ支援金を与えたところばかりが、なぜか取り上げられたのだ。これを異常と言わずして何と言うのだろうか。しかしながら、世の中にはこんな理不尽がまかり通ってしまうことも、否定し難い事実として存在している。
マスコミの「忖度」かあるいは「癒着」でもあったのかと疑いたくもなるが、証拠が出てこない以上は憶測にしかならない。そのことが、彼女にとっても悔しいところであった。
千里は、まだ続ける。
「…県議会議員からの『支援金』は、未だに病院通いだった裕介の治療費へそのお金を回しました。両親の残してくれた僅かな蓄えがまだ持つうちに、私はどうしたらいいのか考えました。特に、周囲の親族も皆先立ってしまい、まだ幼い裕介をどうやって生き延ばしていくのかということに、私の全神経を注ぎました。」
「流石にその年齢で遺児になったなら、裁判所が指定する管財人弁護士が就いているだろ?その辺の生活保護関連のアドバイスは無かったのか。」
「残念ながら、私達家族の財産を保全してくれた管財人としては非常に優秀な方でしたが、生活支援の分野では非常に乏しい知識しか持っていない方でしたので、そのあたりは私達のような交通遺児への支援をしてくださるNPOと協議しながら、どうするのかを決めていきました。」
「…それで、綾小路、というわけか。正確には、伍箇伝、ってことだろうが。」
刀使を含めた刀剣類従事者を養成するための学校である伍箇伝は、荒魂討伐と勉学を主眼として置いている関係上、生死に直結する任務に従事することもある。無論、そのリスクに応じた福利厚生面がしっかりしているからこそ、多少の不満に目を瞑る者もいるのだが。そうであるからこそ、千里の場合は弟を救うべく、危険を顧みない道を進むことにしたわけだ。
「はい。刀使にはなれませんでしたが、前線近くでの避難誘導や私の持てる知識量を活かした勉学での功績を中心に、相楽学長から高待遇を認めていただきました。おかげで、たった一人の家族である裕介を死なせることなく、今の今まで頑張ってこられました。」
「…つまり、一般的な見方をすれば、扱い上では学力特待生ってところか。実際には、色々と援助とかがされるってことだろうが。」
「綾小路に入るまでは必死でしたが、今では、綾小路や本部での生活が楽しみになりつつありましたから。……両親が死んだとき、私の人生はお先真っ暗で、もう死のうかと考えたこともあったんです。…でも、重傷を負った裕介は、幼い時のようにまた動き回りたいとずっと思っていて、病院で必死にリハビリを頑張ってきたんです。そこで私が死んで逃げることは、残された裕介が可哀そうだと思って、早まることを止めました。ともかく必死に生きて、ようやく裕介が安心して過ごしていける、そう、思っていたはずだったんですけれどね……。……どうしても真奈美のことが気になってしまったのが、私の悪いところだったのでしょうね。」
千里は、今置かれている状況を思いながら今度は自分が死ぬ番になるのかと、ふとそう思った。結局、未だに彼女や裕介を取り巻く環境は悪くなるしかないのだろう、と今回の誘拐の一件で思い知らされるだけであった。そういう意味で、真奈美と出会ってしまったことも、ある意味決定づけられた運命だったのだろうと、諦念した。
「…小学校を卒業したら、裕介は伍箇伝に入って御刀を作る人、要は刀匠になりたいって言っていました。お姉ちゃんたちが安心して身を守れるような、そんな御刀を作りたいって。…私のことは気にしなくてもいいのに。ホントに……。」
「……事故の件は別として、いい弟さんだな。」
少し涙目で俯きがちになった千里に向かって、率直にそう口に出した彼。
普段は自分に対して眼を飛ばす(これは真奈美に向けてのものだったのだが)か、時々面白そうな笑みを向けてくるかのどちらかだった。それだけに、その心の内にあった重々しい感情の数々を赤裸々に語りかけられたことで、四条千里という人間がどういった思いで日々の職務に向き合っていたのかを、痛切に理解した。
少し感情の高ぶりが収まった千里に対し、彼はこう伝えた。
「…四条。今の話を聞いたうえで、ますます俺はお前を死なせるわけにはいかないと思った。意地でも、お前を裕介君のもとへと生きて帰す。これは約束であり、上司からの命令だ。」
「…それに、拒否権は無いですよね?」
「ああ。」
「―分かりました。四条千里、その命令を全うしてみせます!」
「いい返事だ。……さて、パーテーション作りに戻るか。」
「あ、忘れてなかったんですね。」
「当たり前だろ?言い出しっぺなんだし。」
「ふふっ、そうですね。」
彼女は、威勢のいい言葉を発してもすぐにいつものトーンに戻るところが、やはり彼らしいなと思った。そして、数日間を通して分かったことをもう一つ挙げた。
(…二個目は、過酷な状況に立たされてもなお、絶対に諦めない人だということ。…この人とならきっと、どんな困難な状況であっても生きて帰れる。そんな予感を抱かせてくれる。……裕介、心配しているだろうけど待ってて。お姉ちゃんは絶対、裕介を一人ぼっちになんかしないから。)
千里は固く誓う。家族のもとへと、必ず帰ると。
彼は物言わずとも信じる。自身の同僚や仲間達が、きっと助けに来ることを。
それが現実となるかは、この時の二人の知るところではない。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
途中スッキリしない流れがありましたが、案外現代日本であってもこうした話が挙がってくるというのは、悩ましいところでもあり、社会の穴とでも言えるところなのでしょうが。
さて、いよいよ次話から捜索活動が本格的に再開されます。
それでは、また。