ISライダー一夏   作:最弱無敗のストラトス

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遅くなってすみません。

いろいろこっちはごたついていたので…

実は本当にヤバかったんです。

教師は、生徒の見本なのに…

さて、今回は一夏の覚醒です。

今回は少し一夏の過去がでてきます。

胸糞悪いかもしれません…

気を付けてください。

それでは、第18話、どうぞ!


第18話 専用機タッグマッチ(という名のオリ主(笑)との戦い) 一夏覚醒

なんかいろいろあって専用機タッグマッチの日がやってきた。

 

ペアは一夏と海人。

ティグルとミラ、ヴァレンティナは今回は見学だ。

 

 

そして今、

 

「はぁ、まさかね…」

 

「ああ…」

 

そう、二回戦でオリ主とあたってしまったのだ。

 

ちなみに、一回戦目は、零落白夜フルバースト、ファイナルベントによるデッドエンドでセシリア、鈴ペアをぶっ潰した。ちなみに、この試合は諭吉はアップ中だったので見ていません。

諭吉ペアはシードだから仕方ないね。

 

 

「ついにあいつと勝負かよ…」

 

一夏は前に起こったことを回想していた。

 

 

『エボルテックフィニッシュ!チャオ!』

 

「うわぁぁぁ!」

 

必殺技により吹っ飛ばされた一夏。そしてISが解除される。

 

「…お前は、ISを兵器だと思っていない。だからそんなに弱いんだよ。」

 

「く、そ…」

 

 

臨海学校では束には「興味なくなったよ。今はゆっくんのうがいいね。」と言われた。

 

織斑千冬にも、

 

『お前は謹慎処分だ。』

 

と言われて(なにもしていないのに、ただ密漁船を守って落とされただけなのに。)、絶望していた。そのときに心のケアをしていたのは箒と更識姉妹と布仏本音、ヴァレンティナ達だった。

 

だが、それよりもストレスが限界に達してしまい、自殺しようとしたのだ。(これでプロローグにつながるというわけ。)

 

回想終わり

 

「…あいつは、この手で潰す。」

 

一夏は拳を握りしめ、アリーナへ向かっていった。

 

そして海人も、

 

「やるか。」

 

そう意気込んでアリーナへ向かっていった。

 

 

「はぁ!?あいつ、ISにまた乗ってんのか!?」

 

珍しく声を荒げる蛇沼諭吉。前に一夏にISに乗るなと言ったからだ。

 

「また倒せばいいんだ…」

 

だが、諭吉は知らない。一夏が大幅に強くなったことに…

 

 

アリーナでは

 

「一夏!何故お前はISに乗った!お前は、もうIS操縦者失格だと言っただろ!」

 

「お前に一番言われたくないな。」

 

そして一夏は叫ぶ。

 

「来い!『白式・王理』!」

 

一夏は白式を第3形態で呼び出した。

 

「はぁ!?何で『王理』なんだ!?」

 

そういいながら焦ってエボルドライバーをだす諭吉。

 

『エボルドライバー!』

 

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!』

 

交響曲第9番第4楽章・歓喜の歌を模した音楽が流れ、

 

『are you ready?』

 

「変身!」

 

『コブラ!コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッハ!』

 

仮面ライダーエボルコブラフォームになった。

 

「まさかね…」

 

そういいながら海人はカードデッキを出し、前に向ける。すると、ベルトが腹の前に出てくる。そして、カードデッキを上に投げる。

 

「変身!」

 

そして落ちてきたカードデッキをベルトに入れる。

 

「この力は、お前と同じ、仮面ライダーの力だ!」

 

海人はそう叫ぶ。

 

「嘘だ!なんで、なんでお前がそんなのを持っている!?」

 

動揺する諭吉。そしてペアのラウラは完全に置いてきぼりだった。が、

 

『バトル、スタート!』

 

アナウンスにより、戦いが始まった。

 

 

開始早々、ラウラは一夏の速さについていけなかった。

 

最初は、ランチャーで遠距離攻撃をしていたのだが、全てかわされ、攻撃を少しずつ喰らっていたのだ。

 

(くそっ!何故こんなにも早いのだ!?白式のスペックを見せてもらったが、これほどまでに早いとは!?)

