兄は弟を守りたい。(過去編)   作:夢食いバグ

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運動はしません、戦闘とかそういうのは待ってて今曲くん今即死技か回復不可能攻撃か超広範囲自爆技しか持ってないから、スキルツリーが歪みまくってるから。

現段階バランス悪すぎるだろ、野菜もとれよ。


Qヒーローの主な出現地A平和じゃない場所

俺は2~3日運動もせず、只学校に行き欠席を取り戻すように先生達に質問を繰り返し、空き時間に本を読み教科書を読んで勉強をしていた。家ではお風呂掃除や皿洗い、掃除機がけ等の手伝いそしてまた自室に引きこもり本を読んだり、解読したり勉強したりしていたので体の鈍りが心配になる。

 

とりあえず、本の大体の解読はまぁ大雑把だけど進んでいる。専門用語がなぁ……わざわざ使わなくていいよ説明省略しないでお願い、本当に分からなくなるからふぃーりんぐだから?

 

と言うとこはさておき………近所がソレなりに平和すぎてヒーローに会わない、ヒーロー研究ノートが全く進んでないほぼ真偽もよくわからんネット情報の纏めという……例えるならば急いで作ったレポートよりも酷い状態になっている。

やっぱりこう言うものは実物を見ないと………ちゃんとした物にはならない百聞は一見にしかず?だったけそんなものだ、そして今日曜日義母さんからの用事もなくまぁ当然。

 

犯罪多発地域(都会)に行き、ヒーローを見に行こうかと思った。義母さんには少し長く遊びにいくと誤魔化して、おこずかいもほとんど使わずに貯金だった為行く余裕はある。それと誤魔化す為のお土産代も、だって犯罪を間近で捕まえるヒーローを見に行きますと言ったらぶっちゃけ犯罪を目の前で見てきますと同等の発言である、ヒーロー社会で麻痺しがちだがヒーローと戦っているのは気取ってヴィランと呼ばれるが犯罪者それ以下でも以上でもない。

 

「うーん……いつものように手紙残して行くか。」

 

普段は訓練で暫く走りにいきますと置き手紙を残して行ったが、暫く友達と遊びに行きますでいいだろうか?いや遊んでていいのか課外学習………って学校かっ!このやろう、遊びが無難かやっぱり………うん怒られたら謝ろうこれが黄金色のお菓子ですっていう感じでお土産持って。

 

と朝早くいつもならランニングの為に朝早く起きていた時間に手紙を書いてテーブルにおき、ヒーローノート3種と財布をリュックサックに入れて持ち鍵をかけて家を出て行った。今日は曇りのようだ、空がうすぐらい。

 

 

そこは人が沢山いて、洪水のように流されてしまいそうだった。その人達は思い思いの所にいこうと統一性がなく動く…………

 

「これが都会………」

 

妙な感動を覚えた、本物の都会には敵わないかも知れないが俺にとっては十分都会である人が沢山いて迷子になりそうなら都会?である。

 

いやいや感動している場合ではない、ヒーローを探さないとそれが目的なのだから……犯罪はどこで起きやすいか?万引きや等は店のなか、引ったくりは路上………うん狙って合うのは無理。とりあえず歩こうそのうち出るだろ多分きっと。

 

……………なんか犯罪を待ちわびているようで不謹慎だが。

 

そうして、少しうつ向いて空を見上げた……

 

 

 

暫く歩き、人混みと興奮する人たちの声 火花 叫び 衝撃 壊れる音 どことなくヒーローショーの音と似ていて………これが現場だと知った。

 

舞台は仕切りのない町中、暴れるのは犯罪者、興奮する一般市民を押さえる警察官、そして多数のヒーロー………一般市民はヒーローを応援したり、犯罪者とヒーローの戦闘のせいで通れなくなった道にイラついていたり等していた。

 

俺は呆気にとられてしまった思考をすぐさま戻したノートを取り出す、そしてペンを口にくわえる今戦っている相手は犯罪者側恐らく飛行長時間空中浮遊を行っている相手のヒーロー側は手から水を勢いよく出すものと光弾を発射するもの、どちらも空に向け相手に当てようとしている。………見る限り連射ができるが。

正直お互いの体力勝負相手で犯罪者は水と光の弾幕の中をすいすいと避けて行く……こう言うときの対処は…この個性だと、まだダメだすぐに考え付かないこんなのではダメだ……

と書き記しながら思考する、今ある手札でどう動くかそれができなければならない。今回見れるのは2ついや犯罪者入れて3つ逃してはいけない戦闘における個性を公使する実際の場面なのだから。

