兄は弟を守りたい。(過去編)   作:夢食いバグ

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過去編多いから大丈夫かな?


緑谷 曲:オリジン

緑谷出久………弟のあの言葉に救われた後、少しずつポロポロ心の壁が崩れるように俺が思う イイコ でいることをやめ始めた。

 

普通にわがままも言うようになった、疲れたらいつも執着するようにやっていた掃除とかも休んでいた、押し黙るんじゃなくて義母さんもお母さんの時のように沢山喧嘩もした。忘れ物もして義母さんになにやってるのーと呆れられながら届けられた事もあった。

 

弟に付き合って、ヒーローごっこも前よりもよくやった俺は助けられる人かヒーローのサイドキッカーたまーにヴィラン役、弟は勿論ヒーローである。

 

「こいつは人質だっこの銀行の金は全部貰ってやるゼェェェ」

 

とできる限りの悪人ずらをしてお金に見立てた3時のおやつの義母さんが作ってくれた二つの皿に3枚づつ乗ったチョコチップクッキーを見る。

 

すると、人質に見立てたぬいぐるみが置かれたソファーの前に…………

 

「はーはっはっは、大丈夫 僕がきたっ!」

 

とヒーロー役のオールマイトのパーカーをきた弟がいきようように立つ。

 

「なにっ!?マイティーオールマンだとっ、だがこの人質だ……足手まといばっかりで闘えるか?ヒーローさんよ。」

 

と思い付く限りヴィランぽい台詞即興でを言っていく、ヒーローショーとかを見てると何となく身に付いていた。

 

そして弟はすっと横に入り、人質に見立てたぬいぐるみを持ち上げ 救い出す。

 

「もう人質は救出し終わった、くいぞっ デストロイトスマーシュッ」

 

「ナニイィィィッッ」

 

とそれなりのスピードでぽこっと腹を殴られて。

 

「グハァッ」

 

俺にとっては余りダメージはないが少し吹っ飛んだようにフローリングにゴロゴロと転がり、暫く動かなくなる。

 

そしてそのヒーローごっこを終わらすのはいつもの

 

「出久、曲おやつ食べないならしまっちゃうわよー。」

 

との義母さんからのお言葉である、せっかくのおやつが無くなってしまうのはお互いかなりの厳しいものがあった胃袋を掴む者は強い。

 

「いるー、お兄ちゃん大丈夫?」

 

と返事をしてから倒れたヴィラン役として動かなくなっていた俺に心配そうに覗き込み話しかける。俺がヴィラン役をやったりするといつもこうだ。

 

「大丈夫弟は本当に優しいな、おやつの時間だからなーよっしクッキー一枚やろう。」

 

と言う、そうすると弟は喜んで。

 

「ありがとう、僕の分も一枚あげるっ」

 

と返された…………俺は結局変わらないなという心の声と共に発生する笑いを可能な限りをこらえたが義母さんがその前にフフフとほほえましいように笑って。

 

「本当に仲が良いわねぇ。」

 

その返答は俺と弟は同じよう確めるように目を合わせてから口を揃え。

 

「「もちろんっ」」 

 

と言い返した、もうテーブルには牛乳で割られたカルピスも置かれている俺達は急ぐように席に座って戦い(ごっこ遊び)の余韻を楽しんでいた。

 

 

そんなあるとき、弟から俺の個性について聞かれた。

 

今弟は4才になり確か俺が個性が初めて出た年齢と一緒だ……本人もそろそろ出るはずと期待も高くなっているのだろう。俺は左目を隠すような包帯と、テーピングされている右手を確認し…………そういえば事件以降個性を一切使って無かった事を思い出した。

 

純粋に周囲にとっても危険な個性である事もあるが、多分俺自身が避けていた事とそもそもそんな個性を使うほどの大惨事にはあってはいない。長く使って無かった理由の結論は平和だからと言うことにしておいた。

 

