兄は弟を守りたい。(過去編)   作:夢食いバグ

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最初の一歩


空っぽの布袋を叩く感触

…………それから暫くたった、とりあえず今でも構えやマラソン?いやジョギングをしている。次の段階にはまだまだ入れない、パルクールも見たが体力に余裕が出てきた分を入れるだけぜんぜん進んでない。戦闘は並み以上に持ち込まなければ……左目を使わない、という事もあるし使えるのは右手にだけ。

とりあえず、……勉強しなきゃなぁ………なんかもうヤバイ色々と運動に時間割きすぎた漢字がうん、あと算数とかも。少し運動に時間割きすぎたが……筋肉痛で動けなくなったら勉強ってやってたから………

 

「だんだん難しくなってきてるし……」

 

と俺は勉強机に向かい、小学生ワークドリルというなんともそれな多くの小学生に絶望を与えた名前を見る。まだ簡単な範疇なのだろうが100点をいつも取っていた為小学生の間にだけでも落としたくはない。

 

コレはある意味元からある意地のようなものだ。右手に鉛筆を目には敵(課題)を、そうして自習で何冊目かわからなくなったノートを文字/数字で塗りつぶしていくパソコン学習という手もあるが俺自身の手で書かないと何となく掴めないような気がするのだ、覚えにくいというかなんというか。

 

カリカリと言う、鉛筆とノートが擦れる音とパラッとノートとドリルが捲られる音のみが彼の部屋の中に満ちる。

 

そのなかで部屋の主の声が一つ

 

「甘いもの欲しい。後5ページやって答え合わせしてから間違ったところに付箋やって補足するか……」

 

とある程度埋まってしまった、ノートを見返す………案外解くよりも後で解答する手間の方が多いこともあるのだ、例えば解答欄間違え大惨事になることなどはよくあった。答えと解説が別々な仕様なら尚更だ。

 

本当に甘いものが欲しい、脳も肉体だ動かせばエネルギー使う……家になんかあるか?もうお菓子じゃなくて砂糖でいいか、直接でいいのか……直接は今更だな、運動時の塩分補給塩タブレットとかスポーツドリンクじゃなくて塩で取ってるし……今更気にする必要ない。

 

手は黒くなってるから……洗ってからだな…と思い、残りのページに目を通し鉛筆を走らせた。

 

 

 

 

 

「……うわぁ、コレはうん…復習すれば大丈夫でしょなんとかなる。」

 

解答の結果、間違いがそれなりに存在した……後で復習が必要であると判断した俺は付箋を取りだし注釈を書いて張り付けていく。張り付けるたびに後でやらなくてはいけないもの見せつけられるようで何でか落ち込んでしまう。

 

取りだし付箋を貼ったワークとノートをしまい、俺は部屋を出て鍵を掛けてから下に降り砂糖という調味料が入った箱を取りだしスプーンで砂糖を掬い舐めたが………

 

「(…………あっコレはキツい、塩はいけたけどコレはキツい。だめだ、なんかストレート過ぎる当然だけど。)」

 

と砂糖をそのまま口にした時に率直な感想を抱き、口に残るこのざらざらとした感触をまずどうにかするために水でゆすいだ。そして砂糖の入れ物をもとに戻し。

 

「これは、どうするそのままは無理だしお菓子買うか……、あれ近所にコンビニあったけ?いやスーパーの方が安いな、と言うか貯金あるか。」

 

部屋を鍵を開けて、500円取りだし……これなら十分に買えるだろうと持ち出してズボンのポケットにいれ、コンビニへと歩きだした。

 

今日は穏やかな天気……そんな日になると思った……が

 

 

 

 

 

「ひどいよかっちゃん……!」

 

 お と う と の声が聞こえた、泣いていた本当に言っていたか分からない。いつの間にかコンビニへの道と逆方向に足が動いていた、公園の方面と頭は処理していた。

 

