ISライダー一夏   作:最弱無敗のストラトス

21 / 28
一旦平行世界の一夏君たちを書いていきます。


テスト週間のせいであまりおもいつかないんだよ!

あー、なくなれー、定期テスト…

ちなみにこの平行世界のプロローグは第3話の男達の無双にあります!

実はこの話の間に中ボスいれたいのですが、テスト週間の関係で思い付きませんでした。


第二章 平行世界の一夏君
第17話 平行世界のIS


ここはIS学園のある場所り

ルクスと海人がライダーシステムを改良している。

そこで海人が、

 

「あ、そうだった。」

 

と思い出したように言う。

 

「どうしたの、海人?」

 

ルクスがそれに反応し、声を返す。

 

「ちょっと出掛けてくる。すぐ戻るから。」

 

そして立ち上がり、ワームホールを形成する。

ルクスは何かを察して、

 

「わかった、気をつけて!」

 

そう言って、見送った。

 

「ああ。」

 

海人はワームホールへ入っていった。

 

 

「…もしもし、檀黎斗か?」

 

『私だ。何かようかな?』

 

話ながら海人はオルタナティブ・ゼロへと変身する。

そこにアドベントで呼び寄せたサイコローグをホイールベントでバイクモードにして走りながらワームホールを進んでいく。

 

「そっちの世界の一夏は?」

 

『助けたよ。私も何故か、ほっとけなくてね。とりあえず修行は終わった。今、私は別のところへ行っている。』

 

「…無茶はするな。私からはそれだけしか言えない。」

 

『いいだろう。』

 

そして電話を切り、

 

「跳ばすぞ!」

 

『アクセルベント』

 

そのまままっすぐ突き進んでいった。

 

――――――――――――――――――――――

少し時をさかのぼる。

 

「ふっ、はぁ!」

 

ここはとある場所。

 

ヴァレンティナと箒と檀黎斗がいる。

 

『カミ技!』

 

『ゴッドマキシマム クリティカルブレッシング!』

 

一夏は仮想バクスターにキメ技…じゃなかった、カミ技を発動した。

 

そして、仮想バクスターは消滅した。

 

『gameclear!』

 

「合格だ、織斑一夏君。それじゃ…あ、そういえば。」

 

思い出したように黎斗はある物を取り出す。

 

「箒君、君にはこれを。」

 

箒にバグヴァイザーを渡した。

 

「それは竜戦士グラファイトになるものだ。君のISでは未知の敵には難しいからね。それと一夏君。君の白式を改造させてもらった。いや、正確には引き出させてもらった、という方がいいかな?」

 

「どういう、ことですか?」

 

「白式第三形態、ホワイトテイル、つまり『王理』だ。これにより効率よく零落白夜が発動できるようになった。いや、まず確かめるといい。」

 

「え!?第三形態!?」

 

「それって姉さんでもできないんじゃ…」

 

いろいろなことをやってくれた檀黎斗。本当にこいつは檀黎斗なのか?

 

「それじゃ、私は次の世界に行かせてもらおう。」

 

「え?なんでですか?」

 

「私は君のような、不幸な人間を、正確に言えば『本当の主人公』を助けるために動いているんだ。もともと、私は死んでいてね、生き返る代わりに助けるという選択をしたんだよ。だから、命を粗末にしないでくれ。そのガシャットは未来へ生きていく餞別だ。」

 

やっぱり、あのとき死んで心入れ換えたんだ。

 

「え?でも、黎斗さんのガシャットは?」

 

「私はあれを使うからね。」

 

そして、最後にこんなことを言った。

 

「君は、絶対に悪に堕ちないでほしい。私みたいに。その力を個人的に利用し他者を理不尽に攻撃すると、仮面ライダーという資格はなくなるから。いいかい?絶対だ。」

 

「はい!」

 

檀黎斗は去っていった。

 

「いっちゃった。」

 

「ですが、戻る可能性もあるでしょう。」

 

そう考えるヴァレンティナ。

 

「そうだね。」

 

――――――――――――――――――――――

その後少し時は進み、(ISの世界での)夏休み前半の終わり近く、

 

