モンスターの咆哮が静まり声の主が降りてきた
「こいつぁ、ヤベェぞ。ジョン逃げるぞ」
「はい!」
私はすかさず返事した
スタタタタと7へ逃げた
「はぁはぁ、ここまで来りゃ安心だ。」
「あのモンスターは?」
「あいつは砂漠地帯で見かける、ティガレックスだ」
「ティガレックス?」
「獰猛な飛竜だ。素早いし怪力だ。普通じゃありえない状況だ」
「あいつは砂漠地帯でしか見かけないはずだ」
バサッバサッ
「あいつが来やがった」
「逃げるぞ、くそっ奴は俺らを追ってやがる」
2へ逃げた
さらにベースキャンプまで逃げ村まで逃げ帰った
そしてこのことを村長に説明をした
「これは大変まずいことになりました。腕の立つハンターは街へ出稼ぎに出ているので村にいるハンターはリー殿とブローニング殿しか居ません」
「村長、街にいるハンターは呼び戻すまでどれぐらいかかる?」
「1週間から2週間です。飛ばして5日です。」
「くそ、こりゃ村がやられちまう。なんか策はないのか?」
「私にいい方法があります」
「そうか、ジョン。その方法を教えてくれ」
「私の最高傑作のM2を作ることです」
「ジョン殿、M2とは何のことですかな」
「M2とは重機関銃のことです。」
「ジョン、機関銃てのはなんだ?」
「はい、機関銃とは引き金を引くだけで弾が発射し続けることの銃のことです。」
「そんなもんまであるのか?」
「では工房へ行ってきます。」
数分後 工房
「旦那、おかえりなさい。狩れましたか?」
「狩れた。だがまずいことになりました。」
「急いで作りたいものがあります。」
「おっ、今度は何を」
「M2重機関銃です。ウィンチェスターと違い弾も最初から作らねばなりません。」
「わかりました。」
これから大変な苦労をしそうだ
私は知識の乏しく経験が少ない人間に手伝わす
はっきり言ってうまく作れるか心配だ
二時間後
試作機ができたがコッキングした途端分解してしまった
タイムリミットまで少しなのに焦るばかりだ
一時間後
試作機二号ができた
今度は失敗していないが肝心の弾薬ができていない
弾薬を作っている武具屋さんの手伝いをして試作弾薬ができた
試しに二号で撃ってみたがひどい有様だった
撃てたのは十発中三発だけだった
時間がない時に限ってこのような事態がおこる
製造工程を見直したが不備は見当たらない
火薬の配合を変えてみたりしたが結果は変わらず
彼これ夜中になっていた
「何がいけないのか?」
「すみません、私が不甲斐ないばかりに」
「いえ、そんなことはありませんよ。」
「もう夜中です。寝ましょう」
「わかりました。では」
武具屋さんは自宅に帰った
私はどうしても理解できなかった。火薬の量も間違っていないし雷管もしっかり作動する。
このようなことを考えながら眠りについた
朝
「旦那、起きてください」
「あぁ、おはようございます。」
「考えましょう」
「はい」
「おーい、大丈夫か?おっ、こいつが言っていた奴か」
リーさんがM2をいじり始めた
「リーさんやめてください」
ガチャコパチン
ガチャコパチン
私はリーさんの行動で気がついた
まさか、弾薬が原因ではなく本機の方に不具合があるとは
「リーさん!ありがとうございます。これでうまくいきます」
ガシッとリーさんの手を掴んだ
「へっ?」
「旦那、何かわかったんですか?」
「雷管を叩く方が悪かったんですよ」
「リーさん本当にありがとうございました。これで奴を倒せます。」
「本当か!よし、村長に報告してくる」
これで奴を倒せる
待ってろよ、ティガレックス
続く