兄は弟を守りたい。(過去編)   作:夢食いバグ

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まぁ当然こうなるよね、大丈夫大丈夫


痛みと接触と勉強と。

また明日、うんいつものようにしようとしたんだまさかね…………出ようとした瞬間に

 

「ウエァァブァァクルセアブルジョォオォっおっ」

 

酷い筋肉痛だよっ、アホみたいに痛いよ!わーい朝のジョギングっていう気分じゃないよ!軽く起き上がろうとして激痛走ったよ、今を布団の上でゴロゴロ転がり回っているうんなんと滑稽。

 

これじゃ戦闘スタイルを決めたり肉体改造としてまた走り込んだら足壊しかねん、勉強も大切だしそれ中心に行くか……まだ解読も読み込みもぜんぜん済んでない本あるし。

 

あっバタバタっと音がして、合鍵であろうかそれで扉が開かれる。

 

「曲っどうしたのっ、煩いわよ。」

 

と義母さんが入ってくる、どうやら起こしてしまったらしい。

 

「………筋肉痛。」

 

と一言言うと、

 

「あんなに無理するからよ、自分のせいと思いなさいあぁ出久も起きちゃったじゃない。いつも早く起きて、ジョギングしてるのは知ってるけどたまにはゆっくりしてもいいんじゃない?」

 

とゴロゴロ転がり回っている俺を見てフフと笑い、ナニー?と眠たいめをこすり起きてしまった弟の頭を義母さんは撫でた。

 

「いや、そこは心配してよ義母さん。」

 

と俺は落胆した、だけどとても嬉しかった。

 

「…………ぶぁぁぁらりらー」

 

そしてまた筋肉痛で転げ回った、義母さんは見てはいけないものを見たように弟の目を塞ぎながらそっと扉を閉めた……うん確かに暴れぐらいが酷いけど本当にその対応はないと思う。

 

悲しいよ俺、確かにふざけたところもあるけど。

 

 

今日は家族と朝食をとった、ちゃんと腕を降ったからか腕も痛い箸を持つ手がぷるぷる震え足も震えているためマナーモード状態で着信のかかった携帯、着信音もつけば完璧。

 

「ねぇお母さん、お兄ちゃん大丈夫なの?」

 

と弟まで可哀想な物を見る目で見つめないでほしい、お兄ちゃん泣いちゃうよ、3~2~1~

 

「バカやったからよ、出久はこんな無理しないでね。」

 

と義母さんは呆れた口調で厳しいお言葉をくれた、もはやメンタルに止めである。

 

「やめてっ昨日は俺が悪かったから、そんなに集中攻撃しないで下さいっ。」

 

と軽く叫び懇願する、本当にすまないと思ってるんだいやちょっと鍛えようかと思ったらこんなことになったんだ悪気はないだから止め……

 

「だったら、気を付けなさい。」

 

「はい、はい。」

 

「はい、は一回。」

 

「はーい。」

 

義母さんには敵いません、強いから武力的な意味じゃなくて本当に強いから。

俺は作ってくれた朝食を口に含み、お米を噛んでいた。歯に固いのが詰まったもにょもにょした。

 

「ごちそうさま、義母さんそして弟行ってきます。」

 

「「行ってらっしゃい」」

 

と玄関に出ていこうとした辺りでずっこけた、これ学校遅刻せずにいけるか……うん多分いける。

 

 

遅刻への期限を示す学校のチャイムがなる……

 

キーンコーンカーンコーンキーンコーン

 

「ぬおぉぉぁっぁぁぁ」

 

そして俺はこの有り様である、遅刻じゃないけど遅刻寸前だよ校門前の先生だって必死な形相過ぎてビックリしてるよ。後のカーンコーンまでにつけば間に合うっ

 

カーン

 

目の前に見えしまりかけている、更に動かない足を動かせっこれで後が変わるっ。

 

コーン

 

ンの辺りで間に合わないと悟ったそのとき衝撃が走る、感動とかそう言うものではない物理的なあの時に似た衝撃だ。

 

俺は何かに撥ね飛ばされた。

 

