音ノ木坂学院の南 達仁は、穂乃果とことりと花陽は、100系新幹線「ひかり」に乗って京都へ向かった。
「やっと、京都に着いたわ。」
「穂乃果ちゃん、ここから北陸本線周りの特急に乗るのね。」
「そうだよ。」
「わおっ、大阪発の北陸行の特急列車「スーパー雷鳥」だわ。」
「そう、485系だ、京都からはね新幹線と連絡してるんだよ。」
「凄いねぇ、達仁君って鉄道が詳しいんだよっ。」
「さあ、早く乗りましょう。」
「うん。」
達仁達が乗ったスーパー雷鳥3号は、9時39分に京都を発車し、福井、金沢、終着の富山には12時30分に着く
「わーっ、見て琵琶湖よ。」
「ホント、ロマンチックだわ。」
スーパー雷鳥には、ラウンジカーが連結しているので、ビッフェも設けています
プァーン、ピィーッっとスーパー雷鳥は警笛を鳴らした。
スーパー雷鳥は、485系を改良してパノラマカーに変身したんだよ
「最初は、福井だったよね。」
「穂乃果は福井と言えば、東尋坊だよ。」
「東尋坊か、ロマンチックだわ。」
「スーパー雷鳥の他にもね、後は米原発の「加越」や「きらめき」でも北陸の旅が楽しめるんだよ、後「きらめき」は金沢止だから気を付けてね。」
「よく知ってるのね、達仁君って。」
「ことりちゃん、達仁君はね鉄道マニアなのよ。」
「へぇーっ、知らなかったわ。」
「私達が泊まる場所はね、芦原温泉なのよ。」
「芦原温泉か、楽しみだわ。」
「偶然ね、私たちも行くのよ。」
「あっ、香澄じゃないか。」
「あっ、思い出したわ。」
「確か去年北海道で旅行した時の。」
「そうよ、久しぶりね達仁。」
「沙綾、そしてりみちゃんに有咲。」
「でも、どうして北陸に。」
「私たちも北陸旅行したいなって。」
「どころで達仁は北陸に。」と沙綾が言う
「俺達は、アイドル雑誌の出演で北陸旅行してるんだ。」
「なるほど。」
「カメラマンはもう福井に向かってるはずだよ。」
「そう言えば、たえは。」
「名古屋から「しらさぎ」に乗って来るって。」
「しらさぎ。」
一方、たえは幼馴染の桐生 昴と一緒にしらさぎに乗っていた。
「俺と一緒にいたいってどうつもり。」
「だって、昴と一緒なら旅行も楽しいかなと。」
「そうか。」
昴とたえは、永平寺でデート旅行をするのだ。
「福井と言えば、永平寺だね。」
「うん、2人でいれば旅は楽しくなるわ。」
「そうだな、たえ。」
「ええ、いい北陸旅行にしよう。」
達仁達が乗ったスーパー雷鳥3号は11時に福井に着いた、福井から福井鉄道に乗り、東尋坊へと向かった
東尋坊とは、荒々しい岩肌の柱状節理が延々と1kmに渡って続く勇壮そのものの東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されています。なかでも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大地の断崖は勇壮というより壮絶で、日本海の荒波が打ち寄せる姿は恐ろしいほどの迫力です。遊覧船ではライオン岩、ろうそく岩など自然の造形が目を楽しませてくれます。
「東尋坊と言えば、サスペンスドラマがイメージ的なんだよね。」
「そうよね。」
達仁と穂乃果達は、東尋坊へやって来た。
「ねぇ、東尋坊タワーに行って見ようよ。」
「賛成。」
達仁と穂乃果達は、タワーに上った。
「うわーっ、日本海が大きく見えるよ。」
「本当だわ。」
「ねぇねぇ、遊覧船だって乗ってみようよ。」
「乗ろう、乗ろう。」
穂乃果と達仁らは、東尋坊の遊覧船に乗った。
「うわーっ、海からの東尋坊ってこんなに大きいんだ。」
「うん。」
ところが、東尋坊の海に事件の予感がした、達仁達は、遊覧船から降りた時事件は起きた。
「あれっ、こんな所に寝てると風邪引くにゃ。」
それは、ナイフで刺されて死んでいた。
「し、ししし、死んでるわ、キャーッ」と悲鳴を上げた
こうして、俺たちの北陸ロマン旅行が事件に巻き込まれるのだ。
まもなく、福井県警捜査一課のパトカーが到着した。
「凜ちゃんどうしたの?。」
「さっき、男の人が死んでいたのよ。」
「福井県警の吉田です、あなたが遺体の発見者ですね。」
「はい。」
「俺と、同じ学校です。」
「あなたは。」
「俺は、音ノ木坂学院の南 達仁です。」
「南、あっ、あの高校生探偵の。」
「はい、死因は他殺ですか?。」
「ええ、恐らく。」
「警部、被害者の身元は割れました。」
「で、身元は。」
「亡くなったのは、青木伸二さん53歳、会社役員だそうです。」
「ああ、会社役員か。」
「大変なことになったわね。」
「うん。」
そして、達仁と穂乃果と香澄達は、東尋坊を見物した後、芦原温泉で泊まりました。
でも、その前に行って見たいところもあった、それは永平寺です。
永平寺は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の寺院。總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である。山号を吉祥山と称し、寺紋は久我山竜胆紋(久我竜胆紋・久我竜胆車紋)である。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。
「じゃあ、この後は別行動ね。」
「私は昴と一緒にいるから。」
「たえ、一緒におれば怖くないぜ。」
「このまま、一緒にいたいな。」
「たえ。」
達仁と穂乃果と香澄達は、芦原温泉で風呂に入ったりしていました。
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