「ねぇーお兄ちゃんの個性はなんなのー?教えてよー。」

 

と服を引っ張り回りをひょこひょこはねながら、俺はテーピングを外す前に。

 

「……俺の個性はちょっと危険だぞー、なんでも曲げちゃえるんだ。歪曲ってことにしておこうかな。

 

義母さーんもう使わない鉄のスプーンとかあるかなぁ……?」

 

と予め真剣な顔で危険性を伝える、そしてテーブル自体に触れて曲げる訳にもいかないので。そしてなるべく硬いもの方が危険性が伝わりやすいと考えた。

 

「うーん、あるけど何に使うの?」

 

と鉄のスプーンを一つ持って、顔に疑問符を浮かべたような様子で弟と俺がいる場所へと移動した。

 

「個性見せてくれるって。」

 

と弟が義母さんに興奮した様子でコレからする行動をいってくれるが…………

 

「曲大丈夫、無理ならやらなくてもいいのよ?」

 

と義母さんは事件の事もあってか、俺の事を気遣ってくれただけど………

 

「大丈夫大丈夫、あの時はコッチだったから。」

 

と義母さんを安心させるために包帯に隠れた左目を指足した後に中指→親指という順番でからテーピングを口ではずし。義母さんが持ってきてくれた鉄のスプーンの端をつかんでから………

 

「まずここに何の種も仕掛けもない、一つの鉄のスプーンでございます。コレを力いっぱい曲げてみて下さい。」

 

と手品師のように、少しおちゃらけて弟にこのスプーンは軽く曲がらない事を伝えるためにいったん渡したすると。

 

弟は渡されたスプーンをウ~ンウ~ンと唸りながら力をいっぱいに込めて曲げようとするが当然曲がらない。

 

「無理………」

 

と少し息切れを起こしぜーぜーとすこし荒い呼吸音が弟から聞こえる。

 

「さてでは今度は俺がやってみましょう。」

 

と鉄のスプーンを持ち5本の指すべてに触れさせるすると………まるで紙のように力をすこし入れるとクシャリと軽い音をたてるかのように曲がる、俺はそれを曲げ続けて最終的には鉄のスプーンは一つの鉄の玉コロに変わっていた。

 

「…………コレがお兄ちゃんの個性?わー凄い、鉄のスプーンを玉にしちゃった。

 

個性が出たら、僕もこんなこと出来るのかなぁ楽しみだなぁ、お母さんの引き付けるやつかなぁ?お父さんの火を吐けるのかなぁ……それとも別のやつかなぁ?」

 

と自身の個性を更に連想させる、基本的に個性は親のどちらかの物かまたは複合型が多い異変等も勿論存在するが数は少ない方であろう。

 

そして楽しみに連想しているところを悪いがすこし水を指させてもらった、コレはとても大事なことだからだ俺は親指と中指に個性を見せるのを終わったのでテーピングをして丸い鉄となったスプーンの残骸に触れて個性が発動しない事をちゃんと確認してから、弟の頭を撫でる。

 

「楽しみしているところ悪いけど、なんで俺がこの個性をちょっと危険って言った理由わかるかー。」

 

そう言うと、自身の個性への期待への言葉をやめてから何故なのかうーん、と考え出すそして確信は出来ないのかちょっとしどろもどろに。

 

「もしかして、個性を抑えることが出来ない………?いつもお兄ちゃん右手にテープ貼ってるし、今日個性使う時に外してた………」

 

うん、 正解 俺は幼いながらもしっかり考えることの出来る弟を見ながら更に言葉を続ける。

 

「うん、正解なんでも曲げちゃうんだ生き物でも、人でもさっき弟の頭を撫でただろ?その時にテーピングして無かったら頭が個性により凹むように曲がってたかもしれない、握手とかも出来ないんだ骨とかもすべて曲げちゃうから。

 