飛ばされ行く視界に見えたのは直立のまま高速で移動する、2学年ぐらいの少年 驚愕する先生 そして迫りくる地面。

 

俺は飛ばされたさいの背中に違和感を感じながら受け身?と言うものを取ろうとしたが、勿論格闘技の本にちょこっと乗っていたのを読んだだけ、いっさいそんな練習もしてないので……

 

ゴシャリ

 

なにもできず重力に従い音をたてそのまま地面と仲よしになった、俺は身体中にくる鈍い痛みを感じながら顔をあげた。

 

「大丈夫か!きみっ起きられるかっ意識はあるか、起きられないなら肩を貸すとりあえず早く保健室にいくぞ。お前もだっ何度この個性を遅刻が怖いからって使ってっいずれ人轢くぞと何回も言ったじゃないか。」

 

先生は鬼の形相で、直立の不動のまま高速移動していたに2学年ぐらいの少年は青ざめている、なぜか他人事のように大変だなぁと思った。少年は声も出てない、目の前の現実を信じられないのかなと?

 

「意識は…ありま…す、色々…痛いので…肩……貸してくれると…嬉しいです。」

 

とりあえず、色々(地面との接触+轢かれた+筋肉痛+精神ダメージ)本当に痛いので肩を貸してもらうことにした。こう言うときにも左腕がないと不便だ右腕からしか貸せないのだから手間がかかる。

 

「よいしょっこのまま、保健室にいくぞ。お前もついてこい、コレはお前の起こした事だ最後まで見届けろ目をそらすな。」

 

と二学年ぽい少年に先生は言い捨てる。

 

「うぇぇぇん」

 

と少年は泣く、そして保健室に歩く。ぼんやりと後ろを見たらポツリポツリと水の後。

 

俺はそのまま先生に保健室のベットに寝させられた、上を見る点滴の管が見えないこと以外はとともよく似ていた。

 

俺は、先生から定義された質問【頭をうっていないか、とりわけ痛いところはないか、意識は安定しているか等】をちょっとずつ話して2学年の俺を轢いた少年も事情を聞かれているようだ、それをBGMにしながらゆっくりと目を閉じて堕ちるように眠りについた。

 

 

「………!?」

 

次に目を覚ました、時計を見た眠りすぎたと思ったもう給食も終わっていた。

 

「先生っ今からでも授業に行かせてください。もう大丈夫です。」

 

と言った、欠席するのは悪いことだそれに自分の分からない所も分からなくなってしまう可能性がある。それに遅刻の件もある、遅刻と多数の欠席が重なって個人的に大変。

 

「…………いや、もう両親に連絡した。自宅で休め、授業は後で先生に聞いて……」

 

「えっ俺両親に連絡されるような事しました?もしかして遅刻の事ですか!?あれは本当にすみません、昨日走りすぎて筋肉つ………」

 

先生が迫る、あれ言い訳したのが不味かったであろうか本当に遅刻の事であってたのかな、初めての遅刻だしなもう少し軽く見てくれても……

 

「お前……本当に頭うってないのか……?それとも勉強のやり過ぎか、ストレスか?とりあえず休め早く休め、一応頭をうってないか医者に見てもらえ。」

 

と真剣な表情された、確かに医者に見えもらうの大切だもし骨が折れていてそのままにしていたり脳は内出血を起こしているかも知れない。

 

「分かりました。」

 

そう、返事をして保健室から外に直接出れる道を先生同伴で歩き途中で義母さんと代わった。

 

「2学年の子に轢かれたって聞いたわよっ」

 

あぁ ソレ だったか、やっと合点がついたそりゃあ間違った回答をしてしまえばそんな事にもなる。

 

「大丈夫だよ、でも先生は一応頭をうってないか医者に見てもらった方がいいって。後ごめんなさい。」

 

と笑顔で返した、大丈夫だって笑顔ぶつかられた事だってそもそも俺が遅刻ギリギリじゃなかったら起きなかった事だし。わざわざ義母さんの手間をかけさせてしまった。

 