 

そのときに、コンソールを起動して画面を見る。一夏の白式の解析が完了したのだ。

 

「はぁ!?第3形態だと!?」

 

つい口に出して動揺したラウラ。そこをあえて一夏は攻撃しなかった。

 

「自分とのおしゃべりは終わりか?なら、止めをさしてやる。」

 

そして一夏は拳に零落白夜のエネルギーを溜める。

 

「っ!?無駄だ!私の停止結界に、近づくことはできない!」

 

ラウラはとっさにAICを起動する。そしてそこに一夏がエネルギーの込めたパンチを繰り出す。

 

「無駄だ!どんな攻撃も、通用しないっ!」

 

ラウラは勝ち誇ったように言うが、

 

「ふっ…。そういうのは、ちゃんと跳ね返してから言うもんだろ。……≪強制超過(リコイル・バースト)≫」

 

すると、拳が光輝き、AICをぶち破ったのだ。

 

「大当たりだ!」

 

今度は右足に零落白夜のエネルギーを溜め、ジャンプする。そして、

 

「はぁぁぁぁ!」

 

気高い声とともにつき出された右足。言わずもかな。知っている人は知っているだろう。

そして、それはラウラに当たった。

ひとたまりない攻撃に、一気にシールドエネルギーは削れてしまった。

 

このとき、諭吉は助けにいこうとしたが、

 

「助けにいこうとしているが、そうはさせない。」

 

『アクセルベント』

 

急に加速したオルタナティブ・ゼロに応戦しようとして、諭吉も加速したのだ。

だが、それは間に合わず、

 

『ラウラ・ボーデヴィッヒ、シールドエネルギー エンプティ』

 

ここでラウラが脱落。

 

「くっ、すまない。」

 

ラウラは苦し紛れにそういう。

 

「いや、よく頑張った。」

 

そう言いつつ、怒りの顔で睨み付ける諭吉。

 

「お前達は、絶対に許さん!」

 

そういってトリガーを出す諭吉。

 

『オーバー・ザ・エボリューション!』

 

「一夏、あいつは本気を出すぞ。といってもまだ裏がありそうだが。」

 

そういってオルタナティブ・ゼロ、海人は構える。

 

「そうだな。」

 

~回想~

 

「一夏、今回の諭吉の使うエボルは、最終形態が存在する。」

 

「それはどんなやつですか?」

 

海人はディスプレイにその最終形態の姿を映す。

 

『ブラックホールフォーム。こいつは胸部にある特殊変換炉「カタストロフィリアクター」で、エネルギーとなっている未知の物質を破壊エネルギーに変換し、周辺の生命体の生命活動を停止させるほどのエネルギーや、ブラックホールを利用した攻撃を可能にするという恐ろしい機能に加えて、戦闘能力を最大50倍まで引き上げることが出来るというデタラメじみたブーストを可能にしている。』

 

「そうなのか。」

 

海人は話を続ける。

 

「今回はゲンムを使わない。といっても正体がバレなければいいけどね。だけど、タッグマッチだから、バレるからね…」

 

そういって違う画像をディスプレイに映す。

 

「これは…?」

 

一夏は疑問に思う。

 

「これはね…、ブラックホールフォームをISで倒せる唯一の姿だ。…といっても、これをISといっていいのか…。まぁ、元の世界からの言葉を借りれば、ISライダー、かな?」

 

 

 

回想を終わらせた一夏は叫ぶ。

 

「『白式・王理』!『完全装甲(フルアームド)』!」

 

一度、白式の装甲がはじけ、光の粒子となる。

 

 

諭吉は一旦ボトルを抜き、もう一回挿す。

 

『コブラ!ライダーシステム!レボリューション!』

 

『are you ready?』

 

