SAO≪ソードアート・オンライン≫ 神速の剣士   作:ソウルメイジ

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連続更新です。
カメ更新の私には考えられないことですね、はいw
その分短いとか、そんなこと言うのは無しですよ?




一人のソロプレイヤー

宿屋につき、ナギサをベットにおろすと、俺のところに妙なメッセージが飛んできた。

差出人は……茅場晶彦!!!

俺はあわててメッセージを見た。

そのメッセージにはこう書いてあった。

『君は実に幸運だ。自分のステータスは確認したことだと思う。これは私のミスだ。第一層からこれでは平等ではない。だが、私はもう≪茅場晶彦≫としてこの世界に干渉する気は一切ない。そこでだ、そのステータスは君にプレゼントしよう。その代わりに、一つ頼みたいことがある。

このゲームをクリアできる人材を一人だけ選んでほしい。もちろん、君が自分でクリアするというのならそれでもかまわない。

期間は第5層攻略まで。答えを楽しみに待っている。』

なるほど、向こうもこっちのこの異常なステータスには気づいたってわけか。

にしても、何か引っかかる物言いだな。≪茅場晶彦≫としてこの世界に干渉する気はない、か。

つまり、別の≪何か≫として干渉する気はある、ということだ。

まぁ、どう干渉するにしても多分、さして大きなことはしないだろう。大きなことをしたいなら≪茅場晶彦≫として干渉したほうがいいに決まっているのだから。

あとは、このゲームをクリアできる人材探しか……

まぁ、簡単にいえば、この状況を一番早くに理解し行動した奴が

その人材である可能性が高いだろう。

幸いにして、レベル1でありながらも茅場晶彦お墨付きの高レベルステータスを所持している俺にとって第一層は多分、どこであろうと敵なしであることは間違いない。

冷静に判断した奴は、もうレベル上げに入っているに違いない。

しかし、そう考える奴はこのゲームの所持者なら何人もいることに思う。

なぜなら、このゲームはたった一万本しか生産されなかった超レアなゲームだ。相当なコアゲーマーの集まりだと言っても過言ではない。とすれば、単なるレベル上げではダメだ。もっと頭のいい強くなり方をできる奴。

もし、オレがこのゲームでより強くなろうと思ったらどうする?

このステータスだ、人が集まる始まりの町周辺の雑魚が何度もリポップするのを待っては狩るなんていう非効率的なまねはしない。

もっと先の街に一気に進んで、そこで一人で何十と出てきてくれるやつらをなぎ倒すだろう。

この、俺の条件に近しいもの、そして俺と同じような考えもしくはさらに一歩先を行ける人間がいるのだとしたら、そいつが間違いなくクリアできる人材だ。

もちろん、グループ戦法で行くのもクリアできる人材として悪くはないが、あいにくと選べるのは一人だけだ。

とすると、一人で勝ち抜く力を持っている人を選ばなくてはならない。

だが、いるのか?俺のようなステータスが無くても俺のような考えのできる奴が、俺もこのステータスがなければこんなことは思いもしない。死ぬのは嫌だ。だから時間がかかっても始まりの町周辺で狩りをするだろう。

…………いた!

10万人という多数の応募から選ばれた1000人の俺とは違う形での強さを持っている奴らたちが

ベータテスタたちが

そいつらならば、間違いなく先の町に進んでいるはずだ。

ならば、そいつらの顔を今すぐ確認しに行った方がいいだろう。

時間がたたないうちにどれだけ早くに行動に出れたかがここでは重要になる。

「少しだけ、まっててくれ」

俺はベットに横たわっているナギサに声をかけて宿屋を出た。

 

 

            ☆

 

 

「どうやら、ここが次の村のようだな」

俺は、初期ではありえない敏捷性(AGI)の高さを利用して、敵をすべてかわしながら次の村であろう場所へやってきていた。

名前は≪ホルンカの村≫という。

誰も、いないな……

すこし、来るのが早すぎたのだろうか。

だが、宿屋にいた時間もそんなに短いわけではない。かなりの数の敵にも遭遇しそれなりに時間も食った。

俺のステータスが無くてもあの説明直後に出ていれば十分にここには到着できている時間なはずだ。

とすると、やはりそんな奴はいなかったってことか……

コアゲーマーと言っても所詮はゲーマー。現実において同じような判断ができるわけじゃないんだ。

まぁ、やっぱり普通はそうだよな。

と、そのとき後ろの方から足音が聞こえた。

多分距離はかなり遠いが、索敵スキルの高さゆえに気づけたのだ。

もう、人がいる!?