「謝らなくていいの、お医者さんにすぐいきましょ。」

 

と肩を叩かれる、そうして車の助手席に座らさせ掛かり付け医に向かって行った。

 

診療所につき俺は義母さんとともに待ち合い室で呼び出しがくるのをまった。

 

この待つ時間がなんとも言えず、図書館で借りた格闘の入門書を読んでいた。

 

「緑谷曲君と緑谷インコさん、お越しください。」

 

とアナウンスが入る、俺はその本に栞をつけてしまい義母さんの後をついていった。

 

「あぁ、君が緑谷曲君ねそこ座って。たしか轢かれたんだってね。」

 

と髭と髪?が特徴的な先生にそういわれ。

 

「はい、頭をうっていたり骨が折れていないかとか確認してもらえと言われました。」

 

と答えたすると目の前の医師は特に痛むところはないか等の質問をしてから。

 

「何ヵ所かレントゲンとるから、こっち来て。」

 

とレントゲン室と書かれた部屋に誘導され向かう、そこで頭と全体の二つのレントゲンをとられた。

 

で俺は戻り、医師は録ったレントゲンをはり簡単な説明をした結論は打撲はあるが頭もうっていないし骨もおれていないだけど安静にしてた方がいいとのことだった。

 

「義母さん大丈夫だったね、頭をうってなかったよ。」

 

と言うと、義母さんは安心したような表情をして。

 

「だけど安静にしてるのよ……」

 

と医者にお礼を告げてからまた助手席に乗せられ幼稚園によって弟が拾われてから自宅に帰っていった。

 

 

俺は自宅にきてすぐに部屋に行って、布団で安静にしていた当然2~3日激しい運動は控えるようにと言われている、これでは訓練が全くできない困った。とりあえず本だけ読んで知識だけでも蓄えておこうそれに勉強もしなくちゃ後最近疎かにしてた義母さんの手伝いとかも………

 

うん、訓練抜きでもやること多いな……

 

ヒーローになるためにする事って大変。

 

俺はその後ご飯よーと呼ばれて、ご飯食って歯磨きしてスクワット等の室内運動の代わりに本読んで寝た。

 

早めの目覚ましの音で目が覚める。

 

朝コレは癖になってるのか早めに起きて勝手に鍵開けて、走りに………うんいかんな新聞だけ取ってこようとした時に2学年の直立高速移動していた少年が玄関前にたっていた。

 

「うん、大丈夫眠くない?」

 

と声をかけた、普通は俺が言うのもなんだが小学生は眠っている時間だ。

 

「包帯のお兄ちゃん、ごめんなさい。個性使って轢いて怪我させて。コレを言いたくてここに来たんだ。」

 

と深く深く礼をしていた。俺は玄関を開けて少年の前にきて口を開く。

 

「ごめんなさいができることは良いことだ、後誰かを傷つけちゃうと傷付けたその人だけじゃなくて君のお父さんやお母さんも悲しんじゃうからね。沢山沢山怒られちゃったでしょ。」

 

と少年は俺の方を見る、そしてまた泣いてうつ向いてしまう。

 

「お互い悲しくなっちゃうんだ、だから気を付ける必要があるんだよ?多分君の両親は君の事を思ってる、だからさまたこんなことが起きないように。遅刻しないようにしっかりと朝起きて両親におはようっていってね。」

 

俺は笑って、今までのお母さんに出来なかった後悔を綴り戻って玄関の扉を閉めた。

 

少年がどう捉えるかは分からない、謝罪も許しも救済もすべては自己満足のひとつでしかないのだから。

 

何てね、俺は走れなくなった代わりに自室にこもり授業に出れなかった分を挽回しようとした。




事故で才能が開花した人は脳を損傷してるんだ、それにより記憶力が極度に衰えたり耳が聞こえなくなったり、それを補うかのように新たに身につける………

この曲は 何を失って 個性のある左目〈才能〉を手に入れたんだろうね。

曲は現時点で戦闘面的な能力はあまりありませんだから普通に個性にひかれます(物理)ひかれた後の対処もできません(受け身)
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