兄は弟を守りたい。(過去編)   作:夢食いバグ

14 / 19
他のヒーロー科ではどんなのだろう?


試験会場が世紀末

特に最後の日まで、進路希望は変えず………今前期で雄英高校を受けることとなった、軽く調べてみたがロボットとの戦いらしい入試要項でもそうだった二度見しようかと思った……雄英高校の在校生を体育祭等で確認すると完全戦闘型とは思えない個性の者もいた。普通科からの編入もあるが一年生の時点でもそう言う者は存在しているため戦闘力以外。

 

学力はテストで見るとして戦闘力以外にもロボットで見ることがあるんじゃないか?学校の校風とかそんなんだろうからよくわからないけど。

 

「でここが雄英高校……でかいな、マンモスか。」

 

でチラチラ二度見をよくされるが気のせいと思いたい、バールを学校指定の鞄に入れて持っているだけだ。犯罪者ではない、考えた故のバールだ。

 

電車のなかでも目線が痛かった。

 

「………人多い…マスクしてくれば良かった。」

 

とぼやき、試験会場まで歩いていく記念受験でも折寺中学校で前期で受ける人がいないため知らない人ばかりだ多分受けていたとしてもこの人混みでは見失う。

 

「受験票は忘れてないよな……」

 

流石に忘れていたら笑えない、とっ

 

「ここかーえっと席はどこなのかな…?」

 

異常に広い試験場を見て俺の席を探す………ここまで広くて更に人が多いと探すのも一苦労である……なんか昔のヒーローショーの席探してたみたいだなぁ。

 

「よっし見つけた、えーと残り時間は20分かトイレはすませたし必要なものを早く出しとこ……」

 

そうしてペンや消ゴム、受験票等必要最低限な物を出して静かにしていた。すると今まで黒くなっていたディスプレイに灯りがつき試験上の注意などが表示された、普通の学校でもある携帯電話がなったらカンニングと見なすとかそう言う普通の物だ。

 

「……………」

 

そろそろかなとつけた腕時計を確認すると後1分であり、一秒一秒がとても長く感じたこれが緊張か……

 

「はじめまして、こんにちは雄英高校を選んでくれた受験生がた今から実技試験の概要を説明いたしますので静粛にお願い申し上げます。受験生の皆さんは入試要項であらかじめ確認されていると思いますが受験生には筆記試験後10分間の模擬市街地演習を行って貰います。持ち込みは自由となっております。演習試験は各自指定された場所にいってください。」

 

と型に嵌まった厳格な話をされより気がしまった、それにしても10分間か……入試要項でも見たが短いなスロースターターや明確な準備が必要な個性の持ち主だったらどうするのであろうか?

 

「受験生の皆さん以上のことを理解できしだい次にいきます大丈夫ですか、はい。

演習上には3種の仮想敵が多数配置されております、3種の仮想敵にはそれぞれ攻略難易度が設定されており個性等を使用し行動不能にした時にポイントが入手できますのでそのポイントをより多く稼ぐことがこの試験の目的となります。また妨害や他者への攻撃など非英雄的行動は不可となりますのでご注意下さい。」

 

…………じゃあコレは何であろうか?と入試要項の一番点数が高そうなゴツいロボットをちらりと見た。

 

「そして特殊な物として0Pの仮想敵が存在いたします、0Pの敵は各所に1体置かれ試験生たちのポイント獲得の妨害を行いますスルーしてもいいギミックです。」

 

1体か………何で仮想敵となうっているのに避けてもいいのだろう?他の受験生はゲームのようだ等の感想をいだいているが………コレは 本当に無価値(0P)な物なのか?

 

「コレにて実技試験の説明は以上となります、筆記試験での頑張りを応援しております。

 

忘れておりました、最後に我が校の校訓を受験生たちに送りましょう……プルスウルトラ (更に向こうへ)では皆さん良い試験を。」

 

いや今は筆記試験だな、と脳を切り替えた。

 

 

 

 

 

 

 

筆記試験は終わり、学校指定のジャージに急いで着替えバールを持って走り向かう……所々持ち込み可故か能力で作ったのか歯みがき粉や日本刀持ってたりしていたがコレは見ないことにした。

 

「ここが試験会場Aであってるかな……?」

 

と使い慣れたバール握り、回りの受験生を観察する何も持っていない人もあれば俺のように軽い武器を持つ人もあった。

 

………話す人がいない、孤独だ。

 

「試験開始いたします。」

 

急に合図がされる、多くの者が勘違いかと様子を見るが。

 

「もう開始されております、残り10分」

 

と冷淡に告げられた…………マジか、俺は走り出した個性飛行等の持ち主であろう者は空を飛び異形型は全般的に早い。まずはロボットの位置把握か……こんな受験生の近くには無いだろうし。

 

「目標捕捉ブッコロス」

 

あった、俺は突っ込んでくる1Pをこちらも迫り鉄と鉄の間に引っ掻け勢いを利用し破壊した。思ったより遥かに脆い。無個性でもカウンターをつけば余裕。

 

「次っ」

 

俺は1Pを動かないように首を折り、次へ向かう。すぐに倒せる機動系か目標を探れる探知か………そこら辺は考えてなかった。

 

「3P」

 

次は戦車みたいなものか、俺を認識すると大量の弾を発車してくる……試験で死亡事故は笑えないので恐らくゴム弾…ならっ気にする必要はない。

 

迫る為に数ヵ所の被弾なら気にせず、進むぶっちゃけゴム弾だろうと痛いしリアルなら確実にアウト試験だからこその戦法。

 

