兄は弟を守りたい。(過去編)   作:夢食いバグ

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そりゃいつかはそうなるわな?


噂としてあったこと

中学に入学してそれなりにたったころ。

名前も何とか覚えたし……ある程度人とコミュニケーションはとれている、誘いはまだ無いしちらほら出来き始めるグループにも入ってはいないが。勉強は今のところは何とかなっている……科学の物理計算がやべぇけど。

 

「ふぅ……」

 

俺は、先生に向ける授業での分からない事を纏めながら向かってきた友人の話を聞いていた。

 

「オーイ曲ー、暇だったら遊びに行こうぜ!ゲームセンターで良いもん見っけたんだー」

 

うん遊びに誘われているけどどうしよう……鍛練の時間とか勉強の時間削られるけどコミュニケーションの一種として参加した方がいいよな……弟に向けてゲームセンターに行くならヒーロー中心の物をとった方がいいかな?

そもそも、俺の技能でとれるかどうかが問題なんだけど………

 

「いつからだ、もしかしたら用事が被ってしまうかも知れないからなぁ……」

 

と俺は二人の前で頭をかいた、家族とのお出掛けの予定がこれから入るかも知れないし……一応何も無ければ言われた時間を空けておこうかと。

 

「お前いっつも勉強してるしさー息抜きも必要だぜーじゃあ来週の土曜日に学校集合なっ絶対にこいよ。」

 

「ちょっおまっ返事してない。」

 

嵐のような奴だ……クラスのムードメーカー故か纏めた奴聞きそびれてしまった次の授業の時に聞いてみるかいやソレだと先生の迷惑になってしまわんか?そこまで考える必要なないか。

 

クラスメイトが歩く音をBGMとしてはっと気がつく。

 

……………うんソレだと、次の授業の準備急いでしないとっ時間がないっ。しかも移動教室じゃねーかあいつそれが分かってやってるのか!もう移動してるしっ。

 

「このやろうがー」

 

とほとんど誰もいなくなった教室で汚い言葉を使ってしまったがこれは仕方がないだろう。

俺は急いでロッカーから物をとりだし理科室へと向かった、廊下は走っては行けませんは基本守るが走っていった。走らんと遅刻する。

 

 

 

 

 

…………なんだろう今日は厄日であろうか?

 

 

 

 

 

とボンヤリ思い帰宅する、途中まで道のりが一緒のため帰っている。部活は柔道部のサポーターまぁマネージャーの補佐のようなもの、左腕あったら良かったのに。だが他人の流れ等を見れるのはよかったと思う。

 

でなんだここからが問題だ。

 

いつも練習で使っている立ち入り禁止の森を通りすぎようとしたときにうん。

 

「そういえば小学生がここらで、お化けなんだっけなにあったてさぁ。」

 

とふざけたように話しかけてくる。

 

「へー」

 

生返事をするとそいつは畏まったように。

 

「そんなに興味ないように言うなよなー、まぁ森に入った小学生が何かが殴られるような音ゴッゴッてっねそれでやんだ辺りで音のありかを探ろうとして見つけたのは………ボコボコ凹みに穴だらけになった木が複数……で自分もこうなるかも知れないって泣いて飛び出しちまったんだってさ。」

 

………興味ないのは撤回する、それは恐らく俺だどうするんだコレ完全にやべぇ奴じゃないか……実際にやべぇ奴扱いされてんじゃねぇか。

素でやると完全に頭おかしい人と見られるから森でしかも立ち入り禁止のところでやってたのに立ち入り禁止なのに小学生入ってくるな俺も人のこと言えねぇけど。

 

「で都市伝説ーのボコボコさんってね!すこーし噂になってんだよなぁ。曲何て顔してんだこういう話駄目か。お腹痛いフフフ。」

 

「うん、そうだなー怖いなー」

 

どうするんだこれ、本当にどうするんだコレもうあそこ使えないぞ部屋で振り回すか?いや狭いな………家に帰ってからゆっくり考えよう。やっぱり武器持つのは高校からの方が良かったか?