俺は、すぐにその方向に足を進めた。

 

 

          ☆

 

≪リトルぺネント≫の胚珠を手に入れ、キリトは元来た道を戻っていた。

途中あった惨劇のせいでHPはレッドゾーンにまで突入しており、ここで誰かに襲われでもしたらひとたまりもない状態だった。

キリトは索敵スキルに厳重に注意して、歩いていく。

かなり、村の方まで戻ってきて安心だとホッと一息ついた瞬間

キリトの体に大きな緊張が走る。

(誰かいる!)

とっさに木の陰に隠れた。

このゲームではPKが可能になっている。

目の前の奴がもし、それをする人間なのだとしたら、見つかった時点でキリトはジ・エンド。だから、こうして隠れることで相手がどんな人間かを見極めようとしたのだ。

向こうの足が止まる気配はない。

そして、向かってくる人影の姿を見つけた瞬間、キリトはその緊張を解いた。

(なんだ、女の子か……。でもすごいな、こんな早くに)

またベータテスタだろうかと思って見ていると、向こうはこちらをジーッと見つめてそしてこちらへと向かってきた。

キリトも、相手の姿を確認し、特に隠れる必要がないと判断して隠れるのをやめ顔を出した。

「やっぱり、来ていたか。お前、ベータテスタだな?」

「え?あ、ああ、そうだ。君は?」

「俺は、初心者だが。ゲームの腕には自信があるんだ」

そう言って少女は自分の腕をパンと叩いた。

俺?とすこし呼称に疑問を覚えたが、俺っ子という奴だろうと違和感がなかったのでスルーした。

「でも、大変だったんじゃないか?初心者だったら真っ向からこの村にたどり着いたってことだろ?」

「裏道かなにかがあったのか?」

「裏道ってほどじゃないけど。敵と出会わないように行く道は何か所かあるんだ。」

ほぇーと少女は関心の声を上げた。

「でも、すごいよ。女の子だっていうのに真っ先に行動に出て。

勇敢だな」

キリトは慣れた手つきで、少女の頭に手を乗せ、まるで親が子をほめるような形になる。

すると、少女は顔を真っ赤にして

「俺は男だ――――――!!!!」

と叫んだのだった。

 

 

            ☆

 

 

俺のことを女と間違えやがって、どいつもこいつも。

小学生までなら仕方ないかと思えたが中学に入ってまでまだこれが続くとは……

確かに、俺は身長はまだ高いと言えたものじゃない。160センチ弱しかない。

だけど、それは中学生男子には仕方のないことで、高校生になったら伸びるんだよ、きっと。

「悪い、すまなかった。まさかそんな見た目をした男がいるだなんて思わなくて」

「ケンカ売ってるのか?その体力で?」

俺は、少々ひょろっちいその男を腕を組みながら睨み付けた。

男は「いやいや、めっそうもない」と両手をふって否定。

自分だってかなり中性的な顔立ちしてるじゃないか!と心の中で憤慨しつつも、話題を打ち切る。

「まぁ、いいだろう。ココにいるのはお前だけか?」

すると、男は少々口ごもったが「あぁ、」と俺の言葉を肯定した。

「ここでは、何をしていたんだ?」

「秘薬クエだよ。片手剣を主流の武器にするなら必須のクエストがこの村にあるんだ。それを今やり終えたところなんだ。」

なるほど、それでその体力なわけか……

「にしても、随分な無茶をするな、お前。さっきのチュートリアル、聞いてたのか?」

「聞いていたさ。だから俺はここに来たんだ。お前もそうなんだろ?」

多分、レベル上げのことをこの男は言っているんだろう。

コイツ、結構頭のまわる奴かも。

俺は、あらかじめ自分用に一応と買っておいたポーションを男に投げた。そして短く飲め、とだけ言った。

「サンキュー」

男は、ポーションを飲みほしだんだん回復していき、やがて体力はマックスになった。

「よし、回復したな。なら今から俺と勝負だ。」

コイツをクリアできる人材と選ぶにはまだ早い。

大体は合格だが、肝心の戦闘力がどんなのかを最後に見ておく必要がある。

俺は腰にさしていた剣を抜いた。

「本気、なのか?」

「俺は大マジだぜ」

しばらく渋った後にキリトは大きなため息を一つつき、背中に下げた剣を抜いた。

多分、俺がこのゲーム初体験だからいきがって調子に乗っている奴だとでも思っているのだろう。

多分、殺さない程度に、なんてことを考えているかもしれない。

まぁ、なんでもいい。闘ってくれればそのうち本気を出さざるを得なくなるからな。

「かかってこいよ。先攻はやるよ」

すると、キリトは今まで俺には見せなかった強い剣幕で一気に距離を詰めてきた。

 

 

 

 




だんだん、だれてきたような気がしたりしなかったり。
どうだったでしょうか?
また、感想などございましたらよろしくお願いしますね。
何度も言いますよ、感想は作者の力になりますからね!
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