刀使の幕間   作:くろしお

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どうも、くろしおです。

今回はエレン編その4 前編です。
若干時期から逸れましたが、とあるイベントから入っていきます。

今話も長めになっております。ご容赦ください。
それでは、どうぞ。


⑤ スタンド・ザ・フラッグ

 ー鎌府女学院 学生寮内休憩スペースー

 

 長船からの派遣状態が続くエレン。

 いつも隣に居る薫は、ここ最近の遠征による酷使でなかなか会えていない。

「ンンッ~。気が休まりマスネ~。」

 

 長久手の研究所で、謎の刀使(タギツヒメと後に判明)との戦闘やフリードマン博士や両親との団欒を過ごしたのち、鎌倉へと戻ってきていた。

 

「…ダーリンは元気にしてマスカネ…。」

 会ったり会えなかったりを繰り返す日々ではあるが、なるべく話す時間は創ろうとしている。…なかなか掴まらないことの方が多かったりするのだが。

「そういえば、こんな感じで忙しかった時のホリディにワタシと一緒に出掛ける機会がありましたネ…。」

 その時のことを、ふと思い返す彼女。

 彼のことを「アナタ(貴方)」という他人行儀呼びから、「ダーリン」と親しみを込めて言う転機になった話である。

 

 

 

 

 ー数ヶ月前 長船女学園ー

 

 舞草の構成員としても日々鍛錬に励んでいたエレン。

「フウッ…。今日はこんなところデスか?」

 制服が若干蒸れる程度には動いたことが分かる冬場。

 蒸気が一部制服から漏れ出る。そのまま、武道場をあとにする彼女。

 

 

 学生寮に戻る際、後ろから声を掛けられる彼女。

 振り返ると、本部で仕事をしている筈の彼の姿がそこにはあった。

「お疲れさん、エレン。」

「アナタでしたか。本部では元気にしてマスか?」

「ボチボチな。そっちは?」

「カオルと一緒に元気でやってマスよ~!」

「相変わらず、元気いっぱいだな。」

 彼女の変わらない姿に安心する彼。

「ところで、どうしてアナタが長船に?」

「ああ、実はなんか折神家の方で行事があるらしいから、代表者を一人連れてこいとのお達しが来てな。…なんでかその選定を任された。」

「Oh!大役じゃないデスか!」

「…紫様から、『お前は連れてくる奴にセンスがある』とか理由付けされてな…。人事部の奴にすりゃ間違いないんじゃ…。」

「まあまあ。紫様は、アナタを正当に評価しているということではないデスか?」

「だといいけどな…。」

「ちなみに、その行事に行く娘は決まっているんデスか?」

「いや。一応、真庭学長に話も通したが『お前に任せるぞ。』という一点張りでな。…困った。」

「…それなら、ワタシはどうデスか?」

「エレンが、か?」

「Yes!誰も決まっていないなら、別にワタシが名乗り上げても問題ナッシング、デスよね?」

「…まあ、そうだな。」

「じゃあ、決まりデ~ス!」

「別に先着順というわけではないんだがな…。」

 苦笑気味な彼。どの道、誰を指名しても角が立つなら、まだ知っているところも多い彼女の方がいいか、と考えを纏める。

 

 

 

 

 その後、二人は学長室に足を運ぶ。

 

 コンコン

 

