今回は姫和編 その6をお届け致します。
時系列としては『剣呑な顔合わせ』の翌日の出来事になります。
それでは、どうぞ。
ー紀伊半島某所 舞草の里ー
沙耶香の襲撃や親衛隊の追撃を振り切り、伊豆・石廊崎沖から米海軍所属の舞草の原子力潜水艦へと、紆余曲折を経て脱出した姫和達。
様々な困難を乗り越え、今は束の間の平穏の時を迎えている。
なのだが、
「なぜお前がここに居る!」
「いや、ここの人から頼まれ事をされててな…。…朝からあまりカリカリしていると、ストレスが溜まるぞ。」
「ああ~っ!!どうしてこうなった!」
と、姫和は今、彼が居ることで頭を抱え込んでいた。
時系列は早朝に遡る。
布かれていた布団の中で、ふと目が覚めた姫和。里に来て数日になり、だいぶ体の調子も戻ってきた。
紫に一太刀入れた後でも、こうして命が繋がっていることが奇跡的であると思いながらも、その『奇跡』を確実なものにしてきた、隣で寝息を立てている可奈美へ笑みを向ける。
「…さて、目も覚めてしまったし、少し鍛錬でもするか。」
隣で眠る可奈美を起こさないように、静かに寝室から出る彼女。
向かった先は、舞草に所属する長船の刀使達に稽古をつけてもらっている、いつもの社の境内だった。
「…写シ。」
《小烏丸》を鞘から抜刀していた姫和は、刀使としての能力である写シを発動する。
折神家の追手から逃げている際に、写シを何度となく斬られていたこともあり、正常に発動できるかを確認していた。
「今日も大丈夫そうだな。」
消耗を避けるため、なるべく早くにそれを解く。
境内は非常に静かであった。耳を研ぎ澄まさずとも、遠くから小鳥のさえずりが聞こえてくるほどである。
その空間の中で、ブンブンと《小烏丸》を振る風切り音が響く。
来た時にはまだ、山の稜線に隠れていた朝日。素振りをして汗が浮き出る頃には、視界にその光を捉えるほどに、だいぶ昇ってきていたようである。
「ふっ、ふっ、ふっ!」
彼女の規則的な声が、この場での存在感を際立たせる。
百を超える数の振りを行った頃、鳥居の方から足音が近づく。
「―っ!誰だ!」
それに気が付いた姫和は、剣先を鳥居の方へ向ける。
「あれ、先客が居たのか。…って、十条じゃないか。」
姿を現したのは、昨日会ったばかりの彼であった。相手の方は、警戒する素振りも無く、のほほんとした様子だった。
「なぜお前がここに居る!」
「いや、ここの人から頼まれ事をされててな…。…朝からあまりカリカリしていると、ストレスが溜まるぞ。」
「ああ~っ!!どうしてこうなった!」
自分が警戒しているのを、馬鹿馬鹿しく感じた彼女。
取り敢えず、彼に向けていた御刀の切先を地面の方へ下ろす。
彼の方も姫和に近づきこそしたものの、少し距離をとって立ち話に移る。
「なるほどなぁ。目が覚めたから、鍛錬でもして時間の経過を待っていたと。」
「何か悪かったか?」
「いや。紫様目掛けて突撃を仕掛けるような娘が、こうして真面目に鍛錬に取り組んでいるのを見ると、逆に安心してな。」
「…一言余計だぞ。ところで、頼まれごととは何なんだ?」
「ああ、ここの掃除。って言っても、鳥居から拝殿までの石畳の掃除だな。風とかで石ころが飛んできたりするから、それを除きにきた。」
「こんな朝早くにか?」
「7時前を早いと言うかはさておき、舞草に関係の無い里の人達もここを参拝するからな。綺麗にしておくに越したことはない。」
綺麗な境内だとも思っていたが、やはり人の手は入っていたらしい。
「…ちなみにここからどこまでやるつもりだ?」
「え?下の鳥居までの間だけど?」
「待て、軽く数百mはあるぞ。それをお前一人でやるのか?」
「別に掃くだけなら、そんな時間は掛からんよ。せいぜい一時間くらいだろうし。」
