寒い
ブローニングがポッケ村に来て最初の感想だ。雪は降ってないがこのポッケ村はフラヒヤ山脈の近くにある村だ。高山帯になるため相当寒い。
「大丈夫かあんた?震えているが。そういやあんたの名前を聞いてなかったな。おっとその前に俺の名前はリー.フェルナンドだ。ここの村でハンターをしている。」
「私はジョン.M.ブローニング」
「ミドルネームがあるなんて珍しいな。大体は上流階級の人間しか付けないんだがな」
ブローニングは悟った。この世界は以前いた世界ではない、別の世界だと。まず船で聞いた話でうっすらだが違和感を感じていた。聞かない単語、ハンターという職業、見たことも聞いたこともない生物の説明。極めつけは先ほどのハンター言った言葉だ。
彼は混乱しそうになった。心臓に激痛が走り意識が飛んで目覚めたら、別世界にいるということに対して。
彼はやめた、考えることを。
「おーい、村長紹介したい奴がいる。」
ハンターは焚き火の前にいる小さい老婆に声をかけた。
「はいはい、なんでしょう?」
「村長、こいつはジョン、ジョンブローニングだ。どうやらこいつは行く当てがないらしい。新しい住民として認めてやってくんないか?」
「おやおや、ジョン殿は訳ありのようですな?新しい住民として認めましょう。」
異常なほどトントン拍子で話が進むのでブローニングはポカンとしていた。
「村長!俺が村を案内していいか?」
「はいはい、いいですよ。」
小さい老婆はそう答え、私の方を向き
「ジョン殿に何があったかは聞きません。どうぞ、新たな村の住民として過ごしてください。」
「じゃあ、行くぞ!」
ガシッと腕を掴まれたと思うとリーが私を引きずりながら村の設備などを教えてくれた。
「リーさんあの店は?」
私はそうハンター、いやリーさんに聞いた。
「あれは武具屋だ。興味あるみたいだな。よし行こう。」
店の中にはたくましい男性と二足歩行しているネコがいた。まあネコは気にせず。
「おー、リーの旦那じゃないか。おや、旦那の後ろにいるのは?」
「紹介しよう。彼はジョンブローニングだ。新しい住民になったとこだ。」
「そうかい、ブローニングの旦那よろしくな。」
「よろしくお願いします。武具屋さん。」
「ジョンは武器に興味があるそうだ。幾つか見せてやってくれよ」
「はいよ。」
といって奥の方へ行き剣らしきものや銃らしきものをとってきた。
「これがハンターが使う武器だ!ブローニングの旦那これなんでどうだい?」
と彼は銃らしきものを指差した。
「これは使いやすくていいよ。ライトボウガンだ。軽くて扱いやすいよ。」
「撃たしてもらえませんか?」
「いいですよ」
彼はそういうと弾をこめ渡してきた。
「はいどうぞ。」
彼は私に銃を渡してきた。試しに撃った。
ズドン
重すぎるし反動がでかすぎる。なぜこのようなレベルのものを販売しているのか?
「すみませんがはっきり言ってこれは使えない銃です。」
「おいおい、ブローニングの旦那。冗談キツイぜ。」
「しかも、反動の割りに低火力、重くて機動性を殺している。私のみたところ、ライトの名が付いているのに十キロ近くはある。」
「「!!」」
リーさんと武具屋は驚いていた。一発撃っただけでスペックを割り出し欠点を見抜いたことを。
「第一に発射時のガスを全く生かしきれず、薬莢も貧弱なため弱装弾にするしかない。」
「ブローニングの旦那、あんたは一体何者なんだ?」
と武具屋さんが言ってきた。私はこう答えた。
「銃器デザイナーですよ。」
続く
なんかグダグダでした。すみません