というかほんっとにごめんなさい!
第8話です、どうぞ!
「朝一にカチコミだ、ここの教祖は非常に手強い堅物だろうからな...」
「えぇー...ちょっと待ってください、説明を求めます...なんでまたいきなり行くんですか?」
「...教祖、神宮寺ケイはビジネスライクな人間だ。感情論ではまず動かない。つまり、論理的にゲイムキャラの協力を取り付けたい経緯を述べなければならない。もっともそれだけで済めばそれが最良なのだが。」
切れる札は三枚、足りるかどうか...
思考回路をフル動員してケイの論理を崩す段取りを組む。もっとも、それも読んでそうだよな...まぁ、なるようになるだろ...
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「というわけで教会到着だ。」
「いや、それはいいんですけど...」
「閉まってるな。」
「まだ朝7時前ですよ!?開いてるわけないじゃないですか!」
そういえばそうか。神宮寺ケイなら起きていそうなものだが。しょうがない、引き返すか...と言いたいところだがもうチェックアウトしてきたし。コンビニで某11秒チャージゼリー買って食ったし。
「しょうがねぇ、シャドウ-C以外にもう一個拳銃買っとくか...」
「...ギルドには行かないんですか?」
「行ってもいいが...シャドウ-Cの弾頭を無駄遣いしたくない。あの弾丸は全部自作だからな...今あるのが雷銀式炸薬弾が5発、加速式貫通弾が3発だ。せめてそれぞれ15発は欲しい...」
「どこまで人を殺すことに特化するつもりですか...人ではなくなりますよ。」
「人間じゃない女神に言われるとはね。まぁいい。ユニにも鉢合わせはしないだろう。あとは茜の記憶さえ戻せば勝ったようなものだが...そんな都合よくはいかなそうだ...」
視界の先には黒煙をあげる病院。
笑えない状況だ。全くもって。
「つくづく、殺せない相手をぶつけてくるとは...虚夜光は俺以上に外道だな...」
「殺せない...?あれだけ追い詰めて...とどめは刺せないんですか!?」
「情けないことにな。残念ながら俺に仙道茜を殺すことはできない。」
「エゴですよ...貴方は何人も私の目の前で、ただ利用されてるだけかもしれない人を何人も!」
それもそうだとは思う。
茜を殺せないのはエゴ以外の何物でもない。
自分の友人を、親友を手にかけることはできないという、ただにエゴイズムなのだ。
「そうだな、そうだとも。まだ無情になりきれない弱さだよ。それゆえのエゴイズムだよ。けど、仙道茜にはもう、死んで欲しくない...」
蘇る過去の記憶、己の腕の中で息を引き取る少女。それは間違いなく青年となった彼の精神をねじ曲げているのだった。
「もう...?どういうことですか...?」
「気にするな...それよりも、行くぞ...ほっとく訳には行かないしな...」
どうしたものかと思いながら、病院へ向かうことにしたのであった。
次回、第9話「別れはもう一度やってくるのか」
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次更新いつかな...