「…なら、私も手伝おう。」
「えっ、いや、それは悪い。仮にも客人な訳だし。」
「私がやりたいと言ったんだ。それに、二人ならより早く終わるだろう。何か問題でもあるのか?」
「…いえ、ございません。」
「何をそう畏まる口調なのかは知らんが、とっとと済ませてしまおうじゃないか。」
「それもそうだな…。ちょっと待っててくれ。竹ボウキを持ってくる。」
「ああ。」
そう言って、彼は社務所の方へと駆けていった。
「…本当に昨晩、私の着替えを覗いたのと同じ奴なのか?」
彼女としては、未だに彼への疑念が消えたわけではないのだが、少なくとも危害を加えてくるような存在ではないため、緊張の糸は解していた。
「お待たせした。俺はこっち側を、十条はそっち側を頼む。」
「任せておけ。」
「…競争しようとかいうのは無しな。」
「―っ、そんなつもりはない!」
「そりゃ良かった。」
なんてやり取りもあったが、二人は石畳の中央を境に、揃って溜まった石や砂塵を掃いていく。
距離的には半分程まできた時、不意に姫和が彼へ問い掛ける。
「…なあ、○○(彼の苗字)。お前は本部の人間なのだろう?なぜ、お前は舞草に入ったんだ?」
「俺の名前をもう覚えてくれたのか。…あ、いや、本題はそっちじゃねぇな。…そうだな…。」
「私からすれば、本部の人間は皆、折神紫に付き従っていると考えていたからな。お前のような存在が、今でも信じられないのが正直なところだ。」
「…あー、確かにご最もな意見だ。それは。」
普通の組織の理論でいくと、親衛隊や雪那をはじめとする親紫派で本部全てを固めている、と考えるのは自然なことだろう。まして、伍箇伝全体に指令を出すような場所ならば、尚更舞草の人間は不在である方がしっくりくる。
「それなんだが…、実のところ俺以外にも本部の人間の中には、舞草の構成員が混じっていたりするから、一概にそうとも言えない部分はあるな。」
「だが、折神紫に対して背信行為を行えば、たちまち目を付けられるんじゃないのか?」
「ああ、それについては心配要らねえよ。紫様のカリスマ性の高さや実績は評価されるべきものだし、かと言って、姫和のように紫様に対して憎悪を持っている者が、居ないとも思ってなかったしな。何かしらの事があった時には、是々非々であの人とやり合うこともあったくらいだし。」
「あの折神紫とか!?」
「確かに俺は舞草の構成員でもあるが、本部でなら刀使達や一般の特祭隊員を守る立場でもあるしな。危険な事や駄目なところは言わにゃ、後々誰かが死にかねん。組織のトップ相手なら、余計そこは言っておかなきゃならないし。責任問題になった時がシャレにならんから。」
「というか、そこまでするなら、お前は折神紫のことも探っていたんじゃないのか?」
「…まあ、探りは入れてたさ。確実な証拠が出るまでには至らなかった時に、あの騒ぎだ。」
「そうだったのか。」
「そのお蔭というか、夜見が荒魂を使役していたというのも分かったことだし、……何とかなるだろ。」
「何だ、今の間は。」
「いや、ちょっとな。」
(…親衛隊はクロだった、っていう事実と証拠がなあ。個人的にはシロであってほしかったんだが…。)
彼女らと一緒に任務等をこなしてきた彼の胸中は、正直なところ複雑であった。
「ちょっと話が逸れたな。俺が舞草に入った理由か…。あの大災厄で隠された真実を知ることが一つ、反体制派に就くことで、もし紫様達が暴走した時に備えてというのが一つ、…一番大きいのは『刀使や彼女達を支える人達を守りたい』ってところか。」
「…?一番最後の理由がどうして舞草に入ることに繋がるんだ?…私がこう言うのはなんだが、別に舞草に入らずともそれはできるだろう?」
姫和は、彼の最大の所属理由を不思議がった。