「入っていいぞ。」

 中で書類作業をしていた紗南。机上の書類を纏め、来客に応対する彼女。

「再度失礼します。」

「紗南センセイ、お邪魔シマ~ス。」

「ん?さっきの話、もう決まったのか?」

 意外そうな顔を見せる紗南。

「まあ、はい。エレンに押し切られました。」

「ほ~う?…まっ、いいんじゃないのか?お前にエレンのことは任せよう。」

「紗南センセイ、ありがとうございマ~ス!」

「真庭学長。もう少し、躊躇して欲しかったのですが。」

「私から見ても、お前はもう少し女子との会話を増やした方がいいだろうな。ただでさえ、思春期の男女はもっと活発であるべきだというのに、お前という奴は…。」

 はあ~、と紗南から大きな溜め息を吐かれる彼。

「…取り敢えず話を戻しますと、数日ほど彼女の身を預かりますがよろしいですか?」

「私に異存は無いぞ。…いっそ、エレンともっと親密になるいい機会だろ?何か起きても私は一向に構わんがな。」

「…問題は無さそうなので、このまま鎌倉まで向かいますね。」

「ああ。エレン、土産は任せるぞ。」

「ハイ!行ってキマ~ス!」

 学長室を去る二人。

「…アイツに、性的欲求というものは本当に無いのか?エレンの姿を見ても全然微動だにしていなかったが。」

 彼の動きに疑問を覚えつつ、紗南は仕事に戻っていく。

 

 

 

 

 山陽新幹線に乗り込んだ二人は、ちょこちょこ話をしていた。

 

「真庭学長、あれは冗談で言ったのかね…。」

「どういうコトデスか?」

「いや、女の子との関わりを増やせという辺り。」

「でも、刀使は女の子しか居ませんから、お互いにフレンドリーになるのは賛成デスよ。」

「…本当かいな。別に仕事上の付き合い以上に深入りするもんなのかね?俺はその辺が解せないな…。」

「…アナタは結構堅物なのデスね。」

「…頭が固いのは間違いないな…。」

 自分に呆れ気味になる彼。

「そういえば、これから折神家で行われる行事って何なんデスか?」

「ああ、確か…。バレンタイン企画?だったような…。」

「バレンタイン!デスか?」

「企画書を見る限り間違いでは無さそうだな。…でも、伍箇伝の学生がチョコを渡すのって、だいたい友チョコじゃないのか?」

「ちなみに、アナタはバレンタインデーに女の子からチョコを貰ったことはありマスか?」

「あるにはあるが…。大体義理とか言われて渡されるのがオチだぞ。俺に本命チョコを渡すくらいなら、もっと他にいい奴が居るだろ?普通、そっちに渡すべきじゃないか?」

 あっけらかんとした表情でエレンに返す彼。

「毎年チョコを貰う以外は何も変わらない、普通の日として過ぎていくからな。それに、本命チョコってのは半ば都市伝説みたいなもんだろ?」

「…ワタシ、だいぶ悲しくなりマシタ。」

 そのまま頭を抱える彼女。

「何で!?」

「そりゃそうデス!女の子が勇気を持って、ボーイフレンドにチョコを渡す一年に一度の絶好の機会じゃないデスか!」

「そっ、そういうもんなのか…?」

「大体、女の子を甘く見過ぎデス!本当にラブな相手には時間を掛けて渡すものデスよ!」

「…取り敢えず、俺は怒られる要素満載の爆弾だというのは分かった。」

「…でも、不思議な話デス。アナタのような人が本命のチョコレートを一つも貰ったことが無い、なんて。ジョークくらい交えて渡されそうな気もシマスが。」

「少なくとも俺の記憶にはないな。」

 この男の場合、仮に貰っていたとしても気が付かない可能性の方が高いだろうが。

 

「そういやエレン、席は窓側で良かったのか?」

「ン?どういう意味デスか?」

「あ、いや。…俺が襲うとか、そういう心配は感じないのか?」

「少なくとも、アナタはそういう人ではないことくらいは分かりマスヨ。」

(…デスガ、以前看病した時の行動は未だに解せマセン*1ガ。) 

 彼を人として信用している一方、異性としては怪訝な感情を向けざるを得なかった。

「エレンは人を見る目があるから、良さげな男をすぐ見つけられるだろうな。」

「ソッ、ソウデスね…。」

「…何で苦笑いなんだ?」

「理由は教えマセン。」

「…そうか。」

(…コレ、私だけに向けているのか、ソレとも普段からコノ態度なのか、まだ判断が付かないデス…。)

 このエレンの感じたことは、実のところ彼の平常運転だったりするのだが、それは後に知ることとなる。二人の乗る新幹線は一路東へ進む。

 