「泣いてるだろ…!?これ以上は僕が許さゃなへぞ」

 

まだ、届かない早くもっと早く………公園は見えたがまだ入れない、早く回りの景色など見えていなかった…ただ一つ弟の声だけ。それだけしか聞こえなかった、回りの井戸端会議をする大人たちを無理矢理どかして。

 

そこで公園の入り口にたどり着いた。

そこには、泣いている二人………一人は地面に座り込みもう一人はそれを守るように立つ弟

そして、笑う三人…………翼を出す人、指を伸ばす人そしてその中の一人が手から音がでる爆発を起こし言ったんだ。

 

「 無個性 のくせにヒーロー気取りかデク!!」

 

その瞬間いや その言葉を耳が受け取り脳が理解した瞬間 左目は使えない筈なのに………本当に使うのは恐ろしい筈なのに…ソイツ全てを螺曲げてやろうかと……思ってしまった、その理性が邪魔だとでも言うように。どす黒い得体の知れない何かが俺の中でフツフツと沸いてきて心臓を脳を大切なものを全て焼き焦がしていくような酷く不快な感覚に襲われる。

 

俺はよくわからずに笑った、こんなときどんな表情をすればいいか分からなかった……これの名前が分からなかった嬉怒哀楽とよく言うがそれに全て当てはまらない。

 

コレ はなんだろうか?

 

「ひっ」

 

弟が泣いたでも避けずに立っていた、泣いても後ろの子を庇うように……三人は個性を使い向かった………俺は………

 

「………………っ」

 

当然の如く走り、殴られた………俺の個性はセーブが出来ない0か1つまり物理的に個性で反撃しようとしたら、相手の腕がよくてひしゃげる、悪くて歩行不可能等の重体最悪死亡そして年齢もろもろ考えて此方に過失が来る。

だから………

 

「個性……使ったら、ダ……メだろ。」

 

「…お兄ちゃんっ!?なんでここにっ。」

 

爆発させられながら殴られた腹を右手で押さえながら、感情ではなく只の事実を言いはなった個性の無断使用は犯罪だしかも暴力行為に使用している、幼いからとかそういう色目を見なければ完全に犯罪であり即逮捕されても可笑しくはない。痛みなぞ感じるほど心の余裕は無かった、只どうこの場を凌ぐかだけを思考していた。

 

後からなに言われても言いように、こっちに非を作らないこの発言も相手を心配してではない。

 

こちらが有利になるために、ならばこれで相手が止めてくれたらよし、更に殴ってくるなら自ら掘った墓穴に向けて背中を優しく押してやろう……只それだけ。

 

「なんだぁ……包帯」

 

とまた殴り込んでくる、それが合図のように他の二人からも攻撃がきた。俺はそのまま受けた、反撃してはいけない攻撃を加えたら此方にも過失が出来てしまう。

 

痛くは無かった、只酷い顔をしていただけ。

 

「人を……殴るの…は悪いこと。」

 

殴られながらも当たり前の事を言った、何故止めなかったと言われないように。ここには幸運な事に真偽を証明してくれる第三者がいる、この三人に脅されない限りは味方になってくれるであろう。

 

「かっちゃん止めてっ」

 

止めようとして弟が殴られた、あぁこれも相手の過失として記憶しなければいけない、そんなぼんやりとした意識で相手が去るまで殴られていた。

 

 

「……………最近の幼稚園は容赦ないなぁ、いやーヒーローごっこに個性使うのかい?後そっちの子も大丈夫。」

 

口の中に喋りながら殴られたのが悪かったのか少し切れて生臭い鉄の味がした。勿論この言葉は嘘だ、少しでも弟の気分を軽くしてあげたいそれだけの言葉……心臓を脳を焦がしていく黒い得体の知れないものはすぅっと消えていく。

 

「お兄ちゃん……なんできたの?」

 

と震えた声で聞いてくる、本当に優しいやつだこっちが今見たいに心配になるほどに。

 