わざわざ舞草に入らずとも、一般の特別祭祀機動隊員の立場でも出来なくはなかったのである。
「実のところ、その最後の理由は入って以降に強まった部分だ。…本部に入って少し経った頃に、色々と教えてくれた先輩達を任務中に亡くしたからな…。その時の先輩の遺言を果たす*1ために、舞草で色々と協力できるものを融通してもらっているわけだ。」
「…お前も、大変だったんだな。…荒魂で、大切な人を亡くしたのは私だけではないということか。」
彼の話を聞き、俯き気味になる彼女。
そこにあったのは、紫へ鬼のような形相で刃を向けた時のものではなく、ただ純粋に悲しそうな表情をした少女の顔だった。
「……十条。どうして、紫様へ刃を向けるようなことを思い至ったんだ?…あの御前試合の場で、死ぬ覚悟を厭わずに一太刀を入れたというのは、余程の理由が無ければできない。ただのテロを起こすような娘には、俺はとても思えない。」
「…姫和でいい。……そうだな。お前になら話してもいいか。」
そして彼女は、御前試合の凶行に至った経緯を彼へ話していった。
その過去を聞かされた彼は、竹ボウキを動かしていた手を、思わず止めて聞き入っていた。
「……じゃあ、今の姫和には両親が…。」
「…父は私が小さい時に、荒魂の対処中に殉職している。親戚は居るが、一緒に暮らしていた家族は居ないことになるな。」
「そんな…。」
天涯孤独、とまで言っていいのかは分からなかったが、幼いうちに両親を亡くしたショックというのは、彼自身の想像が及ばないところであった。
「…折神紫に化けた大荒魂を討って、私は母の無念を晴らしたい。次は必ず…。」
悔しさを滲ませ、拳を強く握る彼女。
「……そうか…。」
迂闊な言葉は掛けられないと思った彼。
だが同時に、彼女の話へ率直な疑問も湧いた。
「なあ、姫和。君はもし紫様を討ったとして、その先の未来を考えているのか?」
「未来、か?」
「ああ。…まるで、紫様を討ってそれで終わり、っていう風にしか俺には聞こえなかったんだが。」
そう。
話しているなかで、彼女自身の『将来の』視点の要素が全くなかったのである。単にそこまで考えられていなかったか、それとも……。
「その認識で間違っていないぞ。元々そのつもりだったんだからな。」
「なっ…!?」
「驚くようなことか?私は、大荒魂になった折神紫を倒すことが出来ればそれでいい。もとより、本来は私一人で為すべきことだったのだからな。」
「…でも、それって悲しくないか?」
「悲しい?どういう意味だ。」
「いや、姫和の境遇を聞いて、こんなことを言う資格は無いのかもしれないけれど。折角、姫和のご両親が君自身に幸せになってもらいたいと願っていたかもしれないのに、紫様を討つことだけに命を燃やすっていうのは、俺は何か違うような気がしてな。」
姫和の母、篝の無念を晴らすことが駄目だとか、そんなことを言いたいわけではない。それこそ、彼女の今まで歩んできた道を否定しかねない。ただのお節介というものだ。
しかし、彼女の十数年の人生をそれで終わらせるというのは、彼自身にとってみればどうにも釈然としなかったわけである。それこそ、自身の信条と照らし合わせた時に、目の前の娘をみすみす放置するのは、無責任というものだろう。
「…可奈美といい、お前といい、色々勝手に言ってくれるじゃないか。」
ジト目で此方を見る彼女。
「まあ、そこは否定しない。ただ、こんな綺麗な娘を亡くすには、その、惜しいと思ったのは事実だ。」
「…ほう。では、昨日着替えを覗いたのは、ワザとだったということか。」
「え、いや、あれは事故で…。…いや、覗き見たのは事実だし、言い繕うのも見苦しいか。」
「……はあ。なぜだか、ペースを崩されるな。」