現在の戦いは、弾幕勝負当たるか避けるかまたどちらが体力が切れるか…………水を放射する者は体力などが切れているが光弾の方はまだきれていない、コレは実力差ではなく本来得意とする舞台の差。

多分光弾の方は遠距離を主としているが放水は中距離より遠距離は専門範囲外………

 

そこで……硬直した舞台をひっくり返す、新たなヒーローが出た。

 

その男は燃えていた、熱気が辺りに漂う……水の弾幕も途中で蒸発し煙を作り出して一般市民には見えない。その後突風が吹き荒れる………男性の一人が。

 

「エンデヴァー、エンデヴァーが何でこんなところにっ!?」

 

「えっマジ?あのエンデヴァーかよっ!?」

 

「これならすぐに終るなっ!」

 

「あのヴィランやっちまえーエンデヴァー!!!」

 

その声は伝播する、まるでその燃える男がもつ熱が伝わるように。一人で空気が変わる人も気温も、何もかも舞台はその男が主役だというようにあっという間に整えられた。

 

その燃える男、エンデヴァーは飛ぶ犯罪者に向かうと火炎を使わずに只近づいたまるでこんなやつに火炎を使うまでもないと名言するかのように熱のみで相手を行動不能にして行く。

 

犯罪者も抵抗はする、だけど地の速度が違う個性錬度が違う…………格が違うとはっきりわかった。

 

ノートに書き記してゆく、最初から最後までを…………すべてを見逃さないように。

 

そうして4名記載された、ノートをリュックサックしまい帰るもうそろそろ帰りの時間も含めると門限になってしまう………誤魔化す為のお土産はどうしようか?お茶プリンでもデパートで買って帰ろうかな。

 

と空を見上げた、雲は少しある晴れだった。

 

 

「ただいまーコレお土産。」

 

自宅に帰る、靴を脱ぐ感覚にちょっとした解放感を覚えながら買ってきた抹茶プリンをテーブルの上に置く。

 

義母さんは俺を見ると………

 

「お帰りっお友だちとの遊び楽しかった?」

 

と様子を聞いてきた、コレはどうしよう……本当は一人でいってきたんだよなぁ……えっとまずこれだなこれでいける。

 

「あー、ゲーセン行って全く取れなくてさー少し笑われちゃって………でムカついて、プリン買ってきた。おこずかいだけは貯めてるからな。」

 

と頭をフル回転させながら言った、これなら大丈夫だ目がじゃっかん泳いでるのはゲームセンターで物が何も取れなかったせいにしてくれるだろっ信じて。

 

「相変わらずね……プリンは今日の夕飯に出すから冷蔵庫に入れておくわね。」

 

と義母さんは俺にはなんだが分からないように、相変わらずねと言葉を吐いた怒ってはいないがどこか見透かされているような気がした。

 

「有名な所のプリンの一番人気だから、高かったおこずかい吹き飛んだその分美味しいはず義母さんも楽しみにしてて。」

 

誤魔化すようにプリンの話をした、実際に高かった持ってきたおこずかい半分程吹き飛んだ………悲しい恐ろしや専門店。そうして自室に戻り鍵をつけノートの清書をしようとしたが……………

 

「お兄ちゃん、少しいいかな……?」

 

と弟が俺の部屋の前に立っていた、問う声音は何処か弱々しい。

 

「いいぞ、立ってるの辛かったろほーれ入れ入れ。なーんにもないぞー」

 

と鍵を開けて、弟を招き入れた……ほぼ勉強用具しか無いから漫画本とかもいれた方がいいかな……戦闘とかしているやつなら戦闘スタイルの参考になるものあるかもしれないなぁ……とボンヤリ思いながら。

 

 

僕のお兄ちゃんは、優しくて苦手なことでも努力をして何でもやっていた運動も毎朝早くから起きて走っていた事を知っていた。かっちゃんがやれば何でもできるタイプならお兄ちゃんは出来ないことでも範疇にしてしまうタイプ。

その背中は、大きく見えるがなぜか傷だらけに見えたでも笑ってたただ笑ってたんだ。

 

お兄ちゃんの部屋に入った、そこには一面の本と勉強用具しそれ以外のものは布団と勉強机ぐらいしか見当たらない、勉強机には借りた本が5つ積まれていて横には読めなかったものと題名されているノートが置かれていた。

僕は床に座り本の状態を見た、どれも買ってそのままでなく便箋が至るところに貼られ膨張している。

 