「ティグル、準備はいい?」

 

「大丈夫だ。ありがとう、ミラ。」

 

「ええ、そうでもしないと妻として失格よ。」

 

「そうか。」

 

そしてフッ、とティグルは笑い、

 

「お互い、頑張ろう。」

 

そう言ったのだ。

ミラも、

 

「ええ!」

 

と返事をして、彼が来るのを待っていた。

 

「すまない。ちょっと遅れてしまった。」

 

ここで神崎海人の登場だ。

 

「大丈夫よ。」

 

「それで、何があったんだ?」

 

そう聞くティグル。

 

「君たちには行ってほしい場所がある。そこは…」

 

「IS学園、でしょ?」

 

そうミラは言う。

 

「何で知っている?」

 

そう聞き返す海人。

 

「いろいろあったのよ。」

 

「正確に言うと、この前檀黎斗という人が来て教えてくれたんだ。」

 

「そうか。ならわかっているな。」

 

「はい。織斑一夏の護衛みたいな感じですよね?」

 

「ああ、頼んだぞ。」

 

「はい。なんとかやってみます。」

 

そうティグルが言うと、ワームホールが開き、

 

「バイクにのって、そのまままっすぐに進む。するとIS学園につく。私もすぐに追い付く。バイクの使い方は覚えているだろう?」

 

「はい、前から使っているので。」

 

「リュドミラ、君はティグルの後ろに乗れ。」

 

「わかったわ。」

 

「そうだ、言い忘れていた。リュドミラ、向こうの世界にはヴァレンティナ・グリンカ・エステスがいるが同じ人物と思わないように。名前と容姿、武器は一緒だが、一夏一筋だからな。」

 

「わかったわ。」

 

「さぁ、時間だ。」

 

「それじゃ、またあとで。」

 

「ああ。」

 

――――――――――――――――――――――

 

そしてIS学園の二学期。

 

「皆さん、お久しぶりです!では、二学期最初の授業を始めますよ!」

 

そう張り切っている山田先生。だが肝心なことを忘れていた。

 

「忘れているぞ、山田先生。今日から転入してくる二人だ。一人は男だ。入れ。」

 

「ティグルヴルムド・ヴォルンだ。よろしく。」

 

「リュドミラ・ルリエよ。よろしく。」

 

とまぁ、自己紹介したけど、うるさかったからミラが、

 

『ティグルは私の夫だから、手を出したら凍てつかせてあげるわよ。』

 

と言ったので教室は一気に堕落ムードになってしまった。

 

「あとは、教育実習生として二人入る。入れ。」

 

「神崎海人だ。訳あって男性だがISを動かせる。よろしくお願いします。」

 

「ヴァレンティナ・グリンカ・エステスです。よろしくお願いいたしますわ。」

 

海人はちょっとひねくれた感じの男だがやっぱりなんかカリスマ性があるのか、教室の声はうるさかった。

 

――――――――――――――――――――――

 

夕方、食堂にて織斑一夏復活祝いが行われていた。

 

「というわけで織斑一夏復活祝い!」

 

「ってなんで楯無先輩がいるんですか!?まだ話してもいないのに!?」

 

「あ、一夏調子戻ってる。」

「お~、おりむ~戻ってきた~。」

 

簪と本音がそんなことを言う。

 

「あ、そうだな。戻ってきたよ。皆のおかげで。」

 

「嬉しいわー、お姉さんなんでもしてあげちゃう!」

 

「やめとけ、更識楯無。ここは食堂だ。」

 

その声で神崎海人の方を見る皆。

 

「あら、今日入ったばかりの神崎先生じゃないですか。何かありました?」

 

そういう楯無。

 

「一夏を見に来ただけだ。それじゃ…」

 

「待ってください。その口ぶり、俺のことを詳しく知ってるんじゃないんですか?」

 

そう言って立ち上がる一夏。

 

「そうだな、詳しくはない、と言えば嘘になる。例えば、君の両親がいない理由とか。」

 

「!?」

 

そう言うと一夏は何故かドキッとした。

 