 

 今回のバレンタインデー企画は翌日に行われるとの話であり、この日は鎌府の学生寮で泊まることとなった彼女と別れる。

 …彼の方は、本部に帰っても仕事を消化する羽目となったが、ここでは触れないこととする。

 

 

 

 

 ー翌日 折神家 催事会場ー

 

 普段は厳かな雰囲気を漂わせるこの場所だが、今日はマスメディアの取材もあってか人の出入りが激しい。

「なんだこの人数(ひとかず)は…。」

「…危険なイメージと少子化が相まって、刀使の娘達の数も減ってマスから、宣伝目的、デショウね。」

「…まあ、効果的な広報活動だわな。」

 

 中を進んでいると、本部の同僚達が此方を見つけて誘導する。

 その際に今回の行事の簡単な説明を受けるべく、別室に通されるエレン。

「じゃあ、ココで一度お別れデース。」

「んじゃ、また後でな。」

 そのまま別れる二人。

 

「にしてもバレンタイン企画ねえ…。てか、今回のヤツ雑誌に載るんかい!?」

 半ば口が開く彼。

「…男ウケを狙ってなのか、女の子向けなのか、最早俺には分からん…。」

 どこの層を狙ったものなのかが分からず、溜め息を吐く彼。

「とにかく、紫様あたりからどういう趣旨のイベントなのか聞きたいところだな…。」

 残念ながら、その願いは叶うことなく行事が進行していくのであった。

 

 

 

 

 一方、今回の行事の主役の一人であるエレン。

「どうやら、伍箇伝の各校から一人ずつ呼ばれたみたいデスね。」

 鎌府、美濃関、平城、綾小路、そしてエレンの属する長船の生徒は一人分の空席に疑問を持ちつつ、説明を待つ。

(どのガールも、見た目はベリーキュートデスね。…コレなら、彼がワタシだけ距離を置いているのかどうかも分かりマ~ス。)

 男性がもし女性を外見で判断する場合、こうした企画はそれを見極めるのにうってつけの材料だ。

「バレンタイン企画って聞いてたけど、一体どんなことをするのかな?」

「おおかた、愛しの異性にチョコを送るシチュエーションの再現とかじゃないの?」

 などなど、他の刀使やサポートメンバー達は色々と意見を出していた。

 

 すると、奥から二人の刀使がやってくる。真希と寿々花だ。

 二人の登場と共に、敬礼する五名。

「これが今回選抜されてきた、各校の代表か。」

「さて皆さん、ごきげんよう。今回は刀使の活動や刀剣類管理局のイメージアップを目的とした、大変重要な企画ですわ。」

「ハナハナ、具体的には何をするのデスか?」

 エレンの呼び名に一瞬戸惑う寿々花。

「ハナハナって…。ゴホン。今の聞かなかったことにするとして、その内容は真希さんから説明させて頂きますわ。」

「古波蔵たちの疑問は最もだ。…端的に言えば、親しき人に日頃の感謝をチョコで伝える、というのがコンセプトの企画だよ。」

「?…つまり、プレゼント?デスか?」

「そういう捉え方で構わない。チョコを刀使達が自身の家族や友人、愛する異性や昨今では同性へ贈ることに対しての特集を雑誌等に載せるつもりさ。…勿論、マスコミの前では演技でも構わないよ。」

「ナルホド…。理解シマシタ。」

 エレンはすんなり理解した一方、他の刀使などの取り方はバラバラだった。

「私、出来るのかな…?」

「これは自分を売り込むチャンス!」

「あの本部の人…、狙ってやったわね…。」

「お、落ち着け私!たかだかバレンタインの企画だからって…!」

 マスコミに自身を売り込むチャンスと捉える者、担当する本部の人間の策略に掛けられた者、パニック状態に陥りかける者、など様々であった。

「言い忘れておりましたが、私も折神家親衛隊を代表して参加致しますわ。」

 今回は六名の代表という形で企画進行が執り行われる。

(そういえば、彼の姿が見当たりませんわね。…古波蔵エレンを選抜した理由くらい、聞きたいと思ったのですが。)