 

そんな焦る思考がループする。

 

「そんな訳だ、今度その現場見に行こーぜそれで誘ったんだしな。小学生の発言は嘘じゃないかーとか言われててなぁ。」

 

 

 

 

 

その瞬間今までの思考が完全に停止した。

 

 

 

 

 

「…………本当にどうするんだコレ。取り返しのつかないところまできてるよっ」

 

自室で頭を抱える、走りに行く気力がない。たしかにバールでの殴打はどうしようか効率とか考えてボコったよ?木に酷いことをした罰か?

 

「よしっ一旦落ち着こう、深呼吸だ。」

 

つまり見られてもいい、最終的には関係者またはボコボコさんと思われなければ万事OKなのだ。完璧に猫被ってキャーこわーいしてればいいのだ。

 

ずいぶんとひきつった顔をしていたのだろう、夕飯のとき義母さんに何かあったの?!と肩を揺すられた。

 

その後本当に厄日出ないかをネットで調べたが実際に厄日だった、初めて人生でオカルトを信用しそうになった瞬間の一つである。

 

そうこうしているうちに、遊びの誘いの時間が迫っていき…………校門の前にたっている。

 

「おっと早いなー曲っ、流石はゆうとうせいってか?」

 

いや、逆にお前が遅い。30分ぐらい待ってるぞ。謝れ服だけいっちょまえにしやがって。

 

「………30分以上遅刻している奴に早いとか何とか言われてもなぁ」

 

「あーごめんごめん、さっ行こうかーバスに行くぞー。ついてこーい。」

 

「はいはい、早く走るとこけるぞ俺が。」

 

と早く走ると友人を追いかける、左腕がないのだからこけると大惨事になるので少しはセーブしてほしい。というかそっちから誘ったのだから遅刻するな。

 

バスに乗ると思っていたよりも空いていたため、席を確保したガタンガタンと揺れる車内……エンジン音普通自動車ではないからまだマシだが気分の悪さが来る。

ソレを必死で隠した。笑っていた。

 

「次~ショッピングモール×××です。お降りのか」

 

次で止まると言う、言葉により降りるボタンをいち早く押す、ピンポーンという音と共に。

 

「次止まります。」

 

という無機質な機械音が響いたあと少しあと少しで解放されると言う感覚がきた。

 

ついた瞬間にすぐにお金を払いバスから降りる、普通の様子であったであろうか?

 

「乗り物酔いか?」

 

知らない人にはよくそう思われる、友人も知らない人と同様の反応で良かった。一応は隠しているのだから。あの事を心配しているような振りをして根掘り葉掘り聞かれ古傷を、えぐり出される真似はもうごめんだ。

 

「まぁ、そうだね…車苦手なんだよ酔い止め持ってこなかったこちらの落ち度だ。」

 

「無理すんなよー。」

 

と足並みを会わせる、車から出たからか気分は大分良くなってきた。たしかゲームセンターだったけか。

 

「たしか面白いものがあるっていってたよな?」

 

と一言吐くと友人はサムズアップして。

 

「あぁっオールマイトの数量限定フィギアだよ、数が結構少ないから実力&早い者勝ちってなってる。でここが残ってる貴重な場所ってこと……転売とかもあるけど新しいものとあって大分値段が張ってる。」

 

「本当かっ!?」

 

「おっとびっくりすんなぁ、そんなにオールマイトすきか?オールマイト好きには見逃せないアイテムだけどよー」

 

弟への一番のお土産に出来る。たしかに持っていなかったはずだえっと財布はいくつ入ってるか?お金はチャンスだ回転数こと全てだ。

 

「いきなり財布の中のお金確認し出すなよー」

 

「うるさい。」

 

これは大切なことなんだ、俺にとってとれるか取れないかで心境が変わるのだ。弟が喜ぶか喜ばないかなんだ。

 

「行くぞっ早くしないと捕られる。」

 

俺はゲームセンターに向かって早歩きで進みだした、後ろで待ってくれよーと友人が笑って追いかけてきていた。

 

 

「うるさい、こんなにもうるさい所だったか?」

 

「そりゃあゲームセンターだからなぁ。」

 

ジャンジャカ鳴り響く音量を気にしないような音楽に少し疲弊しながら、人が少し集まっていた所に向かった。

 

「オールマイトとれねぇっ」

 

「くっそ残り3個じゃねーか、ここまで溶かして取れないとか………」

 