「相変わらず泣き虫だなぁ弟は……そりゃあ、弟が大切だからだよ。もっと早く来れたら君も弟も泣かずに済んだのに……」

 

とよっこらと起き上がる、ずいぶん服に砂がついてしまった叩くと土ぼこりが舞った。

俺は倒れていた、第三者の方に行き。

 

「あっそういえばお菓子買いに行く途中だったんだ、弟と君も一緒に行こう……まぁ150円までだけどな奢ってやる遠慮すんな。」

 

と目線を合わせて手を差しのべた、重要な目撃者は此方側にしなくてはいけない……第三者は涙を拭いて手をとった。

 

「ありがとう………」

 

と言って、弟と俺の方を向いた。

 

そしてコンビニに三人で行き、俺だけ200円ぐらいのものを買ったらブーイングを喰らった。なんでや俺の金やぞ…………おこずかい…

あっそうだ……後で今日の事書かないとなぁ…

 

 

 

 

こ の 出 来 事 を 忘 れ な い よ う に

 

 

 

 

 

俺はデクと包帯をぶちのめした帰り、モブどもをつれていた。

 

「さっすがばくごー、年上ぶっ飛ばしちゃった。」

 

「ばくごーになんにも抵抗できなかったぜあいつー」

 

いつも通りの称賛の声、だが妙な感覚を覚えていた殴ったとき全てあの道端の石ころのような奴は笑っていたのだ、デクのように此方を見てではなくどこか別の方向を向いて。

まるで中身のない袋を殴ったように空虚、達成感も何も優越感も求められないような。

 

「そりゃ、当然だろあのデクのだぜ。」

 

俺は声を張った、あの言い訳のようなしてはいけないと言いながら個性で抵抗しなかったデクのように無個性ならまだしも……あの目の包帯と右手のテーピングに関係するものか、はたまた戦闘等の抵抗に使えないものか……

 

殴っている最中に何処か寒気を感じた、蛇に睨まれたようなそんな気を抜けばすぐに喰われてしまうような…

 

俺はすっげぇんだから関係はない大丈夫だ。

 

そして歩を進めた。

 

 

「ただいまー」

 

「ただいま………」

 

「あっお帰りってどうしたの二人ともその怪我!?」

 

と義母さんが言うので示し合わせた、嘘をつく。弟が俺の考えを言ったら少し待ってくれとされたからだ。

 

「いやーすこしこけちゃってねー、遊具って怖いよねジャングルジムから弟が落ちかけてたところを助けたらこっちが大変なことに。」

 

実際にジャングルは、それなりの高さなので落ちたら大変である打ち所が悪ければ救急車直行な程に。

 

「えっ大丈夫なの?」

 

「大丈夫大丈夫、頭は打ってないからゆっくりすれば直るって。いやー弟が無事で良かったよ。」

 

「うっうん。」

 

義母さんは示し合わせた会話を聞くと、弟に向かい。

 

「遊ぶときには十分に気を付けてね、ジャングルジムとか高いところほど見晴らしがイイでしょうけどその分危険だからね。」

 

と優しく言っていた、俺は上に上がろうとしたが…………

 

「すこし怪我したところに当てるといいわよ、これ氷袋ずいぶん打ったでしょうしね………持ってきなさい。」

 

義母さんに氷と水が入った袋を押し付けられた、それはずいぶんと冷たかった。

 




コレが書きたくて今まで書いていたスッキリ、思いっきり殴った相手が笑って、ダメだよと言ったそれはどこまでも正しくそして根本的に間違っていた。

爆豪くん難しいっ、よくわからんっこれでいいのか!?キャラ崩壊って書いてあるから大丈夫なのか!?幼少期やぞっ

今の曲さんは戦闘能力は少ないですが普通の平均から見れば体力お化けです、初期のイイ子(強迫概念)系長距離ランニングトレーニングの成果。
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