 

 寿々花は知らないが、彼女の推薦は偶然が重なってこうなったと聞いたら、恐らく彼女は驚くだろう。…彼とエレンが舞草の構成員、という点も関係なくは無いだろうが、今回は完全に自然発生的要因であった。

 最も、それを聞く機会はこの後のバタバタ具合によって雲散霧消してしまうのだが。

 

 

 

 

 

 さて、ガチガチのお役所仕事感漂う司会進行により、マスコミ向けの各人インタビューが進むなか、取材部屋の隣部屋で企画が終わるのを待つ彼。

 

「しかしまあ、長船なら誰選んで来ても問題無かったような気はするが、どうだったんだろうな。」

「今更、古波蔵エレンから変えるとかは聞かないよ。」

 取材部屋からやってきた真希。表情は若干やつれ気味である。

「そんなつもりはねえよ。…てか、真希。その顔は何かあったな?」

「寿々花の取材時にちょっとね…。やっぱり、僕は寿々花には敵わないな。」

「…?寿々花を下して御前試合二連覇したのにか?」

「そういう意味じゃなくてだね…。ともかく、後のことは任せるよ。…僕は少し疲れた。奥で休んでくるよ。」

「はあ…。お大事に…。」

 真希のげんなりした姿を見送り、彼は行事の進行を見守る。

 

 

 今回、エレンの取材順番は最後となった。

 マスコミ各社から写真を何枚か撮られたのち、一般流通される中でも刀使達や刀剣類管理局を長年広範囲に渡って取材する、『刀使ジャーナル』の取材担当者と話す機会を設けられる。

 ちなみに、有志によって作成されている『刀使ファン』という雑誌もあったりする。

 

 二人の取材担当者のうち、インタビュアーがエレンに幾つか話を引き出そうとする。なお、もう一人はカメラマンである。

「今回の企画を最初に聞いたとき、どなたにチョコレートを送りたいと思いましたか?」

「ン~。真っ先に浮かんだのは、グランパとグランマデスね。…ただ、忙しかったりグランパの方は今行方知れずデスから、贈りたくても贈れなかったりシマスね。」

 インタビュアーは、しまった、とでも言いたそうな顔を浮かべた。

「…込み入った事情とは知らず、恐れ入りました。」

「大丈夫デスよ。」

「話を続けさせて頂きます。今、貴女には想い人、もしくは大切にしたい人は居ますか?」

「ボーイフレンド、は残念ながらイマセン。…でも、家族と同じ位大切な人はイマスよ。長船の皆や、ワタシ達を助けてくれる人々。お礼だけで返すにはとても足らない程デ~ス!」

「ありがとうございます。…貴女は義理堅い方なのですね。」

「ソウデスカ?コレくらいは普通だと思うのデスが?」

「今時、そこまで思える人は居ませんよ。…エレンさんにもし彼氏さんがいらっしゃったら、その人は幸せかもしれませんね。」

「ソウ、だといいのデスけれどネ…。」

 

 ほんの一瞬だが、表情が曇る彼女。

 

「?どうかされましたか?」

「イ、イエッ。」

「後はいつも他の方に質問させて頂いている内容ですね。」

「どんな質問でもウェルカムデス!」

「あはは。一瞬で元気な雰囲気になりましたね。真庭学長から事前に聞いていた通りの人ですね。」

「紗南センセイが、デスカ?」

「以前、長船を取材した際にお聞きしまして。面白い刀使さんがいるというお話でしたが。」

「アア…、ナルホド。」

 ちょっと驚いたが、紗南の言わんとしていることは何となく解った彼女。

「話が逸れましたが、質問に戻らせて頂きますね。」

「ハイ!」

 その後、記者との質問に答えながら時間が経過していった。

 

 

 

 