3Pの車輪が目前に迫る、バールを車輪に引っ掛け力一杯外すっこれが無理ならパンクを1~3個起こせば動かなくなる。

 

「今4っ次っ」

 

やっぱり時間が大敵だ、どれだけの敵をどれだけ探知しどれだけの倒すかか……一応倒す事は出来るがいかんせん時間がかかる個性を使ったとしてもほぼ変わらない。

 

「残り8分1秒」

 

どんどんカウントがされていく。

 

………コレは思ったよりも遥かにきつい。10分といえども確実に体力関係でへばるやつ出てくるだろ。

 

悠長にポイントなんてカウントできねぇな、と比較的よく見かける1ポイントをカウンターで破壊していきながら時間は進んでいった。

 

 

 

 

 

「残り1分45秒」

 

冷淡に告げられていく終わりの時間。現段階で取れているのは数えてないから分からない、そして現れるのは0P

 

「…………オイオイマジか。」

 

それは人が豆粒に見えるような大きさだった、それはこちらに迫りビルを破壊していく………他の受験生はこんな強大な敵に意味もない敵から逃げていく。そりゃそうだポイントが入らないのだから、自らの身を優先する。

 

だけどさ

 

ヒーローが敵から逃げていいのか?

 

仮想であろうと敵は敵だろう?

 

多くの損害をもたらしている現在進行形でそれを見逃すのか?

 

意味がないから敵を避けるのか?

 

いや ヒーロー は違うだろ……!!

 

「ヒーローの癖にヴィランから逃げたら、弟に格好つかないだろ!」

 

叫び、他の受験生と逆方向0Pの方へ走りだした。

 

恐らくこの眼を使えばいけるが、コントロールは全くできないつまり外したら終わりの一発勝負。

 

人を巻き込むのはダメ、またあの時のような使い方はしないっ俺自身の意思で使うんだ。

 

恐れるな恐れを勇気に変えろ、無謀だと笑われたっていいコレが俺の選んだ結末だ。きっと他の受験生はバカな奴だと言うだろう、ならばええバカですと返してやろう。

 

俺は包帯を外した、そして0Pを見定める。久々にみる左の景色、思ったよりも落ち着いている。只見るだけでは曲がらない……あの時はどんな風に使ってしまったのだろう。何か叫んでいる声がするが俺にはもう0Pだけしか見えていない。

 

「……………………」

 

0Pが目前にくる、受験生の一人が走り戻ってくる。俺は目の前の0Pの敵よりも遥かに恐ろしい恐怖を覚えるそしてすぐに……

 

「くるなっ俺の視界にはいっる………」

 

受験生の腕が視野に入りこう叫びが聞こえる。

 

「何をいってるんだ!、お前もいい加減早く逃げえっ!?腕がっ」

 

不幸にも救おうとした者の右腕は巻きこまれひしゃげた、そして0Pは只の鉄の塊のごとくベゴッと重低音を響かせひしゃげ後ろに倒れる、その後に土煙が舞う。0Pだけではない被害は0Pよりも少ないが建物も一部大きくひしゃげてしまっている。

初めて彼女の腕は 己の個性 を人に使ってしまった結果だった。

 

「ごめんな……さ……」

 

薄れ逝く意識のなか、そう言葉にするしか出来なかった。 それしか今の俺には彼女にすることは出来なかった。

 

 

私は気にもとめてなかった。0Pに立ち向かうまでは、只の特に強くもない受験者だったのに。

 

0Pが現れた瞬間に逃げを選択した、利益が全くない立ち向かう理由なんて存在しないから。だけどあの受験者は

 

「ヒーローの癖にヴィランから逃げたら、弟に格好つかないだろ!」

 

とワケわからんこと叫んで笑いながら0Pに突っ込んでいった、正直あいつは0P敵の恐怖で頭が可笑しくなったのかと疑うほどだった。

 

その最中で包帯をほどきそれが地面に落ちる。

 

「早く逃げろよっろくにポイント敵倒してない癖にお前に0P利益のない強大な敵に何ができるっ。」

 

私は叫んだ、逃げながらだけどあの無謀な受験者は動かなかった。

 

「ちっ」

 

舌打ちをして0P方へ向かう、あの受験者を止めるために0Pの前で棒立ちしているこのままだと。

受験というある意味安全が確保されている場所なのに嫌な想像をしてしまう。

 

受験者に近づくすると恐怖したような先程までとはうってかわった表情を浮かべ。

 

「くるなっ俺の視界にはいっる………」

 

とまたワケわからんこと叫び出した、視界個性のことか?だけど早く……

 

「何をいってるんだ!、お前もいい加減早く逃げえっ!?腕がっ」

 

するとベゴッという重低音を響かせひしゃげる 0P とグシャと生々しい音をたててひしゃげる私の右手があった。痛みは今は無かったコレがアドレナリンというやつかと妙に冷めていた、0P が後ろに大きく倒れ土煙が舞う。

 

そしてコレを引き起こした受験者は

 

「ごめんな……さ……」

 

と私に向かって泣いていた、そして倒れた。

 

「つぐぁぁぁぁぁぁ」

 

後から脳を焼ききるような痛みが走る、だが安全な場所へ移動させないとと本能で受験者の肩を背負い引っ張っていく………開けた場所に出た時。

 

「コレにて、演習試験を終了いたします。受験生の皆様はそのままお待ちください。」

 

とアナウンスが響いた私は思わずその場で、糸が切れるように倒れこんでしまった。




流れを理解、ロボット把握

相澤先生やマイク先生はまだ先生になってません。すこしだけ原作と入試の手順を変えております。6~5年位差あるし………

敵味方無差別超広範囲件火力自爆攻撃という迷惑しかない方法
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。