だから弟には、個性が発現したときには気を付けてほしい。個人的には特に義父さんの個性かな火はすこしでも残ってれば引火して広がる、どんな個性でも人を救うことが出来るかも知れないが同時に人を傷付ける事もあるからね…………」

 

弟はサァと軽く青ざめてから、意思を固くしたようにこちらを見据えて。

 

「わかった、僕個性出たら気を付けるよ。」

 

「あぁ弟は 俺のようになるなよ 。でコレで個性の発表は終わりとする解散解散」

 

と左手がないので、手を叩く代わりにテーブルをガンガン叩いて解散の合図とする。同じ湾曲だが性質の違うものもあるが…………右手の歪曲とは違い、事件の頃突然発現した物だ弟は俺の個性を見せてと言っただけだから 個性の一部 でも問題ないはずだ、と弟にすこし嘘をついてしまったような気分を誤魔化した。

 

 

もう弟が5才近くなった、一応まだ4才だが義母さんにちょっとづつ焦りの色が見え始めた。

 

弟が通っている、幼稚園ではもうほとんどの子は発現している………義母さんは弟を病院に連れていった恐らく個性がなんで出ないかの検査だろう。

 

そうして帰ってきた、行くときには晴れてたのに急な雨のなか 暗い表情をした 義母さんと弟が、いた弟は夜遅くなのにすぐにパソコンのへやへと向かって行った義母さんもそれを追いかける。

 

……………俺はついては行けなかった、俺はあくまで家族だが根本的に血が繋がってない個性の話に関与は出来ない、パソコンの部屋の前で立ち尽くす。

 

中から弟が好きなヒーロー、オールマイトのデビュー動画の音声が漏れる……笑って皆を救うヒーロー

 

「お母さん、どんなに困っている人でも笑顔で助けちゃうんだよ………超格好いいヒーローさ、僕も成れるなぁ…」

 

「……!!!ごめんねぇ出久ごめんね……!!」

 

中から、弟と義母さんの泣く声が聞こえた。もし俺の個性が弟にあげられるなら左目をえぐり渡すことも一つだけ残った右腕を引きちぎることでも躊躇しない、弟は俺を救ってくれたヒーローなのだから……

 

中に聞こえないようにぼそりと溢す。

 

「なれるよ、弟なら……俺を救ってくれたんだから。もし世の中が無個性でヒーローになることを邪魔しようとしても俺が弟の代わりに螺曲げてやる。」

 

頬に目から出た涙が伝う、どうやら家の中でも雨は降ることもあるようだ。

 

俺は自室へと走った、勉強用具しか無い部屋に鍵をかけ漁る。世の中は無個性でヒーローは前例がないだが許されてはいる、優秀な個性出ないと無理という認識自体があるためにそもそもやってないこともあるかも知れないが 0% ではない、ヒーロー免許を弟が無個性で取ったとしても最初に雇う人が居なければやってはいけない、そして活躍がなければそのままだ。

 

俺は弟の為にできる限りの事はしてやりたい、いやするんだ全ての障害を螺曲げて特例を作ってやる。

 

「…………曲っ曲?!開けてっ何をしているのっ」

 

義母さんが、俺の事に気がついたようで部屋をドンドンとノックをする。なんでそんなに焦っているのだろうか?俺は部屋を開けて 笑って こういったんだ。

 

「義母さん、俺ヒーローになるよ。」

 

できる限りの笑顔で、弟をサポートするにはまず現場をしる必要があるそして弟がヒーローの免許をとったさいに初期の不安定な状態を安定させる為のサイドキッカーとして雇い活躍させる。最終的には弟のサイドキッカーとして補佐をする。

 

義母さんは俺の発言を聞いて、酷い顔をしていたなんでだろう?だからこういったんだ。

 

「こういうときは笑った方がいいよ、辛いときほど。」

 

俺はとても酷い顔をしていたのだろう。




緑谷曲はヒーローを目指すことになりました。インコさんストレスマックス
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