 マスコミも撤退していき、静けさの戻った折神家。

「結局、特に無茶ぶりを要求されることもなく行事が滞りなく終わったな。」

 音声は入らないが取材の様子をモニターで確認しながら、エレンの取材終了までぶっ続けで待機していた。不測の事態に備えていたのだが、平穏無事に企画も終わった。

「さて、機材の搬出も終わりそうだし、本部に戻るか。」

 現場の作業を見届け、本部に戻ろうとする彼。

「待ってクダサ~イ!」

「ん?エレン?」

 折神家の門の横から飛び出してくる彼女。

「何も言わず去ろうとするなんて、ヒドくないデスか?」

「いや、まあ仕事は終わったし、エレンも今から打ち上げとかあるんじゃないのか?」

「…まあ、確かにソレもありますが。ソレより、明日の予定は空いてイマスか?」

「ちょっと待ってくれ…。」

 業務用スマホのスケジュールダイアリーを確認する彼。

「確かに予定は入ってはいないな。明後日エレンを長船に送り届けるまでは、非番だが仕事をする気でいたんだがな…。放っておいたら溜まる一方だし。」

「…折角こっちまで出向いたのデスから、アナタのオススメのスポットに連れて行っては貰えないデスか?」

 そういえば、過去に自身が提案した件があったな、と今更ながら思い出す彼。

「一応言っておくが、どんな場所へ連れて行かれても文句は言わないでくれよ…。陰で言う分には構わないから…。」

「陰ならイイんデスね…。…ワカリマシタ。明日、どこで待ち合わせたらイイですか?」

「行くの確定なんだな…。そうだな、待ち合わせ場所は…。」

 そして、待ち合わせ場所と時間の指定を行った後、別れる二人。なお、鎌府の学生寮で寝泊まりしているエレンは少しウキウキな気分で眠りに就き、彼の方は官舎に戻って翌日はどうしたものかと悩みながら、眠ることとなった。

 

 

 

 

 ー更に翌日 埼玉県さいたま市 大宮駅ー

 

 鉄道の街として発展してきた、ここ大宮。

 東日本エリア有数の鉄道車両整備施設が立地し、新幹線を含めた数多くの路線が入り乱れる場所でもある。東京駅を出発した新幹線はこの駅で、上越・北陸新幹線系統と東北(北海道)・山形・秋田新幹線系統に分かれる。

 

 その駅の少し奥まった位置にある、ファストフード店と新交通システムの改札近くの柱に立つ彼。

「しかし、ニューシャトルの改札付近で待つとは言ったものの、エレンは分かったのかね…?」

 

 新宿や渋谷などに比べればこの駅の構造は単純だが、ここは横が広い。

 大丈夫なんだろうか、という不安はあったのだが、聞き慣れた彼女の声が構内に響く。

 

 

 

 

「お待たせシマシタ~!」

 

 

 

 

 ベージュのロングコートに赤色のロングスカート、黒ストッキングにジョッキーブーツという、普段の制服姿とは大きく異なる格好で彼の前に現れる。

 

「やっぱ、私服だと全然趣が違うな。」

「似合ってイマスか?」

「ああ。…ただ、今から向かう場所ではブーツは少し歩きにくいかもな…‥」

「ちなみに、一体ドコへ向かうのデスか?」

「本来は女の子を連れて行く先ではないのだけれどな…。大宮といえば、という場所だ。…行こうか。」

 

 

 

 

 彼とエレンは、交通系ICカードを改札にかざし、ニューシャトルのホームへと上っていくのであった。

*1
この時の経緯は『カウンターアタック』参照。




ご拝読頂きありがとうございました。

刀使ノ巫女の世界観として、こうした雑誌等もありそうな気がしたので今回描かせて頂きました。(同じ特別職国家公務員の自衛隊や海保なども、こうした雑誌はありますので。)

「大宮といえば」というフレーズを主人公が放っていましたが、後編の舞台は察しの良い方にはもうお分かりかと思います。ヒントは既に本文中に出ています。

感想等ございましたら、感想欄・活動報告で対応させて頂きます。
後編に続きます。

それでは、また。
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