と多くの嘆きの声があり、オールマイトの人気は凄まじいものだと改めて感じてしまう。

 

「1p100円か……この前見たところ1p200円だったからなーチャンスはおおい?」

 

と友人は覗き混む、UFOキャッチャー式でフィギアの上には引っ掻ける用なのかアーチが取り付けられていた……配置されている2体のうちの1つは倒れており確実に他の挑戦者が失敗した後だ。

 

「確実にアームが緩いだろこれ。」

 

ゲームセンターの主力商品はアームが緩いと考えた方がいい強かったらよかったですむし………

 

「夢ないなーお前はー。」

 

「とりあえずやるぞー。」

 

と1p100とかかれた投入口に硬貨を入れた、チンリンロリンというチープな開始音がなりアームが動かせるようになるまずは普通にと引っ掻けるアーチを使うようにアームを動かし下ろしたがかたんと音をたて、引っ掛かるがやはりアームが緩いのか獲得ゲートに少し動いただけで終わった。

 

「やっぱり緩いが………何度もやればっ……何回やればいいんだ?」

 

恐らくコレは、獲得ゲートまで少しずつ動かしていって取る一発取りはほぼ不可能にされているタイプだうまくいけば何とかなるっ諦めるなっ。

 

「…………少し換金してくる。」

 

目標は10回まで今は1回使ったから残り9回それまでにオールマイト(のフィギア)を仕留める。集中が途切れるといけないから最初から換金してこよう。

 

「おーあれはマジだなぁ、わかったーここで待ってるぞー」

 

ジャラジャラジャラと1000円札を二つ両替したため財布が重い、これがすぐに軽くなると思うと少し憂鬱になってしまう。

 

「さて続きをっ。」

 

と、俺はケース越しの獲得するべきオールマイト(フィギア)に向かった。

 

 

 

 

 

 

結果 総額出費1400円目標よりも400円オーバーとなった。

 

「やっと取れたっ。」

 

「すごい熱の入りようだったな、回りの人軽く引いてたぞ後あれだなー」

 

「あれって?」

 

俺はそのときすっかり忘れていた、己のバールを振り回していた自業自得を……………

 

「森いこうぜっあの現場を見に!」

 

内心忘れてたとこれでいいじゃないかと言う思いがごっちゃになっていたと言う。

 

 

 

 

「これがねーうん」

 

立ち入り禁止の森を抜けて、友人が言う証言を便りに進んでいくうんこれ確実に俺の練習場ですわ…明らかにそこに向かってますわ……クマーとかそういう奇跡なんてなかったよこのやろう。

 

「いやー帰らない?暗いし。」

 

「何言ってるのさ、君がやったのに。」

 

と友人は俺の練習場にたどり着きそう面白いように言った。

 

「いや、何言ってるのさ。」

 

俺はすぐさま反論しただがこれがいけなかった。

 

「……何でこの光景に驚かないのか、普通だったら驚く所だけど何しようって訳じゃない。ヒーロー目指してるんだろー」

 

と友人は怒りもせずただそういっていた。

 

「だからなんだ、脅しか?」

 

と思わず、拳を握るそうして一言言った。

 

「ヒーローには技術者が必要だ、俺はヒーローを支えるガジェット開発者まぁサポートアイテムをどんどん作りたい。でだお前がヒーローになるならその技術者は俺を使えってだけだ。」

 

「はぁっ?」

 

理解が追いつかなかった、だが友人は弾丸のような話を続け出す。

 

「ヒーローサポートアイテムって、もっとロマンがなきゃいかんのよ会社とか利益とか関係ない俺の作りたいものを作りたいわけよ。」

 

「…………」

 

あっコイツ変態だ技術者的な変態だ。

 

「と言うわけで改めまして、繊細 修技。お前がヒーローになったときの第一技術者だ覚えておけ。」

 

「誘い出すために噂の嘘をついたのか?」

 

「いやあれは本当、小学生が泣いてたの見てたし。」

 

「いやぁまじかー」

 

夕暮れがなぜか今日は遠く感じた。




ガジェット制作者との出会い
曲は交通事故の事は時間もたってるので基本的にごまかしてます、その事で心配されて古傷えぐり出されるのは嫌いです。
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