そのとき、一夏と諭吉の声が発せられた。

 

「変身!」

 

「蒸着!」

 

『ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!フッハッハッハッハ!』

 

諭吉は、その蛇とブラックホールを纏い、禍々しい姿になった。

 

一方、一夏は光の粒子を纏い、そこから装甲が形成される。そして一夏はマントをひるがえす。

その姿は、まるで物語に出てくる騎士のようだった。

 

諭吉は、

 

「この姿で、止めをさす。」

 

と言い、一夏は、

 

「ISライダー一夏、見参!闇を纏いて、光となれ!」

 

そして一夏は海人に言う。

 

「この戦いに手出しは無しでお願いします。危なくなったら自分の判断で来て下さい。」

 

そう言われ、海人は、

 

「わかった。」

 

その一言だけを言った。今の一夏は倒せるほどに強くなっていたからだ。

 

 

「とりゃあ!」

 

怒りを込めたパンチをかわしまくる一夏。

 

「くそっ!当たれ!」

 

そして早くも瞬間移動並の速さを出すエボル、諭吉。

しかし、その速さもどうってことのない一夏。

 

「…ハザードレベルが足らないな!」

 

そう言いながら斬りかかる一夏。

 

「くっ!?何で知っている!?」

 

「もう気づいているんじゃないかなぁ!」

 

そして諭吉は気づいた。

 

(まさか、あいつも!)

 

そう思い、急に敵を変える諭吉。

 

「っ!?」

 

とっさに避けようとしたが、海人に当たった。

変身は解除されないものの、仮面の右目が割れてしまったのだ。

 

「一夏!すまない!この戦い、私も混ぜてもらう!」

 

そう言いながらカードを取り出し、スラッシュする。

 

『ホイールベント』

 

『アクセルベント』

 

『ソードベント』

 

ミラーモンスター、サイコローグをバイクにし、急加速して斬りかかる。

 

「そんな攻撃、効かん!」

 

だが、ブラックホールフォームの装甲は生半可な攻撃は効かない。

 

「やはりAP10000は必要か…、そうか!あのカードなら!」

 

一方、一夏は海人と交代する形で攻撃した。

 

「お前の相手をしている暇はない!」

 

「いいセリフだ!感動的だな!だが、無意味だ!」

 

そう言って殴る一夏。それを避けようとする諭吉。

 

「海人さん!必殺技を!」

 

「わかった!」

 

『ファイナルベント』

 

諭吉も、レバーを回し、右足にブラックホールのエネルギーを溜める。

 

「これで終わらせる!」

 

『ready go!』

 

そういって飛ぶ。

 

一方、一夏はさっきと同じように零落白夜のエネルギーを右足に溜める。

 

オルタナティブ・ゼロはサイコローグのバイクを前輪で立たせ、後輪に足をつき、そこで後輪を回転させる。

そしてそのエネルギーを右足に溜める。

 

そして二人同時に飛び、

 

「「ダブルライダーキック!」」

 

『ブラックホールフィニッシュ!チャオ!』

 

そして力のこもったライダーキックがぶつかり、爆発した。

 

そして…

 

海人は、変身が解除されてしまった。

 

『神崎海人、オルタナティブ・ゼロ シールドエネルギー エンプティ』

 

「くそ…だめだったか…。だが、これであいつがどうなっているかだな…」

 

そして諭吉の方の煙が霧散すると…

 

諭吉は倒れていたのだ。

 

『蛇沼諭吉 仮面ライダーエボル シールドエネルギー エンプティ』

 

会場はどよめきが走った。

 

 

 

 

これを衛星から見ていたやつは、

 

「チッ、ゆっくんを邪魔するものは、死ねばいいんだ。」

 

そういってボタンを押す。

 

そしてIS学園に無人機(ゴミ)三体を向かわせたのだ。




新しく、ルビをふってみました。こうやってやると楽しいと感じます。ですが、今回は本当に大変でした。迷惑かけて、すみませんでした。


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