自分への興味を失せさせ、相手から嫌われるように誘導しようとしたものの、どうやら彼に関してはそれが通用しなかったらしい。
「姫和…。」
「この話はここで切らせてもらうぞ。……お前と話していると、色々かき乱されそうなんでな。…さあ、早いところ済ませてしまおう。」
「あっ、ああ。」
彼女の言葉で、止めていた石畳の清掃に戻る二人。
(……話していて分かった。彼女は決して冷たい人間じゃない。ただ、やはり壁は感じるな。…昨日のことを考えたら、そりゃそうか。)
掃きながら、彼は先程までの姫和とのやり取りを振り返る。この段階では、彼は姫和の母である篝が、美奈都と共に相模湾岸大災厄の大荒魂の封印に当たった、その当事者であることを知らなかった。
(俺が言っていることは、姫和にとっては戯言と思われても仕方ない。…だが、刀使である前に彼女も一人の人間だ。人並みの平穏を享受する権利は、彼女にだってある。…難しいな。)
当然のことながら、彼女の意思は尊重されるべきである。刀使達を支えるというのなら、彼女達の声を無視するというのは、それこそ矛盾というものだ。
(俺の考えを納得させる手段か…。彼女の性格的には、自分の中で認めるようなものでもなけりゃ、絶対に聞き入れてくれなさそうだしな。)
掃除しつつ、彼女の心理的距離感を崩す方法や、姫和で言うところの仇である紫を、もし討ち終えた時のことを考える必要があると、感じ始めていた。
この日の姫和達の個人鍛錬が終わる頃、彼の姿は彼女達が滞在している温泉旅館風の建物内の厨房にあった。
実家の母親から、自宅で作っていたカボチャや人参などの煮物のレシピを、適当な理由をつけて送ってもらい、その調理に移っていた。本部の方へは、里に居る間に適当な文書を作って所在地偽装を施していたため、特に怪しまれることもない。
「カボチャの硬さもちょうどいい感じだな。糸こんにゃくと人参、それと豚肉もいい具合に煮詰まってきた。」
大人数用の鍋に掛けられた煮物は、厨房内に砂糖醤油の甘く焦がれた匂いを醸し出しつつ、その完成を待つ。
「後は鮭のレモンとバターのホイル焼き、納豆と豚汁か。立派に一汁三菜の献立の出来上がりだな。」
炊飯中の麦飯もそろそろ出来そうである。
『今戻ったー。…何なんだ、この匂いは?』
『ねえ姫和ちゃん、何だか美味しそうな匂いがするよ~!』
『ホントデスネ。今日の夕食は何なのデスカネ~?』
『おいエレン、疲れたからおぶって行け。』
『ねぇ~。』
『薫、あとちょっとだけ頑張ってクダサ~イ。』
玄関の方からは、戻ってきた姫和達の声が聞こえてくる。
「…どうやら、出来上がったのはちょうどいいタイミングだったみたいだな。」
出来たてホヤホヤの夕食一式を人数分準備するには、そう時間はかからなかった。
「「「いただきます!!(ねぇ~!)」」」
大広間に並べられたテーブルに置かれた夕食。
各々がもぐもぐと箸を進めていく。
「ん~。美味しいな~、このご飯。それに納豆!」
「おい可奈美~。あんまりがっつくと、喉に詰まらせるぞ~。」
「ねね!」
「あー、ゴメンね。薫ちゃん。つい、ね?」
「カナミンの食欲はスゴいデスネ~。あれだけ激しい運動をした後なら、お腹が空くのも分かりマ~ス。」
可奈美、薫、ねね、エレンがそれぞれ口を開いているなかで、姫和は一人、静かに食べていた。
その様子に気が付いた可奈美が、声を掛ける。
「姫和ちゃ~ん。えらく静かだけど、どうかしたの?」
「…あっ、いやな。この料理の並びを見ていたら、つい昔のことを思いだしてな。…味も、落ち着かせてくれる。特にこの煮物がな。」
「ほうほう、つまり姫和はおばあちゃんの味とかが好みのタイプな訳だ。」
「薫。何だ、その顔は。…まあ、否定はしないがな。」
「そういえば今日の夕食は、ダーリンが作ってくれたらしいデスヨ?」
