再編世界の特異点   作:Feldelt

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熱出たので遅れました...(ドゲ-ザ)


第3話 凸凹コンビvs犯罪組織

全く手こずらせてくれる。

 

「影、さん...!?」

「予想できたことだろイストワール...今の俺じゃあ、10分でネプギアを完膚なきまでに叩きのめすことは出来やしない...それほどまでに鈍ってるし、それほどまでにネプギアは強くなってる。それにこの性格だ。ねじ曲がっちまったこの性格だ、あれで止められて納得するわけはないだろうよ。」

 

シャドウ-Cに次弾を装填してネプギアに向ける。これ以上のドンパチは面倒だからな。

 

「...それは、そうですが...」

「それに目下の敵は俺じゃない、犯罪組織だろうて。だからそれだけは叩き込まにゃならねぇ。犯罪組織を潰すためなら俺は非情に徹する。無論、味方にもな。」

 

前に向けられたように冷ややかな目をネプギアに向ける。まだ敵意が消えていない。

 

「まぁいいぜネプギア...いつでも俺を斬ればいい。斬れるものならな。」

 

 

───────

 

 

数日後...

 

「で、犯罪組織をどうこうするためには4カ国にいるゲイムキャラの協力が必要ということか。場所もわかっていると。」

「はい。ただし付近に犯罪組織の構成員らしき人物ありとの情報です。至急向かった方が良いかと思われます。」

「...わかりました。1人で行きます。」

「...そうか行ってこい。俺は寝る。」

 

「...!?ネプギアさん!?影さんも、どうして止めないんですか!?」

「割と簡単な話だ。ネプギア1人でどうにかなると思っているから...なんて楽観はしない。ネプギア1人ではどうにもならないからだ。」

「だったらどうして...」

「言ったろ、俺は犯罪組織を潰す為なら味方にも非情だと。安心しろ、ゲイムキャラは回収するさ。」

 

立ち上がりシャドウ-Cとシェアデュアライザーを持って外に出る。

 

「さてまたこの手を血に濡らすとするか。外道を貫かないとな。この事態を招いたのは誰でもない俺なのだから...」

 

 

───────

 

 

一方その頃...

 

「あんだぁ?女神候補生といえどこの程度かぁ!?へへっ、アタイの敵じゃないね!」

「っく...」

 

(変身しないで戦うにはきつい...けど変身するために間合いを取っても詰められる...これがほんとに下っ端の動き...!?)

 

「だったら...!」

 

無理やり距離を取って変身するネプギア。

 

「本気で行きます...!」

「げっ、それはまずい...が、先にゲイムキャラをぶっ壊しちまえばこっちのものだよなぁ!」

「させません!」

 

交錯するネプギアと下っ端。だがそこに新たに一つの紅い閃光が駆けた。

 

『...!?』

 

ゲイムキャラと下っ端とネプギアと。その三者から等距離の位置に少女の形をした閃光は降りる。

 

「リンダ君は任務継続...教会が女神候補生1人で突撃させて来るわけはないからね、なにかあると思うよ。そう、私の勘が告げてるね。」

「貴方は...それに貴方がどうして()()を持っているんですか...!」

「答えないよ、プラネテューヌの女神候補生。少なくとも君にはね。...!」

 

大剣を顕現したその少女はリンダへ飛んでいく弾丸を切り払い、その弾丸が爆発したところでネプギアから離れた。

 

「んなっ...」

「...爆薬...自作だね...なるほどこっちが本命の、私たちへの対抗策...」

 

コツン、コツンと足音をたて、シャドウ-Cを構えた凍月影が戦場に姿を見せる。

 

「なんだ、もう一人いたのか...だとするなら善戦している方か、ネプギアにしては...」

「ふふ、まだ戦ってすらいないのだけど。」

 

足音が止まる。

それは閃光の少女と相対した瞬間であった。

 

「...これまた悪い冗談だろ...俺でも勝てる気しないって...」

 

シャドウ-Cを再びリンダへ発砲、それを少女が大剣を面にして受ける。

 

「...二人まとめてかかってきていいよ、邪魔するなら、排除するだけだからね。」

 

その提案に乗るしかない。

 

「...ネプギア。」

「...なんですか。」

 

「100秒で下っ端を片付ける。だからその間、赤いのを頼む。無理だとしても頼む。」

「無理ってなんですか...だったら私はその間に赤いのを倒しちゃえばいいんですよね。」

 

なるほどな...できるわけないと思いながらも影はネプギアに言う。

 

「そういうことだ...行くぞ、茜...」

 

この時また一つ、世界を救う為に青年は心を殺すことになった。




次回、第4話「失い続ける過去と未来と」

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