「うーんで、話ってのはなんだ、お母さんに隠し事があって共犯にでもしに来たか?」

 

とお兄ちゃんは悪どくふざけたように言って、僕の目の前に借りた本を一つ取り座った。

ページがパラパラとめくられる音がする。

 

「いや、そんなんじゃないよ!そんなことしてないよっ!」

 

「本当かぁ、そんなに焦ることないのになぁ………なーんて冗談冗談でなんだい?」

 

と本を持った右手をブラブラさせてニヤリと笑ってお兄ちゃん言った、僕の事を少しからかうようにでもそれは緊張を取り除こうとした配慮だった。

 

「僕、ヒーローになりたいんだ。」

 

振り絞った、一声だった……お兄ちゃんは一つ呼吸をしてから本を側に置いてから手をとって。

 

「なれるさ、……弟なら。 自慢の弟だからな。」

 

呟くように言った笑わずに……否定も……泣きもせず……当然の事のように。

 

「………本当に?嘘いってない……」

 

「こんなところで嘘言うほど空気読めない人だと思われてる?お兄ちゃん悲しいよっいつも空気読んでない自覚はあるけどさぁ。」

 

うん……そこでそういう方が空気読んでないと思う、と言う思考はひとまず置いておくお兄ちゃんは本当に僕がヒーローになれると言ってくれたと言う事実が残る。

 

「所で、俺が部屋に入って最初に言った事を覚えているか?」

 

と突然言われた何がなんだが、お兄ちゃんの発言の意図が読めず。

 

「いいぞ、立ってるの辛かったろほーれ入れ入れ。なーんにもないぞー」

 

「…………違うそっちじゃないっ。」

 

とお兄ちゃんはジーザスと言い出しそうに頭を地面につける………さっきまでの僕の感動を返して下さい。この妙な感情をどこにぶつけていいかわかりません……

 

「お母さんに隠し事があるから共犯になれ!!」

 

「ええエエェェ」

 

「はいっ気づかれるからシっ大声禁止」

 

と口を塞がれてモゴモゴさせられる……と言うかお兄ちゃんの方だったのか……てっ何ナニ隠してるのっいったい!?

 

「手紙に友達と遊びに行くって書いてあっただろ?あれ嘘なんだ本当はコレを作るためにヒーローの現場見に行ってたんだ………」

 

と持っていったリュックサックからヒーロー研究と命された、戦闘/個性/振る舞いと三冊に分けられたノートが出てくる。

 

「ネット情報だけだとどうしても足んなくてなっうんコレは仕方がない事なんだよ、危ないって言われるけどさぁ………」

 

と目を泳がせる、うんてっえっ?

 

「お兄ちゃんもヒーロー目指してるのっ!?」

 

「いやっ、今まで気づかなかったのか弟っ!?」

 

お互いにお互いの人差し指を向けながら、驚愕しあったそのあと思いっきり笑った。

笑いながら床に置かれたノート一つを手に取り。

 

「お兄ちゃんコレ見てもいい。」

 

「いいぞ、まだろくに清書してないから汚いがな………読めない所があったら言ってくれ多分俺でも読めない所がある。」

 

そう言われて開くと………殆どの読めなかった、汚すぎて唯一無二読めたのがエンデヴァー。

 

「……お兄ちゃん今日エンデヴァーにあったの!?」

 

「うん、そうだぞーとても熱かった。熱だけでヴィラン倒してたなーそうだ弟もコレ書いてみたらどうだ?中々に頭使うぞ、ヴィランが今いる個性でどう倒せるかとかそういうものを思案して見ると。

 

まだ弟は遠くに行くには誤魔化せるほどの理由は少ないかも知れないから後々ということでな。」

 

と笑ってノートを一つ差し出された。僕は受け取ってちらりとノートを確認した。

 

「………うん」

 

これで僕とお兄ちゃんはお母さんへの隠し事を共有した。そこに………

 

「出久~曲~ご飯よー。」

 

という夕飯ができたため呼ぶお母さんの声が聞こえた、そこで出たお兄ちゃんが誤魔化す為に買ったお茶のプリンは僕にとってはまだ苦かった。




曲くんが行ったのはガチ都会ではありません、都会気分の普通の所です。ノートの書き方はペンを口に加えて右手でノートを支えて書いてるので汚いです、ので後で自宅で清書というなの解読作業と内容の肉付け考察を行います。

行動範囲が狭い子供に取っては十分都会です。えっジョギング、運動?それは同じ場所をぐるぐる回っているだけです。
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