「あの男が、か?」
「◯◯さん、こんな美味しい料理を作れるなんて、知らなかったな~。なんだかポカポカしてくるよ。」
「……美味い。」
豚汁やカボチャの煮物などをもっと食べ進めていくにつれ、不思議と箸は止まらなくなってくる。
「姫和ちゃん…?」
「Wow!!ヒヨヨン、そんなに慌てて食べると、喉を詰まらせマスヨ!」
「何だなんだ、いきなりスピードを上げだして。」
三人の反応をよそに、彼女は夕食を完食し終える。
「ごちそうさま。…三人とも悪い。急用を思い出した。」
そう言うと、《小烏丸》を携えて大広間を飛び出す。
「さて、今回はここまでか。急いで帰らないと、親衛隊や本部の面々に怪しまれるしな。…この時間だと南紀白浜空港からヘリで、
羽田空港に着くのは日付が変わる頃だが、それくらいのことをやってのけなければ、舞草の構成員と疑われる可能性がある。里でゆっくり休んでいく、というわけにはいかなかった。ちなみに、行きに奈良から乗ってきたレンタカーは、彼と一緒に乗っていく舞草の構成員が、彼が鎌倉に帰った後に奈良に向かうついでに返しにいくとのことだった。
「おーい!!待て~!!」
「ん?」
レンタカーに乗り込む直前、里の方から姫和が駆けてくる。
「ちょっと待っててもらってもいいですか?」
「あ、ああ。分かった。」
同乗する構成員に、しばしの許可をもらい、一度車のドアを閉じる。
「はぁ、はぁ…。もう、行くのか。」
「ああ、まだ本部でやることがあるしな。というか、俺が今日帰るって、言ってなかったはずなんだが。」
「古波蔵エレンが鍛錬中に言っていたのでな。夕食の礼をしに来た。」
「わざわざ律儀に…。そんで、どうだったんだ?俺の料理は。」
「あんな…、あんなものを私に食べさせておいて、勝手に帰るとは許さんぞ!!」
「えっ、まさか不味かったのか…。それは、すまない。」
自分的には、人に出しても問題ないような料理を提供したはずだったのだが、そうではなかったのかとショックを受ける彼。
だが、彼女の真意は違うものであった。
「あんなものを食べさせたんだ、
「…あれ?…むしろ、褒められたのかこれは。」
「それはそうと、早く帰れ!ぼやぼやしているようなら、本当に斬るぞ!」
「おっ、おう。」
大慌てで車に飛び乗った彼。発進して、彼女の視界から車の姿が見えなくなるまでに、そう時間は掛らなかった。
「…全く、人をかき乱すだけ乱していって。……だが、あの味は母のものとは違うが、どこかこう、懐かしい感じのものだったな。」
彼の料理の腕前がいかほどのものなのかは分からないが、少なくとも丹精込めて作られたものであることだけは、あの夕食を通して分かった。
「『刀使や彼女達を支える人達を守りたい』…か。……○○。お前は、母の仇である折神紫を討とうとする私のことも、守ろうと思っているのか。…まさかな。」
車の去ったあとに佇む姫和。
彼女の言葉に応じる者は、この場には居なかった。
なお、彼は時期をみて、里にちょくちょく参るようになるのは、これより先のことであった。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
『刀使ノ巫女 琉球剣風録』も読破し、S装備の謎が一部明かされたわけですが、個人的に衝撃だったのが薫とエレンのそれぞれの五段階特化の部分でした。アニメ本編ではさらりと流されていたこともあり、改めて読むとかなり驚いたところがあります。(アニメでも描写こそありましたが)
感想等ございましたら、お気軽に感想欄・活動報告にご投稿頂ければと思います。
リアル事情の立て込みで、次回の投稿は遅くなります。
なるべく早く上げられるようには善処いたします。
次回も姫和編です。
それでは、また。