「でも、今の一夏では倒れてしまうからな。私はこれで失礼する。…いずれ話すときがきたら、話す。」

 

そう言って海人は何処かへ行く。

 

「一夏君、久々にお姉さんがISの稽古してあげようか?」

 

「わかりまし…あ、そういえば!」

 

「何かあったの、一夏君?」

 

「白式、魔改造されてたことすっかり忘れてた…。」

 

「あ…、そういえば…」

 

一夏と箒がそんなこと言うから簪と楯無と本音が反応する。

 

「どんな改造されたの?」

 

「えっと、それは…」

 

話は前日にさかのぼる。

 

――――――――――――――――――――――

 

「そういえば白式ってどこが変わったんだろう?」

 

「装着してみればわかるだろう?」

 

「そうだな、やってみる。」

 

一夏と箒とヴァレンティナで集まり、白式を見てみる。すると、

 

「えええええ!?」

 

「これは…魔改造というか、進化…いえ、神化していますわね。」

 

箒が驚くのをよそに、ヴァレンティナはそんなことを言う。

 

前よりごつごつした感じがなくなり、流線型になり、速度も前の倍以上も出せる、そして零落白夜はまさかのシールドエネルギー無しで使え、翼のビームミサイルに零落白夜の効果がついていたり、エネルギー効率が凄いよく、下手すれば無限に連続稼働することが可能のISとなっていたのだ。

 

更に…

 

「げ!?新しい単一仕様(ワンオフアビリティー)が!?」

 

「どんな能力なんだ!?」

 

確認すると名前は

 

『夕凪灯夜』といい、能力はISの初期化、つまりどチートISなのである。

 

「…これで戦っても勝てるでしょ?」

 

「ああ、そうだな…」

 

「私も、今回ばかりは驚いてばかりです。」

 

箒は完全に頭が混乱、ヴァレンティナも少し混乱していた。

 

―――――――――――――――――――――――

 

「…とまぁ、こんな感じだった。」

 

「一夏君、誰がそのISを手入れしたの?まさか…」

 

「いや、束さんじゃない。あの人がするのは大体俺に迷惑がかかることだ。」

 

そう言ってあきれる一夏。

 

「檀黎斗っていう人だ。」

 

「え!?檀黎斗!?」

 

簪が過剰に反応する。

 

「簪、知ってるのか?」

 

「知ってるもなにも、仮面ライダーエグゼイドにでてくる社長だったはずだけど、あれってテレビの中の話だけど…」

 

そう言って考える簪。

 

「まさかだけど、テレビでらっていて別世界では本当に起こっていたりして…」

 

「正解だ。」

 

また出てきた神崎海人。

そしてついてきたのは今日転入してきた

ティグルヴルムド・ヴォルンと

リュドミラ・ルリエだった。

 

「改めて自己紹介しよう。私は神崎海人。別世界の住人だ。」

 

「ティグルヴルムド・ヴォルンだ。俺も別世界の住人だ。俺のことは名前が長いからティグルって呼んでくれ。よろしくな。」

 

「リュドミラ・ルリエよ。私もティグルと同じ別世界の住人よ。ティグルは私の夫だから。よろしくね。」

 

IS側も自己紹介したところで、

 

「さて、解散時間だ。」

 

そう切り上げる海人。

 

「さーて、明日から忙しくなるぞ!」

 

そう意気込んだ一夏。そう、専用機持ちタッグマッチがあるからだ。

 




はい、というわけで平行世界の一夏でした。

プロローグはもうやっているんで。

実はここに伏線があります!(この伏線は回収できる。)

どれか当ててみてください!

ん?オルタナティブからオルタナティブ・ゼロになってる?
色々あったんだよ…

それはテスト週間が終わってからで~


実はふぷっちょさんとコラボすることになりました!

よろしくお願いします!


次回予告!


「お前は、もうIS操縦者失格だと言っただろ!何で乗ってんだ!」

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!』

「俺はもう、諦めない!『完全合体(フルアームド)』!」

「『白夜・王理』、いくぞ!」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。